Quadro K4000級 VS GeForceでDrectXのベンチ比較

2014年10月23日

DirectXのベンチマークをQuadroで、その2。

前回のQuadro K620 VS HD6670をした際、Quadroユーザ集まれな感じで募集したところ2名様がこのネタに参戦。新たにQuadro K2000D、4000、K4000のスコアをおかわりしたので投下。

M.Yさん、Tさん、ご協力有り難う御座います。

今回のベンチマークで登場する機種

グラボを目印に参りましょう。メーカー名やシリーズ名は省略。Gが付くならGeForce、HDはRadeon、Kとアルファベット無しはQuadro。

K620

彫魚さん所有の廉価版QuadroはPC詳細不明。前回の主役は今回脇役なので、詳細は無くてもよろしいかと。

HD6670

私のメインPC。これも完全に脇役なので性能などは省略。どうしてもなら詳細はこちらのメインPCをどうぞ。

GT420

ここから4機種はM.Yさん所有機。

  • DELL
  • Windows 7 Pro 64ビット
  • インテルCorei7-2600
  • 8GB メモリ 
  • 256GB SSD 
  • NVIDIA GeForce GT420

GTX770

  • マウスコンピュータ
  • Windows 8.1 Pro 64ビット
  • インテルCorei7-4790K
  • 32GB メモリ
  • 256GB SSD
  • NVIDIA GeForce GTX770 

K2000D

  • マウスコンピュータ
  • Windows 8.1 Pro 64ビット
  • インテルCorei7-4790K
  • 32GB メモリ
  • 256GB SSD
  • NVIDIA Quadro K2000D

K4000(A)

カッコAはもう1機種K4000搭載が有る為で型番ではございません。

  • マウスコンピュータ
  • Windows 8.1 Pro 64ビット
  • インテルCorei7-4790K
  • 32GB メモリ
  • 256GB SSD
  • NVIDIA Quadro K4000

4000

ここから2機種はTさん所有機。

  • DELL
  • Xeon E5620
  • Quadro4000
  • ワークステーション

K4000(B)

  • ドスパラ
  • Core i7-4790
  • QuadroK4000

以上6機種。参考までに現在の最安は以下の通り。「約」は省略。

  • GTX 770・・・4万円
  • K2000D・・・5.3万円
  • 4000・・・8.2万円 ※2014年9月の完売終息付近の最安
  • K4000・・・11万円

前回までのあらすじは、DirectXのベンチマークなら安物のGeForceやRadeonでも高価なQuadroよりスコアは高いだろうと予想していた私の期待をぶっちぎりで裏切り、K620(2万円台のQuadro)がHD6670(8千円くらい)に勝ってしまったという。

それならK620以外のQuadroではどうなのかと募集してみたところ、上記の後半6機種のデータが着弾。

念の為に書いて置くと、Quadroでゲーム用ベンチマークはネタで有り、OpenGL用のQuadroでDrectXのスコア出しても3Dデザイナでゲームもするような人以外は参考にならないというかしない方が良いので勘違い無きよう。

 

各機種の性能とベンチマークスコア(画像)

続いて、スコアが私の脳内Quadroによる妄想スコアでは無い事を証明する為に送られて来た画像を貼り付け。

私がミスっていないか、誤魔化していないかを見る用として。比較したグラフは後ほど。

デビルメイクライ・ベンチ

まずはGeForce、GT420とGTX770。

DMCその1

Quadro K2000DとK4000(A)。

DMCその2

無印4000とK4000(B)。

DMCその3

バイオハザード・ベンチ

GT420とGTX770

バイオその1

K2000DとK4000(A)

バイオその2

無印4000とK4000(B)

バイオその3

Geek3D

こちらは2機種、無印4000とK4000(B)。上段の画像は背景が写っていたのでぼかしております。見えなくなってしまったスレッドIDは3,800。

GEEK3D

MHFベンチ(大討伐)

こちらも同じ2機種、4000とK4000。

MHFベンチ

以上。

 

