インテルのUSB4(仮)はThunderbolt(Light Peak)

2011年2月28日

アップルより新MacBook Proが発表。

発売は知りませんが新Core iシリーズ、SandyBridgeを搭載しており、CPU以外で光っている所はThunderbolt(サンダーボルト)という端子。カッコ内のLight Peak(ライトピーク)はインテルのコードネームだとか旧名という話も有りますがどちらでも結構。

USB3.0の5Gbpsどころかその2倍の10Gbpsへ。

再利用する気がするため御品書、ページ内リンク。

 

新MacBook ProにThunderbolt採用のニュース

Macの新製品が発表と聞き、一応カスタマイズパソコンという事にして見ていると、ノート本体より大きめに扱われるThunderboltという規格。

最速で情報が出たサイトはいつも通りEngadget。

Thunderbolt 採用の新 MacBook Pro 実機ギャラリー、プレビュー
http://japanese.engadget.com/2011/02/24/thunderbolt-macbook-pro/

macbook-pro-thunderbolt.jpg

アップルは何故かプロセッサナンバーを書かないので、CPUを勝手に変換しつつEngadgetから引かせてもらうと。

  • CPU:Core i7 2720QM(6M Cache、2.20 GHz、HD Graphics3000)
  • メモリ:4GB
  • グラボ:AMD Radeon HD 6750M (1GB GDDR5)
  • HDD:750GB 5400rpm
  • 外観は従来モデルとほとんど同一
  • サイズも重量もほぼそのまま

そしてThunderboltの解説へ。アップルの実測。

このデモでの転送速度は600から700MB/秒。また単純なファイル転送では、5GBのファイルをものの数秒で転送完了

ストレージの速度が遅ければ最高速度は出ないので、RAID構成での転送速度とされております。

USB2.0のメモリスティックで15~30MB/秒くらい、USB3.0接続のSSDでは100MB/秒出るかどうかという速度と過去に書きましたが、おおよそでThunderboltはUSB3.0の6倍以上、2.0の20倍以上の速度が出てている事になります。これは凄い。

過去数年の内蔵HDDやSSDはSATA2接続が主流で100MB/秒超えが一般的ですが、600~700MB/秒出てしまうなら外付け用のストレージ(HDDやSSD)もかなり使える環境になれましょう。

ノートに最適、かは知りませんが端子の数問題も解決。

従来のミニディスプレイポート接続モニタが使えるのはもちろん、アダプタでHDMIなどにも変換できます。また6台までの機器のデイジーチェーン接続に対応

数年の時を超えてSCSI以来で聞いた言葉ですが、デイジーチェーンとは簡単に言うと外付け機器を直列に繋ぐ状態。1台のPC本体から複数の機器や、ハブを通しそこから複数の機器に接続する必要が無く、行列のような接続方法。

更にノートに最適、かも知れないバスパワー(PC本体から給電)。

Thunderboltでは USB や FireWire と同じようにバスパワーの供給が可能。最大で8ワットまで。

※注:おそらく10ワットの誤り

USBは2.5ワット、FireWire(IEEE1394)は18ワット。バスパワーで動いてしまう機器は限定されますが、USBよりは大きく、デイジーチェーンを考えると今まで4本出していた配線なら直列繋ぎで1本の4台行ける単純計算。

以上はデータ転送の話ですが2つ上の引用に有る通り、映像も同時に転送出来る為、現在までMac専用かと思えていたMiniDisplayPortが今後流行るかも知れませんな。

 

