サイコムの価格表記やカスタマイズが上手いので宣伝

2016年2月22日

サイコムがAVA推奨PC発売。

AVAとはAlliance of Valiant Armsという3D銃撃戦ゲーム。今更推奨PCなぞ珍しくは無いものの、プロゲーミングチームDeToNatorとコラボ、MSIのSLIブリッジ、しかも値引きという盛り沢山な企画。

値引は期間限定、2016年2月頃の情報。

サイコムよりDeToNatorコラボAVA推奨PC発売

サイコムの販売ページより。モニタは別売り。

z170-dtn-ava

サイコムはケースを量産する規模では無い為か市販品と同じクーラーマスターのミドルタワー。左上に水冷と吹き出しが有るけれど空冷も選択可能。

SLI前提というかシングルボードお断り感が凄い。更にサイコムはノートでMSIの代理店もやっている為かMSIとのセット値引きが結構デカい。

MSIで値引きしまくり

MSIの言い値からサイコムの言い値になっているだけなので、市販品と比較すると大した事は無いかも知れないものの、最大11,500円引き。

忘れているのか控えめなのか、MSIの該当SLIブリッジはAmazon実売4千円くらいなので最大1.5万円相当得と言えども過言では無し。

盛大にキャンペーンをやらかしているけれど、1つ凄く意味が解らない点はAVAはSLIに対応しているのか?という疑問。検索すると古いゲームなので、性能1ランク落としてSLI2枚挿しにするよりランク変えず1枚の方が良いという意見多数。

ゲームはプロでもハードウェアの事は良く解られていないのか。複数言語を操る超絶プログラマでも、「メモリってノートとデスクトップで違うの?」と言う人も存在するので有り得そう。

というわけで、これはAVA推奨や高性能というより、MSIの赤いグラボを2枚挿し光るブリッジを取り付けてご満足せよという、SLIに浪漫を感じる人向けのゲーミングPCなのだろうと思った。

真面目にAVA用やゲーム用の性能を求めるなら別の機種が良いと思う。

 

サイコムの価格表記やカスタマイズが上手い

サイコムのプレスリリースをCNETより、価格を3種類引用。広告の出し方が下品なのでリンクは切断。

  • Intel(R) Core(TM) i5-6400T
    (2.20GHz/4Core/HD530/TDP35W/Skylake)搭載モデル181,530円
  • Intel(R) Core(TM) i5-6400
    (2.70GHz/4Core/HD530/TDP65W/Skylake)搭載モデル181,530円
  • Intel(R) Core(TM) i5-6500
    (3.20GHz/4Core/HD530/TDP65W/Skylake)搭載モデル183,970円
  • ※以下省略

source:http://japan.cnet.com/release/30134102/

全7機種、上記は3機種に見えるけれど、サイコムは標準構成をいくつも並べる見せ方では無く、CPUが違うだけで他の仕様は同じ。

量産系が標準構成としてCPUを0円から始め差額を表記するに対し、サイコムの場合はCPUが違えば機種が違うと言っている感じ。

どこが上手いかその1は、プレスリリースの価格は他社の場合キャンペーン中の期間限定で安い方の表示にするところ、サイコムの上記価格はキャンペーン終了後、値引していない価格を掲載している点。

安いと感じ販売ページへ行くと値引きは終了しており高かった、というガッカリを回避出来る良心的な設定。プレスリリースは企業のニュースで有り、元は販促目的でリリース撒くものでは無いのでサイコムが正しい。

しかも税込表記なのでここでも高くなった感が無し。

サイコムのCPU変更画面

全然18万円超えでは無いどころか、CPUを御覧有れ。標準はCore i7-6600Kなのでプレスリリースでは191,920円にも関わらず何故か2万円以上安くなっている件。

送料を抜いたり税抜き値引き無しで比較したり、グラボがリリース文と違うのでカスタマイズし更に値引きを適用し、ようやく謎が解けた。標準構成はGTX 970が1枚、リリースの方は960が2枚のブリッジ付なので高く表記されております。

上の画像でもサイコムの良心的なところはいくつか有り、

  • 総額は送料や値引など全て含めた税込表記
  • 最短3日とかでは無く、7日以内に出荷を約束
  • CPUが最初からCore i7-6600Kになっている

税込の好感度はヨドバシのような印象。最短3日で出すと言われても最長何週間かかるかは不明なので7日以内という表記も正しい。保証はしないけれどサイコムはだいたい3~4日で納品した経験有り。