Quadro K4000級 VS GeForceでDrectXのベンチ比較

では本題。

デビルメイクライ

DMC4ベンチスコア比較

前回のグラフに合わせシーン1と2で比較。

当然ながらゲーム用のGTX 770がダントツで優勝しており、632とか凄い数値を叩き出しております。

対照的に現役当時4千円程度で販売されていたGT 420は最低クラス。価格は10倍違えどもスコアは10倍どころでは無し。ゲームするならある程度の性能は必要という事ですな。

Quadroを見るとK2000DとK620が同じくらい。発売時期が1年半違いK620はMaxwell採用の新製品なのでDirectXではこの程度の差になるのでしょう。

無印の4000やK4000は更に高く、1万円台のGeForceと良い勝負になる感じかと。私はこのベンチは200fpsくらいが天井と思っていたので200超えは驚いた。モニタが対応していなければ意味が無いけれど、Quadroでもデビルメイクライは非常に滑らかに動くでしょう。

バイオハザード

バイオハザードベンチスコア比較

前回のスコアはAverageが怪しかったのでArea1のみで比較。

K4000や無印の4000がまさかのGTXを大逆転。Xeon E5620が関係しているのかと思い仕様を見るも、2.40-2.66GHz、4コア/HT、12MBキャッシュとなっており、高性能なCore i7のクロックが落ちた程度。

K4000(A)の方もGTXと良い勝負になっており、ベンチマークソフトの仕様がおかしいのか、本当にバイオハザードならこのくらいになってしまうのか。 

Geek3D

Geek3Dベンチスコア比較

環境に左右されるのかK620がK4000や無印4000より高くなっております。これ以上感想文を書くに書けない。

MHF大討伐

MHFベンチスコア比較

ラストは大討伐。緑のGTX軍団のソースはこちらから適当に高性能な物を抜き出したデータ。

古い方の無印4000ではスコア1万行かないものの、K4000はGTX 660よりスコアは上となっており驚いた。

以上。画像の編集に1時間以上掛かってしまい疲れたのでこの辺りで。

 

最近のQuadroはDirectX用ベンチのスコアも高い(まとめ)

高いとは言えども、さすがにGTXシリーズの上位には10万円を超えるK4000でも勝てるわけは無く、しかし1万円を切れるような安物のRadeonやGeForceには圧勝出来る程の性能。

ゲーム用にQuadroを買うという選択肢は無く普通はGeForceやRadeonになるけれど、自宅で3Dの設計図の仕事をしており趣味はFPSとかゲーマーと化すような人にはゲーム用としての兼用は大有りと言える結果。

10万円を超えるQuadroでも安物GeForceよりDrectXの処理性能は低い、は昔話となっており、完全に誤りと言えるレベル。

Quadroで3Dゲームは無理とは全然言えないけれど、ゲームの為に無駄に高性能なQuadroやFireProを買うよりは、ほどほどの価格のPCを2台にした方が良いと思うので、K4200でゲームが動かないからとK6000へ移行などは阿呆なのでやめましょう。

2Dデザインに最適なグラボはQuadro?GeForce?(おまけ)

M.Yさんのメールで質問が有ったのでおまけにて失礼ながらここで。私はデザイナでは無く、今はゲーマーでも無いので詳しくないという前提で申し上げると。

平面デザインならグラボは安いGeForceでも充分、メモリさえ盛っておけば性能高めなCPU内蔵グラフィックでも充分と思っている為、Quadroを選ぶ意味はほぼ無いかと。

デザイン用ソフトはCPU性能も必要となり、インテルならCore i5やi7クラスになるとするなら内蔵GPUで良いのでは?が私の感覚。

昔はメモリが高額な上に1GBでも多い方とか、グラフィックもオンボード(マザーボードに搭載)なのでしょぼかったけれど、今はデザイン用PCならメモリ8GBとかi7上位など当たり前に載っておりましょう。現にM.YさんのPCはいずれも高性能。

2Dデザインでグラボ搭載する理由は3画面を超えるマルチモニタ用でしょう。この考えが誤りならコメント欄で突っ込みが入ると思うのでコメ欄もどうぞ。

以上。ご協力有り難う御座います。もう解ったのでK6000でDirectXベンチとか変態行為を考えている人は自重を。

今月のオススメBTOパソコン

リンク用ソース

コメント(5)

