Good Will(グッドウィル)がBTOパソコン通販を実質終了

2013年10月 9日

GoodWillがTWOTOPの如くBTO PC通販を実質終了。

グッドウィルは、パソコン工房などと同じ(株)ユニットコム内のブランドで、実店舗は愛知を中心に展開しており、BTOパソコンの通販もやっておりました。が、先ほど見て来るとそれが終わった模様。

何が起こったのか適当に見て参りましょう。

グッドウィルがBTOパソコン通販を実質終了

トップページのスクリーンショットから。

BTOパソコン通販のグッドウィル・オンラインストア
http://www.goodwill.jp/

goodwill-toppage-2013-10-09.jpg

ディスクリプション(ロゴの下)を引用。

商品のご購入につきましては、グッドウィル各店舗・楽天ストア・Yahoo!ストア・Amazonストア・パソコン工房インターネット通販でのご購入となります。

一見、何の事か分からない表現になっているけれど、別の言い方にするとグッドウィルのこのサイトでは直販はしていませんという意味。

左のカテゴリに「グッドウィル直販サイト」の「即納パソコン」が有るけれど、リンク先は楽天市場となっており、その下は「パソコン工房通販サイト」と明記されております。

更にその下にはYahooやAmazonの外部通販にもリンクが貼られているけれど、例としてAmazonの「デスクトップパソコン」より。

goodwill-amazon-2013-10.jpg

左上、41,700円の「ユニットコム Lesance DT MN5020-C-JZM モニタ別売 Windows7プリインストール・ミニタワーパソコン」の型番で検索。

するとパソコン工房の直販がヒット。

Lesance-DT-MN5020-C-JZM.jpg

同じ物。これの標準構成がAmazonで売られているのでしょう。

1,720円の価格差は、Amazonでは送料無料で売っている為の送料分、その他、Amazonは手数料が高い(8%+α)なので、それも乗っているのかも知れない。

ふと思ったけれど、送料はヤマト運輸や佐川急便などと交渉し一律300~500円くらいにしているとしても、8%も取られたのでは厳しいでしょう。

ユニットコムの今年3月決算の売上総利益(売上-原価)は約18%。販管費など引いた後の営業利益率は余裕で1桁%になってしまう。時間を割き人件費を掛けてまでAmazonでやるほど売れているようには見えない。

話を戻し、パーツは結構気合が入っている為、グッドウィルの在庫で引き続き直販しているのかも知れないものの、それらはAmazonや楽天、Yahooストア経由。

グッドウィル公式サイトでの販売はしておらず、パソコン全般はパソコン工房の物が売られており、リンク先が工房というTWOTOPと似たような形になっております。

 

相次ぐ事業縮小と過去終了したBTOメーカー

ユニットコムの縮小で最近のものなら、TWOTOPの通販を中止しパソコン工房内の1ブランドにしてしまった事。

TWOTOPが通販を終了しパソコン工房の一部として統合
https://btopc.jp/select/the-end-of-twotop-ec.html

TWOTOPというブランド名は残した上手いやり方と感じており、統合する事で効率化が図られているのだと思う。

例として、先日流れて来たパソコン工房のニュースリリース。

【パソコン工房】(中略)|株式会社ユニットコムのニュースリリース
http://www.news2u.net/releases/116585

勝手に感心、納得した箇所がここ。

【会社概要】
社名 株式会社ユニットコム
運営ショップ名
パソコン工房 URL : http://www.pc-koubou.jp
グッドウィル URL : http://www.goodwill.jp/
ツートップ URL : http://www.twotop.co.jp
フェイス URL : http://www.faith-go.co.jp
フリート URL : https://freet-diy.jp/
バイモア URL : http://www.unitcom.co.jp/buymore/
セルモア URL : http://www.sellmore.jp

推測や憶測になるけれど、各ブランドが個別に広報を持たず、ユニットコムとして全体のブランドを販促しているのなら人や時間が短縮されましょう。私は効率厨なので、こういうものを見るとハァハァしてしまう。

