パソコン工房よりSSD搭載4万円ノート(2017年3月)

2017年3月25日

パソコン工房が低価格ノート発売。

数年前と比較すると円安傾向なので昔ほどの激安ノートは出ないものの、税別ながら約4万円でSSDを標準搭載は良い構成。パソコン工房はマウスの子会社なのでノートにも力入るのでしょう。

適当に4機種を拝見。

パソコン工房よりSSD標準搭載ノートが4万円から

プレスリリースをマイナビ、画像はPC工房公式より。

iiyama PC、SSD搭載39,980円からのエントリー向け15型ノート | マイナビ
http://news.mynavi.jp/news/2017/03/14/247/

STYLE-15HP034-C-EE

ここ数年は4万でも安く見えますな。

いや、安いけれど、私がパソコン工房でノート購入した頃は29,800円の税込で送料まで込という、わけの分からない神ノートがあり、半年少々くらい売りまくっていたので3万円ノートの印象が強すぎる。

時代の流れか、その3万円ノートとは性能もやや大きめに変わっており、メモリは2GBでは無く標準で8GB、ストレージはHDDでは無くSSDでしかもM.2スロット。そしてCPUはCeleronながら、バースト時2.24GHzまで出る4コアプロセッサ。

昨年6月末頃に出たこれの刷新と予想。

iiyama PC、税別39,980円のM.2 SSD搭載15.6型ノートPC | マイナビ
http://news.mynavi.jp/news/2016/06/27/262/

メモリが4GBでは無く8GB、標準HDDの機種が無くなり全てSSD搭載へ。

標準構成は4機種あるようで、刻み方が上手いと思った。

最安モデルの標準構成(39,980円)

主な仕様を一覧。

  • OS:Windows 10 Home 64bit
  • CPU:Celeron N3160(1.60-2.23GHz、4コア、2MB、TDP6W)
  • グラフィックス:Intel HD Graphics 400 ※CPUに内蔵
  • メモリ:8GBx1(DDR3L-1600MHz)
  • SSD:128GB(M.2、SATA接続)
  • モニタ:15.6型ワイド(1,366x768、非光沢)
  • 光学ドライブ:※なし
  • 無線:IEEE802.11 ac/a/b/g/n、Bluetooth 4.2
  • 有線:ギガLAN対応、USB2.0x2/3.0x2、など
  • バッテリ駆動:約3.8時間(JEITA 2.0)
  • 重量:約1.94kg

OSはメモリ8GBなので当然64bit版。CPUのTDPが6W、HDD非搭載で極省電力という割にバッテリ駆動が4時間切れるとは少々情けない感。安い15.6型なので重量が2kgくらい行くあたりは仕方ないと考えるべきでしょうな。

他は特にケチの付け所が無く、何よりHDDを廃止しSSDを標準にした点がよろしいかと。また、M.2スロットでもSATAはNVMe(PCI-Express接続)とは別もの、普通のSSDと速度変わらないところは誤解無きよう。

これより1ランク上の機種が個人的におすすめ。

最安モデル+HDD 1TBおかわり(47,800円)

なぜ500GBにしなかったのかは謎な上、プラス8千円はやや高めな印象。しかし、価格コムで2.5インチHDDの1TB最安は6~8千円くらいなので、量産系にしては良心的な方か。

何がおすすめかは、ノート利用の多くの人がストレージ容量を大して使っていない事が多い為、SSDの128GB中OS使用量を除く約100GBをメインとし、1TBへバックアップ。重要でも無いとか、クラウドに保存されている画像などは1TBへ保存という使い方が可能。

ここは8千円ケチるところでは無いと思う。但し、重要なデータとか保存しないならHDDは無くても良さそう。

最安モデル+Windows 7 Pro~ダウングレード版(48,980円)

今時珍しい、Windows 7仕様もまだゲット可能。

ダウングレード版なので7のサポートが終了したなら10へアップグレードすれば良いという、アップグレード恐怖症の人にはやや無理がある仕様。

差額が1.9万円くらいもあるけれど、内訳はWindows 10のHomeからProへの変更の差額が6千円なので、Windows 7 Pro~代が1.3万円と思えばガチで7 Pro~買うよりよろしいかと。

