Windows 7 PC、2014年10月末で本当に販売終了?

2014年10月21日

Windows 7 HomePremiumパソコンが今月末で販売終了。

言い方を変えると、ダウングレード含むProfessional以外が全部終わり。いつもの3ブランド、マウス、PC工房、ドスパラがセールをしており、販売終了に関する詳細も出ているので適当に見て参りましょう。

その前にやや一般的では無い用語を解説。

Windows 7のエディションの種類。

  1. Starter・・・ネットブック専用OEM版のみ、現在ほぼ見ない
  2. HomeBasic・・・新興国用、日本での販売無し
  3. HomePremium・・・一般ユーザ向け
  4. Professional・・・企業やPC変態向け
  5. Ultimate・・・全部入り
  6. Enterprise・・・企業用の複数ライセンス、機能はUltimate

Professional以外終了と聞いている為、国内では2を除く全て終わりと思うけれど、Enterpriseの事は解らないので不明。

現在、マウスコンピュータなどが騒いでいるのは4のPro~以外が販売終了する為では無く、主に3のHome~が終わる為。Home~は一般向けの主力エディションでPro~より5~7千円くらい安価。

エディションでは無くライセンスの違いも。

  1. パッケージ版・・・単品販売、昨年10月で販売終了済
  2. OEM版・・・大規模なPC生産メーカー用ライセンス
  3. DSP版・・・単品販売で64/32bitのいずれか、自作PC用
  4. DSP版(メーカー用?)・・・小規模なPC生産メーカーが利用?

OEMはNECや富士通クラスの大手以外にマウスコンピュータやパソコン工房の一部機種でも使用されており、多くのBTOメーカーはDSP版を入れております。

少し前まで3と4の区別をしていなかったけれど、メーカーがPC生産時にプリインストールするDSPと、市販の自作用DSPはライセンスの扱いが違う気がして来たので分けております。私はメーカーでもMSでも無いので知らない。

今回は7 HomePremium、OEMの販売終了とDSPの在庫限りについて3ブランドを拝見。他のメーカーも見たけれど、7終了祭りをやっているのはこの3つのみ。フェイスも祭りページが有ったけれどパソコン工房と同じ機種なので省略。

 

7 HomePremium、OEM販売終了、DSPは在庫限り

ここから一部推測が混ざる為、何かおかしい点が有ればメーカーへ直接問い合わせを。ではマウスから。

OEM版は月末を待たず販売終了

マウスの祭り会場はトップページのリンクより来場可。

マウスコンピューターのWindows 7販売終了特集ページ

数千円から最大で1万円値引きしている機種も有るものの、元値はマウスの言い値なので、本当に安いかは市販品や他のメーカーと比較してみましょう。

私が見る限りの範囲では、マウスは元から安いので値引きは比較的信頼出来る方と感じております。

気になる箇所は赤い帯のリンク、注文受付期間のお知らせ。

7PC注文受付期間

上記は前提として3~4営業日出荷の機種。カード決済を例にすると10月24日(金)までの注文完了分となっており、31日(金)より1週間も早く販売終了。

営業日という書き方から土日は生産工場が操業していないと推測出来る為、3営業日で出荷なら水曜、4営業日は木曜までの出荷となり、1日余裕を見ているわけですな。

販売ページでは販売終了となっているけれど、これは消費者向けの為で、PCメーカーとマイクロソフトの間では出荷終了のお約束。

今は見分けが付かないけれど、マウスは以前OEM版Windowsを入れていた為、31日23:59までに工場から出なければ契約違反になるのでしょう。

DSP版は在庫限りで販売終了

パソコン工房は末日まで販売予定。

パソコン工房のWindows7販売終了ページ

14時まで受け付けております。

即納+カード決済または代引きのみで当日出荷するかと思えばカスタマイズ可能、決済も銀行振込OKという、出荷は早くとも月曜となり11月へとずれ込める設定。

腑に落ちない点は、マウスは販売終了と書いているけれど、パソコン工房は販売終了の文字が無し。

それに気付くとプレスリリースの書き方も絶妙。

本製品は発売終了間近であるWindows 7 Home Premiumを搭載したデスクトップパソコンです。10月31日までの販売となります。

source:発売終了間近のWindows 7搭載パソコンに新製品が登場!|ユニットコム

「販売終了間近のWindows 7 Home~搭載PC」と、続く「10月31日まで~」が繋がっていないとも見えましょう。

(OEM版)7 Home~PCは販売終了で、(当機種は)10月31日までの販売で、DSP版は在庫限りなので11月も販売継続、という意味なのかも知れない。

ここが良く分からない所で、冒頭で書いた自作用DSPとメーカーがPCインストールするDSPの違い。自作用DSPが在庫限りなら判るけれど、メーカーのPCプリインストールDSPが在庫限りなら販売終了と矛盾。

