用途から入る正しいパソコンの選び方と間違いの例

2019年8月 7日

正しいパソコンの選び方。

このネタは過去に何度も書いたけれど、表現を変えると水増しできるニダという邪悪な発想に目覚めたので、またかよと割とあきれなからお付き合いあれ。(以前と内容変化ないけれど)2019年版として。

書き方変えるだけで理解も変わる(多分)

用途から入る正しいパソコンの選び方

一言で、「使用しているソフトでハードを選ぶ」これに尽きる。ここから全部当てはまって行くので何のソフトかで考えてみましょう。

3種類で。

1.職人向けのソフトウェア

個人的に最もわからない難しいパソコン選びが職人向けで、私が動画編集やRAW現像、イラスト描いたりCAD使えたり全部しないので正直わからない。

わからないものはわからないわけで、しかしわかろうとするならば何のソフトを使用中?とすると一転し、これでだいたい解決する。

例としてAutoCAD LT 2019の場合。公式に書いてある。

AutoCAD LT 2019 の動作環境

プロセッサ(CPU)のクロックは高めながらコア数に関しては何も書かれていないため重要視されていない、シングルコアで勝負しているソフトと推測。

メモリは最低でも8GB、推奨16GBならば、底値に近い今なら32GB載るよう構成を考えたりBTOパソコンで探したり。

解像度はフルHDか4Kか、何枚でグラボが変わるので前もって聞くは当たり前とし、CADだからQuadroというわけでもないようで、このソフトの場合はDirectX 11、ならばGeForceかRadeonでOK。

という感じで、過去に様々な職人のパソコンを見てきたけれど、だいたい使うソフトは1~3種類程度、特に1つメインで後はオマケ的な使い方が多い気がする。

ソフトで選ぶ。

2.ゲーマー向けのソフトウェア

BTOパソコン.jpやっているくらいなので、FPSなどをバリバリやらないにしてもゲームのことはだいたいわかる、何のゲームをやっている?でこれも行ける。

適当に選んで来たアサクリオデッセイも書いてある。

推奨環境=最低このくらい

source:Steam:Assassin's Creed Odyssey

昔から私が提唱していることは、左の最低は「設定を最低にすれば動かないこともないギリ」であり、本当の最低システム要件は推奨の方で、「このくらいあれば(最高設定とかしなければ)普通に遊べる」的な考え方。

なのでこの場合は4コア、メモリ4GB、VRAM 1GB辺りがノーマル設定で動かす最低限として、最近のグラフィカルゲーマーは納得行かないだろうからもっと上という判断になる。

グラフィックとかどうでもいい逆のパターンなゲーマーとしては、先日ハマっていると書いたTPSは3Dな後方視点の射撃ゲームな割に最低システム要件がやたらと低い。

  • OS: Windows XP
  • Processor: 2GHz Dual Core Processor (Intel Core 2 Duo or AMD Athlon X2) or higher
  • Memory: 2GB System RAM or more
  • Graphics: 320MB Video RAM GPU w/ Shader Model 3.0 support. NVIDIAR GeForce 8800 

source:Steam:Saints Row: The Third

特にVRAM 320MBとか、今どきのインテルCPUならば内蔵でも行けるだろうとして+私はグラフィックの美しさなぞ微塵も求めない系ゲーマーなのでポチって30時間くらい遊んでしまった。

ソフトで選ぶ(+パソコンでソフトを選ぶ)。

3.趣味や事務向けのソフトウェア

オフィス、ブラウザ、年賀状印刷など、3Dゲームしないし職人でもない人の普通のパソコンを選ぶ際も使っているソフト全部書き出せでOK。

そのパソコンにインストールされているアプリケーションの名前を見せてくれるだけでも良く、妙に高性能を要するとか高負荷になりそうなソフトがなさそうならば後は予算次第。

ソフトで選ぶ。 

 

用途から入らない間違えたパソコンの選び方

こちらも3つにしましょうか。もっとあるけれどきりがない。

1.よくわかっていない客がよくわかっていない店員に従う

よくわからないけれど、ずっとLavie使って来たので次もNECが良い。

このような感じで相談が来たならその方向は否定せず、家電量販店で現物を見て決めた方が良いかもとして私も同伴して店員の説明を聞くことがあったものの、その説明がツッコミどころ満載でイライラするのでやめた。

