中古PC通販のパクり&詐欺サイト警告(2016年3月頃版)

2016年3月26日

中古PC通販の詐欺サイト警告。

以前も元のページを丸パクりしたGF-TOWNが被害を受けている詐欺らしきサイトが有ったけれど、今回は丸ごとでは無く一部をパクり、調べてみると乱立していたので少々驚いた。

窓辺さんよりメールにてタレコミ、有難う御座います。

ターゲットになったサイトは「くじらや」だけでは無い?

元ネタはこちら。この「くじらや」は詐欺サイトではございません。

中古パソコン(PC)の通販・販売|くじらや【楽天市場】
http://www.rakuten.ne.jp/gold/pckujira/

rakuten-kujiraya

おそらくここを見て狙われたのでしょう。

楽天ランキング中古PC

source:【楽天市場】中古ノートパソコン | デイリー売れ筋人気ランキング

詐欺サイトとしては、画像をパクり文字をコピペするだけで複製出来てしまい、価格も参考になる上に人気の有る商品なら売り易い。

パクっているサイトがこちら。ここからリンク切っているサイトは全部詐欺臭いので行くなら自己責任にて。

サーバー・ルーター|周辺パーツ|中古パソコン【最低価格!大幅割引!】
http://www.pc-online.site/

pc-online

周辺パーツとは何だ。

 

詐欺サイトが日本人離れしておりアホ過ぎて面白い

というわけでどういうわけかエア発注してみる事に。

会員登録しなければ進めないようなので適当に入力しようとすると、いきなり何だこれは状態。

都道府県選択?

なぜ三重から始まり佐賀が有ると思えばその下の方で北海道。大分と大阪、山口、山形、山梨が並んでいる辺りが何か可愛い。

しかも都道府県選択の下には国まで選べてしまうという、送料548円でどこまで対応しているのか謎。そして、この548円はどこから出て来たのか、500円+8%消費税ならば540円なのでは。

気にせず進むと決済画面。

pc-online-step3

実在するとアレなので個人情報欄はボカしております。

何とカード決済対応?これは新しい。詐欺サイトならばネットでカード決済とか無理に近いと思っていたので驚いた。

しかし、注文確定ボタンを押すとこれである。

ログオフ 

大事な事なので2回書いたのだろうか。変な日本語は無さそうと思ったけれど今気付いた。

銀行振込のお支払い方法を利用いただくお客様は、弊社はご注文を確認のちほどメールにて(略)

これの下の文章も変ですな。そして会員登録完了メールもおかしい。

当サイトは、SSLセキュリティーシステムにより保護されております。

されておりません。

詐欺サイト確認の定番、ドメイン情報を調べてみるとここもおかしい。

  • Admin Name:※日本人名
  • Admin Street: Izumi, Izumi ward, Kanagawa Yokohama 45 
  • Admin Postal Code: 245001 
  • Admin Phone: +81.090~※携帯電話番号

泉wardとかひねりが効きすぎており意味が解らなかった。どうやら「区」を英語化したようで。ちなみに本来は Izumi-ku のように素直に区でOK。

更に横浜市泉からの泉wardの後はいきなり番地なのか何なのか良く分からない45で終わり。郵便番号は泉区池谷、町名も無ければいきなり45もあり得ない。

また、サイト最下部左隅の運営者情報は茨城県、ドメインの登録は神奈川、携帯電話番号のキャリアを調べるとドコモ関西という散らかりぶり。お前は一体どこの誰なのか。

別の調べ方をすると http://letra7.com/ もこいつが持ち主のようなのでドメインを調べてみると海外風な登録内容。

  • Admin Name: Paulo Sergio
  • Admin Organization: AtelierSueste
  • Admin Street: Miravila - Loja 16
  • Admin City: Quarteira
  • Admin State/Province: 
  • Admin Postal Code: 8125
  • Admin Country: PT

ポルトガルにお住まいのパウロ・セルジオが所有者。本当かよ。

他にも有るのかと疑い、くじらやの商品名でGoogle検索すると3つ検出。

http://www.kanemotilevel.top/

  • Admin Name: Qing Shui Luo 
  • Admin Organization: Qing Shui Luo 
  • Admin Street: Song Bei Zhen Zhong Yuan Da Dao Kai Li Yin Zuo 
  • Admin City: Ha Er Bin 
  • Admin State/Province: HL 
  • Admin Postal Code: 430019 
  • Admin Country: CN 

国名CNは中国、住所を検索するもGoogle Mapでは表示出来ない秘境なのだろうか。郵便番号は中国湖北省武漢市江岸区。

次。

http://www.matongt.win/

  • Admin Name: Mei Hui Song Jing 
  • Admin Organization: Mei Hui Song Jing 
  • Admin Street: Ao Men Jie Xi Li Heng Jing Xiang Wu Li He 2698Hao 
  • Admin City: Ao Men 
  • Admin Postal Code: 596325 
  • Admin Country: CN 