>Quadroユーザ集まれな感じで募集したところ
言ってみるものというかわりと居るもんですなw

>DirectXのベンチマークなら安物のGeForceやRadeonでも
>高価なQuadroよりスコアは高いだろうと予想していた
Kepler以降を舐め過ぎなんや

>以上
Kepler以降舐めてました論を重ねて補強しとる感じかなw

>現役当時4千円程度で販売されていたGT 420は最低クラス
価格っていうか補助電源無しの「Fermi」にどうしろとw

>無印の4000やK4000は更に高く、1万円台のGeForceと良い勝負
>200fpsくらいが天井と思っていたので200超えは驚いた
Kepler以降舐めてました論の補強其の壱

>K4000や無印の4000がまさかのGTXを大逆転
>K4000(A)の方もGTXと良い勝負になっており
Kepler以降舐めてました論の補強其の弐

>環境に左右されるのかK620がK4000や無印4000より高くなって
GK208がGK106超えるわけ無いからなんかオカシイなコレは
もしかしてまさかとは思うのだけれども、K620はKeplerではなくて
MaxwellなGM107が使われてるとかだったりしてw
それならあり得なくは無いな
実際一つ上のグレードなK2200にはMaxwellのGM107が使われてますし

>K4000はGTX 660よりスコアは上となっており驚いた
Kepler以降舐めてました論の補強其の参

>画像の編集に1時間以上掛かってしまい疲れたのでこの辺りで
自分で作るのじゃ画(え)で尺稼ぐのも楽じゃないなw

>安物のRadeonやGeForceには圧勝出来る程の性能
Kepler以降舐めてました論の補強其の肆

>自宅で3Dの設計図の仕事をしており趣味はFPSとかゲーマー
>と化すような人にはゲーム用としての兼用は大有り
そーかぁw 普通に2台で用途でPCワケたほうがよくねw

>10万円を超えるQuadroでも安物GeForceよりDrectXの処理性能は低い、
>は昔話となっており、完全に誤り
Kepler以降舐めてました論の補強其の伍

>ほどほどの価格のPCを2台にした方が良いと思うので
5行前で兼用は大有りって書いたばっかじゃねーかw

>性能高めなCPU内蔵グラフィックでも充分
AMD「きたか…!!  ( ゚д゚ ) ガタッ」

>デザイン用ソフトはCPU性能も必要
AMD「…(白目)」

>現にM.YさんのPCはいずれも高性能
4790Kの暗刻とか壮観だよなw

>2Dデザインでグラボ搭載する理由は3画面を超えるマルチモニタ用
少なくともLGA2011系CPUなら内蔵グラ無いんだから、モニタ出力用に増設VGAの何かしらは載せるようじゃないの

>ほどほどの価格のPCを2台にした方が良いと思う
>K4200でゲームが動かないからとK6000へ移行などは阿呆なのでやめましょう
新たにGeForce搭載PCを買ったほうがいいってことかw

>2Dデザインに最適なグラボはQuadro?GeForce?
2Dゲームにも通用する内容かもw

>インテルならCore i5やi7クラスになるとするなら内蔵GPUで良いのでは?
2Dゲームにも言えそうですねw

>2Dデザインでグラボ搭載する理由は3画面を超えるマルチモニタ用
CPUやメモリーに負担をかけないためってこともありますw DTM用PCでは安物でもいいからグラボは載せたほうがいいらしいですしw

http://dtm.ojaru.jp/pc_spec/index.html#video
>5,000円前後の物でも良いので、ビデオカードは搭載した方が良い。

2Dデザインに最適なグラボ

2Dデザイン ≠ 2D CADだと思うんでなんとも・・・というのが本音。
(OpenGLが3D精度云々を謳っているいるところからするとGeforceなんじゃない?)

