自作できる私がBTOパソコンをサイコムで購入した例

2010年3月27日

正確には自作できる「かもしれない」ですが、ヒツジ先輩ファンの皆様こんにちは。

そのような変人は滅多に居られないかと思いますが、メールを整理していると約5年前にサイコムで購入した構成メモのようなテキストが草稿箱から出て参りました。

仕様しか書かれておらず、見積画面を私がコピペしたのだろうと思いますが、金額の詳細が載っておりネタとして使うには充分。当時を思い出し、買い方の一例としてお伝え致します。

BTOメーカーの修理に入る前の話。

 

自作するほど知識が無いからBTOでカスタマイズ

当時は自作が主流、BTOパソコンという名前は少なくとも私は知らず。

サイコムを知ったきっかけはPCパーツの通販を探しており偶然発見。今ではパーツはツクモやFaithが激安ですが、相性保証をしていた通販はサイコムくらいのものでした。

自作はおそらく出来ると思うけれど経験無く、マザーの種類(正確にはソケット)が良く判らない。メモリ、HDD、グラボなど差し替え程度は出来るけれどCPUは自信無し。

以下、購入時の仕様。サイコムPC2代目。

RadiantGX500GD series (標準構成価格77800円)

  • CPU : Intel Pentium4 550 [3.40GHz/FSB800/L2 1MB/HTテクノロジ]
  • CPU-FAN  : Intel純正FAN(標準)
  • MOTHER   : MSI 915G Combo-FR [Intel915G chipset/GigabitLAN](標準)
  • MEMORY   : なし (-7000円)
  • FDD      : FDD+カードリーダー(白ベゼル)(+2420円)
  • HDD      : なし (-7270円)
  • ExDrive  : なし (標準)
  • OptDrive1: なし (-1770円)
  • OptDrive2: なし (標準)
  • VGA      : [オンボードVGA機能(Intel GMA900)搭載](標準)
  • SOUND    : Intel High Definition Audio準拠7.1chサウンド機能(標準)
  • SPEAKER  : なし (標準)
  • IEEE1394 : なし (標準)
  • TV-tuner : なし (標準)
  • LAN      : GigabitLAN (1000BASE T)搭載
  • CASE     : Inwin IW-C588 SLT430(Sycom)[ATX 430W/静音]【パッシブダクト】標準
  • KEY      : なし (-740円)
  • MOUSE    : なし (-530円)
  • OS       : なし (標準)
  • MONITOR  : なし (標準)
  • S-Cable  : なし (標準)
  • N-PAD    : なし (標準)

今でも言えますが、サイコムの利点は不要なパーツを外しまくれる事。

最低、ケース(と電源)、マザー、CPU(とクーラー)の3つセット状態で購入可能。標準仕様が77800円となっておりますが、ここから上記のマイナスを合計すると約6万円。珍しかったカードリーダー+FDDを載せて送料込で65千円。

なぜこのような仕様にしたかは、メモリ、HDD、光学ドライブ、キーボード、マウス、モニタ、OSを持っているから流用前提。今見ると損な買い方です。

 

カスタマイズでアップグレードはやや高め、マイナスは損する

例としてメモリが7000円引きとなっておりますが、これは256MBx2枚の価格。

それは得だと思う事なかれ。当時のメモリは今のように暴落しておらず、256MB1枚で1万を切れる程度。512MBは高級品、1GBなぞ想像さえしない頃です。

単品で2枚15千円程度とするなら、外して7千円は明らかに損。しかし、持っているのだから要らないわけで少しでも安くしているわけです。ちなみにMSIの915GはメモリがDDR(1)とDDR2の排他仕様で同時には使えず、実質2スロットとなります。そんな事は知らずDDR(1)を2枚持っていたわけですが・・

変わってカードリーダー+FDDの2420円は安い。4種類の規格しか読めないカードリーダーが1500円の頃にFDD付きはパーツ単品代金のレベル。既に標準構成として77800円が前提な為、売る側としては増設は安くするけれど、削除は利益にならず値引き額は少なくなります。