上手い所はTWOTOPやグッドウィルでのBTO PC通販はやめているものの、何ごとも無かったかのようにURLは残している。

過去の導線を殺さずそのまんま生かしており、縮小が目的だとしても何も考えずサイトまで閉鎖する阿呆な事はしておりません。

やたらユニットコムを褒めちぎるけれど、私は関係者でも無ければ内通もしておらず、金を貰って称賛しているわけでも無し。

縮小と言えば、ヤマダ電機傘下のフロンティアも意味は同じでしょうな。

株式会社KOUZIROが解散し消滅、32年の歴史に幕
https://btopc.jp/select/the-end-of-kouziro-kk.html

KOUZIROという会社を消し、元からヤマダ電機が持っていた子会社インバースネットへフロンティアブランドとして吸収。

これにどういう意味が有るのかはヤマダ電機の決算公告を読むなどの趣味が無いので知らないけれど、(株)KOUZIROが足枷だったのかと。

昨年はクレバリーが破産し、後ろ盾が無かった為にそのまま倒産。経営が少しでも甘ければ、BTOメーカーは生き残れない時代になっているのでしょうな。

 

BTO通販のブランド乱立作戦は終わったのか?(まとめ)

例として、Aさんが知っているBTOパソコンのブランドが、以下の中の太字だったとしましょう。

  1. パソコン工房
  2. TWOTOP
  3. フェイス
  4. グッドウィル
  5. マウスコンピューター
  6. ドスパラ
  7. DELL
  8. 日本HP
  9. ツクモ
  10. フロンティア

上から5つは(株)MCJグループ。

Aさんが「どこのメーカーにしよう」という探し方なら、単純に50%の確率でMCJのいずれかが選ばれるかもしれないという。

そして上から4つは(株)ユニットコムで、その内の2つを知っているという事は、ユニットコムが選ばれる確率は単純に1/3(33.3%)となり他ブランドより有利かも知れない

BTOパソコンという形態は、受注生産という意味なので通販がメイン。独立したサイトが多ければ多いほどブランドとしての弾数が増え、競合する際に有利な印象が有ったけれど、ユニットコムは縮小中。

TWOTOPは秋葉原や日本橋に店舗が有ったけれど、今年の春から店名をBUYMORE(バイモア)へ変更しており、現在は消滅。

TWOTOPという名前を知っている人が、今後減って行くでしょう。それでなくとも、BTOパソコンや自作に興味の無い人はTWOTOPを知らないはず。

グッドウィルも同様に、私も店舗を外から見た事が有る程度で、当サイトをやっていなければ通販を知らなかったはずと言えるほどのローカル、またはマイナーなブランド。

そして、ユニットコムに吸収(買収)された頃から、グッドウィルの通販は「パソコン工房とどこが違うのか?」と感じるほど似ており、実際、過去にグッドウィルをメインにネタとした記事は無いはず。

ユニットコムは今年の3月決算で大幅に減資(約7億5千万から9800万円)しており、店舗を閉店させたり、フェイスとTWOTOPをくっつけてみたり、何かと縮小中。

EC(通販)サイトも、1サイトにつき5人くらいのデザイナや在庫管理者が居れば運営出来そうな気もするけれど、リストラしたか部署異動になったか、TWOTOPやグッドウィルを無駄に維持させる費用が惜しくなったのかも知れない。

今後、Windows 8が主力になってしまい、来年の10月に本当に全Windows 7が販売を終えてしまうなら、氷河期に備えた頭の良い経営方針と感じております。いや、私に評価されても何の価値も無いけれど。

というわけで、ユニットコムに限らず、国内BTOメーカーならWindows 7がまだ普通に売られているので、BTOパソコンお勧め。

今月のオススメBTOパソコン

リンク用ソース

コメント(4)

>GoodWillがTWOTOPの如くBTO PC通販を実質終了
またか、ちょっと店じまいペースの勢いがヤバくないですかコレはw

>ユニットコムの今年3月決算の売上総利益(売上-原価)は約18%。
>販管費など引いた後の営業利益率は余裕で1桁%
MCJもそのうちユニットコム系ごとたたむのじゃなかろうかと思ったりw

