ゲーム用グラボやCPUなどは何が人気?(2018年8月)

2018年9月26日

ゲーミングPCの仕様調査結果。

当サイトでアンケートしたわけではなく、毎月更新されるSteamで自動にて行われていると思われる調査結果をグラフ化してみたというやつで、CPUやグラボや言語など12種類をトップ3形式でグラフ化。

Steam、2018年8月分のデータより。

Steam ハード&ソフト調査:August 2018

元ネタはこちら。

Steam ハードウェア & ソフトウェア 調査
https://store.steampowered.com/hwsurvey

steam-hwsurvey

上のグラフのシェア推移が見やすいので取り上げられがち、当サイトでも過去にグラフ丸パクりして1記事やらかした気がする、これはこれで参考になる調査結果。

しかしこの下へ更にデータは掲載されており、グラフ化まではされていないので「へー」で終わってしまう人が多いはず。

というわけで、その下の部分をグラフ化することに。

 

Steamで最も人気あるパーツで仕様一覧

パーツ別で見る前に、最も人気あるパーツ類で仕様一覧。

  • OS:Windows 10 64 bit・・・60.62%
  • メモリ:8 GB・・・38.79%
  • Intel CPU周波数:3.3~3.69 Ghz・・・22.46%
  • コア数:4 cpus・・・59.22%
  • HT:有効率・・・57.02%
  • グラボ:GeForce GTX 1060・・・13.31%
  • VRAM:1024 MB・・・25.42%
  • モニタ:解像度1920 x 1080・・・60.66%
  • マルチ:解像度3840 x 1080・・・35.40%
  • ストレージ:空容量250 GB~499 GB・・・23.97%
  • ストレージ:総容量1 TB以上・・・47.44%

2chなどではしきりにメモリ8GBでは足りないと書かれるものの4割くらいが8GB。CPUクロック、コア数、HTの有効率から見るとCore i7が人気なのでしょう。

意外に感じた物はグラボで、てっきりもっと上の性能が需要あるのかと思いきや、やや下めなGTX 1060が最多であり、それとは矛盾しVRAMは1GBが25%と高めなので、誰もが最新を求めてはいないという意味に。

解像度はフルHDが6割、マルチは1920x1080を横に2台のデュアルディスプレイが35%くらい。

ストレージがよくわからない、プライマリの1台なのか、搭載されている全てのことなのか、空き容量は250~500GBほど、トータル1TB以上が半数くらい。

では上からバラしつつグラフ化して参ります。

 

ゲーム用グラボやCPUなど人気TOP3

画像は拡大しても同じ大きさなのでクリックしてもムダにて失礼。12個もタグを消しきれない。

shs-01-windows.png

OSは全体の内Windowsが96.44%を占めており、SteamでゲームするならWindowsが最適なのでしょう。実際、Windowsに対応しているゲームがSteamでは最も多い。

そのWindowsの中では10の64bit版が6割、次いで7の64bit版が3割。CPUの使い方やDirectXの点で10が3Dゲームには有利なので当然の結果。

()内は増減で、「-」が付いていなければプラス。前月との差にしては大きすぎるので1年前との比較だと思う。

shs-02-ram.png

メモリは8GBが最多、しかし同じくらいの割合となっている4割近い容量が12GB以上となっており、増減を見ると1~2%で8GBから12GB以上へと移行が進んでいるように見える。

4GBはさすがに少なめで1割程度。ゲーミングPCならVRAMが重要とはいえ、メインメモリは8GB以上の時代ですな。

shs-03-clock.png

CPUの動作周波数、3GHz以上でまとめると4割を占めておりオーバースペックな印象。逆に2.3-2.69GHzが3番目に多いとはやや意外。

ゲーム用PCはグラボが最も重要。次いでCPU性能になると思うのだけれども、最高性能のグラボに対しクロック低めなCore i5はCPUがボトルネック、普通程度のグラボにCore i7はオーバースペック。バランスが中々難しい。

shs-04-cores.png

コア数は4が6割、2が3割。2018年8月の時点では6コア普及率は1割行かず、最新Core i7へ移行するくらいならばグラボ買い換える、という人が多そうな予感。

2コアが3割は結構多いと思った。Core i3以下でがんばっているパソコンが割と多くあるのか。または海外ではグラボ重視でCPUは割とどうでも良いのか。今、「海外」と書いた理由は後で出る言語シェアでわかる。

shs-05-graphics.png

グラボ最多はGTX 1060、次いで1050 Ti、3番手に1050無印、ここまで合計すると26.5%くらいなので、4人中1人の割合でグラボ予算は3万円前後な模様。

