2017年度PCタブレット携帯電話出荷台数(by.MM総研)

2018年5月31日

MM総研が2017年度のPCなどの出荷数を公開。

3月に発表したのでは?と思えば今回は和式であり、2017年4月から2018年3月となっており、3月発表の数値は2017年1~12月が集計範囲。JEITAより分母が大きく精度が高いと推測可能なMM総研調べ。

適当に見て参りましょう。

ちなみに3月のPC出荷台数の公開記事。

2017年国内パソコン出荷概要 | 株式会社MM総研
https://www.m2ri.jp/news/detail.html?id=293

このたびの5月発表の記事は以下。

2017年の後に「度」が付くと和式、付かない方は暦年だと今知った。今年から?と思いきや、昨年も2種類に分かれておりました。

世界と比較するなら暦年、JEITAなど国内と比較してみるなら和式の方という見方もできるわけですな。

「通期」の有無や「概要」と「概況」の違いは不明。なぜ概要や概況となっているかは、1ページ長文ながらこれでも大まかな内容であり、数十万円するレポートや年間購読約10万円の本の中身が本文なためと推測。

 

2017年度国内パソコン出荷概要

冒頭より。

出荷台数は1,033.9万台で、前年度比2.2%増

JEITAは676.7万台と公表していたため、MM総研の65%しか数字が取れていないということに。メーカー別シェアのグラフを参考にするとわかる。

mmri-2017-jp-pc

右の図、JEITAの方は少なくとも日本HP、DELL、ASUSは統計に参加していないため、合計30.0%が入っていない。残り5%は「その他」の中にあるのでしょう。

MM総研もすべてのデータが取れているとは限らず、売上がマウスなど大手BTOメーカーより一桁少ない中小なサイコムなどの台数が入っているとは思えない。いや、知らないけれど。

もっと言えば自作PCはカウントしようがないため、「もしかして皆さん自作PCへ流れているのかも知れない」とかあり得ないことを妄想してみた。

そしてさすがMM総研、個人と法人を分けて数値を提供。

個人向けルートが前年度比4.3%減の379.8万台、法人向けルートが6.5%増の654.1万台となり、減少を続ける個人需要を、法人需要が支える結果となった。

JEITAも感想文で法人が堅調と頻繁に書いていたため辻褄が合う。

出荷台数を見ると、個人と法人の比率は個人36.7%法人63.3%となり、増減で推測すると、前年は個人4割、法人6割、これも過去の市場規模と合っております。

意外だった、知らなかった箇所がここ。

個人向けでは東芝が3位から5位となり、アップルが3位となった。アップルは縮小傾向がみられる個人向け市場でシェアを順調に伸ばした。

ということは個人向けPCはおそらくこうだったはず。アップルが4位か4位未満かはわからないので仮定。

  1. NECレノボ
  2. 富士通レノボ
  3. 東芝
  4. アップル(?)

それがこうなった、と。

  1. NECレノボ
  2. 富士通レノボ
  3. アップル
  4. 東芝

シェア5.5%しかないAppleが個人向けでは3位、ということはAppleが仮にすべて個人向けだとした場合、東芝の9.8%の内5.5%以下が個人向けになるため、東芝内では少なくとも56%、過半数が法人市場。

そしてAppleが100%個人なわけはないとするなら、東芝パソコンの法人向けは56%を超えるということに。

何年か前にDELLと日本HPが法人8割と専門メディアで見た記憶があるため、国内PCメーカーも意外と法人の割合が高い、逆にApple、Macの法人需要は少ないということに。

今後もこの傾向は続くでしょうな。

理由は中高生のスマホ所有率が高まっており、高校生で9割以上、中学生でも6割を超えたところ。売れているスマホの半分がiPhoneならば、2人に1人の親が2年ごとにiPhone新調してお下がりを子に使わせる流れが考えられる。

となると、Windows PCよりも早い段階でApple製品を所有することになり、パソコン買うならWindows、とはならずMac選ぶ可能性が高まる、それがAppleの個人向け3位と少しは関係しているかと。

