おすすめ正弦波UPSオムロンBY50Sのレビュー評価

2015年7月28日

オムロンのUPS(無停電電源装置)BY50Sを購入。

さすがヒツジ先輩サーバーをお持ちなのですね?と思ったなら違っており、普通のパソコン用として。度重なる台風襲来天気予報を見て怖くなり、酔った勢いで手が滑ったという最近の私のあるある。

実機レビュー。

人気の正弦波UPS「オムロンBY50S」

2015年7月現在の価格はこのくらい。

omron BY50S 価格

source:価格.com - オムロン BY50S

無停電電源装置の役割はバッテリ。本来はサーバーが突然強制終了すると面倒な事になるので電源機能を数分ほど延命し、正常にシャットダウンするまでの猶予を持つ為の機器。

もちろん普通のパソコンでも使用可能で、やろうと思えば冷蔵庫を数分だけ動かすなども可能。何の意味が有るかは不明だけれども。

現物の箱はこちら。 

BY50S

結構デカい以上に重い。梱包丸ごとの重量は5.5kg、本体重量は4.5kgなので15型の安いノートPC2~3台分、スリムケースのデスクトップPCより少し軽いくらい。片手で掴み持つには結構な握力と腕力が必要な程度。

箱の裏にも詳細が有るので、良く解らず店頭で購入するなら必読。

箱の裏

中身のフルセット。

フルセット

本体以外には自動シャットダウンソフトのメディアとマニュアルとか注意書きなど色々と多数。

USB1.1ケーブル、コンセントの3ピンを2つへと変換するアダプタが1本、保証書とユーザ登録のハガキが同梱。ユーザ登録するとバッテリ消耗3年保証が付くようなので必ず送りつけるべし。

本体正面。

本体正面

横置きする場合はデスクトップパソコンとは逆に、向かって左へ倒す仕様。

カバー付の電源ボタン以外にはリセットボタンとバッテリ交換お知らせランプ、ステータス表示用の小窓。

背面。

本体背面

4つの3ピンコンセントが4つ。赤いディップスイッチでアラームを制御。

アラーム(ブザー)は停電時に鳴らすか否かの設定が可能で、停電時は鳴らさないけれどバッテリの劣化消耗の際には必ず鳴るという仕様。USB端子の役割は後ほど。

何故この機種を選択したか問われるなら単純に価格コム1位を独走しており、2010年発売のロングランという信頼性を信じた為。そして1.6万円の保険は安いとは言えないけれど高くも無し。

正弦波と矩形波の違いはWikipediaを見ると訳が解らなくなるので、パソコン用のUPSでなぜ正弦波を選ぶかはこちらの記事が解り易い。2011年の記事なのでやや古め注意。

矩形波出力のUPSには制限事項がありまして、PFC(力率改善回路)を搭載した電源では動作しないことがある

source:APCに聞く「UPSのイロハ」~選び方や使いこなしのポイント

この記事ではAPCが矩形波を売りたい空気が濃いものの、パソコン用なら正弦波が安全という事で。

 

BY50Sのここが凄いかも知れない特徴

程良い厚みのマニュアルより。

接続方法

BY50Sは500VAまで対応。その範囲内ならばマルチタップを介しても良いらしく、私の環境では1つのタップに8個のプラグが挿さっており、メインPC動作中は内5本が給電中なものの200W未満なので余裕でセーフなはず。

VAやワットの計算も有り。

バックアップ時間の計算

ワット換算したこちらの目安グラフの方が解り易い。

バックアップ時間の目安グラフ

仮に総消費電力200Wならば、BY50Sの場合6分維持。

200W行かないならBY35Sでも良い気もするけれど、2千円も差が無いならば対応する最大は大きいほうが良いだろうという単純な判断。

バッテリの寿命はこちら。

バッテリ寿命

室温は平均なので、冬10度で夏30度の中央値20度ならば4~5年もちそうだけれども、多くのレビューで3年前後でへたったという話を見た為、おそらく一般家庭の普通の環境ならば30度の方が目安になりそう。東北や北海道ならば4年とかもつのかも知れませんな。

私の活動限界は室温が高温時32度、低温時6度前後だけれども、夏場の不在時の温度は32度どころでは無し。新品なのだから早め、上手いこと2年11ヶ月くらいで逝って欲しいところ。