その他でひとくくりにした4位以下は、GTX 960、1070、750 Ti、970、の後にようやくGTX 1080が出て2.72%、その2つ下が1080 Tiで1.45%。言うほど皆さんハイエンドにはこだわっておられない。

shs-06-vram.png

VRAM1GBが最多な原因は、古めなグラボの種類が多く、それらをまとめると1GBが多い、またはIntel HD Graphics 4000というグラボ非搭載ゲーマーも一定数存在するのでメインメモリとの共有で1024MBなのか。

グラフでは分けていない、3GBが5.58%、6GBが8.76%、6GBの方はGTX 1060とは限らないとして3GBがほぼ1060とすると、意外と3GB版1060でOKな割合が多そう。

shs-07-resolution.png

モニタの解像度、メインディスプレイはフルHDが6割。次いで1366x768はノートPCなのか、海外ではこの解像度の単体モニタがあるのだろうか、もしくは海外では日本よりゲーミングノート&LANパーティ普及によるものか。

4K(3840 x 2160)は1.33%、WQHD(2560 x 1440)3.62%、2chで言われるほどフルHD超えは使われておらず、少数派が目立つ法則が発動しているのかも知れない。伸びも各0.1~0.2%なので大したことない。

shs-08-multi-resolution.png

複数モニタ、マルチディスプレイでの解像度はフルHD2枚を横並びにした状態が1/3くらいの割合。次(の1600x1080が2台横並び?)がよくわからない。その次はWQHDが横並びで2枚ですな。

私はフルHD横3枚であり、こんな変態マルチディスプレイしている人はどのくらいか、5760x1080を見ると2.41%もあり少し驚いた。最大の合計解像度は7680x2160なので4Kモニタ横デュアルと思われ0.57%。

Otherが23.59%もあるため、縦横や解像度統一していないのでデータ取れていないとするなら1/4がサイズや解像度合わせのこだわりなし。

shs-09-language.png

トップは米国、次いで中国、そしておそロシア。4位以下は5%を切れており、スペイン>ドイツ>ブラジル>フランス>韓国と来てその後に日本が1.29%という低い割合で登場。

そう考えると英語や中国語、ロシア語まで対応はわかるとしても、シェア1.29%しかない日本語に対応してくれているゲームには感謝するべきですな。海外から日本が国として好かれているとか、そういう要素もありそう。

shs-10-freestrage.png

ストレージ空き容量は250-499GB、次いで100-249GB、ここまでは良いとしても3番目の10-99GBはどうなのか。250GBクラスのSSD1台で戦っているなら100GB未満は有り得そうな空き容量。

そういう私はSSDの空き容量は259/447GB。システムドライブに色々詰め込みすぎなのか。HDD 4TBの方は1.48/3.63GBなので2TB以上使用中。ムダにWindows XPとかアプリケーションをISO化し保存しているのが原因。

shs-11-totalstrage.png

ストレージの総容量は、1TB以上がトップ、次いで750-999GB、3番めに250-499GBはこれまたSSD1本で戦っている割合が16.4%という意味か。

複数台なのかシステム単体なのかわからないので何とも言えない。

shs-12-vrhmd.png

ラストはVR、中々ひどい結果。6種類しかないので書き出せる。

  1. Oculus Rift・・・0.35%(+0.05%
  2. HTC Vive・・・0.32%(+0.03%
  3. Windows Mixed Reality・・・0.05%(+0.01%
  4. HTC Vive Pro・・・0.01%(0.00%
  5. Oculus Rift DK2・・・0.01%(0.00%
  6. Huawei VR2・・・0.00%(0.00%

いつまで続く、VR元年。

Steamユーザでこの割合ならば、一般PCユーザ対象にすると0.1%を余裕で切れるでしょうな。まだまだ普及しているとは言い難く、価格下がるまで待ちが正解か。

6番のHuaweiが0な理由は、一度0.01%以上になり掲載され今は0.00なのか、もしくは0.004%以下と推測。

 

