Windows8発売、メーカー10社のハイブリッドPCまとめ

2012年10月26日

2012年10月26日、Windows8発売。

Windows7の発売から約3年。進化したというより変化したWindowsが消費者に受け入れられるか、PCメーカー各社のギャンブルが開始。8はどう見てもタッチ操作用なので、ハイブリッド(ノート兼タブレット)PCをまとめ。

先に国内有名メーカー、次に海外メーカーの順。

国内PCメーカーのノート兼板PCは約15万円より

国内5社より、1メーカー複数機種有る場合は安い物をピックアップ。

東芝「dynabook R822」は約15万円

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source:東芝dynabook R822発表、スライド&チルトWindows8タブレット/ノート-Engadget

東芝のくせにやたら高いハイブリッドPCは予想価格15万円前後。

画面がスライドしキーボードの上へ納まるタイプで、180度画面を倒し手前へずらすとタブレットPC化。

重量は約1.5kgも有る割にバッテリ駆動は約6時間と短め。一体どういう環境で使えば良いのか私には分からないけれど、必要な人も居るのでしょう。

性能は悪くは無く、Core i5以外にSSDが128GBと、SSDにしては容量大き目な辺りが特徴。オフィス~ビジネス2010が付いているので、PC本体は12~13万円くらいの設定かと。

dynabookの良さはダサいけれど比較的安い事。高いdynabookはどうなのか。 

富士通「STYLISTIC QH77/J」は約16万円

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source:【PC Watch】 富士通、Core i5搭載でキーボード合体式の11.6型ハイブリッドPC

富士通は東芝より一回り小さい11.6型で、見ての通り画面が外れる形。

性能はdynabookと似ているけれどSSDが64GBでHDDは非搭載。やっちまったなぁとしか思えない、販売店が戦慄する罠PC。

更にメモリはオンボードなのでメモリ故障=マザーボード故障となり長期保証は必須。発売時に16万円なら、適正価格は2~3ヶ月後で9万円前後でしょうな。

利点はキーボードが外れる事で、画面側の重量は約850gと軽め。キーボードと合体するとバッテリ駆動時間が約10時間と長め、但し重量1.7kgと重めに。

SSDの小容量過ぎて何に使わせたいのか不明な一品。

ソニー「VAIO Duo 11」は約15万円

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source:【PC Watch】 ソニー、11.6型フルHDの“スライダーハイブリッドPC”「VAIO Duo 11」

東芝と同じくスライド式のノート兼タブレット型。

dynabookとの違いは、写真上のスタンド部分が手前へ倒れてモニタが収納される仕組。それは良いけれど、ノート状態時のモニタ角度は固定。

別の記事でソニーの企画か開発の人が言っていたけれど、頑丈にする為に角度の調整を犠牲にし固定したとか、ソニーの平常運転ですな。

性能はdynabookと似ているけれど大きな違いは11.6型でフルHD(解像度1920x1080)な事。かなり見づらいと思われる為、検討しているならソニーの通販では無く店頭通販などで現物を確認しましょう。 

パナソニック「Let's note CF-AX2」は約16万円

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source:ASCII.jp:写真で見る、変形する新型レッツノート「CF-AX2」【更新版】

画面が後方へ360度回転しタブレット型になるレッツノート。

キーボードが底になり、ひょっとしてギャグでやっているのか?と思ったけれど、後に出るNECやレノボも同じ形。

性能はVAIOやdynabookと同程度。11.6型でHD解像度(1366x768)の採用は、いかにVAIOが無茶をしているか判りましょう。

レッツノートにしては価格が控えめと思ったけれど、オフィスは無しなので、その分高額という事。

その他、レッツノート~AX2については過去のまとめ記事にて。

NECはWindows RT「LaVie Y」約9万円

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source:NEC、Tegra 3搭載Windows RTコンバーチブルタブレット「LaVie Y」発売 - ITmedia

NECはWindows8では無くRTでハイブリッド。8とRTの違いはこちら

NECの割に価格が他社より5万円近く安い理由は、Windows RTという以外にオフィスが標準で入っており付ける必要が無く、そしてレノボと一緒にやっている為でしょう。

