パソコン工房よりUSB3.0接続HDD標準付属ノート発売

2011年8月17日

そう来るかと思ったノートがパソコン工房よりリリース。

プレスリリースの元タイトルはクリエイター向けと有ったものの、どこがクリエイター向けか私には解らず別の特長より記事タイトルを変更。価格が40万円とかする看板モデルでは無く、結構実用的な高級ノート。

どの辺りが17万円なのか勝手に見て参ります。

メモリ満載、15.6型フルHDノート「AEX 15L1-16GX」

Art EXpertシリーズのノート版。

AEX-15L1-16GX.jpg

AEXシリーズと言えば、以前書いたパソコン工房の弱気マーケティング5つに有るデスクトップが同じくAEX型番。

その時、私は何と書いていたか。

クリエイター用というよりゲーマー用。

デスクトップでクリエイター用を名乗るなら、使わなくとも売れなくても高くても良いからQuadroやFireProを載せた標準構成も有る方が説得力有りとし、ドスパラやマウスほどの魅力無しとしております。

ノート用でもQuadroは有るものの一部メーカーのみ。国内メーカーは富士通だけと言いたい所ですが、富士通のリンク先は全て海外サイト。

mobile-quadro.jpg

ひと通り見た所、仕様が古く本気でやっているようには見えず。

ノートで本格的にOpen GLをぬるぬる処理するには無理が有るだろうとユーザ側も判っているのかと。一部の隙間向けと見ます。

話を戻し、パソコン工房のデスクトップなAEXは。

  • OS:Windows7 Professional 64bit(DSP)
  • CPU:インテル Core i7 2600(3.4-3.8GHz)
  • マザー:Gigabyte GA-Z68X-UD3H-B3
  • SSD:インテル320シリーズ160GB
  • HDD:2TB Serial-ATA II
  • メモリ:4GB×4(計16GB)
  • 光学ドライブ:12倍速Blu-Ray(読み書き可)
  • グラボ:GeForce GTX 560 1GB
  • 電源:600W 80PLUS

続いてノート版、今回のAEXの標準構成。

  • OS:Windows7 Professional 64bit(DSP)
  • CPU:インテル Core i7 2630QM((2.0-2.9GHz)
  • マザー:インテル HM65 Express チップセット
  • SSD:インテル320シリーズ160GB
  • HDD:日立製1TB USB3.0接続/CROSU3
  • メモリ:4GB×4(計16GB) ※スロット数2(?)
  • 光学ドライブ:12倍速Blu-Ray(読取専用)
  • グラボ:GeForce GTX 560M 1536MB

一旦ここで切ると、見た目にはデスクトップ並の性能。しかし、CPUやグラボ(ビデオカード)は似たナンバーでも性能は劣るもの。ブルーレイも読み込み専用になっております。

特長としては、デスクトップでは SSD160GB + HDD2TB いずれもSATA接続がノートでは SSD160GB(SATA) + HDD1TB(USB3.0)になっている事。

自称PC初心者では無いなら、なぜ外付アダプタが標準なのか良く判らないかと。ちなみにCROSU3はセンチュリー、裸族のお立ち台シリーズ、実売は最安4千円+送料程度。

切り離した残り、ノートならではの仕様。

  • 無線:IEEE802.11b/g/nBluetooth※Ver.不明
  • モニタ:15.6型 FHD(1920x1080光沢
  • バッテリ駆動:約2時間40分(JEITA測定)
  • 重量:約3.1kg(※バッテリー含む)

無線LANはもちろん標準で高速な「n」有り、ブルートゥースも内蔵しておりバージョン表記無し。

気になるLCDはフルHDと解像度は高いけれど、15.6型なので表示は小さめ。光沢は反射や肩こり以外、表示色も変わってしまう気がするものの、私はグラフィック関係の専門では無い為スルーさせてもらいます。

このクラスの性能になるとバッテリ駆動時間や重量のでかさは仕方ないレベル。バッテリはJEITA測定なので普通に使うと2時間もたないでしょうな。

デスクトップは性能高めで約18万円、ノートは無線と小型モニタ一体型で17万円。どちらも高過ぎな気がする理由はインテル様のSSD御320シリーズ搭載の為でしょう。

 

メモリ16GB搭載、他社ノートと比較出来ず

いつもなら他社製品と比較する所では有りますが、一つ不可解な所が有り比較のしようが無く。

メモリ容量、枚数、スロットの件。

  • メモリ:4GB×4(計16GB) ※スロット数2(?)

