SSD価格の相場と容量や接続方法の違い(2014年7月)

2014年7月31日

SSDの種類や価格について、2014年7月末現在。

SSDが市販品として登場し数年が経過するも未だにHDDの方が主流と言える現状。問題は価格の高さと容量の低さと思われるものの、徐々にそれらが解消されて行く気配が有るので何となく報告。

価格コムよりいくつかのSSDを見て参りましょう。

全部にソースのリンクを貼るのは手間なので一括。

価格.com - SSD 人気売れ筋ランキング
http://kakaku.com/pc/ssd/ranking_0537/

1位から50位辺りまでを見て私が「へえ」と思った物をいくつか抜き出して行く事に。スクリーンショットは7月30日の深夜時点。

 

SSD価格の相場と容量や接続方法の違い

トップ5は安定のCFDと最初から安いCrucial製品

SSDランキング2014年7月

最近起こった価格破壊はCrucialが本気を出したMX100シリーズで、発売から現在まで当たり前の如く1位と2位を占拠し続けております。 

安いけれど高速、しかもCrucialブランドは過去に目立った黒歴史が無く、一時期はインテルとの一騎打ち状態になっていた信頼出来るメーカー。 

今は微妙に高くなっているけれど、2位の256GBは発売直後は1.2万円を切っていた時期も有りやや値上がり。しかし1位の512GBは最初は2.4万円くらいしていたので、1500円くらい値下がっております。

3~4位のCFD製品が根強い人気。故障前のリードオンリーは凄いけれど寿命は最短という結果を叩き出しているものの、好きな人はこちらを選ぶのでしょうな。私なら現在はCrucial一択。

Trancendは期待ほど安くならず低容量は低速

7月下旬のビッグニュース。

トランセンド、256GBで税別1万円を切る SSD370シリーズ発売。512GB版19800円の『大台割れ』価格 - Engadget Japanese
http://japanese.engadget.com/2014/07/22/ssd370/

SSD370が発売時激安

税別では有るものの256GBが1万円を切っており、消費税の8%を乗せても1.1万円切りは凄い。いきなり1千円以上も相場を下げるのかと思いきや、現在はCrucialのMX100シリーズより高くなっており意味無し。

NANDフラッシュはMicron(Crucialの会社)、キャッシュはSAMSUNG、コントローラは自社(Transcend)というパッとしない内訳な上、公称で256GBはシーケンシャルライト310MB/s、128GBは170MB/sと今や低速な方と良い所無し。

画像の4種類以外に32GBや64GBも出ております。 

TS32GSSD370

シーケンシャルライトは64GBが90MB/s、32GBは40MB/sという、もはやハードディスクで良いのではと思える遅さ。そういう使い方(連続書込)をしない前提が良いでしょうな。 

mSATA接続の256GBが約1.3万円まで低価格化

CT240M500SSD3 

ノートPCのmSATAで簡単にSSDを換装出来るなら朗報。何故か2.5インチと変わらないくらいまで値下がりしております。 

とは言え、M500シリーズが特別安いというからくりとなっており、他のメーカーや他機種はプラス2~4千円くらいが相場。240GBというきりの良さに砂臭さを感じるので、保護を名目に低速化するのが嫌ならスルーでしょうな。 

しかし、128GBのmSATA SSDを搭載しており1.3万円で2倍近くまで容量を上げる事が出来るのは事実。レビューが2件有り、いずれのユーザも満足度5という高さ。

速度もシーケンシャル基準で読込は470MB/s、書込270MB/sくらい出ており、ランダムは普通に速かったので比較的売れているのでしょう。

PCI-Express接続のM.2用SSDは256GBで2.6万円

PX-G256M6e 

SATAでは無くPCI-Express接続で高速化する新規格。M.2スロットは最近の高級マザーボードに付いているやつで、安物や少しでも古い機種には無いのでご安心有れ。

Macのノート(Proか何かは忘れた)ではシーケンシャル700MB/s台を普通に出していたけれど、これを買った人の実測によると書込がやや低め。

数値は右上。右下は比較用のサムスン製SSD。

CDM実測

source:価格.com - PLEXTOR PX-G256M6e あおちんしょこらさん

それでもSSDの中では最速クラス。

しかし価格は2.5インチの約2倍。まだ数が出ないので値下がりが難しいと思われ、今後M.2が普及しSSDが乗りまくる時代になれば2.5インチと同価格も夢では無いでしょうな。

