Windows8は7に余計な機能を追加し必要な機能を省略

2012年6月14日

今更では有りますが、Windows8CPConsumer Preview)版を試用。

2012年6月現在の最新はRPRelease Preview)版。これを待っていたものの、私の環境ではRP版がエラーでインストールさえ出来ず。仕方無く1つ前のCP版を仮想環境へインストールし動作を試して参りました。

結論から言うと、Windows8の予想を超えた無駄の多さに唖然。

先にWindows8のテストから発売までのリリースを一覧。

  • 2011年9月・・Developer Preview
  • 2012年3月・・Consumer Preview <今回試しているのはこれ
  • 2012年6月・・Release Preview <今ここ
  • 2012年8月頃・・Release to Manufacturing リリース予定
  • 2012年10月頃・・発売予定との噂

CPとRP版はほぼ変わっていないらしいので気にしない事に。RP版を入れてみるなら、ISO形式がこちらにございます。

Windows 8 Release Preview の ISO 形式
http://windows.microsoft.com/ja-jp/windows-8/iso

仮想環境は今回 VMwareを利用。

VMware の仮想化によるインフラストラクチャの最適化
http://www.vmware.com/jp/

仮想PCへのインストールは約1時間、そこからWindows8を起動させるまで約30分、その後設定で十数分と結構な長時間を要しております。

windows8-vmware-install.jpg

VMwareの使い方やWindows8のインストール方法は他のサイトに任せるとして、もしやるとしてもある程度の知識が無ければWindows7を上書きしたりと危険なので、自信が無ければやめておきましょう。

 

Windows8 CP版のメトロとデスクトップ切り替えなど

インストール完了後、起動すると壁紙のような画面に日付と時間が表示。これをどうして欲しいのか判らず、ダブルクリックすると画面が上へ跳ねる状態。

何となくドラッグすると壁紙のような画像が上へスライドしログイン画面が登場。いきなり意味が判らない。なぜ最初からログイン画面では駄目なのか。

windows8-01-roll.jpg

ここではMSNアカウントが必要なので事前に作っておき、そのIDとパスワードでWindows8へログインする仕組。

ログイン後の画面は出回っているメトロUI(ユーザインターフェイス)。

windows8-02-start-metro.jpg

マイクロソフトがこれらを強調したいのは分かったけれど、私がこの中で必要な機能を挙げるとデスクトップのみ。

メールは長年使って来たBeckyから乗り換える気は無く、IEを使うつもりも無し。ゲームは不要、カレンダーや天気予報も付けりゃ良いという物では無いでしょう。

試しに右端へ表示されているファイナンスをクリック。

windows8-03-finance-tile.jpg

消えているけれど下にスクロールバーが有り、横長4画面分くらい海外の相場情報が表示。横スクロールは新しい。タブレットPCなら良かったかも知れないけれど、パソコンなら縦で良いと思う。

どうやって戻るか判らず適当にクリックしていると、いつの間にかMSNマネーの海外サイトへジャンプ。

windows8-04-msn-money.jpg

下に黒いバーが出たものの、やはり何をどうして良いか判らず。左下のMSNっぽいアイコンをクリックすると普通にMSNへ。

windows8-05-msn-top.jpg

ここで詰み。

上の画像はフルスクリーンで表示されており、右クリックしても戻るボタンのような物は出ず、仕方なく強制終了。益々意味が解らない。

私のキーボードにはWindowsキーが付いていない為、もしそれを使う前提なら操作出来なかったという事でしょう。

再起動後、メトロの画面へ戻りデスクトップへ。

windows8-06-desktop-resolution.jpg

解像度を1024x768から1366x768へ変更した所。ここからHDの縦横比率で。

デスクトップ画面が寂しいので、アイコンを表示。Windows7と同じ。

windows8-07-desktop-icon.jpg

ライブラリやマイドキュメントを開いた所。やはり7と似たような窓。

windows8-08-computer.jpg

ここで再度詰んでしまった理由は、Windows XPでいうスタートポタンにあたる左下のアイコンが無い事で、Google検索しどうやってシャットダウンするのか調べると、画面の右上へマウスのポインタをくっつけるとチャームが開くとの事。

右に有る縦の黒いバーがチャームのようで。

windows8-09-charm.jpg

ようやくシャットダウンを発見。検索出来なかったらまたもや強制終了していた所。なぜスタートボタンが無いのか。または電源を一発で切るアイコンが無いのか。

windows8-10-shutdown.jpg

右上という事は左下や上にも何か有るかと試すと、メトロへ戻るリンクが表示。

windows8-11-metro-switch.jpg

チャームのスタートからもメトロへ戻る事が可能。

1366x768で改めてメトロUI。

windows8-12-hd-metro-ui.jpg

もう一度見てみましょう。この中に必要な物が有るか。私は無い。

そして最後まで、インストールしたプログラムファイルがどこに有るのか判らず、OSで遊んだだけで終了。見易いつもりだろうけれど、慣れ以前に使いづらい印象。操作の工程数が多く鬱陶しい。

関係無いけれど、フルHDとの比較。

windows8-13-full-hd.jpg

外枠がフルHD(1920x1080)、窓の中の表示部分はHD(1366x768)。

 

