VAIOがVAIOの新製品ノートを3種類発売(2017年9月)

2017年9月26日

タイトルはミスではございません。

株式会社VAIOが同社VAIOブランドのPCを発表したという意味で、今回は3種類、計7機種が出るご様子。VAIOはNECなどのように春モデルとかやらないのでVAIOファンには突然の朗報でしょうな。

適当に見て参りましょう。

VAIOがVAIOの新製品ノートを3種類発売

3種類を画面3サイズで刻んで来ております。小さい順で。

11.6型はフルHDで3G/LTE対応アリ(税別約15万~)

軽量化/防水対応したLTE対応11.6型ノート「VAIO S11」 - PC Watch
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1081274.html

vaio-s11

この手のノートを買う人は仕様を詳しくは見ない、または良く分からないと思うので簡易一覧。また、VAIO選ぶ人はいくらだろうと欲しいなら買いそうなので価格にも触れない。

  • OS:Windows 10 Home
  • CPU:Core i5-7200U
  • メモリ:4GB
  • ストレージ:SSD 128GB
  • 光学:※なし
  • モニタ:11.6型フルHD低反射コート
  • バッテリ:15時間
  • 通信:3G/LTE、IEEE 802.11ac、Bluetooth 4.1、有線ギガLAN
  • 重量:860g

CPUの性能的には中程度、と言いたいところこのサイズのモバイルノートな11.6型でi5-7200Uは中々の高性能。用途が限られる、または自ら限るであろうと想像すると充分すぎると思った。

メモリの4GBも足りなくなるような使い方をしなければ良いだけで、SSD 128GBは明らかにサブ機として使えと言っているようなもの。

低反射コートが何なのか分からないけれど、おそらく光沢液晶のきれいさを保ちつつもノングレアっぽく仕上げたと考えるが妥当でしょうな。

この低反射以外にバッテリ15時間は結構凄い。電源取れない場所で15時間も使わないだろうし、1泊の出張ならACアダプタ持って行かなくても良さそう。そして重量860gは10型タブレット並の軽さ。

タッチスクリーンなし、画面が外れたり回ったりもしない無駄のない設計。その無駄な設計が加わると価格が2万は上がり性能は下がると思われ、使わない機能搭載や画面側にCPUが内蔵とかしなかった点では好印象。

肝心のモバイル通信は3G/LTEいずれも全対応、SIMフリー状態になっているようなので、頻繁に使わないならスマホのSIM抜いてキャリア回線使うとかもアリでしょうな。

注意点は11.6型と小さいにも関わらずフルHD解像度なところ。Windows 10のインターフェイスや最近のアプリケーションなら拡大に対応している可能性はあるとしても、古いソフトは表示が小さすぎ手動で拡大するハメになるかも。

13.3型はモバイルPCとして完成度高め(税別約16万~)

「VAIO S13」がLTEに初対応。バッテリ駆動時間向上 - PC Watch
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1081275.html

vaio-s13

主な仕様。

  • OS:Windows 10 Home
  • CPU:Core i5-7200U
  • メモリ:4GB
  • ストレージ:SSD 128GB
  • 光学:※なし
  • モニタ:13.3型フルHD非光沢
  • バッテリ:12時間
  • 通信:3G/LTE、IEEE 802.11ac、Bluetooth 4.1、有線ギガLAN
  • 重量:1.06kg

見た目が11.6型と同じ、貼る画像を間違えているわけではなし。

13.3型は11.6型の対角を1.7インチ(約4.3cm)大きくした画面サイズで、サブタイトルで完成度高いと書いた理由は、フルHDでモバイルなら13.3型の方が個人的に使い易いだろうと思っただけ。

仕様は11.6型とほぼ同じ。

不思議なところは本体デカくなった割にバッテリ駆動時間が11.6型より3時間も減っている点。CPUなどの性能は同じなので画面が広くなった分それだけ電気食うのだろうか。

重量はもちろん上がっているとは言えども1kg+60gは素晴らしい軽量感。私が所有している13.3型2in1ノートは1.6kgなので2/3の重さならば充分モバイル。

キャリア回線に対応する機種は11.6と13.3型いずれも同じ価格なので、大きさで選ぶだけでよろしいかと。私なら絶対13.3型。この大きさを切るとパソコンとして使いにくく、11.6型は過去2台ほど譲渡or全く使っていない。

15.6型は高性能志向でクソ重い(税別約17万円)