その中高生らが数年後に社会に出て職場のパソコンがWindowsだったとしても、自宅のパソコンはMacにするとも充分考えられ、マイクロソフトはアホなのでWindows以外、MacでもMSオフィス使えるようにしており縛りがない。

そう考えるとやはりWindowsパソコン減少の原因はマイクロソフト。

Windows 10でジャイアンするスタイルに加え、オフィスなどが売れるならパソコンメーカーなぞ知ったことかと思っていそう。もしかするとPCユーザのことも知ったことではないからこそWindows 10がアレなのか。

出荷金額は前年度比5%増の9,141億円。出荷平均単価は前の年度の8.6万円から2017年度は8.8万円と2,000円の上昇。PCの差別化・付加価値化の取り組みにより単価は増加した

単価の上昇は付加価値なのか不明な2in1以外、円安傾向の影響。BTOどころか自作PCでさえメモリ高騰や円安やASK税、マイニング需要でパソコンが昔より高くなってしまった。

JEITAも出荷平均単価を出すと91,800円、MM総研より4千円近く高くなる原因は、DELLやHP、その他国内大手BTOパソコンをほぼスルーしている影響。

MM総研による和式2018年度予想。

通期では1,096万台、前年度比6%増を見込み、個人市場は5.3%減と引き続きの縮小を見込む。

全体は6%増えるとしながらも、本当に個人市場が5.3%減となるなら、国内パソコン出荷台数はおおよそで個人3割、法人7割クラスへ近付いて行くことに。

その割に主に個人向けなMCJのマウスが好調な理由は何なのか。

逆に考えると、NECや富士通など国内大手が個人市場の需要を見限りつつあり、その空いた市場へマウスがパソコンを突っ込んでいる、と推測すれば辻褄OK。

単純に、iPhoneなら高くても買うが高いWindowsパソコンは要らない、個人向けPC市場はそう言っているのでしょう。

今後はそれに加えて、Macなら(iPhone持っているので)高くても買うが、Windowsは高いなら別に必要と思わないので要らない、が増加しそう。

 

2017年度通期国内タブレット端末出荷概況

ついでにタブレットも。

出荷台数は前年度比3.4%増の870万台で、3年ぶりの増加に転じた。

3年ぶりの増加、ならば過去2年は減少していた、要するに頭打ちが来たと見るべきか、iPadの比較的安価な新製品が出ないことが原因か。

スマホが爆売れするのはガラケーからの乗り換え需要やケータイ所有の低年齢化が要因なので理解できるけれど、タブレット870万台はパソコンに近いデカい数が出ている不思議。

という理由が、私がタブレット2台を所有してはいるものの、スマホを持ってからは年に一度それらを使うかどうかなほど利用する機会が減ったため。スマホがあればタブレット要らない派。

個人向け以外で需要があるそうな。

Wi-Fiタブレットは文教市場を含めた法人需要の更なる拡大が見込まれる。

タブレットでプログラミングするのだろうか。そんなバカな。

メーカー別にするとAppleがトップは当たり前。

mmri-2017-jp-tab

Huaweiの2位が意外。個人的にタブレットに興味がないのでファーウェイの人気度を知らないだけなのか。

 

2017年度通期の国内携帯電話端末出荷概況

もう一つオマケでスマホも。

前年度比2.7%増の3,746万台で6年振りのプラス成長

3700万台規模とは凄まじいですな。パソコンやタブレット以上に大規模な原因は、端末により買い替えのタイミングが違うため。故障や性能不足は共通するので除く。

  • パソコンとタブレット・・・サポート終了まで
  • スマホ・・・3大キャリアが新製品への乗り換えを促す

おそらく3大キャリア共通だろうけれども、私がドコモしか知らないのでドコモを例にすると、2年縛りでスマホを新調したなら、2年後にローンが終わる、と同時にそのローン代ほぼ全額の月額値引きも終了するので機種変更した方が得。

新製品にこだわらない人ならば、iPhone 6を7へ機種変したと見せかけて新品の7をロック解除してソッコーで売り払うという荒技も2chまとめで読んだ事があり賢いと思った。