もうどこなのか中国以外はサッパリ不明。中国のはずなのにシンガポールらしき郵便番号も意味不明。

ラスト。

http://www.jal-mazda.com/

  • Admin Name: zhi kai
  • Admin Organization: 
  • Admin Street: guangzhoushibaiyunquqingshuixiaoqu
  • Admin City: guangzhoushi
  • Admin State/Province: guangzhoushibaiyunquqingshuixi
  • Admin Postal Code: 698587
  • Admin Country: CN

 

やる気有るのか無いのか。郵便番号は中国広東省広州市。

  • jal-mazda.com

と同じサーバー内に、

  • beautyfulclub.com
  • swiaspecter.com

も存在しているので、おそらくこの2つも詐欺サイトなのでしょう。

 

単独のネット通販サイトは今後厳しくなる予感(まとめ)

私のようにネチネチ調べる人ならば騙されないだろうけれど、普通はここまでしないかと。

現在は多くの詐欺らしきサイトは日本語など何かとおかしいので、勘の良い疑り深い人なら気付くだろうけれども、もし日本人の協力者が付いたなら、日本人で無くとも日本語100%理解している中国人などが協力したなら、私でも見抜けなくなる可能性がございます。

現状の詐欺サイトでは甘すぎ、詐欺師本人は「なぜ売れないのか?」と不思議に思っているやも知れず。気付かれるならまだしも、これに目を付けた悪意有る人間が完全日本語化したWordPressの詐欺用テンプレートとか売り始めると一気に拡大する可能性。

楽天やAmazonで詐欺すると面倒だろうし、ヤフオクは評価が見えるのでまだ判断が容易。しかし、今回のような独自ドメインでサイトを展開され、全て海外で完結されると騙された人の泣き寝入りは必至。

銀行口座は偽名だろうし、凍結されても別の口座を設定すれば良いわけで、いくら日本の銀行が厳しくなろうとイタチゴッコになるはず。

身元の判明している大手サイトや企業ならば証明書を貼っている事が多い。以下はパソコン工房のサイト右下のSECOMロゴをクリックした際の表示。

ssl-unitcom-20170107

有名な良く見かけるサイトシールはこんなやつ。

サイトシール

左の例ならば、ノートン(シマンテックのVeriSign)がSSLで保護されている事を証明していたり、サイト所有者が実在しているとか、企業が存在するという証拠のようなもの。

証明は大きく分けて3種類。

  • ドメイン認証・・・ドメインの所有者を確認
  • 実在証明・・・組織が実在する事を確認
  • EV(Extended Validation)・・・世界的に認められている

通販サイトの場合は最低でも実在証明が必要なので、ノートンなら年間5万、ジオトラストでも年2万円おかわりが必要となり、個人で運営しているような零細ショップには厳しい。ちなみにパソコン工房のやつは6万円/年くらい。

かと言えども楽天のようなモールに出店すると手数料がバカ高く、やはり小さなショップでは厳しいでしょうな。

ページの見た目は日本語、日本からアクセスしていようとも接続先は海外かも知れないので御注意有れ。

今月のオススメBTOパソコン

リンク用ソース

コメント(4)

最近まではそっ閉じ&得体の知れぬ不安件だったんだけど
amazonが中国直送(安い!遅い!送り状なんだこりゃ!
はじまったもんでジワジワ慣らされてる感

これが中華クオリティーだ(ゲンダイ風投げっぱなし

>中古PC通販の詐欺サイト警告。

詐欺サイトあるよね。

私が見つけたら、本家サイトにお問い合わせで通知しますけどw
同じ商品を売るニトリの偽サイト見つけたことあるわw
(本家が廃番で在庫切れなのに、
偽サイトは在庫あり価格が2割引で安げに見えたけど
サイト運営がニトリを名乗り怪しすぎた)

>何とカード決済対応?これは新しい。
>詐欺サイトならばネットでカード決済とか
>無理に近いと思っていたので驚いた。

たぶん、決済ができるわけでなくカード情報抜きたいのでしょうw
他サイトで悪用して商品を現金化って流れでは?

>現状の詐欺サイトでは甘すぎ、詐欺師本人は「なぜ売れないのか?」と不思議

売るためではなく情報抜くのがメインだと思う。

>くじらや
楽天は眼中に無いため初耳な店。試しにデスクトップPCをいくつか見ましたが、ページ最上段から購入ボタンまでは、PageDownを9~10回の押下で行けました。楽天の割に広告や宣伝文句が少なく、好印象です。

hpのデスクトップに付属するキーボードには、大きくDELLとロゴが銘打たれている点がチャームポイント。

【中古】 05P26Mar16 商品番号:hpdc5100_0220w(画像)
http://image.rakuten.co.jp/pckujira/cabinet/ad3/abp129767837-co02b.jpg

>パクっているサイトがこちら
左上のサイト名ロゴ、無駄にデザイン志向なフォントを使用しているため、非常に読みづらいですね。恐らく「Pc-Online」でしょうが、cをなぜ小文字にしたのか意図不明。

>詐欺サイトが日本人離れ
ヒツジ先輩が挙げた以外ですと

1.営業日、時間の表記不一致
会社概要の:土日祝日、年末年始は休業。営業時間は9:00~18:00
決済・配送・返品の下段:月~日の9:00~12:00、14:00~18:00
全ページの最下段:月~日の9:00~14:00、14:00~18:00

