平成27年度インターネット利用などの調査(by.総務省)

2016年7月25日

総務省が通信利用動向調査結果の最新版を公開。

現在は平成28年度、総務省の今回の調査結果は27年度なので昨年4月より今年3月までを指しており、調査は28年の1~2月頃にランダムで日本全国へ調査票をバラ撒いて回収している模様。

適当に見て参りましょう。

ソースはこちら。

統計調査データ:通信利用動向調査:報道発表資料
http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/statistics/statistics05a.html

私がこれを書いている現在、ExcelやCSVファイルはまだ上がっていないのでPDFファイルより5項目のグラフを拝借し感想文。

 

平成27年度インターネット利用などの調査結果

条件。

調査概要

世帯調査の回収率が昨年より低い。37.4%は精度としてどうなのだろうか、などと疑うと進まないので気にしない事に。

ちなみに何を気にしているかはこちらの話が分かり易いと思う。

偏りを避け、無駄な調査をしないためには、調査の回収率(協力率)が高いことが重要です。

source:サンプル数や回答数よりも回収率が大事な理由 | Web担当者Forum

具体的には、仮にスマホ所有者に面倒くさがりが多いならばスマホ所有率が低くなる、のような偏りが出てしまうという事。

1.中高年のインターネット利用が順調に増加中

インターネットの利用動向

年代別、過去5年間のネット端末利用率。

端末関わらずインターネットを利用している率なので結構高め。13歳以上50歳未満のネット利用率は97%前後で推移しており、横ばいに近くなっているのでこれ以上にはならないでしょう。

赤い文字で記されている通り60~70代のネット利用率は増加傾向。その左隣の50代を見ると91%で停滞している為、高齢の割合はこれ以上にはならないと見るべきかと。

80歳以上で低下している原因は、インターネットを利用すると寿命が縮まるというアホ記事を書けるチャンスなので、大手のアホ著名人はこれをエサにいつも通り煽って行くスタイルがよろしそう。

6~12歳は小学生で、4人中3人が子どもの頃からインターネットを利用する時代となっております。 

2.年齢50歳未満はPCよりスマホ所有率が高い

インターネットの利用動向 年代と端末別

年代別&端末別、左が26年で右27年度。

赤い丸で示されている通り、40代でもパソコンとスマホの利用率が逆転しており、年代高めでもネットは自宅より外でやる方が多くなりつつあり、左右を比較すると50代もスマホ率が高くなって来ているので来年あたりには50代も逆転しそう。

タブレット利用の中心となる年代は老視率の高そうな60代以上かと思いきや、30~40代が高め。次いで20代と50代の率が高いのは、収入的な事やタブレットという端末に興味を持つ人の多さが関わっていると予想。

若すぎると親頼みなのでスマホだけ、高齢すぎるとタブレットとパソコンの違いが判らないとか、タブレットという物を知らない可能性。金があり興味もあり、より便利さを求める条件が揃っている人用の贅沢品な印象。

若者のパソコン離れ系のクソ記事を最近見ないのは、この手の証拠が上がって来たからなのか。全然パソコンから離れていないどころか20~40代は7割と揃って高く、むしろ50代以上の低さの方が特徴的。

「高齢者のパソコン離れ」でもやればよろしい。離れる以前に元からくっついていなかったのだから、さすがにやらないだろうけれども。

中高生はパソコン6割弱、スマホ8割弱。これは単にパソコンを買うほどの金が無く、スマホは親が支払っているパターンでしょう。50代以上と同じく、元からパソコンとくっついていないので離れてはおらず、むしろ中高生のPC利用57.4%は高いと感じる。 

3.スマホ保有世帯増加、タブレットも頭打ち来ず

情報通信機器の普及状況

左は世帯別各端末保有率、右は個人の携帯電話保有率。

昨年の今頃、同じ調査結果で私はこう書いております。

3.端末はスマホの伸びが鈍化し始めている

source:平成26年度インターネット利用などの調査(by.総務省) - BTOパソコン.jp

し始めておらず、総務省に騙されてしまった。というか総務省も騙されてしまったブレと思われ、スマホは以前ほどでは無いにしても更に伸び、タブレットも伸びの角度がまだ鈍化していない。

上の一覧はスマホは右、タブレットは左を見るべきだと思うその理由は、スマホは個人で持つ物に対し、タブレットは子どものおもちゃになっていたり、一家に何台も必要とは言えない為。

肝心のパソコンはそう落ちていないように見えるものの、最盛期となる平成21年度、6年前の調査では87.2%もあったのだから76.8%は約10%も世帯から減少した事に。※PDF7ページ、18枚目を参照。

