USB 3.1の仕様策定が完了しメーカーでの量産へ移行

2014年8月18日

USB3.1が量産へ移ったという話。

2014年内とは聞いていたけれど、伸びて来年か再来年辺りの話と思っていたので勝手に驚いた。仕様とか全然気にしていなかったので見て参りましょう。転送速度は、あてにならない理論値最大10Gbpsとの事。

ノートPCが益々はかどりそうですな。

USB 3.1の仕様策定が完了しメーカーでの量産へ移行

ソースはこちら。

USB 3.1・メーカーでの量産品製作に移行 - BusinessNewsline
http://www.businessnewsline.com/biztech/201408142225580000.html

USB3.1策定作業完了

引用。

USB 3.0 Promoter Groupは12日、USB 3.1の仕様策定作業を完了し、各メーカーでの量産品製作に移行したことを発表した。

海外の話だけれども、世界で使われているパソコンは日本製では無く中身は海外製品。多くは台湾や中国なので日本も無関係では無いでしょう。おそらく。

特徴はこちらの記事がやや詳しい。

PDFファイルの作りが悪いのか私の頭が悪いのか、情報が散らかっている感が有り勝手に分かり難かったので5つにまとめると、

上下関係無く差し込めて接続可能

アスキーの解説より、新端子Type-Cについて。

小さくて薄くて裏表関係なく挿せる(これが一番重要視されてる)ほか、

一番重視されているらしい、天地無用の端子へ進化。

なぜ最初からそうしなかったのか謎な設計。USB3.1(のType-C)からは端子同士の中を見て挿す必要が無くなったわけですな。

互換性を維持するなら標準のType-A、USB3.0以下の物でも3.1端子へ接続可能という情報は過去にどこかで見た事が有る気がする通り。

あらゆる周辺機器の接続に対応可

USB3.0まででも、ディスプレイを接続したり有線LAN端子を追加出来たりしたけれど、転送速度が速くなった影響で4K解像度の30fpsまで対応するそうな。現在普及しているHDMIと同じくらい。

その他、AV機器やオーディオなども接続可能とされており、10Gbpsという事は有線LANの1000BASE-T(10Gbps)より速い。

適当にイメージすると、デスクトップPCの背面が電源端子以外は全部USB3.1でも成り立ってしまいそうな感が有り、ノートなら電源とカードリーダー以外は全部USB3.1端子とか将来的に有り得そうな感じ。知らないけれど。

Type-Cという新たな小型端子追加

アスキーより写真を拝借。

Type-CのUSB3.1端子

左下がパソコンなどに挿さるいつものやつで、上が先ほどから騒いでいる新しい端子。 

スマホのみならず、ノートPCなど小型なパソコンでType-Cの付いた物が増えるとするなら、ノートはもっと薄くなるかも知れない。

NUC(超小型デスクトップPC)で電源端子以外はUSB3.1(Type-C x2)のみとかやるなら更に小さくなりそう。

抜き挿し回数の寿命が2倍になった

アスキーより。

たとえばスマホの充電プラグとなっているUSB Micro-Bはその寿命(最低抜き差し回数)は約5000回で、(中略)。Type-Cでは2倍の1万回

との事。

最大100W(20V5A)の電源供給が可能

速度が10Gbpsへと上がった以外、個人的に最もデカいと感じたのは電源供給の大きさで、100Wとかワンルームの蛍光灯かと思うレベルのワット数がUSB1本で出せてしまうという。

省電力化とは逆方向。パソコンから100W出すならパソコンの電源容量も余裕を持たねばならず大容量化するのか。私はエコや節電に興味が無いので良い事と感じております。

というネタ的な発想は置いておき、単純に外付HDDの外部電源が要らなくなるとか、プリンタやモニタもコンセントを使わずUSB1つで接続出来る時代が来るのかも知れない。

 

USB 3.1は3.0の2倍の速度では無い(by.アスキー.jp)

アスキーのツッコミが面白かったのでどうぞ。まずはUSB3.0の話から。

USB 3.0が5Gbpsでの通信ができることになっているが、これは正確ではない。正しくは5GT/sec( (5 GigaTransfers per Second)である。 

source:ASCII.jp:USB 3.1が発表、USB 3.0からなにがどう変わる? (2/3)