>TWOTOPというブランド名は残した上手いやり方
ツートップとフェイスあたりはまだ認知度があるほうだとして・・・
そのほかの認知度はどうなの?ってのはありますな。
一般層ならなおのこと、PC工房知ってるかすら微妙だろうと。

>ユニットコムとして全体のブランドを販促しているのなら人や時間が短縮
いや、でもそれならそもそもブランドを分けておく事自体が、わりと非効率なんじゃなかろうかw

>上手い所は
>縮小が目的だとしても何も考えずサイトまで閉鎖する阿呆な事
あーなんだそういうことか! やっとわかりましたw
さっきから上手い上手いって、いったい何が上手いってことなのかどうもピンときませんでしたが、売上を伸ばすとかそういうことじゃなくて、一行で言うと
店がヤバイくてたたむのをヤバいからたたむように見せないやり方が上手い
ってことですなw なるほどこれは確かに納得。
どこだかのようにいきなり閉鎖とはだいぶ印象が違うものw

>独立したサイトが多ければ多いほどブランドとしての弾数が増え
ただこれも、既にブランドが認知されている潜在的な顧客層を留める効果を狙ってのことで、現時点でブランド名を全く知らない新規顧客層の開拓はあんまり期待できないでしょうなぁ。

>今年の3月決算で大幅に減資(約7億5千万から9800万円)しており、
>店舗を閉店させたり、フェイスとTWOTOPをくっつけてみたり、何かと縮小中
申し訳ないのだけれども、なんかもう末期という印象が凄いんですがw
最終的にはやっぱしMCJのさじ加減なんだろか。

>Windows 8が主力になってしまい、来年の10月に本当に全Windows 7が
>販売を終えてしまうなら、氷河期に備えた頭の良い経営方針
逆にこれまでの経営にわりと無駄が多かったとも取れますよねソレはw

>Windows 7がまだ普通に売られているので、BTOパソコンお勧め
実際のところ、このWindows8インパクトに伴うWindows7枯渇に備える現実的な選択肢としては、Windows7搭載のパソコンそのもを買うよりも、Windows7のOSだけ準備しとけばいい話ではあるのよね。
だって、そうそうパソコン自体がご入用にはならないからね。

( ゚д゚)ハッ! 言っちゃった!

経営の効率化とスリム化が目的なんでしょうね。
グループ全体でWindows8氷河期に備えるのは賢明な判断だと思います。
今のところ、ノートもデスクも8搭載機は売れてませんからな…。
法人向けも7に逃げそうな気配が濃厚ですし、MSには是非とも7の延命をお願いしたいところであります。
もしくはXPか7をベースにしてWindows9を作るとかw

ひとつ気になった点、Celeron搭載のBTOがマウスのサイトで取り扱ってないのですが、パソコン工房のサイトを見ると何故か即納パソコンに入ってるんですよね。
以前はマウスにも工房にも入ってたんですが、BTOとしての需要が少ないんですかねぇ。

>独立したサイトが多ければ多いほどブランドとしての弾数が増え、
 競合する際に有利

このあたりがわたしにはよく判らないんですが、内容のそれほど変わらない
ブランドを、別会社っぽくいくつも出すのってなんか有利なんでしょうか?

百貨店やスーパーが合併を行うのは、あくまで実店舗があってそれを統合することで
競合店を統一して無駄な店舗を閉鎖し採算性を高めたり、今まで弱かった地域に
販路を広げるのが目的なわけで、店舗を持たないオンラインショップを
複数持つ利点がいまひとつよく判らないんですよね。

例えばG-Tuneのように、キーボードや本体の外見や色からこだわって
ゲーム用PCに特化したブランドと、普通のPCとかを分けるならともかく
TWOTOPとかドスパラって、それほど内容が違うようには思わないんですが・・・。

まあOSが8オンリーになったら、業界の衰退は必至というのはわたしも賛成なので
それを見越した縮小は英断だとは思うのですが、逆にいままでなんで同じような
内容のブランドをいくつも抱えていたのだろうかと。

