DSP版7/8.1+Skylakeサポート無しはPC Watchの妄想?

2016年8月31日

Skylake+7/8.1の一部サポート無し問題について。

Skylakeで7/8.1を利用中でも他の旧CPU同様にサポートすると2016年8月中旬に米MS公式の発表があったものの、下旬になりPC Watchで「DSP版は既にサポート終了」などという記事が公開。

どういう事なのか流れ、の前にSkylakeについて。

SkylakeはインテルCPUのコードネームで世代も表しており、なぜ型番で書かないかは多過ぎる、または今回の話に限るとマイクロソフトがSkylakeと指名している為。

Skylakeマイクロアーキテクチャ(スカイレイク マイクロアーキテクチャ)とは、インテルによって開発されていたマイクロプロセッサのマイクロアーキテクチャ。同じく14 nm プロセスルールのBroadwellの後継として第6世代Intel Coreプロセッサとして2015年8月に製品化された。

source:Skylakeマイクロアーキテクチャ - Wikipedia

Broadwellは第5世代、マイクロソフトはWindows 7/8.1のサポートをこのCPUまでは対応するけれど、Skylakeではしないとかするとか期限を短縮などとややこしい変更を後出し。

現在、サポートの有無が現在宙吊り風になっております。

 

話がころころ変わるマイクロソフトのSkylake対応有無

Wikipediaからの引用、Skylakeは2015年8月に製品化をご記憶あれ。国内で市販され始めた時期は8月5日21時の解禁から。

3転しているので時系列にて、全て2016年。

1月:Skylake+7/8.1のサポートを2017年7月17日へ短縮

突然の発表にてメーカーもユーザも寝耳に水なサポート期間変更は、Skylake発売から約6ヶ月後。

元のサポート期間は延長含め、7ならば2020年1月、8は2023年1月であり、7は2年半、8は4年半も短くなってしまった。

PCメーカーや自作ユーザはこれより前に7/8.1仕様のSkylake搭載PCを組み立てており、この発表以降もPCメーカーは販売していた為、知らなかった+ご冗談を、な感があったとも思われる。

3月:2018年7月17日まで延長(実質は同じく短縮)

メーカーや該当Windows利用中の大企業などから文句言われたのか、これまた突然の変更を発表したタイミングは最初の変更から2ヶ月後。

富士通様を例にするとこのような対応も。

現在、企業で活用されているパソコンは、「Windows 7」および「Windows 8.1」がまだ多く存在しています。そのため、今後長期サポートを受けることが可能な第4世代および第5世代CPUを搭載したモデルをラインナップに追加

source:法人向けパソコン、タブレットなど11シリーズ16機種を新発売 : 富士通

企業にとっては、まず第一にソフトウェアが動く事、次にWindowsが作業効率の良いバージョンであることで、CPUの世代なぞどうでもよろしいかと。

8月:短縮を撤回し7は2020年1月、8.1は2023年1月へ戻す

そして2度めの変更から5ヶ月後の8月に再び変更。

邪推すると、Windows 10無償アップグレードが終わったので脅す必要性が無くなり、それよりも苦情の方が面倒なので撤回した、と見ております。

これにて一件落着と思いきや、PC Watchでちゃぶ台返し。

 

DSP版7/8.1+Skylakeサポート無しはPC Watchの妄想?

元ネタはこちら。

一方で同じWindows 7/8.1であっても、DSP版の場合は、既にサポートが打ち切りとなっている。

Microsoftがサポートを行なうWindows 7/8.1+Skylake PCは、同社のサイトに記載されているOEMメーカーの製品のみである。

source:DSP版Windows 7/8.1とSkylakeの組み合わせは既にサポート切れ ~Windows Updateも提供を受けられず - PC Watch

DSP版とは主に自作PCユーザがパーツとセットで購入するWindows、もしかするとBTOパソコンでプリインストールに使用されるDSP版も指している可能性があり、既にサポートは打ち切られているらしい

私らどころかPCメーカーも初耳なはず。そのサポート切れとされる組合せでまだパソコン販売しているのだから。

そしてOEMメーカー(ライセンス大人買い契約している大手PCメーカー)の中でもMS公式に掲載されているメーカーのみらしい

サポート対象のOEMメーカー

source:Windows 7 と Windows 8.1 をサポートする Skylake 搭載システム

そして最も重要なところはリンクタイトルの一部、DSP版はサポート切れているらしいのでWindowsアップデートも提供されないらしい

先ほどかららしいを連発している理由は、

  • DSP版は既にサポート終了
  • 記載のOEMメーカー「のみ」サポートする
  • DSP版は(サポートが終了しているので)Windows Update不可

