東プレのREALFORCE MOUSE実機レビュー・評価

2020年9月30日

東プレより表題のマウスを借りた。

購入してはおらず特に金銭のやり取りも無く、しかし往復の送料を東プレが持ってくれたので多少はイイネイイネを盛るが礼儀かも知れないけれど、そういうことをしないのが当サイトのポリシー。

他サイトの評判や評価と全然違うので驚いた。

東プレのREALFORCE MOUSE実機の現物

ここから固有の番号などはモザイク入れております。

貸出機

見ての通り貸出機。東プレから直送されたもので、貸してと申込み3営業日くらいで届いたもの。

外箱の両面。

箱

最大の特徴は1つと言えども過言ではないと思う、クリックのフェザータッチなる柔らかさで、東プレのキーボードと同じ静電容量無接点方式、文字通り接点無いのでチャタリング起こらない。

中身一式は本体と日本語マニュアル。

中身一式

文字が読めないほど小さいので概要すると、左は仕様についてでクリックの耐久性は5千万回なので最新版のREALFORCEキーボードと同じ。中央は各ボタンの説明、右は保証規定なので読んでおりません。

左側面。

左側面

見えづらいですな。手前(本体左側面)にサイドボタンが2つ付いており、個人的にはこの「配置」が気になったのでのちほど。

右側面。

右側面

こちらにはボタンは付いておらず、曲面はわずかに左右非対称。

底面。

底面

センサーはレーザー(光らないけれど直視してはいけないやつ)で、ラベルの右(画像下側)にハードウェアスイッチが付いており、R.Rate=レポートレート(ポーリングレート)125/500/1000Hzの3種類で切替可能。

上空より。

上空

ホイールは回る以外にクリック付、チルト(ホイール左右倒し)は無し。その右のボタンは解像度の切替で 400/800/1600/3200 DPIの4種類ありボタンを押すごとにマウスの尻側のRealForceロゴの色が変わる。

USB端子は金メッキ(?)

USB端子

まあ高級品なのでそうなるのでしょう。

実装。

電卓

マウスが小さく見えるけれど電卓がデカいだけでございます。

手をかぶせるとLEDどちらも隠れるので無意味な気がしないでもないけれど、ドヤるには最適。RealForce知らない人には無意味。

 

REALFORCE MOUSEの実機レビュー・評価

貸出期限は1週間になっていたけれど、無償貸出ページを見ると在庫が切れており足りないようなので4日で返したので少々薄めで利点と難点を各5つ。

利点から参りましょう。

1.クリックの静音性はかなり高め

他のレビューで「無音」とか書いている人が居たけれど、それは底打ちしなければの話でバネ内蔵と思われるダミーのようなスイッチが付いているので底打ちすれば音はする。

しかしリアフォというか静電容量無接点方式の独特な音で、一般的な甲高い「カチッ」ではなく低い「スコッ」と鳴るアレ。アレと言われても知らない人には不明にて失礼。

マウスのクリックで底打ちするなとは無理がありそうながら、このマウスのクリックボタンならできる、というか私はできた。キーボード撫で打ちする感じで途中で止めれば確かに無音。

また、スイッチの「カチッ」でONではなく、その前にアクチュエーションポイント(ONになる深さ)があるので弱くクリックすれば超静音、強く押せばやや静音、指を叩きつけない限り普通のマウスの「カチッ」音より確実に静か。

2.左右のクリック感は普通にある

どこぞで「クリック感が無いので~」と見たけれど普通にある、「カチッ」のON/OFF時の衝撃無いバージョンのような柔らかな感触。

また、「アクチュ~が浅いので指を乗せているだけでONになる」ようなことも無かった。ロジクールのm570tトラックボールが弱るとそういう現象が出ていたほど私の指は堅牢性皆無にも関わらず。

「フワフワして押しにくいのでは?」と思っていたけれどそんなことも無く、普通にマウスやトラックボールを使用している人なら普通に使い始められるはずなほど違和感無い。

但し一点。私は普段から荷重30gという超軽いキーボードを打っているので違和感無いだけかも知れないことは承知にて。セブンイレブンのATMのテンキーを押して最後に「スコッ」というスイッチ感がある感じ。