合計16GBはITmediaなどでもプレスリリースが公開されており間違い無いとしても、マザーボードの仕様を見るとメモリスロットは「2」で空きは「0」となっております。

aex-note-spec-sheet.jpg

上記がミスと思われるものの正直に信じると、8GBのDDR3 SODIMMは昨年サムスンが開発したという話は有ったものの予価は1枚10万円以上などと個人向けでは無く有り得ず。

ITmediaが十八番の如く誤記しているのかと一瞬思ったけれど、パソコン工房の販売ページでも16GB(4GBx4)と表記有り、カスタマイズでもx4枚(スロット数)と思われ、このノートにはメモリスロットが4本有るという事でしょうな。

どうしてもノートで今16GBもメモリが必要な場合は、クリエイターに限らずこれに限定されそうでは有りますが、現状では用途が思い当たらず。

 

パソコン工房のUSB3.0接続HDD標準付属ノートまとめ

自作ユーザや多少でもハードウェアを趣味とする人なら、外付けHDD一式に大した価値は無く、裸族のお立ち台と日立製1TBを単品で買えば1万円程度。

以前借りた日本HPのdv6-6000改(既に販売終了)が高性能かつ12万円を切れる為、メモリを自力で8GBにしてしまえば、解像度はHD(1366x768)に落ちるものの13万円で釣りが来て、17万円も出さなくて良いでしょう。差額4万円はでかい。

メモリ16GB必要、解像度がフルHDで無くてはならない、という特殊な環境や用途なら有りかも知れません。無しかも知れません。

ノートに標準「USB3.0+HDD」付属は上手い発想

外付けHDDが外せない時点で在庫処分か何かかと勘ぐってしまうものの、今までUSB3.0接続のHDDが標準というか強制で付属するパソコンは他メーカーでも見た事が無し。

私はバックアップとクリーニングと延長保証マニアな事から、一般向けに販売される構成としてパソコン工房の好感度が勝手にアップ。

先にも書いたように、知っている人なら知っている。1万円で揃ってしまう後付可能な物をなぜ抱き合わせて売るかは、USB3.0やバックアップの価値を知らない人への提案。

裸族のお立ち台はクレードルタイプの為、利点としては換装が楽でファンが無くその分が静音な事。HDD単品の追加購入で安く付き、取替えは挿し替えるのみ。

難点は、見た目がアレ、ホコリが積もる、ケースが無い為その分の防音がされない事。そしてBuffalo製品のような電源連動はしない辺りでしょうか。

標準付属、抱き合わせはやり過ぎかも知れない為、USB3.0の全ノートのカスタマイズに超推奨として掲載しても良さそうです。パソコン工房に限らず。

価格は高めに設定していると思われ、17万円もするなら延長保証も抱き合わせ、簡単換装なバックアップHDDと3年保証で「PC初心者でも安心」を売りにした方が良いと思いますが、余計な世話ですな。

フロンティアや日本HPが過去に出した2.5インチストレージ2台搭載可能ノートも良かったと思うけれど流行らず。USB3.0は中々早いのでお勧め。

しかしクリエイター用で光沢液晶は無いと思う。

今月のオススメBTOパソコン

リンク用ソース

コメント(9)

>このノートにはメモリスロットが4本有るという事でしょうな
Σ(゚Д゚;エーッ! ねーよw (ヾノ・∀・`)ナイナイ ソレはないw
仕様詳細のほうが正解じゃないのw そもそも4スロのベアとか存在します?