バッテリ交換も可。

バッテリ交換

Amazon価格8千円くらいなので本体丸ごとの半値が相場。

バッテリは産廃扱いなので燃えないゴミには出せず、送料負担でオムロンが引き取ってくれるというサービスなのか再利用なのか良く解らない仕組がございます。

最大の利点かも知れないところが自動シャットダウンソフト。

自動シャットダウンソフト

2種類有るらしく、PC1台ならば簡単にシャットダウン設定可能。複数のPCが有れどもUSBケーブルを接続すると、マスターPCからスレイブPCへシャットダウンするよう指示が行くので、やはりサーバー用なのでしょう。

内部電源でどの程度維持可能か実測

BY50Sのマニュアルを見ると私のPC一式は5分程度もちそう。一般的なエヴァンゲリオンの内部電源が5分なので同じくらいですな。意味不明失礼。

以下の機器をまとめて接続したマルチタップをワットチェッカーで計測したところ、パソコンのアイドル時の消費電力は合計は160ワットで±10ワット以内くらい。

  • PC:Xeon E3-1226v3(TDP84W)、HDDx3、ファンx4程度
  • モニタ:23型フルHD解像度LEDバックライトx3台
  • プリンタ:PIXUS MP500(公称:待機2W)

実測したところ、何と10+おそらく3分もバッテリで動作。完全に切れるまで放置すると怖い為、こちらの動画を参考に+3分行けるのだろうと推測。

内部電源切り替え後に強制終了するまでパソコンの電源を落とさないわけが無いので10分も有れば上等。

私の感覚ではせめて5分猶予が有るなら良いと思っていた為、新品時13分ならば良い買い物と思っております。バッテリが劣化し完全に沈黙する直前でも5分を超えてくれるなら上等。

 

UPSは3~5年で約1.6万円のPC保険(まとめ)

冒頭で書いた通り台風シーズンは停電が怖い。

しかし私の環境では過去3年間の停電経験は瞬間停電が10回以内、ガチ停電が2~3回という、それほど頻度が高いわけでも無し。

ただそれだけの為に1.6万円も出す価値が有るかと言えば、何を恐れてUPSを導入するかでしょう。

私の場合は主に2つで、稀にいじる仕事用のExcelファイルを保存していなかった時、そしてブログを書いている途中で停電が非常に怖い。

ExcelはCtrl+Sキーで上書き保存する癖を付けているので、ヤバいかと思ったなら数分ごとに保存出来るけれど、このブログのCMSは上書き保存のショートカットとか無く、出来たとしてもしないので意味が無い。※ヒツジ先輩とシンクロ率を100%以上にして一気に書くので途中で保存するという意識が無い

なぜUPSを導入したか、それはブログ記事の消失が怖いから。

冗談では無く、過去4~5回くらい書きかけが吹っ飛んだ事が有り、意地になり徹夜したけれど歴史を繰り返したく無い。ただそれだけ。

停電になれどもパソコンとモニタ、ついでに古い方のプリンタのみ13分間だけ使用可能と思うと何か安心というか格好良い<これが本当の理由かも知れない

停電と同時に室内の照明が赤になり、ビーッ系の警報が鳴ると自己満足パーペキかも知れませんな。

5分5秒からの警報音がMP3で欲しい。

リンク用ソース

コメント(5)

>私の場合は主に2つで、稀にいじる仕事用のExcelファイルを保存していなかった時、そしてブログを書いている途中で停電が非常に怖い。
>ExcelはCtrl+Sキーで上書き保存する癖を付けているので、ヤバいかと思ったなら数分ごとに保存出来るけれど、このブログのCMSは上書き保存のショートカットとか無く、出来たとしてもしないので意味が無い。
>なぜUPSを導入したか、それはブログ記事の消失が怖いから。
>過去4~5回くらい書きかけが吹っ飛んだ事が有り、意地になり徹夜したけれど歴史を繰り返したく無い
停電よりもアプリのクラッシュで記事やExcelファイルが吹き飛んだことのほうが多いんですがw UPSはアプリのクラッシュからは守ってくれないんですがw

>正弦波と矩形波

昔、関東方面に機械を出荷する際、出荷検査で動力用のインバータを使用して60→50に変換したところ、24VのDC電源がお亡くなりになりました。
動力用は矩形波なのでそれが原因だったようです。
バラしたらヒューズが飛んでいました。
PCの電源も同じようなものだと思うので正弦波で正解でしょうね。

>1.6万円も出す価値が有るかと言えば、何を恐れてUPSを導入するか
>Excelファイルを保存していなかった時、
>そしてブログを書いている途中
ノート(にRealforceとモニタを繋い)でやってどうぞw