Thunderbolt(旧Light Peak)とは

Engadgetの続報で詳細が公開。

動画:インテルの新I/O規格 Thunderbolt 詳細。アップル以外でも採用へ
http://japanese.engadget.com/2011/02/24/i-o-thunderbolt/

thunderbolt-logo.jpg

概要より。

Thunderbolt とは、アップルの協力を受けてインテルが開発した新インターコネクト規格。コードネーム Light Peak として知られてきた技術の正式版

要点をかなり端折りつつ、重要かも知れない箇所を太字に。

  • 双方向10Gbpsの高速転送
  • 端子形状はMini DisplayPortと互換。
  • 内部はThunderboltチップを介しDisplayPortとPCIex4に接続
  • 従来のMini DisplayPort接続機器に対応
  • アダプタでFireWireやeSATAなどにも対応(PCIe2.0使用なら何でも
  • ケーブルは銅線。10Wのバスパワー供給に対応。
  • 将来の光ファイバーケーブルとも互換
  • デイジーチェーンはケーブル長3mまで
  • アップルとの独占契約ではなく他社もThunderbolt採用予定
  • アップル以外は2012年早期の見込み。早く登場する可能性有り
  • (海外の)周辺機器メーカーでは、すでに数社が採用を声明

バスパワーが10W、デイジーチェーン最大3mになっている以外で気になる事はアップル以外の採用で2012年早期と有ります。

ノートPCは丸ごと作られる為、ベアボーン(ノートの本体部分)製造メーカー次第かと思いますが、マザーボードにThunderboltコントローラが載る時期をインテルが握っているとするなら現行のチップセットに対応するか否かが問題。

どちらにしても今パソコンを買うと漏れ無くThunderbolt端子は付いて来ないので、待ち組は待つ理由が出来たかも知れません。

詳しい仕組はASCIIの解説が上手い。

ASCII.jp:インテル「Thunderbolt」はノートPCを変えるか
http://ascii.jp/elem/000/000/592/592109/ 

Thunderbolt Technology

2ページ中からEngadgetとかぶらない箇所をまとめると。

  • 銅配線(メタルケーブル)ではなく光ファイバーの利用を想定
  • USB3.0では光ファイバーが入らないのでインテルが諦めた
  • 初期の段階ではメタルケーブルのみをサポート、いずれ光へ
  • 光ファイバーはバスパワー不可、コストが高くまだ出せない
  • インテルのターゲットはデスクトップよりノートPC

インテルが何故USB3.0をネイティブ(擬似的では無く)で対応しないかは、こちらに力を入れていた為と解釈出来ましょう。

タイトルでUSB4(仮)とは、私が過去に噂として書いていたインテルのUSB3.0遅らせプランの事です。

相変わらずUSB3.0が無い辺りはインテル様の御汚い御策略と見ます。(インテル独自でUSB4.0のような規格を開発中の噂有り)

source:パソコン関連の相場や新製品情報など4種類10個くらい - BTOパソコン.jp

今後はUSBが消え、Thunderboltかと思いきやEngadgetから続報。

インテルいわく、USB 3.0も今後ネイティブサポートします
http://japanese.engadget.com/2011/02/25/usb-3-0/

インテルの中の人曰く。

Thunderboltの担当ディレクターであるインテルのJason Ziller氏は「インテルはUSB 3.0を完全にサポートし、将来的に統合していく計画である」と発言

これで安心してUSB3.0の外付けが出来ると思いきや。

PC各社でのThunderbolt採用が2012年とすこし先になる計画とはいえ、インテルからUSB 3.0対応チップが登場するのも2012年までずれこむと見られています。

先の話では、Thunderboltは2012年早期で前倒しの可能性有りつつ、USB3.0対応チップは2012年の予想。予想なのでインテルがどう出るかは不明ですが、現在まで遅れさせたと考えるならThunderboltより早くやる理由は無いかと。

USB3.0もネイティブサポートするという発表は、安心して引き続きUSB3.0機器を出して下さい(但しThunderboltまでな。PCやマザーを買い控えるなよ、CPU売れなくなるから)

 

Thunderboltに期待できる事は転送の「速さ」と「長さ」

SandyBridge、インテル6シリーズのチップセットからUSB3.0が標準で複数本付いているとしてバックアップ推奨マニアの私にはSATA2を切る程度の速度でも、USB2.0より速ければ良いと思っておりましたが、Thunderboltの高速さにはビビる程期待しております。

但し接続出来る物(インターフェイス部分)の価格次第。

現状というべきか来年くらいというべきか、メタルケーブルのみとするなら外付けバックアップ派以外にノートPCでも大いに有効。デイジーチェーンはノートは無理が有りそうですが、ノートを固定設置している良く判らない環境なら数珠繋ぎは端子数を食わず有効。

