Windows8が桁違いに売れず、予想屋も悲観的な意見多め

2012年11月 9日

Windows8発売から約2週間。

Windows8がどのくらい大ヒットしているのか、単なる消費者の私には販売店の中の事など分からないけれど、国内の調査会社が販売実績を出していたり、海外の予想屋が適当な事を申されているので8関連ニュースを一旦まとめ。

ちなみに、8が駄目そうという情報のみ集めたわけではございません。

Win8アップグレードは週末で400万本も販売

先にWindows8の将来が明るそうな話題から。

最初の週末でWindows8アップグレード400万本売る|Computerworld
http://www.computerworld.jp/topics/577/205366

週末とは日本なら一般的には金土の2日。海外ではどのような考え方になるかは知らないけれど、1~2日で400万本の販売は凄い。 と、思ったけれどアップグレードと書かれておりますな。

10月26日にリリースされた同社の新たなOSは最初の週末に400万本売れたと、The Vergeが報じている。Microsoft自身も、Windows 8は「すばらしいスタート」を切ったと述べた。

違和感が有るのはやはりアップグレードの文字。素晴らしいスタートを切ったと言うなら普通はアップグレードに限定しないでしょう。

まさかと思えばそのまさか。

英国では14ポンドからWindows 8へのアップグレードが可能。

14ポンドは現在約1800円。

日本ではダウンロード版なら3300円で8のProへアップグレード可能。来年1月末まで限定なので、8を使う可能性が少しでも有るなら激安。

また、Windows7パソコンも数ヶ月前から1200円アップグレード権が付いていたので、この申込数も売れた数に含めたなら相当な水増し。

 

Windows8 PCの販売比率は2週目でも6.4%

以前のニュースでは、家電量販店のPOSデータより発売から3日分の販売数でWindows8は7の1/3(以下)しか売れていないという話が有ったけれど、ITmediaでBCNが更に詳しく調査したデータが掲載。

Win8搭載PCは出足低調―BCN、PCの販売動向を予測 (1/2)-ITmedia
http://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1211/07/news129.html

どのくらい出足低調か引かせて貰います。

2012年10月22日~10月28日の週においては、販売台数ベースで全PCのうちWindows 8がプリインストールされているPCは4.7%10月29日~11月4日の週で約6.4%となった。

今回は全PC、更にタブレットPCまで含まれているので低い割合になっているけれど、この数値がVistaや7発売当時と比較し、どのくらいひどいかはこちら。

windows8-share-itmedia-bcn.jpg

3つのグラフは左から、2007年Vista発売時、2009年7発売、2012年8発売で、赤がVista、緑が7、小さくて分かり難いけれどオレンジ色がRT含む8の販売割合。

Vistaは約6年ぶりの新Windowsという事も有り、XPが更新で完成されて行った実績で期待が大きかったのでしょう。一気に割合が増え、約1ヶ月で7割の販売PCがVistaへ。

その後、需要はXPに戻ったと思うけれどデータが無く、7発売時にXPが依然低い状態を維持しているのは2008年6月にOEM版(メーカーPC用)が終了している為。それでも2割超えは大きいと言えましょう。

7発売はVista失敗の影響からかVista発売時より勢いが衰えており、7購入者はVista氷河期を乗り越えた人が多かったと予想。

そして2012年、右のグラフでは8が発売となっておりますが、2週目は7日間丸ごとのデータのなずなのに冗談のように小さい。

11月29日からの週で比較的大きく伸びている黒はiOS。3日で世界で300万台も売ったという新iPadとminiが絡んでおります。

Windows8の数値がVistaや7のように伸びたとしても、1ヶ月後に20%さえ行くとは思えず。しかし大手PCメーカーの秋冬モデルは8のみ。 店頭のWindows7 PC在庫が切れた時、8を買う人が増えて割合は増えて行くのでしょうな。PC全体の販売数は落ち、自動的にiOSの割合が増えると思うけれど。

しかしBCNの調査は販売数なので需要とは直結しておりません。海外では有りますが、需要調査はこちら。

Windows8への移行を74%のIT担当者が考えていない-GIGAZINE
http://gigazine.net/news/20121107-windows-8-deploy-reject/

タイトルは法人の話なのでスルーし、OS別の8乗り換え予定率をどうぞ。

windows8-deployment-plans.png

7利用者は約3割、Vistaでさえ5割、XP以前のユーザでは約16%程度しか8への移行を考えていないという結果。

XP以前のユーザよりMacやLinuxユーザの方がWindows8への乗り換え予定が多い辺りはモダンUIが原因でしょう。

根拠は無いけれど、私もXPユーザとしてなぜ8へ乗り換えないかは次は7になる為。XPはサポートが切れる直前まで使用し8へは移らない。

 