Windows8は7に余計な機能を追加し必要な機能を省略(まとめ)

存在する理由が解らないメトロ側は無駄。これが製品版までに大きく変わるとは思えず、強引に従来のデスクトップをオマケにしようとしている感が大有り。

それなら初めからWindowsという名前を捨て、メトロウズとかタイルズにした方が良かったのでは無かろうかと。完全にタブレットPCに媚を売っており、Windowsが終わって行く感覚。

OSとはオペレーティングシステムで有って、そのOSそのものがユーザへ利用する何かを押し付けようとする考えが間違いでしょう。

現状のWindows8(RP版まで)の肯定派は、板PCやスマホで事足りるユーザ以外にカスタマイズすれば大丈夫と言うかも知れないけれど、カスタマイズしなければ使えないという事は不便という意味。

私は修理現場に入った頃から、自分が使うPC(XP)のクラシック表示をやめてXPの標準で使っていたけれど、それは中小企業などで使われる共用PCでも言える事で、1アカウントで勝手にカスタマイズは迷惑。

そしてカスタマイズ前提なら初心者に優しいとは言えず、メトロが従来のWindowsユーザに使い易いとは思えず、やはり板PCなどへ合わせようとした失敗作、と見ております。

夏には製品版とほぼ同じと言われるRTM版が出るけれど、やはりそこでWindows8の運命は決まるでしょうな。

失敗か否かで言うとVistaクラスの盛大な失敗(OSの癖にハードウェア性能を求める)では無いとしても、Windows7やXPより良いかと問われると個人的には7やXPで結構。

こう感じる人間が多くなると、Vistaが出てもXPが根強く販売されたように、8が出てもPCメーカーは7を継続して売り続け、8のシェアは伸びず次(9)へ。販売状況でいうとVistaと同じなら失敗と言えなくも無い、と。

8がどうなれば7と同等に近付くか妄想すると。

  • 起動直後はログイン画面へ(日時は不要)
  • ログイン後はデスクトップへ(メトロへ行くな)
  • スタートボタン機能を戻せ(チャームに魅力無し)

メトロUI側は後付で良いオマケのインターフェイス。Windows8を7のマイナーアップデートとし安く販売、メトロが本当に価値が高いならメトロUIは別売りで良かったのでは。

私が何を気に入らないかは単純にクリックの多さ。

私は効率厨なので、目的到達までのクリック数は少ない方が良く、フワフワせず一瞬で表示された方が良い、と考えるので未だにWindowsはXP、オフィスは2007と2003を併用しております。

個人的にはOSに提案される必要は無く、マイクロソフトに用途を決められても困るわけで、Windows8はマイクロソフトの自己満足度が高く、ユーザの自由度が低いと感じた次第。

8が出ても7の販売はしばらく終わらないはずなので、とりあえず安心しておきましょうか。8は失敗とは言わないけれど、私はパソコン用のOSとしては要らない、今のところ、としておきましょうか。淡すぎる期待を込め。

今月のオススメBTOパソコン

リンク用ソース

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BTOパソコンメーカー比較

パソコン工房

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安保証: ★★

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初心者や実用重視のPCユーザー向け。デスクトップ以外にノートも多数有り価格と性能のバランスが良く選びやすい。全国に実店舗が多数有るBTO PCメーカー。

マウスコンピューター

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コスパ: ★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

パソコン工房と同様に機種が多くノートの取扱も有りゲーム用やクリエイター向けPCも有り。送料が比較的高額なので総額注意。知名度は国内トップクラス。

ドスパラ

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

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部品選: ★★★☆☆

デスクトップPCならパソコン工房とマウス以外にドスパラも見る価値有り。秋葉原に本拠地を構える昔ながらのBTOパソコンメーカーで知名度はマウス並に高い。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆

部品選: ☆☆☆☆

2011年頃から安く無くDELLを選択肢に入れる理由が薄く回線抱き合わせ販売の価格がまぎらわしい。ゲームPCのAlienwareは見た目重視コスパ最悪なので要注意。

日本HP

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安保証: ★★

部品選: ☆☆☆☆

高性能ノート以外は見る価値が薄く高額なLenovoという感じ。早々にWindows 7を捨て8に切り替えたので7が必要なら行っても無駄。2012年後半から迷走中。

TSUKUMO

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★

部品選: ★★☆☆☆

ヤマダ電機による買収後はマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。BTO PCは機種が少なくやや割高。ツクモファンなら選択肢へ。

FRONTIER

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ☆☆☆

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆☆

部品選: ★★☆☆☆

2013年7月に(株)KOUZIROが倒産しヤマダ電機子会社インバースネットが続投。長期保証が消滅。これと言った特徴が無く難点は有れど利点が見当たらない。

サイコム

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★★

部品選: ★★★★★

自作しない中~上級者のPCユーザ向け。初心者にはカスタマイズが難しく動かない構成でも購入できるので注意。パーツへのこだわりや知識が有るなら。

※並びはBTOメーカーの知名度の順。大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

勝手に評価シリーズ

結果として宣伝になっていますが依頼されたわけでは無く、依頼されてもやりません。

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あなたの街の~を勝手に評価
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Windows 7サポート終了は2020年1月14日

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プロフィール

ヒツジ先輩

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BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。