3.軽さ重視ならゲーマーにも合う

軽い。超軽量マウスほどではないとしても100g切り、83gとなると軽すぎると思うそれは私が普段電池入れる100g超えマウス(ロジ、M510)を使用しているからもあるでしょうな。

しかも私はマウスパッドなど使わずに15cm四方くらいの範囲しか使わない、実際には上下左右10cm以内で操作するのでケーブルの重さも感じていない可能性大。

マウスでゲームしないのでゲーマー向けかの判断が付かないものの、軽量なゲーミングマウス流行っているので有線+軽さ重視なら。

4.過去最高に操作しやすい(私は)

発売から半年以上、色々な人がどうにか難癖を付けたレビューを見て来たけれど、個人的にはこれ以上使いやすかったマウスはございません。いや忖度とかではなく、価格にビビっているわけでも無く。

元々軽めなマウスが好きで、2番めに良かったマウスは大昔の70g前後なボールマウスと言い切るほどなので軽い+フェザータッチ+その他ボタンの反応も良い=文句ナシに最強。

5.アップデートに期待もアリか?

さすがにこれ以上利点が無かったのでこじつけると、開発者インタビューではファームウェアのアップデートで機能を盛るかもと書かれていたため、もし購入するならここからREALFORCEソフトを入れておきましょう。

私もキーボード用に使用中。

ダウンロード & アップデート情報 | REALFORCE
https://www.realforce.co.jp/support/download/

realforce-mouse-soft.jpg

利点は以上。

パソコンほど色々評価する箇所が無い、自動車に置き換えるとハンドルとペダルだけを評価するようなものなので割と難しかった。

続いて難点5つ。但しこれらは「お前(私)がそう思うんなら~」の可能性は利点以上に高めとして話半分くらいにて。

1.小さめ(私の手が大きいとも)

特に指が長いので小さめに感じた。このREALFORCE MOUSEのベースになったらしい、一回り大きいMicrosoftのマウスがちょうど良いくらい手がデカいため。

しかも普段使用しているポインティングデバイスがマウスではなくロジクールのMX ERGO、親指トラックボールなので割とクソデカい方。これに慣れているので4日程度では使いこなせなかったとも。

逆に言うと手が小さめな人でも持ちやすいはずで、フェザータッチ独特と言えそうなクリックボタンの奥でも手前でも押す力はほぼ同じな印象があり、つまみ持ち、かぶせ持ちなど色々な持ち方にも合うと推測。私はかぶせ派。

2.軽すぎてクリック時にズレる

これも「お前だけだろ」と言われそうながら、これまた普段トラックボールなので操作中に本体を動かさない。更にマウスは重めな無線式なので安定感は軽いマウスとは違う。

REALFORCE MOUSEは軽い以外にマウスソール(ゴム足?)の滑りにもこだわったらしく、軽い+滑る=ズレる(私は)になってしまう。具体的には、クリックしようとする->本体がズレる->関係ない場所をクリック->離す->アホかな?のような。

マウスパッド使えば良いのだろうけれども。

3.LEDなどムダな機能を付けすぎ

東プレは第2世代REALFORCEキーボードから何か違う方向へ行っている感があり、私が今これを書いているリアフォ(R2SA-JP3)からキーボード内のメモリへ設定を保存とかできるようになってしまった。

別に良いのだけれども、そのせいで価格が跳ね上がっているならやめて欲しい。REALFORCE MOUSEにも仕様に「オンボードメモリ」と記載があるのでマウス本体内に設定を保存できるのでしょう。

また、手をかぶせると隠れるLEDも無意味すぎる。そのLEDの光り方を変更できるとかいうムダな設定も方向性を間違っているし、そのせいで高くなっているなら取り払うべき。

私が長年愛用していたRealforce 106の時点でリアフォは完成していたはず。見た目は安物っぽい、特にLED満載でも無く、ただタイピングするためだけに作られた気取らない高級機が東プレ製品ではないのだろうか。

4.サイドボタンが後方に寄りすぎ

私だけかも、あるいは指長い人だけかも知れない、もしくは私が現在使用中のマウスに慣れているだけかも知れないが、どうしてもサイドボタンが上手く押せなかった。

LED

画像手前のサイドボタンがどちらも後ろ(画像右方向)へ寄っている気がして、もう3mm前なら良かった。

「さすがにそれは難癖では?」と自分でも思ったものの、PC修理現場含め過去何十ものマウスを使用してそう思ったことは無かった、と言えば説得力上がるかと。

慣れと言われてしまえばその通りかも知れないけれど。

5.マウスに約1.8万円は高すぎる

やはりこれに尽きる。下へつづく。

 

日本製にこだわり実売1.8万の価値はあるか?