2.責任者「菅野 勢郎」氏の肩書が変わる
会社概要:店舗セキュリティ責任者
全ページの最下段:店舗運営責任者

3.配送業者が不明
「会社概要」や「決済・配送・返品」に書いてある「配送について」では、配送業者が「佐川急便」一択。しかし、全ページの下方に書いてある「配送・送料について」には、なぜか「全国一律548円 ヤマト運輸」との表記。

4.FAX番号がビックカメラ
アカデミック版のソフトを購入する際、学生証や身分証明書のコピーをFAXで送付する事で購入できるものの、販売ページに書いてあるFAX番号がビックカメラのアカデミック係と同一。※探した中ではDAWソフトの「ABILITY」が該当。サイト内検索を使うと見つけるのが楽。

ビックカメラ:アカデミックソフトのご購入に関して
http://www.biccamera.com/bc/c/info/order/index.jsp#academicsoft
FAX番号:03-5985-7077

探せばもっといろいろ出て来ますが、個人的には昇圧器とか温冷プレートとかオーブレンジとか、果てはこたつや冷蔵庫まで取り揃えるラインナップの豊富さに、商品を探す楽しさを見いだせるためあまりケチをつけるのがもったいなくなって来ました。

PC-Onlineというサイト名っぽいのに、PCとは関係ないだろう商品の多さに笑えます。

>ヤフオクは評価が見えるのでまだ判断が容易
それを利用して、半年くらいはまともに商売し、一定の評価と信用を得たところで「諸事情で出荷が送れています」のまま大量に注文と振り込みを受けた後、トンズラする詐欺が流行った時期がありましたね。何らかの対策があったのか、最近は聞かなくなりましたが。

前回とネタかぶりなので記事になるとは思いませんでしたw

>元ネタはこちら。この「くじらや」は詐欺サイトではございません。
詐欺サイトの画像に「くじらや」と書かれており、検索したら本物の「くじらや」が出てきたので気づきましたw

>なぜ三重から始まり佐賀が有ると思えばその下の方で北海道。
>大分と大阪、山口、山形、山梨が並んでいる辺りが何か可愛い。
漢字順で並んでいるからじゃないんでしょうねw

>ちなみに本来は Izumi-ku のように素直に区でOK。
東京都の特別区の公式英語表記はChiyoda CityのようにCityを使うそうですよw

>更に横浜市泉からの泉wardの後はいきなり番地なのか何なのか良く分からない45で終わり。
>郵便番号は泉区池谷、町名も無ければいきなり45もあり得ない。
英語で住所書く際は、Yokohama Kanagawaのように市区町村→都道府県なんですが、なぜか逆になっていますねw
横浜市泉区には和泉町が存在しますが、英語表記ならIzumi-choなはずですし、Googleマップで調べたところ横浜市泉区和泉町45という住所は存在しませんでしたw

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BTOパソコンメーカー比較

パソコン工房

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

初心者や実用重視のPCユーザー向け。デスクトップ以外にノートも多数有り価格と性能のバランスが良く選びやすい。全国に実店舗が多数有るBTO PCメーカー。

マウスコンピューター

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

パソコン工房と同様に機種が多くノートの取扱も有りゲーム用やクリエイター向けPCも有り。送料が比較的高額なので総額注意。知名度は国内トップクラス。

ドスパラ

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ☆☆

部品選: ★★★☆☆

デスクトップPCならパソコン工房とマウス以外にドスパラも見る価値有り。秋葉原に本拠地を構える昔ながらのBTOパソコンメーカーで知名度はマウス並に高い。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆

部品選: ☆☆☆☆

2011年頃から安く無くDELLを選択肢に入れる理由が薄く回線抱き合わせ販売の価格がまぎらわしい。ゲームPCのAlienwareは見た目重視コスパ最悪なので要注意。

日本HP

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安保証: ★★

部品選: ☆☆☆☆

高性能ノート以外は見る価値が薄く高額なLenovoという感じ。早々にWindows 7を捨て8に切り替えたので7が必要なら行っても無駄。2012年後半から迷走中。

TSUKUMO

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★

部品選: ★★☆☆☆

ヤマダ電機による買収後はマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。BTO PCは機種が少なくやや割高。ツクモファンなら選択肢へ。

FRONTIER

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ☆☆☆

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆☆

部品選: ★★☆☆☆

2013年7月に(株)KOUZIROが倒産しヤマダ電機子会社インバースネットが続投。長期保証が消滅。これと言った特徴が無く難点は有れど利点が見当たらない。

サイコム

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★★

部品選: ★★★★★

自作しない中~上級者のPCユーザ向け。初心者にはカスタマイズが難しく動かない構成でも購入できるので注意。パーツへのこだわりや知識が有るなら。

※並びはBTOメーカーの知名度の順。大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

勝手に評価シリーズ

結果として宣伝になっていますが依頼されたわけでは無く、依頼されてもやりません。

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