そしてこれはゲーム用PC、一応AVA推奨なのだからCPUも高性能な方が良く、安く見せる為に最低ランクを標準、とはせずゲームに適した6600K標準で下げられるカスタマイズも上手く、初心者でもやや安心か。

細かい所まで言うと、カスタマイズの表示方法が以前より見易くなっており、全展開ボタンが装備されております。

展開ボタンが付いている

PCパーツに詳しく無ければ見づらいかも知れない。しかし、カスタマイズ忘れを防止する為、選ぶ際は全展開をお勧め。右の自動でメニューを閉じるスイッチはオフにしておきましょう。オンでは1つ選ぶと他のパーツが閉じてしまう。

そしてカスタマイズが終わったなら全部閉じるボタン。

カスタマイズのパーツ選択を閉じる

上記は私が買うならとしてカスタマイズしており、右にプラスとマイナスが出ているので予算オーバーならばどこを削るか、余裕が有るならどこを盛るかが分かり易い。欲を言えばマイナスが赤ならプラスは緑とか色を変えて欲しいところ。

ちなみにCPUはサイコムお勧めだと思うので変更せず、クーラーの取付を任せるならご祝儀的にグリスは割高だけれどもシルバーへ。その代わりメモリやSSDは自分でやるので無しとし予算を絞った。

こういう事が出来てしまうので自作が面倒な人とか、今のパーツが良く解らない浦島先輩には有り難い。逆に全く解らない人がカスタマイズすると、例として上の構成では動かないどころかOSさえ追加出来ないのでハードル高め。

PC初心者だけれどもサイコムが良く、構成に支障無いか不安ならばサポートへ電話してみましょう。

上記意外にも、「サイコムやるじゃん」と思ったのはケースのサイドパネルの変更。そしてLEDの追加もカスタマイズで可能。

サイドパネルのカスタマイズ

サイドパネルのみ変更で3千円少々は高いと思うかも知れないものの、この価格は妥当。LEDの約2千円はAmazonで購入するより若干高いけれど、こいつは不良品が多いらしいのでサイコムに責任を取って貰える安心感。

この2つをセットで変更すると、私のメインPCとほぼ同じ。イルミネーションはかなり明るく、赤青緑以外にクソ明るい白色LEDも付いているので、普段は赤とか青にしておき、内部のホコリの積もり具合チェックの際は一時的に白へ切り替えるとか可能。

電源ユニットの種類が22も有り、クラマスやコルセアなどが勢揃いしている辺りは個人的に興味が無いのでスルーし、周辺機器も上手い。

周辺機器の品揃え上手い

レイザーのゲームパッドは価格コム最安1万円を超えていたのでサイコムの方が安い。サイコム側としても、最安やAmazonに合わせなければ意味が無いと考え安く設定しているのでしょう。

キーボードは売り切れているものの、ここに東プレを入れるセンスが凄い。1万7千円くらいで売るのならば、私が東プレキーボードを持たずサイコムで買うならついでに入れてしまうと思う。

マウスはロジクール完備。価格コムの方が安い物も多いけれど、ロジ品を買うなら壊れる&長期保証前提。サイコムでPC一式として買ってしまえば詳細の中にロジのマウスが記載される為、それが購入証明となり修理交換の際はどこで買ったか思い出さなくてよろしい。

液晶は2枚まで購入可能。EIZOの安いやつが有るという、「これは私がカスタマイズを作ったのかな?」感がハンパ無い。

延長保証も安い

保証は相変わらずの安さ、送料やモニタなどのオプションを除くPC本体合計価格の5%なので、市販のメモリは永久保証とか、5年保証のSSDなどを単品で後付するなら取り外せば延長保証も安くなる。

Windowsを市販で購入するならOSも無しにしましょう。OS代もPC本体価格に含まれ5%乗るので高額化するだけで意味が無い。

安さ重視の量産系とは逆となる機種も有るサイコム(まとめ)