個人的にはバックアップはSATA(内蔵する)派なのでメタルケーブルのThunderboltが必要な環境では有りませんが、光ファイバーに対応し、それがーローカル(家庭内LAN)で標準に出来、NASを加えた高速転送に期待。

その頃には大容量SSDがHDD並に値下がり、とまでは言わずとも、ベンチマークマニア以外でも買う価値の有る価格まで落ちていて欲しいものです。内蔵HDDよりネットワークなSSDの方が速いという時代が来るかも知れませんな。

そうなるとやはり次はWWW(インターネット)接続の速さをNTTに期待。ソフトバンクには期待しておりません。

今月のオススメBTOパソコン

リンク用ソース

コメント(5)

>気になる事はアップル以外の採用で2012年早期と有ります
よし、解散!

>但し接続出来る物(インターフェイス部分)の価格次第。
間違いなく「でもお高いんでしょう」になるような。
メタルから光化していくとして、その光機器がアホ高いと思うのですよ。

>。デイジーチェーンはノートは無理が有りそうですが、
かつてA5のサブノートにSCSIカード挿してMOとスキャナ繋いでたことがあるから
大丈夫だ問題ない。

>そうなるとやはり次はWWW(インターネット)接続の速さをNTTに期待
NTTは下り200Mbpsのサービスを提供していながら、レンタルしているルータ機能付きONUのLAN側ポートが100BASEだって聞いたんですがそれは本当ですか。
(はてな風w)


よしわかったIntelが「Thunderbolt」出すならAMDは「Stuka」で対抗しろ。
NECは「彗星」な。いや、なんでもないです。すいません。

>レンタルしているルータ機能付きONUのLAN側ポートが100BASE

びっくらこいてルータのカバーまくってUNIに直結してきた。手元のスイッチとは1Gでリンクしたよ。このままぢゃルータが居ないどころか光でんわが使えないのでので即もとに戻したけど。

いや、私も1月くらいに小耳に挟んで、それ本当かよ!ってNTTの技術情報教えてくれるところ(0120-116-116?)だかに電話して聞いたところ
「その通りです(キリッ」って言われて盛大にフイタからw
加えて光電話使えるタイプはルータ一体型しか無いとか言ってたので、光電話利用する以上は100BASEボトルネックを避けられないような…
ルーター機能無しのONUのほうはGiga-Gigaでブリッジできるような気もするのですけど、聞くの忘れてその辺定かじゃないので今度また聞いてみます。
そっちがOKなら直結or市販のGigaルーターへブリッジでこの100BASEボトルネックは回避できると妄想。
そのルータ無しブリッジでもGigaで通信出来ないときはもう(゚⊿゚)シラネ
私の場合他に選択肢がないのでNTTがやる気出すまで打つ手なしw

あとたしかこれも定かな話じゃないのですが、NTTはレンタル提供している無線ルーターもIEEE802.11のn対応が無くて、最大54Mbpsしか出ないのじゃなかったかな?

あ、でも私は実際に光回線はまだひいてませんで、少し前にそろそろひこうかと検討を始めた際にいろいろと知って「ちょw、( ̄д ̄)エー」ってなった話ですので、私の誤解釈含め多少、現在の最新情報とは食い違いがあるかもしれません。

>Thunderbolt(サンダーボルト)
初めてこの話を聞いた時は何のポ○モンかと思いましたよww
本当にこの速度が出るなら期待大ですね。

>接続の速さをNTTに期待。ソフトバンクには期待しておりません
私は小野寺会長に期待。KDDIには期待しておりませんww(なぜw)

>Thunderbolt
使うとケーブルに繋がるストレージを全て破壊するんですね、分かります

詳しいことは分かりませんが、PCIExpress-x4接続で外部機器と情報をやり取りできる、という技術でしょうか。高速化は歓迎ですが、チップセットに余計な機器が加わると、何だか相性問題が再燃しそうな気がしますけれど

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