但しキャリアでのスマホ修理ができなくなってしまう諸刃感はある。しかしiPhoneならばAppleへ直接修理依頼すれば通るはず。

ガラケーに関しても数値が書かれております。

フィーチャーフォンは過去最高だった2007年度(5,055万台)の10分の1となり、この10年間でスマートフォンとの世代交代が大幅に進んだ

5千万台行っていた時期があったとは驚いた。1億人が2年毎に機種変更をしていたのだろうか。

総出荷台数に占めるスマートフォンの比率は87.0%(前年度比4.4ポイント増)、フィーチャーフォン比率は13.0%(4.4ポイント減)

13.0%で4.4ポイント減ならば昨年17.4%が更に減ったことに。約2割から約1割へと進んではいるものの、所有率はもっと高いはず。

ガラケー、中々壊れないので私は機種変せず軽く5年以上使っていたと記憶。新機能が爆誕したり新機種に何か魅力があるわけでもないため、使い慣れたもしもしを使い続ける。

SIMフリースマートフォン出荷台数は11.9%増の315万台となり、スマートフォン出荷台数に占めるSIMフリー比率は9.7%(前年度比0.4ポイント増)に拡大した。

結構出ていると感じた。格安SIMのシェアはまだ1割前後とどこかで見たため、それに匹敵する9.7%は大きすぎる印象。

キャリアの場合は2年縛り&ローン終了があるので出荷台数促進状態になるところ、SIMフリーはそういうのないので出荷台数以上にSIMフリー、格安利用者は多いと推測。

 

パソコンが減りスマホが増えるのは私も解る

ここはBTOパソコン.jp、私はヒツジ先輩なのだから「パソコンは必要」と強く言いたいけれど、最近はそうでもない気がしております。

私がなぜパソコン使うかは主にこれ書いているからで、これ書いているので画像編集ソフトのPhotshopやGIMPが必要になり、パソコン電源入れているので自動的に大量のメールアドレスへ大量のメールが届く。

ところが「もしブログやっていなかったなら?」で考えてみると、他人との連絡が通話+メールから100%近くLINEへ移行してしまったため、パソコンで受信するメールの重要性が激しく低下した。返信が必要になるようなメールは滅多にない。

もしブログやっていなかったならパソコン何に使うか。ネット通販で何か購入する時、これ以外に思いつかない。スマホでもできるけれど、情報量とストレス、決済するので毎回Wi-Fiの接続先を確認するのが面倒。

PCゲーマーでもブロガーでもプログラマーでもエンコーダーでもない、のように消して行くと、今時どれほどの人がパソコンが必要なのだろうかと疑問を感じ始めた次第。

プログラミング教育が始まれば再びパソコンが使われまくる時が来るのだろうか。英語教育が始まった後、英会話できたり英文読める人が多くない時点でお察し、と同じになるのでは

ネット通販サイト、特に楽天が何かとスマホからやらせようとしているため、通販でさえ、私でさえパソコン要らなくなる時が来るのか。

パソコンは必需品から、あればあったで良いし無くても困らない、そういう端末になりつつあることを今回のMM総研3種類のレポートでも感じた。

7台もパソコン持っている人間がいうことでもないけれど、それもこのブログを書いているからで、やめたらMacとか売り払い、最終的に富士通のノートだけになる可能性がゼロではなさそう。

しかしそうすると私も情弱の仲間入りになりそうなため、やはりパソコンは必要と思い直したのでBTOパソコンおすすめ。強引すぎて草というやつですな。ヒツジ先輩あるある。

今月のオススメBTOパソコン

リンク用ソース

コメント(3)

>自作PCはカウントしようがない
実際のところ全PCユーザのうち、自作PCをメインPCとして使用しているユーザの割合って何%なのですかね。私的な予想だと5%くらいの感触。

>Windowsは高いなら別に必要と思わないので要らない、が増加しそう
Microsoftは今すぐAndroidとの融和性を図るべき。Androidと連携すれば、つまりGoogleのサービスを使えばWindowsはこんなに便利、というアピール。