Win8の活路は法人向け?など予想屋も混乱

予測とか推測と書かれているけれど、かなりの確率で外れるので予想や勘として読み流しましょう。

IT専門の調査会社である米国Gartnerは、「企業がWindows 8をすぐに採用するという動きは少ない。2013年も様子を見るところが大半だろう」との見解を示している。

source:アナリストが指摘、「企業のWindows 8本格導入は2013年以降」 | Computerworld

子どもでも分かりそうなくらい当然なので次へ。

法人向けタブレットでは現状はAppleのiPadを採用するケースが目立つが、企業のIT部門にとっては資産をそのまま活かせるWindowsベースの端末を望んでいるところが多いという。

source:Windows 8タブレットの活路は法人向けにあり | Computerworld

本当に多いなら、Windows7で既に導入されていたはず。

Windows 8の「タッチ機能はほとんどのPCユーザーがウィッシュ・リストの最上位に持ってくるものだ。これがうまく働けば、Microsoftや同社のOEMパートナーは利益を得られるはず

source:Windows 8はPC市場の復調には役立たない | Computerworld

どこのほとんどのPCユーザか。上手く動く以前に上手く作られていない。

家庭市場の出荷台数は、前年同期比18.6%減の158万台で、低調な結果となったとしている。その要因としては、Windows 8発売前に起きた買い控えの影響のほか、

source:国内クライアントPC市場、2012年3Qは5.9%減の372万台―Windows 8発売前の買い控えなど影響 | Computerworld

Windows8も買い控えられておりますが、何を待っているのか。

 

やはりWindowsは7で終わったと思う(まとめ)

Windows8の失敗はVistaとは種類が違い、Vistaはハードウェア性能を先取りし過ぎ失敗したので、ハードウェア(主にCPU性能とメモリ容量)が向上した現在は7より良いという一部マニアックなユーザも存在。

しかし8の失敗は良く言えば用途を先取りし過ぎていると思われ、小飼氏がブログで品評していた「人類には早過ぎるPC」という表現が合っておりましょう。

Appleはこう使って欲しいという優秀な部下のような提案が多いけれど、Microsoftはこんな感じで作ってみたけれど何に使えば良いと思う?という駄目な上司のようなイメージ。

Vistaの失敗は7で要求スペックを下げ、XPに近付け抑えた感が有ったけれど、8の次のWindowsを7に近付けると8を否定する事になる上、それなら7でも良いという事になりそうで別の意味で失敗するでしょう。

Windows7のサポートは終了は2020年の予定。まだ7年半は使えるので、マイクロソフトは8の次はすぐには出さず、XPの時のように6年くらい放置しつつ7を更新し続けた方が良さそう。

ラスト、こちらから2箇所引かせて貰います。

さようならWindows XP 使い続けるのは賢い選択ではない|Computerworld
http://www.computerworld.jp/topics/619/205411

現在のMicrosoftは、ユーザーが古いPCを捨てて新しいPCやタブレット・デバイスにアップグレードすることで、XPのシェアが「ゼロ」に近づき、代わりにWindows 8を選択してくれることを願っている。実際、1年以上も前からユーザーにそうアピールしてきたのだ。

XPを使い続けられてもマイクロソフトの利益にはならず8で儲けたいだけ。なぜXPが使われ8が売れないのか、PCユーザの事など考えていないのでしょうな。

「Internet Explorer(IE)」担当幹部は、なぜXPでは新しい「IE 9」ブラウザが動作しないのかを説明するにあたって、XPを「無能なOS」とけなしたこともある。

ChromeやFirefoxなどはXPでも最新バージョンが動いているのだから、無能なのはIE9やマイクロソフトの開発者という事になりましょう。

マイクロソフトの無能OSを主力PCにしている私は優秀かも知れない。

今月のオススメBTOパソコン

リンク用ソース

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BTOパソコンメーカー比較

パソコン工房

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

初心者や実用重視のPCユーザー向け。デスクトップ以外にノートも多数有り価格と性能のバランスが良く選びやすい。全国に実店舗が多数有るBTO PCメーカー。

マウスコンピューター

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

パソコン工房と同様に機種が多くノートの取扱も有りゲーム用やクリエイター向けPCも有り。送料が比較的高額なので総額注意。知名度は国内トップクラス。

ドスパラ

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ☆☆

部品選: ★★★☆☆

デスクトップPCならパソコン工房とマウス以外にドスパラも見る価値有り。秋葉原に本拠地を構える昔ながらのBTOパソコンメーカーで知名度はマウス並に高い。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆

部品選: ☆☆☆☆

2011年頃から安く無くDELLを選択肢に入れる理由が薄く回線抱き合わせ販売の価格がまぎらわしい。ゲームPCのAlienwareは見た目重視コスパ最悪なので要注意。

日本HP

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安保証: ★★

部品選: ☆☆☆☆

高性能ノート以外は見る価値が薄く高額なLenovoという感じ。早々にWindows 7を捨て8に切り替えたので7が必要なら行っても無駄。2012年後半から迷走中。

TSUKUMO

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★

部品選: ★★☆☆☆

ヤマダ電機による買収後はマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。BTO PCは機種が少なくやや割高。ツクモファンなら選択肢へ。

FRONTIER

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ☆☆☆

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆☆

部品選: ★★☆☆☆

2013年7月に(株)KOUZIROが倒産しヤマダ電機子会社インバースネットが続投。長期保証が消滅。これと言った特徴が無く難点は有れど利点が見当たらない。

サイコム

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★★

部品選: ★★★★★

自作しない中~上級者のPCユーザ向け。初心者にはカスタマイズが難しく動かない構成でも購入できるので注意。パーツへのこだわりや知識が有るなら。

※並びはBTOメーカーの知名度の順。大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

勝手に評価シリーズ

結果として宣伝になっていますが依頼されたわけでは無く、依頼されてもやりません。

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Windows 7サポート終了は2020年1月14日

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ヒツジ先輩

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BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。