東プレの言い分を想像するとこう。

  • Made in Japanにこだわる
  • マウスはハンドメイドだ
  • 量産する製品でもない

消費者側として言わせてもらうと全部逆になり、日本製でなくとも良く、手作りしているのはそちらの都合で、薄利多売できる価格設定にすれば仕入も安くなりもっと普及するはず。

しかし東プレ信者というほどではないRealforceファンとして言わせてもらうと「そういうのは東プレ製品ではない」これは東プレの中の人も納得しそうな答え。

その1ファンに言わせるとこう。

  1. 東プレ製品は滅多なことでは故障しない
  2. 短距離ではなく長距離用の周辺機器
  3. 国産にこだわるからこその信頼感

3は、初めてRealforce 106を見た時のダサさとは裏腹に使用してみると他のキーボードとは全然違う安定感。鉄板入っているから安定している方ではなく、安物のキーを押した時のような雑さを感じない。

2は1日に何回、何時間くらいタイピングするかのことで、昔のデータながら今でもそう変わらないと思う、ぶっちぎりで優勝しているの図。

タイプ数の1日平均 

source:クリック数とタイプ数のカウント結果発表後編(個人別)

毎日300kmくらい自動車乗る人と30kmでは全然違うわけで、普通の人が3千円のキーボードならば私のキーボードが3万円でもおかしくはないかと。周囲の人は爆笑するか驚くかだけれども。

というわけで毎日のクリック数が半端ない、ゲーマーとかなら1.8万円の価値があるかも知れないものの、この初代といえるREALFORCE MOUSEの弱点は1番、耐久性がまだ証明されていないところ。

クリック2つは東プレ仕様なのでまず安心としても、やはりサイドなど他のボタンのスイッチ、ホイールがどのくらい故障しないかが問題。今年発売で保証期間1年は人柱としか思えない。

その覚悟があるか、おもしろそうなので2万円出そうというセレブやYouTuberには良いのかも知れないけれど、いくら本体がMade in Japanでもスイッチは海外製だろうから不安が残る。

というわけで万人向けではないと同時に、いくら自称リアフォファンな私でもまだ1.8万は出せない、おすすめもできない。

余談ながら、東プレのキーボードは元々銀行や証券会社で使われていた堅牢性高く疲れにくい高額な製品が一般市場でも販売されるようになったと何かで読んだ。それは実績があるからこそ平気で万単位のカネを出せるわけで、マウスは別の話でしょう。

その話を何かで読み「業務用キーボードなのか」と思ったからこそ、当時1.6万円をキヨミズダイブで捻出できた。このマウスには実績も無ければ業務用でもない。

という私もチャタリングで有名なメーカーのトラックボールを1.2万円も出しているわけで、自分の判断や覚悟で決めてどうぞ。

「キーボードとおそろい」とかいう、わけのわからない価値観なら止めない。

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リンク用ソース

コメント(1)

>外箱の両面。
ゲーミングマウスなためか、リアルフォースらしからぬオシャレさですね。せっかくなら「ノーマルエディション」として、無地ダンボールに黒文字のみの「リアル・リアルフォース仕様」のマウスも欲しいところ。キーボードと合わせたアイボリー色のマウスは無骨デザインにしてみては。

>手をかぶせるとLEDどちらも隠れるので無意味な気がしないでもないけれど
手を少しずらせばLEDの色で現在のDPIを確認できる、と考えれば大きな意味があるのでは。DPI設定の確認用だと考えれば、普段は手のひらで隠れていることはむしろ目障りにならないという意味で利点になります。

>クリックの静音性はかなり高め
2種類しか使ったことありませんけれど、ロジクールの静音をうたうマウスは非常に静かでした。耳に付けてクリックしても「カクッ」というエレクトーンの鍵盤をゆっくり打鍵した程度の音しか聞こえません。

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※並びはBTOメーカーの知名度の順(暫定)で、大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

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