マイクロソフトの公式より。

販売終了とは、Windows の特定のバージョンが販売店または相手先ブランド供給 (OEM) への出荷を終了した日付を指します。OEM の例としては、多くの場合 Windows ソフトウェアをプレインストールした PC のメーカーです。

source:Windows ライフサイクルのファクト シート - Windows ヘルプ

OEMと名指ししているのでDSPは関係無しとも解釈可能。

私の記憶では「7 Home~入りPCが終了」とどこかで見たと思うけれど、当ブログでPC初心者にも分かり易く書く為に脳内で勝手にそう変換し記憶しているのやも知れず。DSP版入の7 Home~が出荷終了するとは、どこにも書かれておりません。

11月になれば判るので様子見。

但しDSP版が在庫限りという表記にて代理店からの出荷が終わる事は間違い無く、10月末でDSP版の代理店出荷が終わり、在庫限りになるのは合っているはず。

XPパソコン販売終了の時はOEM終了から半年くらい後にDSPの代理店出荷が終了。それから数ヶ月、BTOメーカーはDSP版XPで販売しており、確かドスパラが3~4ヶ月くらいねばっていたので、XPの時と同じなのかも知れない。

ドスパラもDSP版なので「在庫限り」

しかし販売終了の文字も有り。

ドスパラの7パソコン販売終了

画像の下辺りに有る注意書きを引用。

※Windows 7 Home Premium は10月31日をもっての販売終了が、米マイクロソフト社から発表されています。10月31日以降は、在庫限りにて販売終了となります。

この文章も前後が繋がっていない可能性。

まとめると、

  • (OEM版出荷と代理店からのDSP販売が)10月末で終了
  • (DSP版Windows 7 Home~入りPCはDSPの)在庫限り

販売終了した後に在庫限りで再び祭りが開催される予感。DSPの扱いが判らず解説している点で(私が)痛い。

 

Windowsは7か8系か10待ちかの違い(まとめ)

今からでもWindows 7を選ぶ場合

Vistaまでの使用感が良いなら7は今でも現役なので選択肢としてまだまだ充分有りとは思うけれど、覚悟する事が2点ございます。

  • サポート終了は2020年1月14日
  • 来月から高額なProfessionalのみ販売

漠然と2020年まで延長サポートが有ると思えば6年使える感覚になるけれど、現在は2014年10月なかば、2020年1月14日までは5年3ヶ月くらいなので6年もございません。

7サポート再延長が無いとするなら、Home~エディションや無印の8系より5~7千円高額、8.1 with Bingより1.5~1.7万円も高額な割に利用期間は短いパソコンになる、と考えるなら割高。

個人的には多少割高になろうとも5年も利用可能なら使い易いWindowsの方が良いので今年から今更7を入れたけれど、パソコンを5年以上買い換えず使い続ける予定なら本当に7で良いのか検討を。

凄く説得力が有りませんな。5年使えるなら問題無い的な意味にて。

安さとサポート期間重視なら8系も有り?

7と同じように、しかし利点となる2つ。

  • サポート終了は2023年1月10日
  • 先月から安価なWindows 8.1 with Bingでの販売有り

サポート期間は延長含め7より3年も長く、今から8年3ヶ月くらいございます。

また、新たにwith Bingという無料またはそれに近いライセンス料でPCメーカーへ8.1をばら撒いている為、MSの出す条件に合う(性能低めな)パソコンなら、withっていない8系PCより1万円くらい安くなる仕組。おそらくPC本体4万円台辺りに条件の境界有り。