当時のサイコム程極端では無いものの、本体価格が安くなった為が最近のカスタマイズはプラスはやや高く、マイナスはもっと安くならない感有り。どこも生産の規模がでかくなったため、カスタマイズそのものに価格が付いているのでしょう。

 

CPUで予算を決めて上限を超えない

私だけでは無いかと思いますが、多少パソコンを知っている人間ならCPUから入ります。先に判りやすいよう3種類に分けましょう。

  • 一般の購入者・・・予算有り、見た目や価格で決め、仕様は二の次
  • ゲーマーやハイエンドer・・・仕様がメイン、予算は湯水を流す覚悟
  • 少しでも長く使おうとする貧乏人(私)・・・予算とCPU見てパーツ削る

ゲームや激しい使い方をしなければCeleronでも上等。しかし、CPUの性能やグラボの処理速度などを多少なり知っていると冗談じゃない。まずはCPUという事で、上から2~3番目に速そうなCPUを中心として予算を考えます。

CPUはPentium4の550、何が上だったのか判らずPentium4の歴史を見ると、おそらくですが上に560が有ったのでしょう。最高性能のCPUは性能に見合わぬ高額さが有り、今で言えばCore i7の980xや975、いずれもCPU単体で10万円前後。

では1ランク落とし、960かと言えば5~6万円とまだ高過ぎる。3万円程度の930に落ち着くわけです。細かい違いは有るだろうと思うものの、CPUにそこまでこだわるのはマニアくらいのもので、私はWindowsでアプリケーションが動けば良いという考え方。

話を戻し、Pentium4の2番目に性能も価格も高いCPUは550。サイコムの標準仕様では77800円。高い。7万円が限度。パーツを削って7万円を切れるよう目指す。予算は7万円から譲らない事にし、削除出来るパーツを削りまくり実際に7万円を切りました。

ここで予算を守れないなら、待つか更にCPUのランクを落とします。こういう買い方も有る、という一例です。

 

BTOパソコンはOS付きを買う事で更に安くなる

自作していた人間がなぜBTOのような他作に流れているかは、パーツ単位で購入すると自作の方が高くなる。OS(Windows)が入れば、DSPやOEMの安さが大影響しばかばかしくて自作などやっていられないわけです。

今ならWindows7が発売され半年程度。WindowsXPをDSPやパッケージで持っており流用するなら良いものの、せっかくパソコンを買うのだからOS付きにしてしまおうと考えた方が安くWindows7を入手出来て得です。

ここでもサイコム系は別で、彼らはOEMを持つ程の規模がまだ無いためDSP(パーツと抱き合わせ)のWindows7を付けるわけです。そのパーツ、例えばカードリーダーのDSPなら、カードリーダーさえ付けていれば別のPCに載せ替えても行ける。次回、買い替えの際はOS無しで良くなりWindows7代分が安くなります。

 

今、私がBTOパソコンで買うならどうするか?

良く聞かれますが、私はアナタでは無い為、こうだという買い方は言えません<これをメールの返信とさせて下さい。失礼ながら私はメールは読むけれど返信しない。

私ならという前提では

  • Core i3~i7、最高でもCore i7の930か920以下(2010/03現在)
  • マザーは出来ればASUS、選べないなら何でも結構
  • メモリ標準の2~3GB(LGA1156なら1GBx2、LGA1366なら1GBx3)
  • HDDも標準仕様(容量ではなく上げ下げしない、外さない)
  • (ブルーレイまだ不要で)光学ドライブ無し、カードリーダー不要
  • 電源はこだわらない、ケースもどうでも良い
  • キーボード、マウスは「有り」
  • モニタはメーカー不問、21インチ程度の16:9なら何でも良い
  • 予算はモニタ込で7万円以下

液晶モニタは時々フェイスやツクモで12千円で叩き売っている程安くなっており、全体的にまだ値下がり傾向。本体の予算を5万円切りたい所ですが、グラボが低スペックならi7でも行けそうです。

やたらとパーツのメーカーにこだわっていませんが、保証が切れて故障したなら自分で単品を購入し交換出来る経験と知識が有る為。作業は修理時代に嫌という程やった上、このブログを書く事で相性以外の知識は有るという自信です。相性はツクモなどで保証が有り、心配なら保証代を積めばよろしい。