高速SSD搭載の15.5型オールインワンノート「VAIO S15」 - PC Watch
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1081277.html

vaio-s15

主な仕様。

  • CPU:Core i7-7700HQ
  • メモリ:8GB
  • ストレージ:SSHD 1TB
  • 光学:BDドライブ
  • モニタ:15.5型フルHD光沢
  • バッテリ:5.2時間
  • 通信:IEEE 802.11ac、Bluetooth 4.1、有線ギガLAN
  • 重量:2.5kg

CPU性能高め、メモリ盛りめ、ストレージも小容量な高速SSDでは無く大容量重視なハイブリッドはブルーレイからの映像編集も出来るという意味なのでしょう。

2chまとめでは重すぎるとレスがあり私もそう思う、ゲーミングノートかよと突っ込みを入れたくなるけれど、この大きさになると室内限定な半固定設置になるはずなので重さとバッテリ駆動時間は重要では無いはず。

代わりに通信系が充実しており、無線は最速に近いac対応、Bluetooth当たり前、有線もしっかり1Gbps対応ならばこれをメインに13や11型をモバイルとする作戦はアリかと。


以上。

気になることはVAIO S11と13がソニーでは無くVAIO公式サイトへ移っているところ。VAIOにS15のページはこれを書いている現在まだ無く、PC Watchのリンクはソニーの古いモデルのページへ。

移行途中、まだ完成していないのかも知れないけれど、私が普段ブラウザで見ているウィンドウのサイズでは表示がこうなってしまう。右と下にご注目。

vaio-s11-vaio.jpg

縦のスクロールバーは出ているものの横が無い。

おそらくスタイルシート(表示を制御するファイル)で overflow:hidden とかしているのだろうけれど、見ている人をイラつかせるだけなので単なるデザイン重視の自己満足ならやめた方が良いと思う。

 

VAIOというブランドの位置付が分からない

第三者としてハタから見ると以前はこのような印象。

  • 信者向け・・・Apple、ソニー(旧VAIO
  • 国内メーカー盲信・・・NEC、富士通、東芝、ソニー(旧VAIO
  • ブランド志向・・・パナソニック、ソニー(旧VAIO
  • 安さ重視・・・BTOパソコン

Apple信者は、「ソニーと一緒にするな」と思うかも知れないけれど、信者では無い私から見ると似たようなもの。

ソニーがVAIOしていた頃はソニー信者が間違いなく良い物だと信じて購入したり、国内メーカーの1つとして家電量販店で大規模に店頭販売されていたり、レッツノートのような「レッツだから」が「VAIOだから」で購入していた人が居たはず。

しかし現在はソニーでは無いので信者向けではなくなり、事業として縮小してしまったので国内大手メーカーとも言えなさそう。

そこで株式会社VAIOとしてはVAIOというブランドを前面に出して売ろうとしているのは解るものの、これまたやはりソニー製品ではないVAIOにブランドとしての価値があるのかが疑問。

しかも安くは無く、パナソニック並に高価になるか富士通並の価格で出すので安さ重視の人は見向きもしない。

店舗はヨドバシとビックカメラ、そして悪名高いPCデポを主力に取扱はあるようだけれども、高齢者を騙して「あのVAIOがこの価格ですよ※ソニーとは言っていない」で売りつけるくらいしか想像つかない。

但し業績は好調。

「VAIO」決算公告(第4期)

source:官報ブログ : ソニーが譲渡した「VAIO」決算公告(第4期)

2期目で黒字転換した後は3,4期ともに売上も利益も伸びており、法人や教育機関がVAIO導入は滅多に無いとするならば、どこで売れているのか不思議な数値。

売上のすべてがパソコンでは無いとしても、188億円で仮にPC単価15万円くらいとすると年12万台強になるので月あたり1万台少々は売れている事になり少ないとは言えない、パソコン工房くらいの規模はありそう。

以上。謎すぎるので皆さんにもお聞きしてみたい。メイン、サブ関わらず自分が購入し所有するPCとしてVAIOは選択肢に入るか。回答者の属性がPC変態率高めなので低めに出るはず。

VAIOは選択肢に入る?