NECのWindows8かつタッチ操作はノートも有るけれど、今回はハイブリッド型のみでまとめているので除外しております。

発売時9万円なら、4.5万円前後が買い時でしょうな。

 

海外PCメーカーは国内メーカーより安いけれど高め

海外メーカーも大して安くは無し。タッチ操作、変形設計が高額化の原因か。

Lenovo「IdeaPad Yoga」約12万円

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source:【PC Watch】 レノボ、液晶が裏まで回ってタブレットになる「IdeaPad Yoga」

レッツノートのように360度回転し、キーボードが底になるタイプ。

当初、レノボが出すなら価格重視のユーザには本命になるかとおもいきや、まさかの約12万円より。

レノボは性能低めなショップ在庫の格安ノートと、通販の2~3重価格な高額ノートと分かれており、今回の製品は後者のようで。

性能、重量、バッテリ駆動など国内メーカーと比較すると微妙に劣る箇所が有るけれど、比較的安い辺りがよろしいかと。

但しオフィスは別なので必要なら東芝とかの方が安いかも知れない。

DELL「XPS 12」約10万円

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source:デルXPS 12国内発表、フリップでタブレットになるWindows8 Ultrabook-Engadget

モニタの回転にこだわるDELLは約10万円。

性能は東芝などと同じようなものなので、メーカーにこだわりが無く安い方が良いなら有りかも知れないけれど、DELLにしては高い。

微妙なところは12.5型で解像度がフルHD。VAIOほどでは無いとしても、タッチ操作で小型高解像度は拡大する前提なのか。

なお、バッテリ駆動時間が約6時間は国内メーカーより短く見えるけれど、国内メーカーはJEITA測定法というインチキくさい測り方で、DELLは実測やベンチマークなので比較は出来ない。

Acer「ICONIA W510」約9万円

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source:Acer ICONIA W510 国内発表、Windows8で9時間駆動のClover Trailタブレット-Engadget

Acerもこれまた高めで約9万円。富士通のように画面が外れるタイプ。

性能は価格に合わない驚きの低さで、CPUがAtom、メモリ2GB、そしてSSDは64GBとなっており、高性能なタブレットPC状態。Windows用としてはネットブック並。

その代わりにバッテリ駆動9時間、合体時は18時間という驚異的な長さ。重量も合体時で約1.2kgと軽め。

DELLやLenovoと同じく、高いAcer製品には用が無いと思う。

ASUS「Vivo Tab TF810C」約10万円

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source:ペン対応Windows8 タブレット ASUS Vivo Tab TF810発表 - Engadget

ASUSも約10万円。ちなみに読み方はエイスース(エイ部分にアクセント)。

Acerと似たような性能なので低め。但し、こちらは画面が感圧式となっており、用途は限られるものの機能は上のご様子。

重量がモニタ、キーボード各約670gなので、これもAcerと同じくらい。ASUSも安い印象があったけれど、ハイブリッドは高いですな。

Windows8でハイブリッド型が良い絵書きが趣味の人はいかがでしょう。普通の人はAcerやASUS以外をお勧め。

Acer、ASUSいずれもSSD64GBがどう見ても罠。 

HPは2013年2月頃に法人用で価格未定

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source:HP ElitePad 900 国内発表、ジャケットで拡張するWindows8タブレット - Engadget

HPも外れるタイプ、というか合体する設計。

発売が来年2月と遠く価格不明。ここまでの流れを予想すると、キーボードと合わせて10万円前後になるかと。

性能はAcerやASUSと同じく低め。驚いた事にSSDは32GBとなっており、何をさせたいのか更に解らない小容量。


以上。タッチ操作とタブレット兼にしてしまうと高額になってしまうのかと感じ、本当に売れるのか余計な世話ながら心配になった次第。

現状、Windows7のノートは高性能な物でも10万円程度。性能が低くて良いなら5万円は余裕で切れており、益々ハイブリッド型が出る意味が分からない。

この形(ハイブリッドPC)が本当にユーザに求められているなら、既にAppleがMacでやっていると思うけれど如何に。

 

国内の量産系BTOメーカーは今からが稼ぎ時(まとめ)