ただし、2D CADを含んでいる場合
一刻も早い3D化を推奨。

描く方も見る方も「待ってたコレ」感がすごい。

携帯でいうとテキストのみの液晶からカラー液晶に変わったときの感じ。

>GT420
またレアなグラフィックカード。OEM専用カードで、性能はGT430の半分くらいしかありませんから、HD6670が参戦している以上、ベンチマークの比較には存在価値がゼロに近い気が。

>デビルメイクライ・ベンチ
これは確かCPU内蔵GPUであるHD4400でもB判定くらい出ますから、もはや性能を測る意図だと現状は軽すぎるベンチマークになっていますね。

>MHFベンチ(大討伐)
GTX750Tiが15,000前後ですから、K4000のスコアのスコアはこれに匹敵しますね。

>2Dデザインに最適なグラボはQuadro?GeForce?
フォトショップCS6の話になりますが、とりあえずGTX480で不満はありませんね。そんなに重い操作を頻発してないからかもしれませんが。

>メモリさえ盛っておけば性能高めなCPU内蔵グラフィックでも充分
フォトショにはGPUを使って行う処理が幾つかありますが、内蔵グラフィックでもGPUを使う処理の動作確認はされていますね。

Photoshop CC および CC 2014 GPU FAQ
http://helpx.adobe.com/jp/photoshop/kb/photoshop-cs6-gpu-faq1.html

ちなみに「CC」以前のGPUを使う処理はこちらが見易いです。
http://d.hatena.ne.jp/photoshopper/20120914/p1

コレ見ていて気が付いたのですが、「カンバスの回転」や「HUDカラーピッカー」ってGPUを使う処理だったんですね(衝撃)
GPUの使用をやめてみると確かに使えませんw 
いやだって「カンバスの回転」なんか今やそんじょそこらのペイントソフトでもGPU関係なくやってるのに。コレはちょっとフォトショGPU機能無し状態は辛いなぁ…。

イラストレーターの方はこれまでGPU関係なっかったのですが、知らない内にNVIDIAと組んでなんかやってますね。CS6には関係ないですが。

GPU パフォーマンス
https://helpx.adobe.com/jp/illustrator/kb/gpu-performance-preview-improvements.html

NVIDIA、ついにAdobe Illustrator CCの GPUアクセラレーション対応を発表 | NVIDIA
http://www.nvidia.co.jp/object/adobe-illustrator-cc-gpu-accelerated-20140619-jp.html

どれほどの効果があるかは解りませんが、この機能はNVIDIA一択です。CPU内蔵グラフィックでは(今の所)ダメな模様。

その他の主なペイント系、ドロー系ソフトはまだGPUは使いませんね。CPUとメモリを盛っておけば何も問題はないはずです。

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BTOパソコンメーカー比較

パソコン工房

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

初心者や実用重視のPCユーザー向け。デスクトップ以外にノートも多数有り価格と性能のバランスが良く選びやすい。全国に実店舗が多数有るBTO PCメーカー。

マウスコンピューター

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

パソコン工房と同様に機種が多くノートの取扱も有りゲーム用やクリエイター向けPCも有り。送料が比較的高額なので総額注意。知名度は国内トップクラス。

ドスパラ

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ☆☆

部品選: ★★★☆☆

デスクトップPCならパソコン工房とマウス以外にドスパラも見る価値有り。秋葉原に本拠地を構える昔ながらのBTOパソコンメーカーで知名度はマウス並に高い。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆

部品選: ☆☆☆☆

2011年頃から安く無くDELLを選択肢に入れる理由が薄く回線抱き合わせ販売の価格がまぎらわしい。ゲームPCのAlienwareは見た目重視コスパ最悪なので要注意。

日本HP

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安保証: ★★

部品選: ☆☆☆☆

高性能ノート以外は見る価値が薄く高額なLenovoという感じ。早々にWindows 7を捨て8に切り替えたので7が必要なら行っても無駄。2012年後半から迷走中。

TSUKUMO

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★

部品選: ★★☆☆☆

ヤマダ電機による買収後はマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。BTO PCは機種が少なくやや割高。ツクモファンなら選択肢へ。

FRONTIER

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ☆☆☆

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆☆

部品選: ★★☆☆☆

2013年7月に(株)KOUZIROが倒産しヤマダ電機子会社インバースネットが続投。長期保証が消滅。これと言った特徴が無く難点は有れど利点が見当たらない。

サイコム

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★★

部品選: ★★★★★

自作しない中~上級者のPCユーザ向け。初心者にはカスタマイズが難しく動かない構成でも購入できるので注意。パーツへのこだわりや知識が有るなら。

※並びはBTOメーカーの知名度の順。大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

勝手に評価シリーズ

結果として宣伝になっていますが依頼されたわけでは無く、依頼されてもやりません。

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