東芝ダイレクトPCでWeb専用の高性能dynabook発売

2011年4月14日

プレスリリースや宣伝のようなタイトルですがそうでも無く。

結果として半分くらい宣伝になりますが、約20万円のSSD搭載ダイナブックが発売されております。金持ち以外はお帰り下さいと言いたい所ですが、私もどこかへ帰る事になるので気にせず。見るだけならタダ。

有名メーカーのノートで純粋に性能を求めるならこれ、かも知れない。

東芝ダイレクトPCでWeb専用の高性能dynabook発売

簡潔で分り易い情報はPC Watchより。

【PC Watch】 東芝、18時間バッテリ同梱の「dynabook R731」直販モデル
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20110411_438885.html

dynabook R731シリーズ

無駄にスタイリッシュなデザインや使わない高機能が満載されているノートが必要なら選択肢には入らない、これがdynabook。

それは言い過ぎですが、余計なソフトウェア群のプリインストールは有名メーカーPCのデフォルト(標準)なので大目に見るとして、中々無駄の無い内容になっております。

ここから下は私が個人的にそう思っているのみ。鵜呑みされぬよう。

 

dynabook R731/W2TB 2011春モデルの性能を勝手に評価

東芝ダイレクトPCの御購入ページより。

dynabook R731/W2TB

2TBのハードディスクが2台載っていそうなモデル名ですが、ストレージはSSDの128GB。主要構成を多めに引かせてもらいます。見る箇所は太字。

  • OS-:Windows7 Professional 32または64bit版
  • CPU:Core i7-2620M vPro(2.70GHz/TB最大3.40GHz/2C-4T/4MB)
  • VGA:インテルHDグラフィックス3000
  • M/B:モバイル インテル QM67 Expressチップセット
  • RAM:4GBx1(PC3-10600 DDR3-1333)※最大8GB、2スロット
  • SSD128GB SSD(Serial ATA対応)
  • ODD:DVDスーパーマルチドライブ
  • LCD:13.3型(1366x768)
  • K/B:キーピッチ:19mmキーストローク:1.6mm
  • LAN:1000Base-T/100Base-TX/10Base-T
  • W-L:WiMAX、IEEE802.11a/b/g/n準拠
  • Blt:Bluetooth Ver2.1+EDR
  • I/F:USB3.0x1、USB2.0x2(うち1つはeSATA共用)
  • War3年保証

項目を3文字にしたけれどズレております。気にせず。

赤は後回し、上から。

マザーボード(チップセット)はインテル様フルパワーのQM67が載っており、機能の比較は見てもインテルの自慢ばかりで意味不明なので、詳しくはインテル公式、HM65HM67をどうぞ。そこら辺の安物とは違うという意味でしょう。

メモリの4GBx1は64bit版Windowsでは非力かも知れないものの32bit版では溢れており、4GBを越えるメモリ容量が2011年4月現在のノートに必要かと言えば微妙で少数のマニア用。

DVDは普通に書込可。映像専用と言えるブルーレイはこの構成には不要でしょう。画面サイズ13.3インチで何をするのかと。解像度は控え目に見えますが、13.3型というこのサイズでフルHD(1920x1080)は技術的以前に使用で無理が有り、アイコンや文字が小さく操作性が低下する元。

キーボードはデスクトップ用キーボードと同程度のピッチ(隣接キー中央の間隔)ですが、ストローク(キー押下の深さ)はかなり浅く、慣れでしょうな。13.3インチでテンキーは無理有り。

通信環境は、現状の有線最大ギガLAN、WiMAX内蔵は余計かと思いますが、普通の無線LANはもちろん高速なn付。Bluetoothの2.1も普通。USBは3.0とeSATAが各1本有り、ノート用で高速なストレージ外付と考えるなら最低限をクリアと言えましょう。