あの操作画面でも良いとか、自力でスタートメニューを付けるなど、8系でも良いならばサポート期間と安さ重視で8系でも有りでしょうな。

個人的には無しだけれども。

10は今から待たなくとも良いと思う

以前も噂になっていた件が再浮上。

Gartnerグループのアナリスト(中略)興味深いことを発言した。

彼によると、Windows 10へのバージョンアップ料金は恐らく無料になる可能性が強いというのである

source:Windows 10へのバージョンアップ料金は無料、大胆予想 - BusinessNewsline

ガートナーという時点で嘘乙と思ったけれど、Chrome OSは元から無料で最近はMac OS Xもバージョンアップは無料なので考えられなくはございません。

また、マイクロソフト本陣も従来のMSオフィスを今月から無料バージョンアップ版(オフィス・プレミアム)へと刷新しており、おそらく可能性が強いでしょう。

まとめると、

  • 7が良いなら8以降は5年間無視
  • 8で良いなら10へ無償アップ期待
  • 10を待つなら今から8でも良さそう

Windows 10はテスト版状態の現在では、8に劣化スタートメニューを取り付けた8なので、8でも良いなら10でも良さそう、逆も然り。

以上。来月から7入りPCは高くなり、マウスのようなOEMと思われる7 Home~入りは今月末を待たず販売終了する為、今必要なら今購入、今要らないなら特に気にせずマイ買い時が来るまで待ちましょう。

リンク用ソース

コメント(3)

>Windows 7 HomePremiumパソコンが今月末で販売終了
なんだって、それは大変だ(棒

>DSP版(メーカー用?)・・・小規模なPC生産メーカーが利用?
>OEMはNECや富士通クラスの大手以外にマウスコンピュータ
いやいや、マウスのノートは普通にDSP版が付属でしたよ
(実際の購入によりXPsp3機と7sp1機で確認)
据置きタイプはOEMなのを確認してますが、大昔のXPsp2当時

>メーカーがPC生産時にプリインストールするDSPと、
>市販の自作用DSPはライセンスの扱いが違う気が
メーカーのやつは紐付くのはどのパーツだよって話になるわなw

>元値はマウスの言い値なので、本当に安いかは
なんかLenovoと言い中華資本系のところって、この元値釣り上げて二重価格的な商法多様する傾向ありますよねw

>マウスは元から安いので値引きは比較的信頼出来る方
送料高いけどなw

>マウスは以前OEM版Windowsを入れていた
OEMやってたのはXPの頃までなんかね 7以降はDSPになってるのかしら?

>メーカーのPCプリインストールDSPが在庫限りなら販売終了と矛盾
(どれかの)パーツとセットだ言えばアリなんじゃね(適当)

>DSP版入の7 Home~が出荷終了するとは、どこにも書かれておりません
正直、Professional関係無いからわりとどうでもいいw

>販売終了した後に在庫限りで再び祭りが開催される予感
HomePremiumだけだしソレはなかろうw

>来月から高額なProfessionalのみ販売
まだ未開封のProfessionalパッケージあるんですが(白目)

>7サポート再延長が無いとするなら
まずコレが怪しいw Microsoftが8でバカをやらかしたおかげで、シェアの大多数を占める法人ユーザのXP換装が根刮ぎ7へ向いてしまったがゆえに、かつてのXPルートに入ってしまった感が凄いw

>今から8年3ヶ月くらいございます
罰ゲーム長くされても困るよなw

>withっていない8系PC
こら、造語流行らそうとすんなw

>ガートナーという時点で嘘乙と思ったけれど
いやいや逆神として扱うぶんにはわりと有効ですからw

>従来のMSオフィスを今月から無料バージョンアップ版
>おそらく可能性が強い
そうか、無料で10にバージョンアップさせておいて、そっから先は延々と月額取って養分にするわけかw これは侮れない、やるじゃないかw

>8で良いなら10へ無償アップ期待
ソレ罠じゃないといいけどなw

>10はテスト版状態の現在では、8に劣化スタートメニューを取り付けた8
エクスプローラ言うかファイル・フォルダ管理はXPのが上だったけれども、正直スタートメニューはXPよか7のが出来いいよな(持論)

>Professional以外終了と聞いている
正確にはHome Basic、Home Premium、Ultimateは終了ですね。

Windows ライフサイクルのファクト シート - Windows ヘルプ
http://windows.microsoft.com/ja-jp/windows/lifecycle

>Enterpriseの事は解らないので不明
Enterpriseはボリュームライセンス(一度に複数のライセンスを販売する仕組み)利用者向けのオプション、ソフトウェアアシュアランス契約の特典として提供されているようです。販売ルートが違うので今回の販売終了とは関係がないのではw ちなみにマイクロソフトのサイトで体験版として提供されているのもこのEnterpriseです。