5万円前後するもののSSDも容量1TBの大台へ

CT1024M550SSD1 

Transcendの新製品は現在49,799円。上の画像のM550シリーズも大差無く、1TBになれども5万円くらいまで値下がっております。

以前は256GBが最もコスパ良好だったけれど現在は512GBが最安。1TBでも1GBあたり50円を切っているので悪くはございません。 

しかしストレージ1本に5万円は普通の人にはきつい。関係無いけれど私は2万円以上のストレージを購入した事が過去にございません。240MBの中古外付HDDが1.5万円とか、120GBの3.5インチHDDが1.6万円、SSDの240GBが1.3万円とか。

この調子で3TBまで行ってしまえばHDD不要になりそうな気がするけれど、それが2万円を切る頃まで自分が生きているかは疑問。 

(おまけ)SSDはキングストン製品に注意

SSD繋がりで、一応これももう一度ネタにしておきましょうか。

高評価後にSSDの部品を安物に変更する手口 - GIGAZINE
http://gigazine.net/news/20140618-switch-cheaper-parts-after-good-review/

本当に高評価後を狙いこっそり安物低速化させたかはキングストンの中の人にしか判らないと思うけれど、買って使う側から言わせるとGIGAZINEのタイトル通り。

新しいファームは速度が半分以下になっており、価格コムでもアタリ(はずれの事)を引いてしまった人が存在。

しかしその後。

Sequential Read が 400MB/sオーバー
元に戻った?
ファームのVerは527だった

source:価格.com - キングストンSV300S37A/120G 掲示板

ファームのバージョン527から元に戻っているとの事。キングストン側が改善というか元に戻したわけで、気に入らないなら信用ならないメーカーとして覚えておきましょう。

PlextorとKingstonは名前変えた方が良いと思う。

 

2014年7月現在のSSD容量と価格の相場(まとめ)

容量別で普通の2.5インチSSDの価格を一覧。

  • 1TB・・・5万円くらい(48円/GB)
  • 512GB・・・2.3万(45円/GB)
  • 256GB・・・1.3万(50円/GB)
  • 128GB・・・0.8万(63円/GB)

256GBクラスで1.3万円は、私がインテルの240GBを1.3万円で購入した円安前の水準まで戻っている事になり、最安の更新が再開した感じ。

しかしHDDの激安大容量と比較するとSSDはまだ安いとは言えず、ノートなら256~512GB、デスクトップなら128~256GB辺りが現実的な所でしょう。バックアップ前提で外へデータを逃すか、内蔵するかの感覚にて。

何度でも書くけれど、SSDを一度も使った事が無いならCドライブへ1本突っ込んでみましょう。Windowsの起動が速いとかそういう問題では無く、キャッシュやページファイルまでSSDにより高速化される為、データ用にHDDを搭載していても体感で高速化が可能となっております。

ライトユーザならCPUをCore i5以上にするくらいならHDDをSSDにした方が全体的に速くなり、ゲーマーもデータの読込が高速化されるので何かと有利なはず。

PCメーカーはユーザの為にも、もっとSSDを勧めた方が良いと思う。

今月のオススメBTOパソコン

リンク用ソース

コメント(5)

>512GBは最初は2.4万円くらいしていたので、1500円くらい値下
かつてIntelのSSD320(160GB)を22Kで勝ったの思い出したわ(白目)

>故障前のリードオンリーは凄いけれど寿命は最短という結果
コントローラMervellかと思ったらTC358790XB6とかいう東芝製なのな

>現在はCrucial一択
MX100もコントローラはM550と同じMervell88SS9189だから実績もあるしなぁ

>在はCrucialのMX100シリーズより高くなっており意味無し
そら確かにあえてTranscend選ばんわなw

>もはやハードディスクで良いのではと思える遅さ
とはいえ、ランダムは30~40倍は速いだろうしね

>240GBというきりの良さに砂臭さを感じる
いやM500シリーズのコントローラーはみんなMarvell製88SS9187みたいよ
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/hirasawa/20130426_597555.html