詳しい計算は本文を見て貰うとして、なぜ5Gbpsと表記しているかは一般向けに分かり易いからだろうとの事。

USB3.1はどうなるか。

  • 信号転送速度を5GHz→10GHzに
  • エンコードを8b10b→128b132bに 

この結果、通信速度は10G×128÷132=9.6969Gbps≒1.21212GB/秒で、USB 3.0の2.4倍もの転送速度に向上した計算になる。 

というトリビアのような解説を覚えておけば、パソコン系キモオタとして優秀だと思うので是非ご記憶有れ。私は(自称)一般人なので「10Gbpsだから2倍」の方で結構。

 

パソコンの買い時として時期が悪くない理由(まとめ)

USB3.1のように新しい規格の何かが登場すると、それが出るまで待つという考え方が有りましょう。パソコンの買い時として延々と時期が悪くなってしまう原因。

私は逆で、Sandy Bridge(当時の新CPU)発売直前にそれには手を出さず、BloomfieldやLynnfieldでパソコンを組み立てたように、新物は避ける事にしております。

結果としてチップセットのリコールを回避出来たので良かったけれど、USB3.0やSATA3が早過ぎてやや腐っており、SATA3から起動出来ない制限が有るとか、USB3.0はチップセットで制御していないなどの難点も有り一長一短。

パソコンに限らず必要な時が買い時なわけで、こういうものを待つ考え方は非効率の要因となる為、生きている時間を無駄にしないようご注意有れ。

本格的に何でもUSB3.1になるほど普及するには数年を要するとするなら、Windows 7のHome~がまだ有る今もパソコンの買い時と言えば買い時でしょうな。

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リンク用ソース

コメント(4)

>なぜ最初からそうしなかったのか謎な設計。

コンセントやイヤホン程度ならともかく、USBのように3つ以上の線を持つ「コネクタ」の殆ど全ては上下関係無く差し込めません。これは信号線の並んでいる順序があるんだから当たり前の話で、リバーシブルにしたことは良いとおもうけどコストは嵩むはず。「なぜ最初からそうしなかったのか謎」というのはUSB-IF(仕様を決める人達)に対してちょっと酷ですね。

>互換性を維持するなら標準のType-A、USB3.0以下の物でも3.1端子へ接続可能という情報は過去にどこかで見た事が有る気がする通り。

「見りゃわかるでしょ」という気もしますけど一応補足しておきますと、この場合はType-Aの3.1端子が必要です。Type-Cの3.1端子に今までのケーブルが挿せるようになっていたりはしません。USB3.0の時は無理やり過去のケーブルを挿せるようにしたのでややこしいですが。

>最大100W(20V5A)の電源供給が可能

いやいやいやいや、それはUSB3.1本体とは別の話ですから。
USB3.1の規格として100Wとか決めてしまったらノートPCなんかが対応できません。
というか元記事を読めば「USB3.1=最大100W(20V5A)の電源供給が可能」ではないことはわかるはず。それを都合よく切り取ってUSB3.1であれば100W供給可能であるかのように書くのは元記事に対しても失礼だし悪質なデマと言われても仕方ないですね。

>なぜ5Gbpsと表記しているかは一般向けに分かり易いからだろうとの事。

USB3.0が5Gbpsを謳っていることを今初めて知りました。USB3.0の規格が議論されている頃は主に4Gbpsと言われていたと思うので、それで覚えていたんですけど、信号のエンコードで使用する分もカウントして5Gbpsって言っちゃうのはかなり詐欺に近いと思うんですよね。一般向けに分かり易くというなら4Gbpsで良いですし。
HDDの容量表記と同じように、大きく見せたい部分があるんでしょうけど、USB2.0以下にはこの仕組みは無いので、USB2.0では実効速度はともかく理論値としては規格どおりの480Mbpsが出るのに対して、USB3.0ではどう頑張っても規格で謳っている速度の80%しか出ないというのはおかしな話です。これが許されるなら10倍高速化!とか謳いながら実際にはどうやっても前と同じ速度しか出ない、みたいなことをやっても許されることになってしまう。そんな無意味なことはやらないでしょうけど。

>USB3.1が量産へ移ったという話
Thunderbolt「ハイ終わった 今俺ら終わったよ(白目)」

>端子同士の中を見て挿す必要が無くなった
ソケットが横向き(横に長いほう)なら普通は配線マークがある方を上で一発なんだけれども、問題は縦向き配置の時が大概一発で挿さらねぇw

>LANの1000BASE-T(10Gbps)より速い
()内がテンGのままになってるでw

>PCの背面が電源端子以外は全部USB3.1でも成り立ってしまいそう
USBからEtherに変換する以上、ソケット部より外側にどうしたってコンバータが必要になるのだからNICは無くならんのじゃなかろうか