>日本HPのdv6-6000改(既に販売終了)が高性能かつ12万円を切れる為
どう考えてもこっちです。本当にありがとうございました。

>裸族のお立ち台はクレードルタイプの為
バックアップなにソレな初心者であればこそ、どちらかというとこういう見た目がアレなイロモノじゃなくて普通に外付けのポータブルHDDとかを好むのじゃなくてw
17万のボッタノートを買っちまう層が、内蔵HDD単品の追加購入が安く付くから差替え簡単なクレドールで…とか考えないと思うのw
抱き合わせやオプションで付けるなら見た目かっこよさげな2.5ポータブル外付けHDDにしといたほうがいい気がするのは気のせい?

HDDといえば予定ではHGSTが9月いっぱいなので、そろそろかと思って0S03191を大人買いしました。後悔はしていないw

メーカーモデルだと近いのは
AcerのAspire AS7750G AS7750G-N78H/LKあたりでしょうか
メモリ4本、2.5インチとはいえHDD2本搭載可能
SSDに換装してもお釣りがきます
光沢液晶で候補落ちするところまで同じく

お立ち台は確かに便利ですが、見た目がややマニア向きなのと
抜き差しが容易であるため、余計にSATAコネクタの耐久性が心配です
50回程度ですよね、たしか

>抜き差しが容易であるため、余計にSATAコネクタの耐久性が50回程度

エッ!
SATAコネクタの耐久性ってそんなもんなんですか!

掃除の度に抜き差しを行ってるんですがやめた方がいいでしょうか…

>SATAコネクタの耐久性ってそんなもんなんですか
厳密には規格上挿抜試験回数が50回までクリアできればOKという話であって、50回で即壊れるとかいう話ではないですな。
SSDのnandフラッシュの寿命(書込回数)みたいなもので、あくまでもその回数までは保証しますよということであって、実際のところおそらく倍くらいまではいけるかと。
なんでもeSATAは挿抜試験回数が5000に耐えないといかんそうな。
ページ真ん中より少し上あたりの記述
http://www.ratocsystems.com/services/faq/pe30s/index.html?anchor=pe30s-1-8


>掃除の度に抜き差しを行ってるんですがやめた方がいいでしょうか…
掃除の頻度がわかりませんが、やめたほうがいいんじゃないかなw
そもそもSATAに限らず必要なく内蔵ケーブル外すのはトラブルのもとですよ。
だってクリーニングでハードの寿命縮めるとか本末転倒じゃないですかw

売り文句が「クリエイターを目指す人に」ですから、クリエイターではなくクリエイター見習い向けかもしれませんね。例えばゲームクリエイター志望者が通う専門学校の生徒とか、デジ塗り絵師志望者が通う専門学校の生徒とか

しかし、15.6型で解像度1920x1080の環境をタッチパッドで操作は苦行でしかないのでは

>SSD:インテル320シリーズ160GB
読み書き速度が上がりますから、私なら容量は減ってもBTOで510シリーズの120GBへ変更(マイナス1,000円)したいですね。外付けで1TBのHDDがあれば、メインのストレージが160GBだろうが120GBだろうが大して変わりありませんし

>メモリ:4GB×4(計16GB) ※スロット数2(?)
メモリスロット4本で容量8~16GB、2本で8GB、1本で8GBのノートは見かけますが、2本で16GBのモデルはまだ見たことがありませんね


外付けHDD付属は確かに良いチャレンジではありますが、容量1TBという点が弱気ですね。どうせなら2~3TBくらい載せるか、2台同時接続可能のお立ち台で始めからRAID1構成にするくらい挑戦的だと面白いのですけれど

Quadro搭載のFMVの日本語ページってこれじゃ?
http://www.fmworld.net/fmv/nh/


ちょっと前まではインテル320ウマ-だったんですけど
8MB病持ちということを知った後はもう不安で320は使ってませんw
逆に今度は510ウマ-な状態w

そいや
2年くらい前に
一つのメモリスロットで2つのメモリを搭載するためのハブっていうんでしょうか?
値段忘れましたが売ってたはず

ついでに言うと16GBメモリの一緒のページで売ってた18万円だったと思う

まぁデスク用とか依然にサーバー用としてだけど

ハブを使ったか8GBのメモリーを積んだかの
どっちかか?