ゲームPC特化店、グラボ強化PC特化店、スリムPC特化店、激安PC特化店、
水冷PC特化店wとかで、複数のブランドを持つなら判るんですけどね。

そもそもグッドウィルという名前があまりよろしく無かったのでは。一般的にグッドウィルというと、二重派遣やらデータ装備費強制徴収やら労災隠しやらで廃業になった、元大手派遣会社が真っ先に浮かぶでしょうから。

>上手い所はTWOTOPやグッドウィルでのBTO PC通販はやめているものの
>過去の導線を殺さずそのまんま生かしており
確かに。閉鎖しました、のページだけですと、そこで買う気が失せてしまう方もいらっしゃるでしょうし、更新する手間を差し引いても、サイトを残すのは良い処理ですね。

とりあえずほぼパーツショップとして利用しているドスパラやツクモは消滅して欲しくありません。店頭で買う=交通費1,000円以上、という場所にいますと、オンラインが最安な事が99%なのですよね。そもそも買いに行くのが面倒すぎるという。


>IRIS.IRISさん
>店舗を持たないオンラインショップを複数持つ利点
複数を運営する体力があるなら、とう条件付きですが、複数あればそれだけ購入者の選択肢が増える、というだけでは。
A店で1,000円のノーマル
B店で1,300円の特典付き
C店で1,150円のオリジナルカラー
D店で会員割引価格950円のノーマル
E店で2つセット1,800円のノーマル
という微妙な違いしかないマグカップを売る5店があったとして、単体毎の差異がほぼないからこそ、例えばABDが同グループなら単純に販売確率が上がるのでは。悪い言い方だと、下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる、ですが。

コメントする ※要ユーザ登録&ログイン

BTOパソコンメーカー比較

パソコン工房

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

初心者や実用重視のPCユーザー向け。デスクトップ以外にノートも多数有り価格と性能のバランスが良く選びやすい。全国に実店舗が多数有るBTO PCメーカー。

マウスコンピューター

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

パソコン工房と同様に機種が多くノートの取扱も有りゲーム用やクリエイター向けPCも有り。送料が比較的高額なので総額注意。知名度は国内トップクラス。

ドスパラ

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ☆☆

部品選: ★★★☆☆

デスクトップPCならパソコン工房とマウス以外にドスパラも見る価値有り。秋葉原に本拠地を構える昔ながらのBTOパソコンメーカーで知名度はマウス並に高い。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆

部品選: ☆☆☆☆

2011年頃から安く無くDELLを選択肢に入れる理由が薄く回線抱き合わせ販売の価格がまぎらわしい。ゲームPCのAlienwareは見た目重視コスパ最悪なので要注意。

日本HP

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安保証: ★★

部品選: ☆☆☆☆

高性能ノート以外は見る価値が薄く高額なLenovoという感じ。早々にWindows 7を捨て8に切り替えたので7が必要なら行っても無駄。2012年後半から迷走中。

TSUKUMO

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★

部品選: ★★☆☆☆

ヤマダ電機による買収後はマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。BTO PCは機種が少なくやや割高。ツクモファンなら選択肢へ。

FRONTIER

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ☆☆☆

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆☆

部品選: ★★☆☆☆

2013年7月に(株)KOUZIROが倒産しヤマダ電機子会社インバースネットが続投。長期保証が消滅。これと言った特徴が無く難点は有れど利点が見当たらない。

サイコム

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★★

部品選: ★★★★★

自作しない中~上級者のPCユーザ向け。初心者にはカスタマイズが難しく動かない構成でも購入できるので注意。パーツへのこだわりや知識が有るなら。

※並びはBTOメーカーの知名度の順。大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

勝手に評価シリーズ

結果として宣伝になっていますが依頼されたわけでは無く、依頼されてもやりません。

データ復旧のIUECを勝手に評価
あなたの街の~を勝手に評価
ESETセキュリティを勝手に評価

お知らせ


Windows 7サポート終了は2020年1月14日

カテゴリと更新通知

プロフィール

ヒツジ先輩

書いてる人:

BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。