パソコン性能の今と昔を比較し今後どうなるか考える

2013年1月 4日

考えても予想や妄想になるけれどネタ切れ補完。

パソコンは数年前までノートなら最低10万円以上、デスクトップも6万円は切れず高額な買い物。しかし現在ではいずれも3~4万円でWindowsまで入り、インターネット用途なら充分な性能や機能のPCが入手可能となっております。

PC初心者向け、オタクが何か言っている程度でどうぞ。

表現が変態過ぎて良く解らない所は飛ばしても問題無し。昔のPCユーザの苦労などを心で感じて戴けると幸い。

 

約7年前のデスクトップ構成の例

以下は2004年頃から2010年末まで私が使っていたメインPCのスペック。サイコムのRadiantシリーズで、主にパーツを抜く形のカスタマイズ。

radiant-gx500-series-spec.gif

購入時期をはっきり覚えていないけれど、Pentium4の500番台が出て少し、600番台はまだ無かったので2004年の6月前後と推測。

使用期間は5年半くらいで、5年経過する前頃からマザーボードまたはグラボ(ビデオカード)が原因と思われる、電源を入れても画面真っ暗が時々出ておりました。

標準構成は77,800円で内訳の通りマイナスが多いので購入額は62,910。Windowsは標準で無しなので、この構成を標準でWindows XP付で購入すると9万円を超えるはず。

上の仕様はケース、電源、CPU(とクーラー)、マザーのほぼ4点セットにFDDを追加した物で、もちろんこれだけでは動かず、メモリやHDDやOSはこれの先代サイコムPCより流用しております。

私が「無し」としたマイナスになっている部分を思い出しつつ主な構成を書くと以下の通り(おそらく)。

  • CPU:Pentium4 550(3.40GHz、1コア/HT対応、1MB、TDP115W)
  • マザー:インテル915チップセット搭載(MSI 915G Combo-FR)
  • メモリ:256MBx1(DDR2 PC2-4200)
  • HDD:80GB(3.5インチ、IDE接続)
  • 光学ドライブ:CD-RWドライブ(読込12倍、書込4倍速くらい)
  • ケース:ミドルタワー(InWin IWC-588)
  • 電源付:430W(InWin SLT430)
  • その他:キーボードとマウス

ケースを高めに1万円としてもCPUとマザーだけで約5.3万円。CPUは2.3万円くらいと記憶しており、当時サイコムの組立代行費が1万円だったと思うのでマザーは2万円くらい。

今なら最高クラスに近いCPUとマザーが購入出来る価格では有りますが、当時は上の構成でも最高クラスに近い仕様。

しかしどう見ても性能が劣っており、当時はハードウェア性能がソフトウェアの動作環境に追い付かず、おそらく私以外の高性能志向なPCユーザもこう考えていたかと。

  • CPU:安めな物は動作が遅い、怖いけどオーバークロック前提
  • メモリ:足りない、512MB超えは1枚数万円になるので非現実的
  • HDD:CDをイメージ化して保存するとアウト、金持ちは増設へ
  • 光学ドライブ:HDDが高額なのでCDへのバックアップが頼り
  • ケース:Pen4から側板に吸気口付、超騒音は気にすると負け
  • 電源:静音でもCPUクーラーが激しくうるさいので意味無し

性能を高くすると騒音化。更に高くするとマザーやCPU故障率アップ。

容量の面では一般ユーザには頭打ちと言える価格の境界が有り、メモリ256MBなら7千円、512MBなら16千円とかまだ何とか買えるものの、1GBは当時出たばかりで5万円以上とか。

HDDは80GBが7千円なら120GBは2万円近く。容量認識の壁が有ったので当時は120GBを増設が一般的。IDE接続は2本が限度なので実質240GBまで。面倒かつ遅くともCDに焼いた方が格安で安全だったわけですな。

パソコン以外の性能では、インターネットの回線速度がISDNで64K。64Kbps(0.64Mbps)くらいなので、今私の環境で下り64Mbpsは行くので1/100くらい低速。ウェブサイト(ホームページ)にFlashなど無く、画像も数枚で計100KBを超えると全部表示されるまで1分くらい掛かったり。