結果のみ見るなら選択せず投票ボタン。※2017.11.04 締めて画像へ差し替え

今月のオススメBTOパソコン

リンク用ソース

コメント(4)

>国内メーカー盲信        

以前はNEC信者でした。今はdynabook信者です。能力が低いです。その分、熱的に耐久性

が高いかもしれないと、思っています。娘はVAIOのVGN-Z73FBを使っています。熱的に厳

しいようで、一時間使用すると休ませています。私の知人はソニータイマーについて教え

てくれました。PS4プロを購入しました。値段も手ごろなので、4年もてば良いかな。と

思っています。FF14がベンチマークソフトと知り、手に入れました。グラフィックの進歩

に驚きました。リコール社のように脳に作用させなくても、ヨーロッパ名所巡りのDVDと

か出たら欲しいです。

同スペックでもドスパラやマウスだったらもうちょっと安くなるだろうな、と考えちゃう自分は背信者になってしまうんでしょうね。
しかしWin98の頃に一度だけVAIO使ってたので会社としてのVAIOには頑張ってもらいたい。

でも買いませんけど。

三つの新製品はどれも性能的には十分ですが、やはり値段が…

旧VAIOならばソニーブランドで売れたでしょうが、今はそうもいかないはず
デザイン、性能、価格等どこかで他との差を作らないと売れないでしょう

>低反射コート
グレアの高コントラストと、ノングレアの映り込み低減を兼ね揃えた表面処理、とレビューからは読めますね。印象としては「格安のグレアパネルよりはマシ」という程度ですが。

ASCII.jp:VAIO Zを屋外で使ってみた―液晶の見やすさ/持ち運びやすさは? (2/2)|性能も機動力も最高峰! 「VAIO Z」ロードテスト
http://ascii.jp/elem/000/000/674/674319/index-2.html#eid674324

ちなみに上記リンク先のモデルは新型機では無いため、本記事で取り上げている「VAIO S11」の低反射コートが同程度の性能かどうかは未知数。

>タッチスクリーンなし、画面が外れたり回ったりもしない無駄のない設計
それらを追加すると重量が増しますから、1.0kgを切るためには切り捨てる方が無難ですね。

>11.6型と小さいにも関わらずフルHD解像度
ドットピッチは0.134mm。これは23インチで4Kと同じくらい。私の23.8インチで4Kは0.137mm。これより細かい。DPIは200%に設定がデフォ。

>モニタ:13.3型フルHD非光沢
こちらはドットピッチ0.153mm。これは27インチで4Kと同じくらい。確かに妥当。

>VAIO S15
コンセプトは「持ち運べるデスクトップ」だそうですから、固定使用が前提な様子。強く打鍵するとガタガタ言うノートは嫌いなタイプですから、本体が重いノートは好きな方です。

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BTOパソコンメーカー比較

パソコン工房

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

初心者や実用重視のPCユーザー向け。デスクトップ以外にノートも多数有り価格と性能のバランスが良く選びやすい。全国に実店舗が多数有るBTO PCメーカー。

マウスコンピューター

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

パソコン工房と同様に機種が多くノートの取扱も有りゲーム用やクリエイター向けPCも有り。送料が比較的高額なので総額注意。知名度は国内トップクラス。

ドスパラ

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ☆☆

部品選: ★★★☆☆

デスクトップPCならパソコン工房とマウス以外にドスパラも見る価値有り。秋葉原に本拠地を構える昔ながらのBTOパソコンメーカーで知名度はマウス並に高い。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆

部品選: ☆☆☆☆

2011年頃から安く無くDELLを選択肢に入れる理由が薄く回線抱き合わせ販売の価格がまぎらわしい。ゲームPCのAlienwareは見た目重視コスパ最悪なので要注意。

日本HP

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安保証: ★★

部品選: ☆☆☆☆

高性能ノート以外は見る価値が薄く高額なLenovoという感じ。早々にWindows 7を捨て8に切り替えたので7が必要なら行っても無駄。2012年後半から迷走中。

TSUKUMO

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★

部品選: ★★☆☆☆

ヤマダ電機による買収後はマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。BTO PCは機種が少なくやや割高。ツクモファンなら選択肢へ。

FRONTIER

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ☆☆☆

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆☆

部品選: ★★☆☆☆

2013年7月に(株)KOUZIROが倒産しヤマダ電機子会社インバースネットが続投。長期保証が消滅。これと言った特徴が無く難点は有れど利点が見当たらない。

サイコム

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★★

部品選: ★★★★★

自作しない中~上級者のPCユーザ向け。初心者にはカスタマイズが難しく動かない構成でも購入できるので注意。パーツへのこだわりや知識が有るなら。

※並びはBTOメーカーの知名度の順。大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

勝手に評価シリーズ

結果として宣伝になっていますが依頼されたわけでは無く、依頼されてもやりません。

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BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。