>左下がパソコンなどに挿さるいつものやつ
いや、むしろ先にこっちのソケットの全方向互換ヤレよって思うんですがw

>100Wとかワンルームの蛍光灯かと思うレベルのワット数がUSB1本で
ソレきっと電源ユニットの12V系とマザーがヤバいw

>パソコンから100W出すならパソコンの電源容量も余裕を持たねばならず
GTX「それはまた迷惑な話だな(棒」

>単純に外付HDDの外部電源が要らなくなるとか、
>プリンタやモニタもコンセントを使わずUSB1つで接続出来る
ソレ、電源ユニットの12V系容量が~とか気にしない層がやると詰むでw
専用にソケットが用意されてるCPUやVGA用ならまだしも、USBからってことは、どんだけマザーボードから電源取る気やっちゅう話になりますから

>なぜ5Gbpsと表記しているかは一般向けに分かり易いから
エエやないか ソレで 誰も困らんだろ
だって、どうせ実測で理論値まで出ること無いですしw

>結果としてチップセットのリコールを回避出来たので良かった
そういえばいきなりチップセットの不具合(SATAポートが劣化するとか言うの)やらかしてましたな
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK0202R_S1A200C1000000/
確かにネ申回避だわw

>SATA3から起動出来ない制限が有る
チップセットネイティブじゃないのだから仕方ないというか、SATA3に限らず普通ベンダー製チップにシステムドライブ接続せんだろ

>USB3.0はチップセットで制御していない
起動ドライブ使うわけじゃないしコレ自体はほぼ影響なくね?
なにか困ることあった?

>パソコンに限らず必要な時が買い時なわけで
>こういうものを待つ考え方は非効率の要因となる
大尉「まだだ、まだ終わらんよ!」

>生きている時間を無駄にしないよう
まったくですわ グリプス戦役の後何してたんだよっつー話よ(正論)

>一番重視されているらしい、天地無用の端子へ進化
その代り互換性がなくなるってことになりますが…。

>Type-Cという新たな小型端子追加
やっぱり互換性がなくなりますね…。

>最大100W(20V5A)の電源供給が可能
えっ? これって将来的に策定が予定されているUSB Power DeliveryのProfile5での機器の話ではw

>なぜ5Gbpsと表記しているかは一般向けに分かり易いからだろう
余計に紛らわしい。4Gbpsって表記すればいいじゃないかw

>USB3.1はどうなるか。
約9.7Gbpsでいいんじゃねw

>Sandy Bridge(当時の新CPU)発売直前にそれには手を出さず、BloomfieldやLynnfieldでパソコンを組み立てた
私もHaswellを避けて発売1週間前にIvy Bridge搭載のPCを買いましたw

>USB3.0やSATA3が早過ぎてやや腐っており
>SATA3から起動出来ない制限が有る
>USB3.0はチップセットで制御していない
PC購入からまだ1年しかたっていないので不満点はありませんが、チップセット搭載のSATA3対応数が2つだけだったはず。無駄に高機能なマザーボードなのでSATA3は4つあったけど、残り2つは外付けチップなので、SSDを増設しても思うようなスピードが出ないかも知れないw

>こういうものを待つ考え方は非効率の要因となる
いつもボカロやDAWを買いそびれていたw

>Windows 7のHome~がまだ有る今もパソコンの買い時と言えば買い時でしょうな。
こう締めたかw

使ったことはありませんが、3.1と聞くとWindows3.1が真っ先に浮かびます。


>裏表関係なく挿せる
BUFFALOでしたか。裏表の区別なく挿せるUSBハブなんぞありましたね。便利かもしれんと思いつつ、ハブなら見て挿すだろ普通、と思って購入は止めましたが、やはり区別なく挿せる需要は高いのですかね。PCユーザの大半を占めるノートユーザなら気にする事は少ないと思うのですが。

>10Gbps
無線の11acは規格上の上限が6.9Gbpsですから、それよりよっぽど速いですね。ということは、無線LAN関係がその恩恵を受けるまではまだまだ時間が掛かると。

>Type-Cという新たな小型端子
こんな脆そうな端子でUSBメモリとか無線LAN子機とか出たら、折れるトラブルが続発しそうで怖い。私なら1年に2回は折る予感。どうせなら平型ではなく丸くして欲しいのですけれど。

>抜き挿し回数の寿命が2倍になった
豆知識。Micro USB端子の抜き差し寿命も1万回。


ところでminiUSBは流行りませんでしたね。

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※並びはBTOメーカーの知名度の順(暫定)で、大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

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