では現代版も見てみましょうか。

 

約2年前のデスクトップ構成例

同じく私のメインPCで、2010年末から翌年正月に掛けて嫌々組立てた自作PC。Sandy Bridge発売直前。使用期間は約2年。

  • CPU:Core i7 950(3.06-3.33GHz、4コア/HT対応、8MB、TDP130W)
  • マザー:インテル X58 Express(ASRock X58 Extreme3)
  • メモリ:2GBx3+4GBx3(DDR3 PC3-10600)
  • HDD:250GB+2TB(3.5インチ、SATA2接続)
  • 光学ドライブ:DVDスーパーマルチドライブ
  • ケース:ミドルタワー(CoolerMaster HAF912 Advanced)
  • 電源付:500W 80PLUS(PoweRock 500W GE-N500A-C2)
  • キーボード:日本語106(Realforce 106)
  • マウス:トラックボール(Logicool M570)

5年程度であらゆる物の性能や容量が格段に上がっており、正直私の用途ではこんなCPUやマザーボードは無駄な超オーバースペック。

メモリは認識3.4GB程度でも2004年当時より5~10倍。HDD容量はあと10年くらい使えると思える大きさで、SSDは年内購入としてもRAMディスクはSSDの5~10倍くらいの速度なのでHDDでも一部かなり高速。

HDDの大容量かつ低価格化によりDVDは用無しになりケースのオブジェ状態。キーボードやマウスも価格を抑えた高効率化を目指せる製品が沢山出ております。

そして回線速度は現状FTTH(光回線)で100Mbps、実測上下40/70Mbps前後くらいで、どこのページへアクセスしてもウェブサイトならストレスの無い速さ。

これら今と昔を比較すると、昔は無いものねだりで自力で安く何とか性能を上げようと努力や勉強をした人が自作マニアや実用重視のオーバークロッカー。私を含め今、彼らは年を取り収入も増えた割に安く高性能パーツが市販されている為、性能や容量に対する情熱が無くなったのでしょう。

金銭に置き換えると、子どもの頃は美味く量が多く安い駄菓子を求めたけれど、大人になると駄菓子なら好きな物を好きなだけ買える感じでしょうか。駄菓子の有り難みが無い。

やはり用途次第で、その中でも高精細3Dグラフィック動画を扱う仕事や遊びならソフトウェア側がハードウェア性能を超えたがるものでは有りますが、そのような使い方をするPCユーザは少数で、性能や容量が上がるに比例しその時の超高性能PCまでは要らない人間が増えるでしょう。

また、昔はパソコンがオタク用の機器と見られていたものの、現在では家電並に普及し一般化している為、高性能や大容量を求められる人の率が減ったとも言えましょう。

では今後は何が求められるのか。

 

高性能かつ大容量の次は安全性

Windows8が普及するかは別として、8ではクラウドが基礎となり、オンライン認証で8へログインするのでPCや場所が違えど同じ環境でパソコンが利用出来るとの事。

クラウドは新しいとは言え数年前から実用化されており、しかし普及しない。これは回線速度というより、クラウド・ストレージ側が速度を絞るので低速になり、ローカル(手元のPC)と比較にならない転送速度で日常的な使い物にはならない現状。

普及しない原因は企業なら導入コスト、一般でもセキュリティの問題が疑問で、私がデータを外に保存しない理由は速度以外に安全性。

例として私は自称Google信者では有りますが、彼らのサービスは使いまくるものの個人情報は正確に入力した事は無し。更に他人の情報まで入っているデータファイルなら尚更Googleのサービスは使えない。

海外基準でやたらと公開して当然や普通と考える方針が日本とは違い、万一の事を考えるとGoogleに限らず海外企業のサービスは信用ならない。DropBoxは仕事用の漏れても支障無いデータは入れても、他人を撮影した画像ファイルは入れない。

クラウドとかオンラインストレージと言うから分かり難くなるけれど、これらは他人(他社)のストレージ(HDDなど)へ自分のデータをインターネット経由で転送する行為。抵抗が無い人も居るかもしれないけれど、中にはセキュリティ意識が低かったり知識が無い人も居られましょう。