>保護を名目に低速化するのが嫌ならスルー
↑の結果から砂ではないからコレは考えなくてエエね

>ランダムは普通に速かったので比較的売れているのでしょう
だから砂避けたくてもコレならOKだからなw

>PCI-Express接続のM.2用SSD
>価格は2.5インチの約2倍。まだ数が出ないので値下がりが難しい
そもそも出してるところ自体がPlextorくらいしか無いだろ

>しかしストレージ1本に5万円は普通の人にはきつい
「ただのストレージ」ではなくて「ネ申パーツ」と考えればエエよw 
作業効率考えればSSDにはそのくらいの投資価値はあると思いますがね

>新しいファームは速度が半分以下になっており
言っとくけどもファームウェアで速度変わるのはCrucialも同じだからな
http://nueda.main.jp/blog/archives/005854.html
しかも上の方でCrucialは黒歴史が無いとかいってるようだけれどもさw
http://skyline798.blog118.fc2.com/blog-entry-3424.html

>PlextorとKingstonは名前変えた方が良い
一応これも触れとくけれどもPlextorはメーカー名じゃなくてブランド名な
製造メーカーはPLDS
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC#.E3.82.BD.E3.83.AA.E3.83.83.E3.83.89.E3.82.B9.E3.83.86.E3.83.BC.E3.83.88.E3.83.89.E3.83.A9.E3.82.A4.E3.83.96.EF.BC.88SSD.EF.BC.89

>HDDの激安大容量と比較するとSSDはまだ安いとは言えず
それはむしろSSDをHDDと同じモノと捉えるほうのがおかしい
同じ用途に使うことはできるが全く別の目的に特化してるパーツと考えるべき

>SSDを一度も使った事が無いならCドライブへ1本突っ込んでみましょう
3大一度やったら元に戻れないモノ筆頭だろうとは思う
てかダントツ過ぎて3大っていうほどコレに匹敵するモノが無いレベル

>CPUをCore i5以上にするくらいならHDDをSSDにした方が
そらだってCPUスコアはせいぜい一割か二割速くなるだけなのに対して、ストレージのランダム速度は30~40倍速くなるワケですし

>以前は256GBが最もコスパ良好
GB当たりの単価という事ですね。
HDDでもそうですが初物ご祝儀を除けば普通は大容量な物ほどそうなるので、価格と必要容量との検討が必須でしょうね。
いくら単価が安くても不必要に大容量を買うのは無駄ですし。

>CPUをCore i5以上にするくらいならHDDをSSDにした方が
逆に言えば、普段使いではCPUの性能を全く使い切っていないという事ですね。
CPUがボトルネックになるほどPCに鞭打って使う人は少数という事で。
AMDでも問題無い!!


今日の記事読んでたら4th機にもssd欲しくなったw

カカクコム5位の120GB最安シリコンパワーが価格的に一番気になるww

MX100は人気ですね。安くて良性能ですから当然ですが。しかしここまで人気だと、何だか自分で買うのは億劫になって来るのですよね。レビューだけでお腹いっぱいと言うか何というか。そもそも私はメインPCにIntel製SSDしか搭載しない、という縛りがあるため積極的では無いのですけれど。


>SS370
これ何故32GBモデルまで出したのですかね。性能が高いならともかく、HDDで良いだろと思える性能では、需要が極めて低いと思うのですけれど。

>mSATA接続の256GBが約1.3万円まで低価格化
価格が高くとも、あえてmSATA端子のあるマザーボードを購入するきっかけになる価格ですね。とはいえ下記のように、高いモデルばかりですが

ASUS Z87W
Shttp://kakaku.com/item/K0000516838/
実勢価格:4万円程度


>容量1TB
サムスンのEVOも4.5~5万円くらいですし、発売当初から2万円以下ですと、少なくとも1年半は掛かりそうな気が。

システム&プログラム用のSSD(256GB)の空き容量が30GBを切ったので、追加SSDの購入を検討しているところです。
MX100はいいですね~。
でも、もっと安くなってから買おうかなw

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