逆とは単に高額にもなるという意味では無く、パーツにこだわれたりオプションの選定が上手い、いずれもサイコムの中の人のお勧めが並んでいる、または2chのオッサン達も唸る品揃えと思われる正統派カスタムPC屋。

サイトのリニューアル直後の一時期、量産系のレイアウトに寄せて来た印象が有ったのでサイコムはもう駄目なのかも知れないと思っていたけれど、私が1つ前にサイコムPCを買った時より今の方が断然良くなっております。

とにかくカスタマイズに並べているパーツや周辺機器のセンスが良い。

パーツのメーカーやブランド、型番とか良く分からなくとも適当に選び購入したなら自作PCマニアに見せてみましょう。スゲー連発と思われる、こだわりの自作PCと変わらない仕様になっているはず。

普通の人が自動車のプリウスとかアクアを買う辺りが量産系BTOとするなら、サイコムはレクサスにどれだけオプションを盛るかのような。それは言い過ぎか。

中には今回のようにAVA推奨とか言いつつ中身はSLIで浪漫を求める物も有るけれど、デスクトップPCでこだわるならばサイコムは以前にも増してお勧め。

以上、私が昔からサイコムが好きとか相性が良いというだけで、他の組立代行カスタムPCも良いブランドは有るので、鵜呑みせず自分の気に入ったメーカーを選びましょう。

 

Windows 7 DSPは値上がりや完売が増加中(おまけ)

サイコムのカスタマイズを見て腑に落ちなかったのがWindows。

Windowsの価格

標準でOS無しはサイコムの平常運転。Windows8.1や10はどうでも良いのでスルーし7の2種類を御覧有れ。

  • 7 Home~・・・15,020円(税別13,907円
  • 7 Pro~・・・22,760円(税別21,074円

Home~は確かDSP単品が約1万円、Pro~は1.6万円くらいと記憶しており、サイコムも少し高い程度で市販品と同じくらいと思ってたいけれど、やたら高くなっていないだろうか。特にPro~の方。

これはサイコムが価格を決めているのでは無く、DSP版プリインストールの契約によりマイクロソフトが決めているはずなのでサイコムが操作しているのでは無いはず。マイクロソフトが10に合わせる為に値上げしたのか。

ところで市販品はいくらか調べると、価格以前に完売多数。

  • NTT-X Store・・・完売
  • パソコン工房・・・完売
  • ドスパラ・・・完売
  • ツクモ・・・Pro~64bitのみ(税込21,384円)※パーツ代は除外
  • ソフマップ・・・Pro~64bitのみ(税込18,940円)※単品版

NTT~とパソコン工房は在庫僅かだったので切れたとしても、ドスパラは数千単位で持っていたはず。という事は既に代理店からの出荷は終わっている、イコールDSP版7はMSから代理店へはもう流れていないと見るが妥当。

ツクモとソフマップは単に知名度や客層の違いで残っているのか、在庫あふれているのか。いずれにせよ値上がりしている気がする。マイクロソフトや代理店の値上げか、またはXPのようにプレミア価格への前触れなのか。

マイクロソフトの新CPUは10以外知らないという無茶振りで7を使い続けるパソコンが限定されてしまい、サポートも後4年を切ったけれど、7が必要ならば割高だけれども今の内にPro~のゲットを推奨。

要らないなら要る人用に買わずにスルーしてあげましょう。

今月のオススメBTOパソコン

リンク用ソース

コメント(2)

※個人のイメージです

サイコム・・・職人ニキ

DeToNator・・・中高生
AVA・・・ヴォエ(酔う

MSI・・・秘密結社赤とかげ
税込表記・・・義務付特例付クルクル奴

Core i7-6600K・・・7派無双
EIZOの安いやつ・・・安心㌧

東プレ・・・よく知らない(奥義
ロジクール・・・いちどはロジクール

NTT-X Store・・・ゲーム筐体?
パソコン工房、ツクモ、ドスパラ・・・PCコンビニ
ソフマップ・・・グラビアのリアルみせたる!

