機器の接続方式の違いによる伝送や転送速度を比較

2015年7月11日

パソコンに接続する物の速度の比較。

今回は実測では無く、規格値最大で見ると接続方法によりどのくらい速さに差が有るのかをグラフ化。PC本体側の進化と共に接続する機器も高速化しており、古いパソコンがいかに不利か解るかも知れない。

先に能書きから。

機器の接続方式の違いによる伝送や転送速度を比較

通信速度を表す伝送の単位bpsと、データ転送速度の表記に使われるByte/sが混ざると訳が分からなくなる為、2つに分けて表示。

割り算で8か10bit、1000か1024を使うかは何となくでやっている為、おおよそとして。伝送速度は映像やLANで見易いと思うギガ単位としGbps、転送速度はSSDなどストレージの目安的にメガ単位のMB/sとしております。

なお、IDEとかAGP、USB1.xなど古過ぎる物、SCSIなど一般的と言えなくなった規格は除外。

伝送速度で比較

伝送速度(Gbps)で速さを比較

自作PCユーザなら全てに近いくらい判ると思うけれど、分からない物は飛ばしてどうぞ。

最速はメモリ、かと思いきやPCI-Express 3.0x16となっており、最高速度は128Gbpsくらい。次に現在の主流と思われるPC3-12800メモリとなっており、これらを比較する意味が有るかと言えば不明。

伝送速度として見るならLANの速度で、有線LANの1000BASE-Tは速い印象が有ったけれど昔話のようで、最大1Gbpsなので光ファイバーのインターネットレベル。

映像系も速度で見ると結構優秀ですな。

転送速度の単位で比較

転送速度(MB/s)で速さを比較

パソコンでは映像ケーブルでデータ転送しないと思うので除外。

MB/秒へ変換しても速度差やグラフの形は変わらないのだけれども、最近はSSDの接続方式が色々と有るので、500~1000MB/s辺りを基準にするとよろしいかと。メモリは関係無いものの、後でネタにするので入れております。

PCIeは双方向16倍としている為、SATA ExpressやM.2のx2の方で見た方が分かり易いと思う。

最大値として見ると、SATA3でさえ既にSSDの速度を補いきれなくなっており、今後はPCI-Express(PCIe)接続へと切り替わって行くのか。

外付け最強はThunderboltシリーズ。但し、Macでは標準のように使われるものの、Windows用PCでは普及しておらず、USB 3.1が主流となるのでしょう。Thunderboltの高速さは光ファイバーのお陰なので高価。

Thunderboltと比較するとUSB 3.1でさえ遅く見えるけれど、1280MB/sならば現在のSSDなら外付けしても良さそう。本当に1GB/s以上も出るならの話。

 

ストレージや映像に最適な速度となる接続方式は?

5つで。

1.内蔵ストレージはPCIeが最速

SATA 4が出るという話は無いけれど、PCIe 4.0が出るかもという話は有り、速度は3.0の更に2倍という噂。

私のPC(Z97チップセット)のマザーボードにもSATA 3以外にUltra M.2やSATA Expressが付いており、今後はPCIe接続が主流になって行くのかも知れない。

2.外付ストレージはUSB 3.1待ち?

SSDが出るまではHDDが200MB/sも出ない為、SATA 3でも余裕どころかSATA 2でさえ大丈夫。しかし、SSDの普及により600MB/sでさえ今後は超えて主流になりそうな勢い。

USB 3.0がいくら高速とは言え最大5Gbps、8bitを10bitに変換するので本当は最大500MB/sなので最新の高速SSDは超えてしまう。USB 3.1ならば変換せず1.2GB/sなので余裕、かも知れない。

3.超高速RAMディスクの有用性は?

メモリの大容量&低価格化により喜んで2桁GB載せてRAMディスク(メモリをストレージとして割り当てる)は私もやった。実測で数千MB/sは余裕なので数値的には満足。

しかし、SSDの300MB/sとRAMディスク3000MB/sの速さの違いが体感差不明。SSDの高速化とPCIe接続への切り替わりで、今後忘れられて行く高速化になると思った。

4.USB 3.0->有線LAN変換は有りか?

無線LANの高速化により、有線LAN端子を搭載しないノートが増えており、それでも有線接続したい人用にI/OデータなどがUSB 3.0端子から有線LANへと変換するアダプタを販売中。

最大の数値のみ見ると、USBは3.0でも5Gbps、1000BASE-Tは1Gbpsなので、本当に1Gbps以上出るのなら有りでしょうな。USB=遅いという印象の時代遅れを実感。

5.解像度4Kで60fpsはDP 1.2が主流

4Kモニタが60Hz対応していても、PC側の出力が駄目なら無理。4Kで60Hzの伝送速度は20Gbpsなので、それを超える物は現在HDMI 2.0かDisplay Port 1.2程度。

検索するとHDMI 2.0はまだ普及しておらず、DP 1.2での接続が多い御様子。4Kモニタでゲームや動画をやるなら今のところはDP 1.2の入出力でやりましょう。

 

