高性能PCモニタを使うと映像素人でも安物に戻せなくなる

2013年1月 7日

別名、液晶モニタの選び方とでも言いましょうか。

先日、仕事でとある企業の事務所へ訪問した際、パソコンを借りる機会が有り驚いたのは、そのPCモニタがあまりにも見づらく、いかに自分の自宅のPCモニタが優れているか思い知ってしまった事。

休み明けなので短めに。今年からタイトルの[おまけ]は省略。

PCモニタの型番を控えさせて貰い価格コムで検索すると普通の安物。しかしレビューは少ないものの評価は高め。

lg-e2342v-bn-kakaku-2013-01.jpg

source:価格.com - LGエレクトロニクス FLATRON E2342V-BN

私が所有しているモニタは以下。

  • ナナオ:FS2332
  • 三菱:RDT232WLM
  • HYUNDAI:L90D+

現在は三菱モニタは寝かせており、ナナオとヒュンダイのデュアルディスプレイ。この2つを並べると明らかにヒュンダイモニタの駄目さ加減が目立つもの。

しかしそれはナナオ(高級メーカー)モニタと比較しているから、年代物の光沢だからと気にしていなかったけれど、先日トリプルディスプレイに挑戦した際、三菱モニタでさえ違和感がございました。

三菱モニタはこんな映りだったか?と。

ヒュンダイは良いとして、LG含む3種類のモニタを価格コムのスペック詳細を参考に一覧したものが以下。

lcd-cmp-2013-01.gif

先に価格をご覧有れ。LGは1月現在の最安、三菱は私が購入した当時(約2年前)、ナナオも購入当時(半年くらい前の実売最安)で、それぞれ7千円の差がございます。

性能の比較は、緑に塗ったセルを見ると比較的性能が高い物はLG、次に三菱、ナナオは高級なくせに負けております。

しかしオレンジの部分にご注目有れ。パネルはTNよりIPSの方が原価が高く、視野角の広さも特徴。これが私がナナオモニタが最も見易いと感じている原因でしょう。

ではLGと三菱を比較するとどうか。パネル種類と視野角は同じ。それでも明らかにLGの方が見づらく三菱モニタの方が綺麗というか普通。

何が違うか簡単に言うと、上の一覧に無くメーカーも公表していない事が多いらしい視野角によるコントラスト比

参考になる記事が有ったので引かせて貰います。

この「一定以上のコントラスト比」がくせ者なのである。以前は「10:1」以上が標準的だったが、最近では「5:1」以上を視野角として示す例が多い。(中略)

正面から見た場合と比較した輝度変化や色変化はまったく考慮されていないのが現状だ。

source:ITmedia:液晶パネル駆動方式の仕組みと特徴を知ろう (2/2)

私が現物を見て感じた現象がこれ。

写真では上手く表現出来なかったので文字だけになるけれど、今手元に有るモニタが安物やノートPCの画面なら視点を上下左右に動かしつつ画面を見てみましょう。

安物やノートなら今回ネタにしているLGや三菱のようなTN方式と思われ、上下左右でモニタの色や明るさが変わり、ノートでは無く大型モニタなら更にその差は現れるかと。

勘になるけれど、今回見たLGのモニタは視野角のコントラスト比が甘く設定されており、三菱は厳しめなのでしょう。

ナナオに慣れてしまった私の目には、LGモニタは全体的に白っぽく明るさの違いが目立ち、調整しても60点と言ったところ。

なぜ普通の色が普通の明るさで出ないのか?と思ってしまった。私はデザイナや色を扱うプロではございません。

 

映像素人でも高級モニタに手を出すなら覚悟が必要

映像素人とは私を含めており、何のこだわりも無く色を扱う仕事もしておらず、安物でも構わないと漠然と判断しておりました。

ヒュンダイの19インチから三菱のやや高めな23型へ買い換えた際は、「やはりノングレア(非光沢)は良い」としか感じず、三菱からナナオへ乗り換えた際は「青がはっきりしているけれど、他の違いが判らない」程度にしか感じず。

しかし現在(ナナオの中でも最安に近い)安物モニタでさえ、これに慣れてしまうと三菱モニタに違和感が有り、LGなどの安いメーカーのモニタは明らかに見づらい。

悪気は無い前提として言うけれど、

  • どこか故障しているのか?
  • 調整がおかしいのか?
  • なぜ普通に映らない?