マイクロソフト・・・怪しい布団催眠商会

少し前なら「SLI=電源は1,000Wクラス」だった気がしますけれど、最近のビデオカードは省電力が盛んなようで、700WクラスでもハイエンドのSLIが組めるのですね。

私なら不安ですから最低でも900Wは確保しますが。

>AVAはSLIに対応しているのか?という疑問
wikiの質問掲示板を読んだ限りでは、対応している様子は無いですね。動作報告のスコアを見ても、SLIやCrossFireでスコアが伸びている事はありません。

ただし今回のSLIモデルは、もともと販売されていた1枚差しの推奨モデルに、後から追加された特別モデルのようですから、2枚差しはAVA用というより他ゲームもプレイするゲーマー用なのでは。

4Gamer.net:サイコムとDeToNatorコラボの「AVA」推奨PCにSLIモデルが加わる
http://www.4gamer.net/games/148/G014821/20160219098/

エルミタージュ秋葉原:サイコム、”AVA推奨PC”にMSIオリジナルSLIブリッジ仕様モデルを追加
http://www.gdm.or.jp/pressrelease/2016/0219/152240


>Intel(R) Core(TM) i5-6400T
ゲーミングPCで何故に省電力CPUが出てくるのか不思議。試しに私のPCで動作するか公式のチェックツールで試したところ、Core i3-2100Tでも推奨環境をクリアしていたため、i5-6400Tでも問題は無いでしょうけれど。

動作環境チェック|Pmang(ピーマン) |ゲームオン運営
http://www.pmang.jp/guide/diagnostic
※InternetExplorerでしかチェックできない模様

>標準はCore i7-6600K
6600Kはi7ではなくi5です。i7だと6700K。いくつかモデルを見まわりましたけれど、標準は「i5-6600K」ですね。

>電源ユニットの種類が22も有り
多すぎだろと思わないでは無いですが、ゲーマーは電源にこだわりのある方が多いやも。メーカ指定で選びたい方も居そうですから、特にゲーマー向けには電源のラインナップを増やすのは正解な気がします。

>Windows 7 DSPは値上がりや完売が増加中
何年か前に購入したWindows 7 ProのDSP版が手元にあるのですけれど、いつ頃オークションへ出したら儲かるでしょうかね。

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BTOパソコンメーカー比較

パソコン工房

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

初心者や実用重視のPCユーザー向け。デスクトップ以外にノートも多数有り価格と性能のバランスが良く選びやすい。全国に実店舗が多数有るBTO PCメーカー。

マウスコンピューター

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

パソコン工房と同様に機種が多くノートの取扱も有りゲーム用やクリエイター向けPCも有り。送料が比較的高額なので総額注意。知名度は国内トップクラス。

ドスパラ

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ☆☆

部品選: ★★★☆☆

デスクトップPCならパソコン工房とマウス以外にドスパラも見る価値有り。秋葉原に本拠地を構える昔ながらのBTOパソコンメーカーで知名度はマウス並に高い。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆

部品選: ☆☆☆☆

2011年頃から安く無くDELLを選択肢に入れる理由が薄く回線抱き合わせ販売の価格がまぎらわしい。ゲームPCのAlienwareは見た目重視コスパ最悪なので要注意。

日本HP

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安保証: ★★

部品選: ☆☆☆☆

高性能ノート以外は見る価値が薄く高額なLenovoという感じ。早々にWindows 7を捨て8に切り替えたので7が必要なら行っても無駄。2012年後半から迷走中。

TSUKUMO

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★

部品選: ★★☆☆☆

ヤマダ電機による買収後はマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。BTO PCは機種が少なくやや割高。ツクモファンなら選択肢へ。

FRONTIER

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ☆☆☆

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆☆

部品選: ★★☆☆☆

2013年7月に(株)KOUZIROが倒産しヤマダ電機子会社インバースネットが続投。長期保証が消滅。これと言った特徴が無く難点は有れど利点が見当たらない。

サイコム

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★★

部品選: ★★★★★

自作しない中~上級者のPCユーザ向け。初心者にはカスタマイズが難しく動かない構成でも購入できるので注意。パーツへのこだわりや知識が有るなら。

※並びはBTOメーカーの知名度の順。大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

勝手に評価シリーズ

結果として宣伝になっていますが依頼されたわけでは無く、依頼されてもやりません。

データ復旧のIUECを勝手に評価
あなたの街の~を勝手に評価
ESETセキュリティを勝手に評価

お知らせ


Windows 7サポート終了は2020年1月14日

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プロフィール

ヒツジ先輩

書いてる人:

BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。