別の組織の調査、個人ではタブレットは所有率が停滞しているという結果も。

20160407_1-1

source:https://mmdlabo.jp/investigation/detail_1548.html

右3本は総務省の世帯調査とだいたい同じ時期。

これまたMMD研究所調べのデータがブレているのやも知れず、いずれにせよ1年で伸びが鈍化とか順調とは言い切れない。

自分が覚える用として強調すると、スマホの個人所有率は約53%なので過半数、タブレットの世帯所有率は33.3%なので3軒中1軒に存在。パソコンは世帯約77%ならば4軒中3軒が所有。

解らないのが固定電話が低下しているところ。

パソコンが無くともWi-Fiが必要なら固定電話の光回線くらいは普通にあるだろうと思えば、統計のある17年度末90.7%が最新では75.6%まで低下。

若者が実家を離れ一人暮らしとなり固定回線を引かないならば、皆さんキャリア回線のLTEで通信しまくっているのだろうか。パソコンをテザリングは結構ハードル高いと思っているのだけれどもそうでも無いのか。

4.高年代のSNS利用が増加、企業もSNS浸透

ソーシャルメディアの利用動向

左が個人、右は企業。

個人は20代までのSNS利用率は頭打ち感があり、30代以上はもう少し伸びしろがありそうな前年比となっており、特に40代以上で普及しそうな印象。

こうして年代別で見ると全体の利用率がいかにアテにならないかが判ると思った。12歳までや80歳以上の人が積極的にSNSを使うとは思えず、利用者の多い年代は20~40代だろうから全体48.9%では無く6~7割の利用率と言えそう。

企業は元から利用率が低めなので発展途上なグラフとなっており、全業種で利用率が上昇。金融やサービス業の高さは何となく解るけれど、製造業はどのように活用しているのか想像がつかない。

Facebookならば日清、Twitterはタニタあたりが上手い事やらかされている良い例だと思う。人間ならばモテる人の条件として挙げられる誠実、優しい、面白い、の内で誠実なのは企業だから当然として、ゆるい面白ネタをSNSでやればモテる企業になるという新しい流れ。

SNSへ参加する以外に企業ならばSNSで広告を出すという手もあり、どこのSNSもそれで成り立っているようなものなので企業がSNSを意識する意味は大有り。

また、Twitterでのシャープやタニタのような一見ふざけたようなやり取りは、社内の人間からの理解も必要になるはずで、一昔前なら遊んでいるようにしか見えなかったところ広告や宣伝とし仕事として認めている辺りは時代が変わった。

意外と大手は電通などの代理店が面白アカウント担当の代行とかしているかも知れませんな。

5.企業のクラウド利用率が4割を超え5割間近

クラウドサービスの利用状況(企業)

ラストは企業のクラウド利用。

どこからどこまでの範囲をクラウドというのか曖昧になっている気がするので、どこまでを言っているか不明ながら、中小企業でも利用率は余裕の3割超え、大企業になると8割近くまで普及は凄い。

業種別では運輸、建設、製造という裏方的な企業で顕著に伸びており、クラウドを提供する側がそれらに合った何かを出し始めたのか。

普及率の高まりは個人年代別のように会社の規模により天井が変わると思われ、どの規模どの業種でも同じくらい伸びるとは限らない。特に中小企業では必要性が無ければ安かろうと無料だろうと要らないものは要らないわけで。

年度別で見ると、「利用していない&利用予定も無い」が年々2%ペースとわずかながら低下しているあたりはクラウドの価値や魅力が上がっているのか。

 

ウェブのスマホ最適化とPCの特殊化が進行(まとめ)

スマホやタブレットはハードウェアの出荷数や保有率が注目されがちなところ、なぜ増えるのか用途から考えてみると、まだ頭打ちするには早い気がして来た今日この頃。

スマホの所有率が仮にある年代で7割で止まったとしましょう。他はガラケー愛用者と見るべきか、スマホ頭打ちかと言えば別の要素が残っております。

私のようにスマホ要らないけれどLINE使えと半ば強要的に持ってしまうとか、Facebookは特にモバイル重視なのでFacebook始めてハマった主婦がパソコンでは無くスマホへ移行なども考えられるところ。

以前、Facebookの1千名を超えるグループでゆるいアンケートが開催されていた際、スマホとタブレットでFacebook利用している人が8割を超えており、パソコン4割以下にて驚いた記憶がございます。