これらPC Watchで書かれている内容が、MS公式ページの文章の中には一つも入っていない為。ちなみに日本語版ページは米MSのページの翻訳である事を確認済。

「想像で書いているのだろうか?」と思えるけれど、この後、PC Watchの編集長らしき筆者殿、日本マイクロソフトのなぜか広報へ確認されております。

日本マイクロソフト広報に確認したところ、(中略)しかし1月15日のSkylakeシステムに関するライフサイクル更新発表時を持って、リストにある特定モデル以外のサポートを打ち切った」という。

source:Windows 7/8.1+Skylakeのサポートの件、サポートに聞いてみた - PC Watch

言い切った、日本MS広報。

リストにある特定モデルとは、メーカーは指しておらず、メーカーが各社で掲載しているこのようなリストの事。以下はマウスの例。

mouse-2016-08-26-skylake

私が腑に落ちない点は、

  • PC WatchとMS広報は打ち切りと言い切っている
  • OEMメーカー各社は該当型番を案内しているだけ

例としてマウスは上記型番以外はサポートしないとは書いていない、「サポートするにあたり該当するSkylake搭載PCはこれらだから安心してOK」と言っているだけ。また、リリース文冒頭では、「MSからこういう発表があった」とサポート期間の再延長を案内しているだけ。

話をPC Watchへ戻しましょう。

ソースはもちろんMicrosoftの公式情報である。英文のライフサイクルに関するFAQページの18/19/20番がこれに該当する。(中略)19番はSkylake特例で、サポートリストに載せられているOEMメーカーの製品も、Windows 7/8.1ライフサイクル終了までサポートする。Windows 7は2020年1月14日、Windows 8は2023年1月10日。そして20番が、OEMメーカーのサポートモデルのリストへのリンクである。

ここでも製品の型番リストで確認しろと言っているだけでは。これら以外は打ち切るとはどこにも書かれておらず、

本来、Microsoftは18番と19番において、特例でないPCについてちゃんと明記すべきだと思うが、逆に言えば、このリストにないSkylake+Windows 7/8.1の組み合わせのPCは、Windowsサポートライフサイクルから外れ、サポート外になる、というわけだ

「お前がそう思うんならそうなんだろう~」な印象。ちなみに英文読まなくとも、こちらに翻訳された日本語ページがございます。

サポート ライフサイクル ポリシーに関する FAQ - Windows 製品
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/18581

「逆に言う」とは想像でしか無く、最後に「というわけだ」と締めくくるには無理があるのでは無かろうか。しかし日本MSの広報も既に終わりと言っているのだからそうなのか?と思えば、また話は変わり、日本MSサポートの回答は違う。

  1. サポート窓口としてはプロセッサの種類に関わらずサポートをしている。
  2. OEMのSkylake搭載システムのリストはあくまでも弊社からのリンクであり、窓口ではプロセッサに関係なくサポートをしている
  3. どのSkylakeシステムに関してもライフサイクルサポート終了までWindows Updateを受け取れる

全然話が違う。3つに分けると判り易い。

  • 打ち切り派・・・PC Watch、日本MS広報
  • サポする派・・・PCメーカー、日本MSサポート
  • 特に打ち切るなどとは言っていない・・・米MS公式

ここも気になる。

という、公式発表とは異なる回答が得られた。

公式発表は、やはり延長する、これらをサポートする、とページで公開しているだけで、該当しないSkylake搭載PCはこれ、とか、DSP版は打ち切ったとは書いていない。

もう1点、凄く気になる箇所がここ。

そこで、この問い合わせの結果を再度広報に確認し、社内で確認を取らせてみたところ、どうやらサポート窓口の回答は間違っており、やはりSkylake+Windows 7/8.1は特定デバイスでのみ製品サポートライフサイクルが適用されており、それ以外はサポート外とのことだった。

この人は何様なのか、3度見した。

社内で確認したとあるのでPC Watch、インプレス社内かと思えば、この文章は日本MS広報へ社内で確認を取らせているわけで。普通は、「社内で確認していただいた~」、せめて「確認してもらった~」では。

しかも広報がどこへ確認したのか書かれておらず、サポートが間違っているの一点張り。普通はサポートがサポートするというのならば広報が間違っていると考えるが妥当、広報が米本社などへ確認したならばソースを書けるはず。