・デフォルトのブラウザをChromeに、デフォルトでGoogle Driveをインストール、デフォルトのメールはGmailアプリ、などGoogle仕様へカスタマイズした「Googlindows」を低価格(2,000円くらい)でダウンロード販売。

・Google PlayのアプリがMicrosoft Storeで配布されている「MSとGoogleが共同開発したAndroidエミュレータアプリ」上で動く

など連携を強化すれば、Windowsと共にAndroidの更なるシェア向上まで目指せるやも。

>スマートフォン出荷台数に占めるSIMフリー比率は9.7%
10人に1人はSIMフリーですか。メーカ製のスマホもSIMロック解除ができる機種もありますし、実質SIMフリーも含めれば10%を超えそう。

>今時どれほどの人がパソコンが必要なのだろうか
画面はあるていど大きいほうが見やすい。だから私はパソコンを使います。10.1型でも小さい。最低でも21型くらいが必要。しかしそんなデカいタブレットやノートは一般に流通していない。ならばデスクトップPCが必須。

>JEITAも感想文で法人が堅調と頻繁に書いていたため辻褄が合う。
>出荷台数を見ると、個人と法人の比率は個人36.7%、法人63.3%となり、増減で推測すると、前年は個人4割、法人6割、これも過去の市場規模と合っております。
IDCでもそう書いてありましたねw

>パソコンは必需品から、あればあったで良いし無くても困らない、そういう端末になりつつある
知り合いの母親は最近はネットはタブレットでやることが多いので、ノートパソコンは家業の経理でしか開かなくなり、ノートパソコンを使う頻度が減ったようですよw

追加ですが、ノートパソコンよりタブレットを使うのは、タブレットのほうが部屋間の持ち運びに便利だからそうですw

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BTOパソコンメーカー比較

パソコン工房

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

初心者や実用重視のPCユーザー向け。デスクトップ以外にノートも多数有り価格と性能のバランスが良く選びやすい。全国に実店舗が多数有るBTO PCメーカー。

マウスコンピューター

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

パソコン工房と同様に機種が多くノートの取扱も有りゲーム用やクリエイター向けPCも有り。送料が比較的高額なので総額注意。知名度は国内トップクラス。

ドスパラ

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ☆☆

部品選: ★★★☆☆

デスクトップPCならパソコン工房とマウス以外にドスパラも見る価値有り。秋葉原に本拠地を構える昔ながらのBTOパソコンメーカーで知名度はマウス並に高い。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆

部品選: ☆☆☆☆

2011年頃から安く無くDELLを選択肢に入れる理由が薄く回線抱き合わせ販売の価格がまぎらわしい。ゲームPCのAlienwareは見た目重視コスパ最悪なので要注意。

日本HP

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安保証: ★★

部品選: ☆☆☆☆

高性能ノート以外は見る価値が薄く高額なLenovoという感じ。早々にWindows 7を捨て8に切り替えたので7が必要なら行っても無駄。2012年後半から迷走中。

TSUKUMO

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★

部品選: ★★☆☆☆

ヤマダ電機による買収後はマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。BTO PCは機種が少なくやや割高。ツクモファンなら選択肢へ。

FRONTIER

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ☆☆☆

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆☆

部品選: ★★☆☆☆

2013年7月に(株)KOUZIROが倒産しヤマダ電機子会社インバースネットが続投。長期保証が消滅。これと言った特徴が無く難点は有れど利点が見当たらない。

サイコム

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★★

部品選: ★★★★★

自作しない中~上級者のPCユーザ向け。初心者にはカスタマイズが難しく動かない構成でも購入できるので注意。パーツへのこだわりや知識が有るなら。

※並びはBTOメーカーの知名度の順。大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

勝手に評価シリーズ

結果として宣伝になっていますが依頼されたわけでは無く、依頼されてもやりません。

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Windows 7サポート終了は2020年1月14日

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ヒツジ先輩

書いてる人:

BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。