彼らはNECブランドのパソコン何台販売達成すればボーナスだとか、店員と思っていたら実は富士通の下請け社員が店員のフリをしていたなど利益が先になりすぎており客より自分らを優先してしまう。昭和かよ。

時間の無駄+ストレスになるので、どうしてもNECが~とか言う人には、店頭にて買いたいパソコンと型番をスマホで撮影してLINEで送ってもらい、中身同じ数万円安いBTOパソコンをいくつか提案するシステムへ変更した。

2.新品で安いからと飛びつく

Googleがバカになったのでサイト内検索できなくなってしまった、最近の話で24万くらいのDynabookが何と5万、的なアレ。その構成、マウスが普通に最初から5万円で販売していると突っ込んだはず。

他にもドンキホーテの2万円PCなど4万円を切るパソコン、 だいたいノートか超小型か2in1は、まともに使えるパソコンではない可能性がトゥエルブナイン(99.9999999999%)といえるほどの高確率でクソ性能や容量不足の罠がどこかに存在。

それを理解して購入しても後悔しない玄人(PC変態)向け。と、何度も過去に書いた話。 

3.安いからと中古から選ぶ

Core i7+GTX 980搭載ゲーミングPCが3万円<マイニングに使われていたなら?職人が毎日10時間5年以上使い倒したモノなら?とか普通の人には予想さえできないかと。

まずヤバいのは電源ユニットで、こいつは経年劣化するので電源は故障する前提で予備パーツのストックを。次にグラボがヤバいし、5年モノならHDDもヤバそう、マザーボードも使用環境によりヤバ率は高まる。

中古もPC変態向け。安かろう何とやら。 


以上。正しいパソコンの選び方はソフトから間違った選び方はソフト以外から考えていることが多い。

スーパーマリオシリーズやりたくてプレステ買うアホは居ない。安いからとサイゼリヤで高級フランス料理のコース頼むバカも居ない感じ。

 

変わった正しいパソコンの選び方もあるにはある

おまけで3種類。

1.メーカーから入る

信者多いくさい3大メーカー。

  • Apple
  • AMD
  • VAIO

彼らはメーカーやブランドがそれならそれで良いというかそれしか選択肢がなく、宗教のごとく何があろうと不満はないのだろうからそれでよろしいかと。

AMDだけは反インテルのような、おや、こんな時間に誰か(ふじこ

2.性能から入る

Core i7やRyzenでは物足りないのでi9とかスリッパ、Titanまでは行かないとしても最上位のGeForce~Ti、メモリ最低16GB、SSDはNVMe 1TB以上。

彼らは俺TUEEしたい自己満足で満たされるのでそれでよろしいかと。

3.ネタで勝負

こういうやつ。

イルミネーションレッド全体

source:パソコンのケースをLED付ファン交換や増設で光らせる

アホのように金かけて一瞬の笑いを取る自己満足も別に正しい。

 

正しいパソコン選びは昔から 用途>性能>予算

  • 詳しくない人「こういうソフト使用中」
  • PC変態「ならばこのくらいの性能がコスパOK」
  • 詳しくない人「予算は○万円」
  • PC変態「足りない or これどう? or もっと絞れる」

この流れになるはず、というか私に相談するとなる。

その「私」はPC変態の部類に所属しているのだけれども、ノーマルな人にドMなクソ性能PCを勧めてみたり、コスパ悪い金銭的ドM構成を勧めたりはございません。

用途>性能>予算。

用途はわかっているはず、性能が判断難しい、ので結局は適正な予算がわからないのが多くのパソコン詳しくない人。ならば周囲の詳しい人に聞きましょう。

居ないならば月刊BTOパソコン.jpおすすめPCコーナーもおすすめ(PR)

今月のオススメBTOパソコン

リンク用ソース

コメント(2)

明らかにゲームをしたいとか映像を加工したいとか、そう言うので無ければCPU名が
・Core
・Ryzen
となっているPCを予算に合わせて買えば、大概大丈夫かと。

>職人向けのソフトウェア
AutoCADのLTって2D用のはず。仕事で図面を引くだけならLTでも良いでしょうが、スクリプトファイルを作って大量の図面ファイルに変更を適用する、というような大規模処理を頻繁に行うならAutoCADをお薦め。

オートデスク|AutoCAD と AutoCAD LT の比較
https://www.autodesk.co.jp/compare/autocad-vs-autocad-lt?AID=13298651&PID=8497589&SID=0100mpzm00ho66-da19cb6e258fc2e1b92ff1f55c49d79d&cjevent=ecb2cd69b92d11e9805800510a1c0e0f