ここからは私の妄想、こういう事では無かろうか。

  1. PC Watchの勘違いによりネットがざわつく
  2. 日本MS広報のソースはPC Watchのこの記事書いた人
  3. 日本MS広報もPC Watchの解釈で多分合っていると思い込む
  4. 日本MSサポートは打ち切りとは聞いていないのでサポートすると回答

間違えているのはお前らの方なのでは無かろうか。

当サイトは私が匿名なので個人名は有名人以外書かない方針なので書かないけれど、PC WatchのDSP打ち切り一発目の記事には筆者のフルネームが表記されている割に2つ目の記事には筆者名が無いのはなぜなのか。

単なる書き忘れかも知れないけれど、責任逃れ用と邪推されても仕方無くなるような事は避けるべきでしょう。

2016.09.10追記

秘書がやりました系で逃げるスタイルなのだろうか。

20160910

劉 尭さんはPC Watchの記事を舐めるように読んでいる人なら毎回出るレベルの有名人だと思うので消しておりません。おそらくこの人は下っ端なのか、プレスリリースばかり転載している係の人で、オリジナルの取材記事は書いていないはず。

当記事(BTOパソコン.jpのこのページ)が上がった少なくとも翌日まで、赤枠の中は空白だったはずなのに、なぜ劉 尭さんの名前を後付する必要があるのか謎すぎる。文章はどう見ても煽られていきり立っているPC Watch編集長の語調にも関わらず。

「訂正したかな?」と思い確認するとこのザマで。DSP版7/8.1とSkylakeはサポートしないらしい<ソースはPC Watch編集長+日本MS広報


※追記ここまで

 

DSP版7/8.1+Skylakeでも現状アップデート可能(まとめ)

さて、実際のところどうなのかは、日本MS広報やPC Watchに米MS本社の意思をエスパー出来るわけが無く、日本MSサポートがサポートすると言っている以上、電話の録音やチャットのログを保存している人が居るはずで、今更手のひらは返せないかと。

また、2016年8月17日になれどもWindowsアップデートは提供中。

  • ちなみに使っている自作G4500機(Pentium G4500+DSP版Win7)を 確認してみましたが、8/17の更新プログラム(KB3179573)までは 普通に更新されインストールも出来ています。
  • 当方も8/11にマザー/CPUをSkylakeに更新したばかりです。(Windows 7 Professional 64bit DSP版) Windows Updateはちゃんと動いています。(8/17の更新まで確認)

source:価格.com - 『DSP版Windows 7/8.1とSkylakeの組み合わせは既にサポート切れ?』 OSソフトのクチコミ掲示板

しかし、PC Watchの解釈が合っているとするならば、いつ止まってもおかしくは無く、更新を適用して不具合が出ても文句は言えない・・・のだろうか?

Windowsを使う際はライセンスに同意して利用しており、DSP版や一覧に無いOEMはサポート終了とは誰も聞いていないし同意もしていないはず。

PC Watchでお詫びと訂正が上がるか、米MSから正式に、「打ち切ったはず(キリッ」という意味不明な発表があるのか。

私はSkylake所有していないけれど、DSP版の7は自作用2つ、メーカー産が1つあるので日本MSサポートへチャットで問い合わせ、ログは大切に保管しておこうと思っております。

PC Watchが嘘ならSkylakeまで使える、本当ならばBroadwellで終わり。

私がPC Watchの妄想では?と半ば確信している理由は、SkylakeとDSP版7/8.1は既に終わりとITmediaなど他のメディアが全く報じない為。

また、そんな凄い馬鹿ネタが米MSから海外で発表されたならば、日本版Tech CrunchやEngadget、他にもGIGAZINE、BusinessNewsline辺りが喜々としてネタにするはず。

しかしPC Watchの記事公開から1週間以上、音沙汰ございません。

今月のオススメBTOパソコン

リンク用ソース

コメント(5)

MSの公式ページ(日本語)が役に立った試しナシ

まず理解できないのである
理解できる数少ない例であっても症状の改善につながる確立が2割程度の印象

「サポート」が何を指すのかで、話が変わって来ますね。もともとDSP版Windowsの場合、サポート元はPCメーカや販売店ですし。

1.WindowsUpdateの提供
2.Windowsが正常動作しない原因がCPU依存である場合、その解決
3.CPUが正常動作しない原因がWindowsにある場合、その解決
4.電話やメールなどでの問い合わせ
5.ライセンス認証、及びそれに関するトラブルの解決

ぱっと思いつくのは上記くらい。サポートサポート連呼していますが、何が伸びて何が縮んで何が終わったのか、PC Watchの言う「サポート」の内容が分からないため、今のところ何とも言えませんね。

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Windows 7サポート終了は2020年1月14日

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