調査結果などに惑わされず自分の予算と価値観で

人気ある仕様を参考にするなら、ここまでならば良いと思う。

  • メモリ:8 GB・・・38.79%
  • Intel CPU周波数:3.3~3.69 Ghz・・・22.46%
  • コア数:4 cpus・・・59.22%
  • HT:有効率・・・57.02%

クロック3.3-3.69ならばほぼ自動的にCore i5以上、HT有効率やや高めなので予算に余裕があるならCore i7でも良さそう。

問題はここ。

  • グラボ:GeForce GTX 1060・・・13.31%
  • VRAM:1024 MB・・・25.42%

割合の数値が低めな通り、皆がGTX 1060で良いとは判断しておらず、VRAM 1GBとかいつの時代のグラボまたはメインメモリ共用なのかレベル。

これ以外には2chや5chなどでやたらと上位機種である1080 Tiや2080Tiが正義のように書かれがちながら、それは「お前の中ではな」としてとらえるべきかと。

例として私がゲーミングPCが欲しくなったとすると、予算的には別にGTX 2080 Tiに20万円近く突っ込めなくはないものの、たかがグラボ1枚にそこまで出せない、アホかとしか思えないので128%ない。

価値観としては、グラフィックの高精細には特にこだわらず、fpsの低下だけは嫌なのでGTX 1060か、万円単位で価格差あるなら1050 TiでもOKと考える。4Kモニタに興味がないのでGTX 1080以上は必要ないとも。

超美麗リアル映像に重点を置かないため、単なるゲーマーとしては単価3万円前後のグラボで5年くらい戦い続け、不満が出て来たならPC一式で買い換えるかグラボのみ換装。

このように、自分の予算と価値観が最重要として、他人の意見や人気ランキングなどは参考程度にとどめましょう。他人の意見が入れば入るほど不満が出た時に反省ではなく後悔になりやすい。

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リンク用ソース

コメント(3)

そういえば、いま生きている1コアのCPUって何が人気なのでしょうかね。最近はCeleronでさえ最低2コア、性能最低のAtomでも4コア。1コアですとCeleron D、Celeron G(初期)、Core Solo、Athlon 64 あたりで2.80GHzくらいあれば、何とか頑張れないことも無いのやも。

>VRAM:1024 MB・・・25.42%
1GBはけっこう少ないですね。ビデオカードで言うとかなりのローエンド。GT 710とかR5 230とか。それCPU内蔵で良かろう、と思う性能のカード。どの層が1,024MBなのか調査したい限り。CPU内蔵GPUは全て1,024MBとしてカウント、とかありえるやも。

>4GBはさすがに少なめで1割程度
職場のノートPCが4GBだった私、申請して「自己責任で増設」を実行した模様。やはり8GBの方が動作が快適。

>コア数は4が6割、2が3割
3コアが8コアより多いとか面白い。

>GTX 960、1070、750 Ti、970、の後にようやくGTX 1080が出て2.72%
メインPCで750Ti使いの私、3.5%しかシェアが無いことに驚いて良いのか納得して良いのか分からず。私的には良カードだったGTX 660がかなり低い方が驚き。Steamユーザは買い替え頻度が一般ユーザよりやや高いのやも。

>ストレージ空き容量
私の場合
Cドライブ:70GB、Dドライブ:70GB、Eドライブ:120GB、Fドライブ:980GB
Steamの統計はCドライブに限った話ですかね。

>トップは米国、次いで中国、そしておそロシア。4位以下は5%を切れており、スペイン>ドイツ>ブラジル>フランス>韓国と来てその後に日本が1.29%という低い割合で登場。
言語なので国別の割合は必ずしも出てこないのでは?w

英語圏 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8B%B1%E8%AA%9E%E5%9C%8F
英語話者の2/3が米国で、次に英国>カナダ>オーストラリアと続きますがw

>4K(3840 x 2160)は1.33%、WQHD(2560 x 1440)3.62%、2chで言われるほどフルHD超えは使われておらず、少数派が目立つ法則が発動しているのかも知れない。伸びも各0.1~0.2%なので大したことない。
【悲報】Steamで4Kモニタでプレイしているユーザー、1.32% という結果に : 汎用型自作PCまとめ
http://www.jisaka.com/archives/28855561.html
そりゃそうだろうw

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