Windows7はXPモードが動くProfessional

敢えてProfessionalを載せている理由は仕様に書かれていましたがXPモードを使う為。CPUも対応している意味になり、Windows7のHomePremiumより制限が無いバージョン。

CPUがモバイル用のCore i7では最高性能

インテル公式、モバイル用Core i7の一覧より。

i7-2620m

リストでは下から2番目になっており低く見えますが、クロック周波数は上記の中では最高値。使わないコア数より処理速度を取ったと見ます。省電力さ加減も後に出るバッテリー駆動時間用として注目したい所。

そしてノート用SandyBridgeに内蔵のHDグラフィックス3000は中々の高性能。

SSDは東芝の自社製品を搭載の可能性有り

dynabookのSSDは何が載っているのか。実際に開けて見なければ判らないものですが、東芝の公式でこのようなページを発見。

東芝のダイナブック用SSD解説

source:dynabook / Satellite [ユーザビリティ]

東芝のSSDはRamPhantomの不具合を放置するIOデータでも使われており微妙ですが、コントローラ部分は一流と聞いております。キングストン製SSDのプチフリ解消でもやや有名かと。

付属バッテリーの駆動時間が合計31時間

最大の利点はここだろうと思われる合計31時間。但しJEITA測定なので実際には合計20時間程度かと。それでも長い。

なぜ合計かはPC Watchより。

約13時間駆動のバッテリパック62AAと、約18時間駆動のバッテリパック92AAを同梱する。

それぞれの仕様。左から、駆動時間、充電時間、装着時の本体重量。

  • 62AA:約13時間(5~15時間)約1.41kg
  • 92AA:約18時間(5~21.5時間)約1.56kg

全体の性能から見るとバッテリー込の総重量が軽め。カッコ内は充電時間でPC使用中は最大でも15や21.5時間、オフなら5時間程度で満充電になるようです。

バッテリーは放置するものでは無い上に消耗して行く為、メンテナンスが面倒では有りますが、2本セットは停電時に有り難い同梱。時期的に狙っておりますな。

東芝のWeb直販は2年延長の標準3年保証

ノートでは個人的に必須、標準は大変良いと思う保証が長めな3年付。私がメーカーならノートに保証を付けたく無いものですが、有名メーカーのノートは高額なので保証が2年延長も込と考えて良いでしょう。

 

東芝Web直販のdynabookシリーズはいつが買い時か

有名メーカー、ナショナルブランドのノートは型落ち狙いと過去記事で呪文のように書いており、dynabookも例外では無いものの東芝の直販となると話が変わります。

東芝のWeb直販モデルは値下がりが少ない

価格.comのノートから東芝カテゴリの一覧より50種類ほど見て行った所、大きく値下がりする前に終了しており登録が無くなる仕組。現在は春モデルを販売中で、昨年以前のモデルは消滅。

2011年4月現在、上がっている物は1月または3月発売の新製品で、20種類ほどの価格推移を見た限りでは、dynabookは3~4万円、Satelliteは5万円くらいが限度で、それ以上値下がりする前に消えているようです。まだ4月なのでこれから下がる可能性は有ります。

Web直販に限った話で、在庫をしているショップでは最高で半値まで落ちている為、直販以外の値下がりは無関係。

自社内BTOの完成品を短期間で販売

値下がりの話の続き。

東芝のノートが他社と比較し何故安いかは、BTOパソコンのようにモデルチェンジしている事。今回のR731/W2TBも、旧R731のCPUなど仕様を変更したのみで、本体(ベアボーン部分)はそのまんま使っているわけです。

他社では春、夏、秋、冬モデルと称して見た目まで変わる事が良く有りますが、dynabookは地味に短期間で仕様変更しており、それが会員専用ページや価格.com専用モデルとして売られているのでしょう。

在庫を抑える上手いやり方で、発売と言いつつ出荷は2~3週間後が良く有り、発注が有った仕様に変更して発送しているならBTOパソコン状態。カスタマイズしているのは東芝の中の人で、完成品のように見せているわけですな。

高性能はデスクトップでやらないか?