パソコンを買い換えると使い勝手が変わるとは対照的に、ウェブコンテンツのモバイル端末への最適化が進むと、スマホの方が見やすく書きやすいと感じる人がまだまだ増えそう。特にSNSでくだらない系の慣れ合いをしている人はPC要らないレベル。

政治系のような真面目な投稿や返信をする人達は長文になりがちなのでキーボードで無ければ使いづらいだろうけれども、くだらない画像を上げてイイネしたり一言数文字書く、スタンプ貼り逃げするならスマホで充分。

モバイル端末が伸びる理由はコンテンツ制作者の努力であり、パソコン利用が減少する原因はマイクロソフトやAppleの迷走的な設計の影響と見ております。

おまけ:総務省の通信利用動向の調査票が中々ひどい

回収率の低さは調査票にあるのでは?と探してみるとサンプルを発見。

通信利用動向調査票

全12ページ。私なら読まずに捨てる。

調査する側が聞きたい事をぎっしり詰めただけで、調査される側の答えやすさを無視した作り。

パソコンの使いやすさを無視して自社の利益を追い続ける、どこぞのWindows屋と同じ自己中デザインにて、回収率の低さに納得した。

今月のオススメBTOパソコン

リンク用ソース

コメント(3)

>2.年齢50歳未満はPCよりスマホ所有率が高い

60代以上のパソコン利用率が増加しているのは、「エッ?」と思いました。
今年はマイクロソフトさんがガンガッたため、平成28年には、おそらく減少しているはずです。

今では少数派のvistaパソコン持ちの高齢者は買い替えの時期。あのwindows10パソコンに買い換えたのでしょうか?

windows7パソコン持ちの高齢者は、翌朝に別モノ(windows10)に変わり果てたパソコンを使い続けられているのでしょうか?

うちの近くの爺様たちは、パソコンやめてiPadやアンドロイドタブレットを楽しんでいます。やれメッセンジャーだ、LINEだ、インスタグラムだ、とかやってます。

>ウェブのスマホ最適化とPCの特殊化が進行(まとめ)
一般人は仕事でもスマホで十分になって、パソコンはプログラマーなどの専門職しか使わなくなるのかw

>コンテンツ制作者の努力
モバイル用のコンテンツの制作もパソコンが必要なんですけどねw

>パソコン利用が減少する原因はマイクロソフトやAppleの迷走的な設計の影響
パソコン用のキラーソフトが出ていないのも原因ですねw

最近はWi-Fi用とかに固定回線引いても固定電話は契約しない人が多いですからね。
自分も以前は固定回線と固定電話引いてましたが、家族全員携帯電話持ってるので、
引っ越しした時に解約しましたね。かけ放題契約してしまえば
フリーダイヤル使えず有料番号にかけることになってもナビダイヤルじゃなければ
通話料金取られることもありませんしね
もう携帯さえあれば県外引っ越すたびに番号変わる固定電話引くメリットが無いですね。
そういえば父はまだガラケーが流行っていた時ぐらいから固定電話解約してた気が

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BTOパソコンメーカー比較

パソコン工房

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初心者や実用重視のPCユーザー向け。デスクトップ以外にノートも多数有り価格と性能のバランスが良く選びやすい。全国に実店舗が多数有るBTO PCメーカー。

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パソコン工房と同様に機種が多くノートの取扱も有りゲーム用やクリエイター向けPCも有り。送料が比較的高額なので総額注意。知名度は国内トップクラス。

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2011年頃から安く無くDELLを選択肢に入れる理由が薄く回線抱き合わせ販売の価格がまぎらわしい。ゲームPCのAlienwareは見た目重視コスパ最悪なので要注意。

日本HP

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安保証: ★★

部品選: ☆☆☆☆

高性能ノート以外は見る価値が薄く高額なLenovoという感じ。早々にWindows 7を捨て8に切り替えたので7が必要なら行っても無駄。2012年後半から迷走中。

TSUKUMO

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

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部品選: ★★☆☆☆

ヤマダ電機による買収後はマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。BTO PCは機種が少なくやや割高。ツクモファンなら選択肢へ。

FRONTIER

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2013年7月に(株)KOUZIROが倒産しヤマダ電機子会社インバースネットが続投。長期保証が消滅。これと言った特徴が無く難点は有れど利点が見当たらない。

サイコム

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自作しない中~上級者のPCユーザ向け。初心者にはカスタマイズが難しく動かない構成でも購入できるので注意。パーツへのこだわりや知識が有るなら。

※並びはBTOメーカーの知名度の順。大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

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