>エディションでは無くライセンスの違いも。
前述のボリュームライセンス(VL)版もありますよw 基本的には法人用ですが、5ライセンス以上なら個人でも購入可ですよw

>私の記憶では「7 Home~入りPCが終了」とどこかで見たと思うけれど、当ブログでPC初心者にも分かり易く書く為に脳内で勝手にそう変換し記憶しているのやも知れず。
その可能性が高いと思うw

>(OEM版出荷と代理店からのDSP販売が)10月末で終了
>(DSP版Windows 7 Home~入りPCはDSPの)在庫限り
メーカー用DSP版と一般販売用DSP版があるとしたら、前者だけ在庫限りってことも考えられそうw

>パソコンを5年以上買い換えず使い続ける予定なら本当に7で良いのか検討を
今でもXPを使うことはできるので、それほど気にしなくてもいいのではw(無責任)

>withっていない8系PCより1万円くらい安くなる
withるを定着させようとしているのかw 「マ」を定着させた私が言うことでもないけどw

>サポート期間と安さ重視で8系でも有り
8を使うぐらいなら7を使う!w

>ガートナーという時点で嘘乙
逆神ガートナーw

>7が良いなら8以降は5年間無視
7も10の無料アップグレードの対象ならば、5年後に10にアップグレードするのもいいでしょうなw それ以降のOSが出ているかもしれませんがw

>8に劣化スタートメニューを取り付けた8
スタートメニューが付いたという点では8よりは良いですが、やっぱり7のほうがいいw

これはあれか。オークションで「Home PremiumにPremiereが付いた」とかいうギャグを披露する序章なのですかね。

>マウス
具体的な受付可能期日を、時間まで表記しておいて貰えるのは便利ですね。ただしマウスの場合、送料とは別に代引き手数料が2,000円取られる事に注意。ちなみにパソコン工房は500円、ドスパラは600円の模様。しかもマウスは、PC本体とモニタとで別々に手数料を支払う必要があるため、更にカネがかかるシステムにつき注意

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BTOパソコンメーカー比較

パソコン工房

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

初心者や実用重視のPCユーザー向け。デスクトップ以外にノートも多数有り価格と性能のバランスが良く選びやすい。全国に実店舗が多数有るBTO PCメーカー。

マウスコンピューター

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

パソコン工房と同様に機種が多くノートの取扱も有りゲーム用やクリエイター向けPCも有り。送料が比較的高額なので総額注意。知名度は国内トップクラス。

ドスパラ

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ☆☆

部品選: ★★★☆☆

デスクトップPCならパソコン工房とマウス以外にドスパラも見る価値有り。秋葉原に本拠地を構える昔ながらのBTOパソコンメーカーで知名度はマウス並に高い。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆

部品選: ☆☆☆☆

2011年頃から安く無くDELLを選択肢に入れる理由が薄く回線抱き合わせ販売の価格がまぎらわしい。ゲームPCのAlienwareは見た目重視コスパ最悪なので要注意。

日本HP

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安保証: ★★

部品選: ☆☆☆☆

高性能ノート以外は見る価値が薄く高額なLenovoという感じ。早々にWindows 7を捨て8に切り替えたので7が必要なら行っても無駄。2012年後半から迷走中。

TSUKUMO

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★

部品選: ★★☆☆☆

ヤマダ電機による買収後はマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。BTO PCは機種が少なくやや割高。ツクモファンなら選択肢へ。

FRONTIER

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ☆☆☆

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆☆

部品選: ★★☆☆☆

2013年7月に(株)KOUZIROが倒産しヤマダ電機子会社インバースネットが続投。長期保証が消滅。これと言った特徴が無く難点は有れど利点が見当たらない。

サイコム

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★★

部品選: ★★★★★

自作しない中~上級者のPCユーザ向け。初心者にはカスタマイズが難しく動かない構成でも購入できるので注意。パーツへのこだわりや知識が有るなら。

※並びはBTOメーカーの知名度の順。大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

勝手に評価シリーズ

結果として宣伝になっていますが依頼されたわけでは無く、依頼されてもやりません。

データ復旧のIUECを勝手に評価
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Windows 7サポート終了は2020年1月14日

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プロフィール

ヒツジ先輩

書いてる人:

BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。