いつも通りに手のひらを返すと、私が今これを書いているデスクトップと比較。ノートと比較する時点で妙ですが、高性能にこだわるなら有りでしょう。

dynabookに合わせて63千円分の追加は赤い文字。

  • OS-:※Windows7 Professional(約1.5万円)
  • CPU:Core i7 950(3.06GHz/TB最大3.33GHz/4C-8T/8MB
  • VGA:※GTX460辺り(約2万円)
  • M/B:X58チップセット
  • RAM:2GBx3(PC3-10600 DDR3-1333)※最大24GB、6スロット
  • SSD:※128GB SSD(約2万円)
  • ODD:※DVDスーパーマルチドライブ(約3千円)
  • LCD:23型ワイド FHD(1920x1080
  • K/B:キーピッチ:19mm、キーストローク:4.0mm(無接点方式)
  • LAN:1000Base-T/100Base-TX/10Base-T
  • W-L:※n付き適当に(約3千円)
  • Blt:※Bluetooth Ver2.1+EDR(約2千円)
  • I/F:USB3.0x2USB2.0x10、sSATAx1※一部排他仕様

赤を除く、購入当時の価格はモニタ含め8万円くらい。キーボードが16千円なので約10万円とすると、高性能なdynabookを超えさせても17万円で釣りが来ます。

メモリは本当は6GBでは無く18GB載っていますがそれは良いとして、ケースが15千円なので5千円の普通のやつにすると16万円を切り、キーボードも普通にすると15万円以下。

ノート購入者の目的は金額や性能では無いのだろうと思いますが、その真逆がデスクトップ。本当に性能を重視するならでかい方もいかがでしょう。

本体を上手く隠せば、モニタとキーボードのみになりシンプル。

 

レッツノートは一体どうしたのか?

余談ですが、本当は「レッツノートB10の新製品が3月に出ていたこれは凄い」という宣伝紛いを一本行こうと思ったもののあまりにもひどく唖然。

retsnote-b10

大型な割にテンキーが無くビジネス用と謳うは矛盾。

重量は1.88kgと普通に重め、バッテリ6時間(JEITA測定)、落下試験は30cmに激減。Bシリーズだからという言い訳も出来ますが、これはモバイルの印象が強いレッツノート ブランドと言えるのか。

価格.comでは最安167千円。ニッケーなどがやたらと提灯を振り回しているので、これは無いとして推奨記事に反論しておきます。

今月のオススメBTOパソコン

リンク用ソース

コメント(3)

>無駄にスタイリッシュなデザインや使わない高機能が満載されているノートが
>必要なら選択肢には入らない、これがdynabook
コレ実は遠まわしにデザインがダメだって言われてるからね。
一見、持ち上げてるようで何気にヒドイからねw いや、合ってるけどw

>とeSATAが各1本有り
さすが東芝はわかってるわw
ちなみにやっぱりSATA3.0Gbpsなんでしょな。せっかくなら6.0Gbpsにしるw

>東芝のSSDはRamPhantomの不具合を放置するIOデータでも使われており微妙が
まだまだ引っ張るなw
>コントローラ部分は一流と聞いております
SSD耐久テスト
http://botchyworld.iinaa.net/ssd_ssdn.htm#end
長い寿命、安定した速度、最後はリードオンリー。気軽にSSDしたいなら、東芝
耐久はインテル製よりも高いみたいだし、XPでアライメント調整無しで使用した場合もインテル製に継いで影響が少ないと聞きます。
東芝、恐ろしい子

>最大の利点はここだろうと思われる合計31時間
思わずフイタ。 なんだ、バッテリー2つでの話か。そらそーだよなと納得w
どうせ20万円なんだしせっかくだから両方とも92AAにすればいいのに。