ハイブリッドやタッチ操作は、自社製造せずベアボーンを購入しラベルや付属品を加工して販売する国内のBTOメーカーには厳しい。

Windows8の発売により、普及するしないは別として、BTOメーカーの中の人、特に現場を良く知らない管理職や経営者あたりは戦々恐々としている頃でしょうか。

メーカーやショップと無関係な単なる消費者の私の目から見ると、BTOメーカーはこのビッグウェーブに乗る必要は無くスルーが正解と感じております。

テレビの3D映像が話題になった当初、有名メーカー各社はこぞって技術のお披露目販売をしておりましたが、需要は少なく売れたのは最初だけ。

Windows8はまだどうなるか分からないけれど、当サイトの調査結果では爆発的にヒットする可能性は極めて低いと見ており、下手にベアをコンテナ買いすると不良在庫になる可能性が高め。

ここで国内BTOメーカーがやった方が良いと思う販促や広告は「Windows7パソコン好評販売中」。

マイクロソフトの担当者は良い顔をしないと思うけれど、先月の調査ではPCユーザが求めているWindowsは8では無く7。

富士通やソニーなどの秋冬モデルが8という事は、短くとも春モデル発売(1~2月)までは7で新製品は出ないという事にもなり、年末商戦から来年1~2月頃まで富士通などのPCユーザを取り込めるはず。

ふらりと店頭へ行ってしまい店員に言われるがまま8パソコンを買うような人間は無視し、オンライン通販でPC買い替えを検討する人を狙いましょう。

多くのPCユーザは現状7の方が良い、または8は駄目だと感じており、質問板などで聞かれても同じような回答へ。

海外のベアボーン生産メーカーも今回の有名メーカー秋冬で潤ったと考えられ、8のタッチ操作やハイブリッドをやるなら来年3月。1月にフォーキャストで行けましょう。

というわけで、年内は益々量産系BTOメーカーのパソコンがお勧めになってしまうので、8が駄目だと思うなら、購入相談された際はBTOパソコンをお勧めする事をお勧め。

今月のオススメBTOパソコン

リンク用ソース

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BTOパソコンメーカー比較

パソコン工房

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

初心者や実用重視のPCユーザー向け。デスクトップ以外にノートも多数有り価格と性能のバランスが良く選びやすい。全国に実店舗が多数有るBTO PCメーカー。

マウスコンピューター

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

パソコン工房と同様に機種が多くノートの取扱も有りゲーム用やクリエイター向けPCも有り。送料が比較的高額なので総額注意。知名度は国内トップクラス。

ドスパラ

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ☆☆

部品選: ★★★☆☆

デスクトップPCならパソコン工房とマウス以外にドスパラも見る価値有り。秋葉原に本拠地を構える昔ながらのBTOパソコンメーカーで知名度はマウス並に高い。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆

部品選: ☆☆☆☆

2011年頃から安く無くDELLを選択肢に入れる理由が薄く回線抱き合わせ販売の価格がまぎらわしい。ゲームPCのAlienwareは見た目重視コスパ最悪なので要注意。

日本HP

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安保証: ★★

部品選: ☆☆☆☆

高性能ノート以外は見る価値が薄く高額なLenovoという感じ。早々にWindows 7を捨て8に切り替えたので7が必要なら行っても無駄。2012年後半から迷走中。

TSUKUMO

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★

部品選: ★★☆☆☆

ヤマダ電機による買収後はマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。BTO PCは機種が少なくやや割高。ツクモファンなら選択肢へ。

FRONTIER

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ☆☆☆

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆☆

部品選: ★★☆☆☆

2013年7月に(株)KOUZIROが倒産しヤマダ電機子会社インバースネットが続投。長期保証が消滅。これと言った特徴が無く難点は有れど利点が見当たらない。

サイコム

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★★

部品選: ★★★★★

自作しない中~上級者のPCユーザ向け。初心者にはカスタマイズが難しく動かない構成でも購入できるので注意。パーツへのこだわりや知識が有るなら。

※並びはBTOメーカーの知名度の順。大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

勝手に評価シリーズ

結果として宣伝になっていますが依頼されたわけでは無く、依頼されてもやりません。

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Windows 7サポート終了は2020年1月14日

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プロフィール

ヒツジ先輩

書いてる人:

BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。