PCI-Express最新が最速だがレーン数に制限(まとめ)

PCIe接続は従来はビデオカード用、少数派でテレビチューナやサウンドカードを挿す人も居られましょう。

しかし、PCIeはレーン数というデータの転送に使う経路が限られており、グラボでx16も使い、Ultra M.2でx4などやり続けると限界が来てしまう。現在はまだx2でも充分と言えるものの、今後SSDが更に速くなってしまうとレーン数が足りなくなる、かも知れない。

今までは自作PCユーザもグラボ複数+その他PCIe対応ボード、とかやらない限り気にしなくて良かったところ、今後はストレージ数やレーン数も考えてマザーボードを選ぶ時代になるやも知れず。

そこまで考えたくないなら、無改造前提の量産系BTOパソコンをお勧め、といういつもの終わり方で終わり。

<参考にした外部ページ>

今月のオススメBTOパソコン

リンク用ソース

コメント(2)

>伝送速度として見るならLANの速度
一般的とは程遠いですが、LANだといちおう10Gbpsもありますね。ケーブルだと「カテゴリ7」でカテゴリ分けされています。

10GBASE-Tとは - 意味/解説/説明/定義 : IT用語辞典
http://e-words.jp/w/10GBASE-T.html

Amazon.co.jp: カテゴリ7 - LANケーブル / ケーブル: パソコン・周辺機器
http://www.amazon.co.jp/s?ie=UTF8&page=1&rh=n%3A2151853051%2Cp_n_feature_two_browse-bin%3A2190128051


>SATA3でさえ既にSSDの速度を補いきれなくなっており
そのせいで、SATA接続のSSDはどれも最大550MB/s前後ですね。

PCIe接続のSSDが圧倒的に高速!最新10製品の性能を比較
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/special/20140731/1138583/

オリオリオリオ~ : 2,000MB/sec オーバーのNVMe SSDが手の届きやすい価格で登場!
http://oliospec.ldblog.jp/archives/43671570.html


>SSDの300MB/sとRAMディスク3000MB/sの速さの違いが体感差不明
ファイルの保存はやたら速かったですね。画像を150枚くらい貼り付けたせいで、100MBくらいに肥大化したExcelファイルの上書きが、3秒くらいで終わって驚いた記憶が。ブラウザのキャッシュに指定しても、私の環境だと全く体感速度には変化ありませんでしたが。

>解像度4Kで60fpsはDP 1.2が主流
HD Graphics 5500でも、DP1.2対応で4K&60H表示が可能という話ですから、それより上位のIris Pro Graphics 6200でも、4K&60Hz表示は可能そうですね。

>Thunderboltの高速さは光ファイバーのお陰なので高価。
当初は金属線のみでしたよw 高いのは特許料が発生するかじゃない?w

>今後はストレージ数やレーン数も考えてマザーボードを選ぶ時代になるやも知れず
私の2年物のPCもあと3年持ちそうだと思ったけど、時代遅れになりそうだなw

>無改造前提の量産系BTOパソコンをお勧め、といういつもの終わり方で終わり
無理やり終わらせたなw

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BTOパソコンメーカー比較

パソコン工房

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

初心者や実用重視のPCユーザー向け。デスクトップ以外にノートも多数有り価格と性能のバランスが良く選びやすい。全国に実店舗が多数有るBTO PCメーカー。

マウスコンピューター

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

パソコン工房と同様に機種が多くノートの取扱も有りゲーム用やクリエイター向けPCも有り。送料が比較的高額なので総額注意。知名度は国内トップクラス。

ドスパラ

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ☆☆

部品選: ★★★☆☆

デスクトップPCならパソコン工房とマウス以外にドスパラも見る価値有り。秋葉原に本拠地を構える昔ながらのBTOパソコンメーカーで知名度はマウス並に高い。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆

部品選: ☆☆☆☆

2011年頃から安く無くDELLを選択肢に入れる理由が薄く回線抱き合わせ販売の価格がまぎらわしい。ゲームPCのAlienwareは見た目重視コスパ最悪なので要注意。

日本HP

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安保証: ★★

部品選: ☆☆☆☆

高性能ノート以外は見る価値が薄く高額なLenovoという感じ。早々にWindows 7を捨て8に切り替えたので7が必要なら行っても無駄。2012年後半から迷走中。

TSUKUMO

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★

部品選: ★★☆☆☆

ヤマダ電機による買収後はマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。BTO PCは機種が少なくやや割高。ツクモファンなら選択肢へ。

FRONTIER

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ☆☆☆

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆☆

部品選: ★★☆☆☆

2013年7月に(株)KOUZIROが倒産しヤマダ電機子会社インバースネットが続投。長期保証が消滅。これと言った特徴が無く難点は有れど利点が見当たらない。

サイコム

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★★

部品選: ★★★★★

自作しない中~上級者のPCユーザ向け。初心者にはカスタマイズが難しく動かない構成でも購入できるので注意。パーツへのこだわりや知識が有るなら。

※並びはBTOメーカーの知名度の順。大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

勝手に評価シリーズ

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