>Satelliteは5万円くらいが限度で、それ以上値下がりする前に消えている
お得さだけを追求するならLenovoの値崩れあたりを狙うのがいいでしょうね。

>仕様を変更したのみで、本体(ベアボーン部分)はそのまんま使っている
ソレどこのTOYOTAですかw まあ遠目に似てるしなTOSHIBAとTOYOTA…
ゴメンちょっと無理あったわw

>いつも通りに手のひらを返すと、私が今これを書いているデスクトップと比較
ちょw、ノート相手にそんな大人気ない。まったくけしからんな。
いいぞもっとヤレw

>やたらと提灯を振り回しているのでこれは無いとして推奨記事に反論
なんだ残念。そっちも書いてくれたほうが面白そうなのにモッタイナイw

私の価値観からすると、販売価格は

OS:15,000円、CPU:20,000円、VGA:0円、M/B:15,000円、
RAM:4,000円、SSD:25,000円ODD:3,000円、LCD:10,000円、
K/B:500円、LAN:500円、W-L:1,000円、Blt:1,000円、
I/F:2,000円、War:10,000円、ボディ・バッテリーその他:30,000円

で計137,000円、SSDとバッテリー以外は特に目立った特長はありませんから、少し上乗せして160,000円あたりが妥当では、と思います
ただ、この小さな筐体にCore i7を詰め込むとはチャレンジャーですね。最低クロックも2.7GHzと高いですし、ホッカイロ並に熱くなるのでは、といらぬ心配が湧きます

発熱やばそうw

HPの2630QMの17インチdv7も結構ファン回るのに
そのサイズで2.70GHzって大丈夫かいなw
起動してからずっとファンがフル回転してうるさそうw

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BTOパソコンメーカー比較

パソコン工房

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

初心者や実用重視のPCユーザー向け。デスクトップ以外にノートも多数有り価格と性能のバランスが良く選びやすい。全国に実店舗が多数有るBTO PCメーカー。

マウスコンピューター

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

パソコン工房と同様に機種が多くノートの取扱も有りゲーム用やクリエイター向けPCも有り。送料が比較的高額なので総額注意。知名度は国内トップクラス。

ドスパラ

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ☆☆

部品選: ★★★☆☆

デスクトップPCならパソコン工房とマウス以外にドスパラも見る価値有り。秋葉原に本拠地を構える昔ながらのBTOパソコンメーカーで知名度はマウス並に高い。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆

部品選: ☆☆☆☆

2011年頃から安く無くDELLを選択肢に入れる理由が薄く回線抱き合わせ販売の価格がまぎらわしい。ゲームPCのAlienwareは見た目重視コスパ最悪なので要注意。

日本HP

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安保証: ★★

部品選: ☆☆☆☆

高性能ノート以外は見る価値が薄く高額なLenovoという感じ。早々にWindows 7を捨て8に切り替えたので7が必要なら行っても無駄。2012年後半から迷走中。

TSUKUMO

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★

部品選: ★★☆☆☆

ヤマダ電機による買収後はマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。BTO PCは機種が少なくやや割高。ツクモファンなら選択肢へ。

FRONTIER

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ☆☆☆

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆☆

部品選: ★★☆☆☆

2013年7月に(株)KOUZIROが倒産しヤマダ電機子会社インバースネットが続投。長期保証が消滅。これと言った特徴が無く難点は有れど利点が見当たらない。

サイコム

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★★

部品選: ★★★★★

自作しない中~上級者のPCユーザ向け。初心者にはカスタマイズが難しく動かない構成でも購入できるので注意。パーツへのこだわりや知識が有るなら。

※並びはBTOメーカーの知名度の順。大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

勝手に評価シリーズ

結果として宣伝になっていますが依頼されたわけでは無く、依頼されてもやりません。

データ復旧のIUECを勝手に評価
あなたの街の~を勝手に評価
ESETセキュリティを勝手に評価

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Windows 7サポート終了は2020年1月14日

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BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。