動作&推奨スペックは通常版もLT版も同じだったはず。

>本当の最低システム要件は推奨の方
PCスペックに合わせて環境設定をオートで変えるゲームソフトは優秀。

>3Dな後方視点の射撃ゲームな割に最低システム要件がやたらと低い。
解像度を「480×360」くらいまで低くできるなら、システム要件はかなり下がりますね。エフェクトとかアンチエイリアスとかONでも、解像度が「640×480」ならCPU内蔵GPUでも恐らく問題ない程度の画質になるはず。画面が汚いのはご愛嬌ということで我慢。

>家電量販店で現物を見て決めた方が良いかも
そら店員は「家電」のセールスマンですからね。パソコンの専門家では無し。パソコンの専門家に相談したいなら、パソコン専門店へ行くべきでしょう。ファミレスへ行ってステーキの味や質に文句を言うようなもの。良いステーキが食いたきゃステーキ店へ行け、という話。

>変わった正しいパソコンの選び方
ほか「大きさ」もありますかね。いわゆるNUCに代表される超小型PCなど。USBコネクタの数で不満が出るほど最低限の装備ですが、スペックはそこそこ高くて不満は出にくい。モデルを選べば価格は抑えられますし、どうしても設置スペースの小さいデスクトップPCが欲しいなら超小型PCお薦め。

コメントする ※要ユーザ登録&ログイン

BTOパソコンメーカー比較

マウスコンピューター

高性能: ★★★★ 保証: ★★★

コスパ: ★★★★★ 安定: ★★★

初心者: ★★★★★

令和時代の鉄板スタンダードなPC初心者向けメーカー。標準構成のバランス感覚が突出しており、私でさえケチを付けることが滅多にできない。性能の下から上まで幅広く実用的。

パソコン工房

高性能: ★★★★ 保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安定: ★★

初心者: ★★★★

性能とパーツの相場がある程度わかる人なら標準構成が多いのでコスパ重視で選びやすい。同じに見える同じ価格でも仕様の違いがどうなのか判る人には最適。

ドスパラ

高性能: ★★★★ 保証: ☆☆

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ★★

初心者: ★★★★

昔はドスパラ=BTOだったけれど最近は普通のパソコンに力を入れておらず、2018-2019年の偽インテルチップ中華SSDの件が未解決なので信用問題的に何とも言えない。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安定: ☆☆

初心者: ☆☆☆☆

10年以上前まではDELL=初心者向けの安いパソコン、それはもう通用しておりません。クーポン適用後が適正価格だと見抜けるパソコン詳しい人向け、または大人買いで割安になる法人向け。

日本HP

高性能: ★★★☆☆ 保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ★★

初心者: ★★★☆☆

コスパと性能以外にも見た目も重視したいならHPのノートも選択肢としてアリ。自社製造状態なのでBTO=ダサい印象は払拭されるかと。デスクトップは法人用、ゲーミングは海外向け。

TSUKUMO

高性能: ★★★★★ 保証: ☆☆

コスパ: ★★★★ 安定: ☆☆

初心者: ☆☆☆☆

昔のマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。機種が少なく特徴的な少数精鋭状態なので選べる人を選ぶが、それにしても選びにくい。

FRONTIER

高性能: ★★☆☆☆ 保証: ☆☆☆

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ☆☆☆

初心者: ★★★☆☆

フロンティア神代の解散後、現所長のパワハラがひどいとタレコミが複数あり、私から内情を運営会社へ伝えると逆ギレされて私を訴えるぞと謎すぎる返しがあり困惑中。

サイコム

高性能: ★★★★★ 保証: ★★★

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ★★★

初心者: ☆☆☆☆☆

PC自作しない中~上級者向け、昔ながらの2chおっさん御用達な鉄板メーカー。動かない構成でも購入できるので初心者にはおすすめ不能。量産系BTOのようにコスパ悪くならないのでサイコムだけは自由なカスタマイズを激しくおすすめ。

※並びはBTOメーカーの知名度の順(暫定)で、大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

勝手に評価シリーズ

結果として宣伝になっていますが依頼されたわけでは無く、依頼されてもやりません。

データ復旧のIUECを勝手に評価
あなたの街の~を勝手に評価
格安SIMなb-mobileを勝手に評価
格安SIMなLinksMateを勝手に評価

カテゴリと更新通知

プロフィール

ヒツジ先輩

書いてる人:

BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。