ちな、常に100%充電なUPSのバッテリーは悪い冗談のレベルで劣化が早いので1年毎に買い換え必至かな(小声)

UPSを買うのが面倒なら、UPS機能付きの電源を購入するのも手ですね。私はニプロン製のノンストップ電源以外は知らず。正確に言うとノンストップ電源はUPSとは異なるようですが、用途は同じなため同一視しても問題ないでしょう。

Nipron ノンストップ電源がお客様のシステムを停電から護ります!
https://www.nipron.co.jp/extra/psu/nonstop/

ニプロン 製品情報 ノンストップ電源
https://www.nipron.co.jp/product_info/index.cgi?mode=view&nonstop=on


>オムロンBY50S
ドスパラでPC注文時に選べるUPSの一覧にもありますね。BTOで追加すると、約17,000円になり少し高い。

>中身のフルセット
デジタル化の現代へ猛烈に反抗する紙資料の多さですね。本体の右に小さいロト6のような紙がありますけれど、注意書きでしょうか。

>ユーザ登録するとバッテリ消耗3年保証が付く
サイトの注意事項に「バッテリ無償提供にはご購入後1ヵ月以内のユーザー登録が必要」とあるため、保証が欲しいなら先送りにせず真っ先に登録を推奨。

>自動シャットダウンソフト
マニュアルを読むと、シャットダウン動作に合わせて、外部のソフト、例えばバックアップソフトを走らせてからシャットダウン挿せる事もできるようですね。さすがオムロン。優秀。

PowerAct Pro Ver.5 / Ver.4 Master Agent|ダウンロード
http://www.omron.co.jp/ese/ups/support/download/soft/poweractpro/poweractpro_master.html


ちなみに私の場合、モバイルバッテリ(容量:約12,000mAh。入力:1A。出力:2.1A)を仲介した上でスティック型PC(m-Stick)を常に接続しているため、停電が起こってもm-Stickで6時間くらい粘ることはできます。ただしルータとモニタは電源断になるため、ネットはタブレットとのテザリング、モニタはUSB接続の小型モニタになりますが。

停電でもRealforceを長時間使いたいなら是非。

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BTOパソコンメーカー比較

パソコン工房

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

初心者や実用重視のPCユーザー向け。デスクトップ以外にノートも多数有り価格と性能のバランスが良く選びやすい。全国に実店舗が多数有るBTO PCメーカー。

マウスコンピューター

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

パソコン工房と同様に機種が多くノートの取扱も有りゲーム用やクリエイター向けPCも有り。送料が比較的高額なので総額注意。知名度は国内トップクラス。

ドスパラ

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ☆☆

部品選: ★★★☆☆

デスクトップPCならパソコン工房とマウス以外にドスパラも見る価値有り。秋葉原に本拠地を構える昔ながらのBTOパソコンメーカーで知名度はマウス並に高い。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆

部品選: ☆☆☆☆

2011年頃から安く無くDELLを選択肢に入れる理由が薄く回線抱き合わせ販売の価格がまぎらわしい。ゲームPCのAlienwareは見た目重視コスパ最悪なので要注意。

日本HP

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安保証: ★★

部品選: ☆☆☆☆

高性能ノート以外は見る価値が薄く高額なLenovoという感じ。早々にWindows 7を捨て8に切り替えたので7が必要なら行っても無駄。2012年後半から迷走中。

TSUKUMO

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★

部品選: ★★☆☆☆

ヤマダ電機による買収後はマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。BTO PCは機種が少なくやや割高。ツクモファンなら選択肢へ。

FRONTIER

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ☆☆☆

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆☆

部品選: ★★☆☆☆

2013年7月に(株)KOUZIROが倒産しヤマダ電機子会社インバースネットが続投。長期保証が消滅。これと言った特徴が無く難点は有れど利点が見当たらない。

サイコム

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★★

部品選: ★★★★★

自作しない中~上級者のPCユーザ向け。初心者にはカスタマイズが難しく動かない構成でも購入できるので注意。パーツへのこだわりや知識が有るなら。

※並びはBTOメーカーの知名度の順。大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

勝手に評価シリーズ

結果として宣伝になっていますが依頼されたわけでは無く、依頼されてもやりません。

データ復旧のIUECを勝手に評価
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期間限定の特集など


Windows 7サポート終了は2020年1月14日

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プロフィール

ヒツジ先輩

書いてる人:

BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。