そしてここ重要、現在のPCからの流用でキーボードやHDDは無くて良いものの、予備パーツとして外さない事が最近のカスタマイズの上手い買い方。キーボードが壊れて千円で購入し、振込代や送料を出すなら、500円マイナス程度で削るべきでは無く。HDDは何本有っても困らず、外して多少の値下げは損と考え、容量を上下させるくらいなら単品で買います。

譲れない事は、私はパソコンごときに7万円以上出せないという価値観。

予算、用途、何が目的かを明確にする事。私ならモニタ入れて7万円以下、用途はCeleronやAtomでも良い程度の作業、目的は5年以上またはWindowsが無くなるまでは使いたい。

あまり参考にならなかったかと思いますが、考え方は色々と有ります。という、今までで最高に駄目な終わり方をしている気がしますが気にせず。

今月のオススメBTOパソコン

リンク用ソース

コメント(1)

BTOパソコン.comのファンだけど、ヒツジ先輩のファンかどうかは保留中の私ですがw

ちょっと今回ヒツジ先輩提示の前提で、sycomBTOを試してみましたら、P55系でもきびしく、i7はまず無理な感じでした。
おそらくもっと高くなるX58系は問題外で、H55系ベースで組まないと、ヒツジ先輩条件での7万円以内達成はむずかしそうです。

ここは、あえて今だからこそ、フェーズアウト在庫処分のCore2に走るのが美味しいとか煽ってみるw

実際のところLGA1156のi7-860とi5-750は、価格性能比的にすごく惹かれるんですが、来年出るSandy Bridgeのソケットが1155な件で、萎えたというか心を折られたというか、絶望した!そんなIntelに絶望した!
なので、そんな私はまだまだPrescottで戦い続けますw

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BTOパソコンメーカー比較

パソコン工房

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

初心者や実用重視のPCユーザー向け。デスクトップ以外にノートも多数有り価格と性能のバランスが良く選びやすい。全国に実店舗が多数有るBTO PCメーカー。

マウスコンピューター

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

パソコン工房と同様に機種が多くノートの取扱も有りゲーム用やクリエイター向けPCも有り。送料が比較的高額なので総額注意。知名度は国内トップクラス。

ドスパラ

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ☆☆

部品選: ★★★☆☆

デスクトップPCならパソコン工房とマウス以外にドスパラも見る価値有り。秋葉原に本拠地を構える昔ながらのBTOパソコンメーカーで知名度はマウス並に高い。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆

部品選: ☆☆☆☆

2011年頃から安く無くDELLを選択肢に入れる理由が薄く回線抱き合わせ販売の価格がまぎらわしい。ゲームPCのAlienwareは見た目重視コスパ最悪なので要注意。

日本HP

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安保証: ★★

部品選: ☆☆☆☆

高性能ノート以外は見る価値が薄く高額なLenovoという感じ。早々にWindows 7を捨て8に切り替えたので7が必要なら行っても無駄。2012年後半から迷走中。

TSUKUMO

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★

部品選: ★★☆☆☆

ヤマダ電機による買収後はマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。BTO PCは機種が少なくやや割高。ツクモファンなら選択肢へ。

FRONTIER

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ☆☆☆

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆☆

部品選: ★★☆☆☆

2013年7月に(株)KOUZIROが倒産しヤマダ電機子会社インバースネットが続投。長期保証が消滅。これと言った特徴が無く難点は有れど利点が見当たらない。

サイコム

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★★

部品選: ★★★★★

自作しない中~上級者のPCユーザ向け。初心者にはカスタマイズが難しく動かない構成でも購入できるので注意。パーツへのこだわりや知識が有るなら。

※並びはBTOメーカーの知名度の順。大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

勝手に評価シリーズ

結果として宣伝になっていますが依頼されたわけでは無く、依頼されてもやりません。

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Windows 7サポート終了は2020年1月14日

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プロフィール

ヒツジ先輩

書いてる人:

BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。