ローカルの次はオンラインの強化と思い期待していたけれど、いくら回線速度が強化されてもオンラインストレージは法人なら費用と安全性、個人でも安全性に問題が有りましょう。

何でもオンラインで済んでしまうのは良いけれど、情報公開や漏えい、仕様変更に関する法的に通じる契約書が無ければ難しいと感じております。それが個人利用でも。

 

パソコン性能を昔と比較し今後を考える(まとめ)

Windows8やクラウド普及が進み始めると更にタブレットPCやスマートフォンがパソコンに取って代わる、と騒ぐ人やサイトが増える気がするけれど、それは違う。

GALAXY Tabを1年くらい利用してレビューを書こうと思ったけれど、画面サイズ以外に根本からパソコンになれない箇所が操作。

凄く単純な事で、タブレットPCなどがパソコンの代用になると思うなら、パソコンからキーボードを抜いて操作すればよろしい。

指で操作するから判らなくなっているのかも知れないけれど、タッチ操作はマウスより若干操作性の良いマウスのようなもの。但し精度は低下。

それでソフトウェアキーボード(画面に表示されたキー)を操作するのだから、これが良いならパソコンでもソフトウェアキーボードが流行りまくっている事でしょう。実際には特殊な用途にしか使われておりません。

大画面と高速で多くのキー操作が必要な作業はパソコン、それらが不要なら板PCや電話でも作業が出来るというだけで、何でも携帯端末へ偏らせようとする意味が私には理解不能。

Windows8がPC版(8)とARM用(RT)、いずれもが普及するようなら、今後クラウドが普及し回線速度も速くなるでしょうな。5年後かも知れないけれど、意外と来年かも知れない。

今月のオススメBTOパソコン

リンク用ソース

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BTOパソコンメーカー比較

パソコン工房

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

初心者や実用重視のPCユーザー向け。デスクトップ以外にノートも多数有り価格と性能のバランスが良く選びやすい。全国に実店舗が多数有るBTO PCメーカー。

マウスコンピューター

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

パソコン工房と同様に機種が多くノートの取扱も有りゲーム用やクリエイター向けPCも有り。送料が比較的高額なので総額注意。知名度は国内トップクラス。

ドスパラ

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ☆☆

部品選: ★★★☆☆

デスクトップPCならパソコン工房とマウス以外にドスパラも見る価値有り。秋葉原に本拠地を構える昔ながらのBTOパソコンメーカーで知名度はマウス並に高い。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆

部品選: ☆☆☆☆

2011年頃から安く無くDELLを選択肢に入れる理由が薄く回線抱き合わせ販売の価格がまぎらわしい。ゲームPCのAlienwareは見た目重視コスパ最悪なので要注意。

日本HP

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安保証: ★★

部品選: ☆☆☆☆

高性能ノート以外は見る価値が薄く高額なLenovoという感じ。早々にWindows 7を捨て8に切り替えたので7が必要なら行っても無駄。2012年後半から迷走中。

TSUKUMO

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★

部品選: ★★☆☆☆

ヤマダ電機による買収後はマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。BTO PCは機種が少なくやや割高。ツクモファンなら選択肢へ。

FRONTIER

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ☆☆☆

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆☆

部品選: ★★☆☆☆

2013年7月に(株)KOUZIROが倒産しヤマダ電機子会社インバースネットが続投。長期保証が消滅。これと言った特徴が無く難点は有れど利点が見当たらない。

サイコム

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★★

部品選: ★★★★★

自作しない中~上級者のPCユーザ向け。初心者にはカスタマイズが難しく動かない構成でも購入できるので注意。パーツへのこだわりや知識が有るなら。

※並びはBTOメーカーの知名度の順。大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

勝手に評価シリーズ

結果として宣伝になっていますが依頼されたわけでは無く、依頼されてもやりません。

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あなたの街の~を勝手に評価
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Windows 7サポート終了は2020年1月14日

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ヒツジ先輩

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BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。