もしくは表記ミス

> TakaQ さん、庶民A さん

至極普通の反応有難う御座います。
私も最後まで「ノートで4スロは無い」と疑っておりますが、本日の記事&今日発売のドスパラノートで既成概念がぶっ壊されます。17インチ、メモリ4スロ、2.5インチ2台内蔵とか、お前はデスクトップかと。

私も数週間前にHGST(SATA3、型番忘却、安い方)を記念にポチり手元に有るものの、面倒なので次回クリーニング時に取り付けようとして放置中。

フルHDでタッチパッドは考えた事が無かった。
超速に慣れるかマウスに逃げるか、でしょうか。
トラックボールに慣れた私に死角は無かった(キリッ
ノート使わないけれど。

>HGST(SATA3、型番忘却、安い方)を記念にポチり手元に有るものの
0S03224のほうですな。2千円安いし静音低消費電力だしで正解ですよ。
私の場合はほら、0S03191が170MB/秒出るとかいう話だからまた外側に寄せて高速化(キリッってしようかとか思ってw
いや、SSDあるし明らかにそっちのが速いんですけど、なんて言うんですかその2000GBの外側50GBだけ使うとか夢があるじゃないですか。いいえアホなだけです。
高い玩具です。実は5インチベイが2つほど空いてましたので、0S03191を3台と共にこれもポチリました
http://www.clevery.co.jp/eshop/goods/goods.aspx?goods=4560214531197
完全にHDDで遊ぶ気です。本当にありがとうございました。

そしていつぞやの代替セクタがカンストしたまま普通に使えているSeagateですがまだワランティが半年くらいのこっていますので、それまでにRMAに出してわらしべを狙う予定ですw

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BTOパソコンメーカー比較

パソコン工房

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

初心者や実用重視のPCユーザー向け。デスクトップ以外にノートも多数有り価格と性能のバランスが良く選びやすい。全国に実店舗が多数有るBTO PCメーカー。

マウスコンピューター

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

パソコン工房と同様に機種が多くノートの取扱も有りゲーム用やクリエイター向けPCも有り。送料が比較的高額なので総額注意。知名度は国内トップクラス。

ドスパラ

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ☆☆

部品選: ★★★☆☆

デスクトップPCならパソコン工房とマウス以外にドスパラも見る価値有り。秋葉原に本拠地を構える昔ながらのBTOパソコンメーカーで知名度はマウス並に高い。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆

部品選: ☆☆☆☆

2011年頃から安く無くDELLを選択肢に入れる理由が薄く回線抱き合わせ販売の価格がまぎらわしい。ゲームPCのAlienwareは見た目重視コスパ最悪なので要注意。

日本HP

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安保証: ★★

部品選: ☆☆☆☆

高性能ノート以外は見る価値が薄く高額なLenovoという感じ。早々にWindows 7を捨て8に切り替えたので7が必要なら行っても無駄。2012年後半から迷走中。

TSUKUMO

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★

部品選: ★★☆☆☆

ヤマダ電機による買収後はマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。BTO PCは機種が少なくやや割高。ツクモファンなら選択肢へ。

FRONTIER

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ☆☆☆

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆☆

部品選: ★★☆☆☆

2013年7月に(株)KOUZIROが倒産しヤマダ電機子会社インバースネットが続投。長期保証が消滅。これと言った特徴が無く難点は有れど利点が見当たらない。

サイコム

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★★

部品選: ★★★★★

自作しない中~上級者のPCユーザ向け。初心者にはカスタマイズが難しく動かない構成でも購入できるので注意。パーツへのこだわりや知識が有るなら。

※並びはBTOメーカーの知名度の順。大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

勝手に評価シリーズ

結果として宣伝になっていますが依頼されたわけでは無く、依頼されてもやりません。

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BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。