残りのサポート期間が3年を切れた7に1.3万円の価値がある人、もう3年弱どうしても7が良い人限定。

最安モデル+MSオフィスPersonal~(57,980円)

ラストはオフィスを入れただけという、それはカスタマイズ画面で追加すれば良いのでは?感がありのまま過ぎるセットモデル。

しかしカスタマイズするとプラス1.9万円のところ、こちらの標準でのセットは差額1.8万円なので1千円安い。

量産系BTOパソコンは標準構成で

なぜ標準構成が良いか?理由は主に1つ、のところ2種類の表現で。

  • カスタマイズすればするほど割高になりコスパ悪い
  • カスタマイズしなければしないほどコスパ良い

他の理由としては、量産系は標準構成がメーカーのおすすめ仕様といえるわけで、数が出る仕様で標準構成にしている可能性が高く、PCハードウェアに詳しく無い人でも安心して購入可能。

逆にサイコムのような組み立て代行系はカスタマイズ前提、カスタマイズしても割高にならない、標準構成は最小構成に近いので、カスタマイズ出来る人向け。

話を戻すと、パソコン工房の4刻みな標準構成こそ量産系BTOパソコンの売り方の正統派と思っております。

 

Celeron N3160がボトルネック?使い物になるか?

さて、SSD搭載とメモリ8GBは素晴らしい。

しかしどうしても気になる物がCPUで、N付きCeleronが果たして実用的と言えるのか、SSDやメモリの足を引く存在になっていないのかが気になるところ。

passmark-n3160-celeron

source:PassMark CPU Benchmarks - Low Mid Range CPUs

PassMarkのベンチマークスコアによるとCore2~並、またはCore iシリーズのモバイル用省電力CPUでSandyかIvy Bridge並。

最大で4コア4スレッドは良いとしてもクロック1.6GHzがやや弱い、バースト時2.24GHzもAtom系Celeronにしては高めだと思うものの3GHz行かないCPUはどうなのか。

提灯(宣伝)記事の可能性はあるとしても実機レビューはこちら。

SSD搭載39,800円の15.6型ノート マウス「m-Book B501E」 - PC Watch
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/nishikawa/1010217.html

m-book-b501e

どう見ても機種違いです本当に~というやつながら構成はメモリが4GBな程度で他の仕様はほぼ同じ。マウスが昨年夏頃に出したノート。

筆者殿の感想を引用。

総じてCore iほどの性能はないものの、と言って使えないレベルではないのが分かる。高負荷時で最大の2.24GHzが出ていることもあり、然程ストレスなく操作可能だ。

もう一箇所、この表現上手いと思った。

Core 2 Duo辺りでWindows 10へのアップグレードをどうするか悩んでいるユーザーにも好適だろう。

逆に言うと、Core 2 Duo以上の性能を持つCPU搭載のノートPCならばこの機種へ買い換える必要性は低く、セカンドや子ども用としてなら通用する感じかと。

CPU以外は何ら問題無い構成。このCPUでも問題無い用途ならば問題ないノートパソコンと言えそう。

私がなぜN付Celeron嫌いかは、スティックPCのAtomのクソ性能さに呆れている為。但し、スティックの方はAtom以外にメモリ2GB、ストレージがeMMC32GBという、CPU以外も中々のゴミなのでノートとは比較するのは間違いなく間違い。

 

実は地味なキャンペーンは正しいのかも知れない

今やっているセールはこれ。

新生活応援

セットでどのくらいお得なのか、オフィス付を見ると3機種が値引きされているもののいずれも1千円引き。パソコン工房の言い値から千円引かれてもお得といえるのか謎。

また、セールと称しつつセールの一覧に入っていない機種の方がコスパ良いなどもまれにあるという謎も過去にちらほら。

親会社のマウスの場合はセールと言えば本当に安いと感じるけれど、パソコン工房はそうでも無く単なる賑やかしと感じております。

量産系BTOパソコンはただでさえ売価が安く利益率も低いと聞いているので値引きが難しい事は解る、在庫処分などでもしなければ無理があるのでしょう。

個人的には逆も真なりと考えるので、例としてマウスはセール以外では何となく損した気分になるけれど、パソコン工房のセールは全然お得感無い辺りはセール以外で損した気分にならない。