と思ったほど。

実際に故障はしておらず、家電屋でPCを見るとノート含め全部違和感。

もしかすると、私でさえ10万円以上する本物のナナオのモニタを使ってしまうと元に戻る事が出来なくなるかも知れない。

スピーカーやヘッドフォンで良く言われるけれど、一度高級品を知ってしまうと安物には戻る事が出来ない、あれに似ていると思う。

というわけで、比較的安いからと何気なく高級モニタに手を出すならそれなりの覚悟を。安物に戻るには長時間の慣れが必要と思う為。

以上、ナナオの宣伝をしているわけでは無く、悪い意味でショックな出来事(安物で良かった)として書いております。

ナナオで無くともIPS方式にはご注意有れ。但し、気が付けば劇的に肩こりは改善されたので、そういう意味でも個人的に高級品を使い続ける事になりそう。

今後、27型以上のモニタが普及するとTNやVA方式では隠された視野角のコントラスト比に無理が出ると思われ、大型モニタを購入する際は現物を見る事をお勧め。

なお、当記事は直接BTOパソコンとは関係無いけれど、モニタをセットやカスタマイズで追加するなら注意する事として、カテゴリ「BTOパソコンの選び方」へ突っ込んでおります。


余談:とするには重要度として過小な表現過ぎるけれど、昨日までに仕上げる予定のコメント機能復活は私のリアル事情にて間に合わず。言い訳はございません。

復旧の進捗は9割以上(但し私の体感)。パソコンに詳しい人へ相談しようと思っているので1~2週間お待ち有れ。

今月のオススメBTOパソコン

リンク用ソース

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BTOパソコンメーカー比較

パソコン工房

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

初心者や実用重視のPCユーザー向け。デスクトップ以外にノートも多数有り価格と性能のバランスが良く選びやすい。全国に実店舗が多数有るBTO PCメーカー。

マウスコンピューター

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

パソコン工房と同様に機種が多くノートの取扱も有りゲーム用やクリエイター向けPCも有り。送料が比較的高額なので総額注意。知名度は国内トップクラス。

ドスパラ

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ☆☆

部品選: ★★★☆☆

デスクトップPCならパソコン工房とマウス以外にドスパラも見る価値有り。秋葉原に本拠地を構える昔ながらのBTOパソコンメーカーで知名度はマウス並に高い。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆

部品選: ☆☆☆☆

2011年頃から安く無くDELLを選択肢に入れる理由が薄く回線抱き合わせ販売の価格がまぎらわしい。ゲームPCのAlienwareは見た目重視コスパ最悪なので要注意。

日本HP

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安保証: ★★

部品選: ☆☆☆☆

高性能ノート以外は見る価値が薄く高額なLenovoという感じ。早々にWindows 7を捨て8に切り替えたので7が必要なら行っても無駄。2012年後半から迷走中。

TSUKUMO

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★

部品選: ★★☆☆☆

ヤマダ電機による買収後はマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。BTO PCは機種が少なくやや割高。ツクモファンなら選択肢へ。

FRONTIER

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ☆☆☆

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆☆

部品選: ★★☆☆☆

2013年7月に(株)KOUZIROが倒産しヤマダ電機子会社インバースネットが続投。長期保証が消滅。これと言った特徴が無く難点は有れど利点が見当たらない。

サイコム

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★★

部品選: ★★★★★

自作しない中~上級者のPCユーザ向け。初心者にはカスタマイズが難しく動かない構成でも購入できるので注意。パーツへのこだわりや知識が有るなら。

※並びはBTOメーカーの知名度の順。大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

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BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。