という点では良いのかも知れないと思う。しかし、正しいかどうかは私が決める事では無いので、自分の判断を信じましょう。

今月のオススメBTOパソコン

リンク用ソース

コメント(3)

>画像はPC工房公式より
相変わらずチャット画面は邪魔ですね。

>ストレージはHDDでは無くSSDでしかもM.2スロット
PCの性能からすると、これ1台をメインPCに据えることは少ないでしょうから、サブ用途や仕事用としては十分な容量。しかも速いのは嬉しい。

>最安モデル+HDD 1TBおかわり
私ならこのPCに重要データは入れないため、バックアップは不要ですね。むしろ1TBもあったら、このノートをメインPCのバックアップ用として使うことを検討するレベル。

>バースト時2.24GHzもAtom系Celeronにしては高め
発熱するとクロックが下がりますから、恐らく最大クロックで動作できるのは、30秒~1分くらいでは無かろうかと。短時間の負荷、例えば圧縮ファイルの解凍(展開)とか、ファイルのウイルスチェックとか、細かな負荷時には効果がありそう。動画変換とかゲームとかでは、発熱でクロックが下がるので、動作が鈍くなるやも。手持ちのAtom、負荷を掛けると800MHzまで下がりましたし。

簡易用途向けのPC、という印象が強いです。

最後のN(ノート用)とかJ(デスクトップ用)はAtomなんで知っていて割り切って買う分には問題無いと思います。
ただ新型=昔のより高性能と考えがちですから、期待してPCを買う人は欺されないように。
あくまで値段相応と思うべきですね。

滅多に使わないからノートPCを新調するとしたらこれでもいいなぁって思いましたけど、今持っているノートPCのCPUはCore i5なので性能が低くなるかもしれないw
OSは滅多に使わないからこそ10でいいと思っています(7ダウングレードに金をかけるほどの使用頻度ではない)w

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BTOパソコンメーカー比較

パソコン工房

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

初心者や実用重視のPCユーザー向け。デスクトップ以外にノートも多数有り価格と性能のバランスが良く選びやすい。全国に実店舗が多数有るBTO PCメーカー。

マウスコンピューター

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

パソコン工房と同様に機種が多くノートの取扱も有りゲーム用やクリエイター向けPCも有り。送料が比較的高額なので総額注意。知名度は国内トップクラス。

ドスパラ

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ☆☆

部品選: ★★★☆☆

デスクトップPCならパソコン工房とマウス以外にドスパラも見る価値有り。秋葉原に本拠地を構える昔ながらのBTOパソコンメーカーで知名度はマウス並に高い。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆

部品選: ☆☆☆☆

2011年頃から安く無くDELLを選択肢に入れる理由が薄く回線抱き合わせ販売の価格がまぎらわしい。ゲームPCのAlienwareは見た目重視コスパ最悪なので要注意。

日本HP

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安保証: ★★

部品選: ☆☆☆☆

高性能ノート以外は見る価値が薄く高額なLenovoという感じ。早々にWindows 7を捨て8に切り替えたので7が必要なら行っても無駄。2012年後半から迷走中。

TSUKUMO

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★

部品選: ★★☆☆☆

ヤマダ電機による買収後はマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。BTO PCは機種が少なくやや割高。ツクモファンなら選択肢へ。

FRONTIER

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ☆☆☆

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆☆

部品選: ★★☆☆☆

2013年7月に(株)KOUZIROが倒産しヤマダ電機子会社インバースネットが続投。長期保証が消滅。これと言った特徴が無く難点は有れど利点が見当たらない。

サイコム

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★★

部品選: ★★★★★

自作しない中~上級者のPCユーザ向け。初心者にはカスタマイズが難しく動かない構成でも購入できるので注意。パーツへのこだわりや知識が有るなら。

※並びはBTOメーカーの知名度の順。大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

勝手に評価シリーズ

結果として宣伝になっていますが依頼されたわけでは無く、依頼されてもやりません。

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