オンキヨーとフロンティアより情弱向けPCが新発売

2011年11月19日

オンキヨーから2機種、フロンティアは3機種の新製品。

リリース記事を読んでいると時々疑問に思うニュースが有り、今回はその2つにピンと来たのでネタ投下。オンキヨーやフロンティアのファンや信者なら結構ですが、売り方が個人的に気に入らないので突っ込む次第。

先にオンキョーから参りましょう。

PC購入にオンキヨーやフロンティアを選択肢に入れているなら是非お読み有れ。一応前置くと、私はこれらのメーカー(企業、ブランド)が嫌いなわけでは無く、売り方がおかしいという物言い。

私の考え方がおかしい可能性も有るとして客観的にどうぞ。

 

オンキヨーの新製品は店頭販売の完成品とBTO通販

スレート計画から1年経過し、またもや法人向けでタブレットPCの新製品を出しておりますが、普通に高いだけのWindows7仕様なのでスルー。

2011年PC秋冬モデル:オンキヨー、秋冬製品を一挙投入 - ITmedia
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1111/16/news042.html

一般向けとされる14型ノートを2機種。

onkyo-14-note.jpg

今時の良く有る高性能目なノートPC。

NECや富士通のように10万円を超えるなどぼったくり価格なわけでも無く、BTOパソコンらしい価格設定。問題は店頭と通販(BTO)の二種類を比較した時に起こる違和感。

先に共通の仕様、BTOは標準構成の場合。

  • OS:Windows7 Home Premium 64 ビット版
  • マザー:HM65 Expressチップセット
  • グラフィック:インテル HD グラフィックス 3000(CPU内蔵)
  • HDD:500GB(SATA 3Gb/s、5,400rpm)
  • DVD:スーパーマルチドライブ
  • その他:Bluetooth3.0、インテルWiDi、IEEE802.11b/g/n など
  • バッテリ駆動:6.7時間 ※測定方法不明
  • 重量:約1.9kg ※バッテリ込

主な違いは2ヶ所。

  • 店頭・・CPU:Core i7 2670QM、メモリ:8GB(4GBx2)
  • 通販・・CPU:Core i3 2330M、メモリ:4GB(2GBx2)

店頭価格はオープンプライス、実売予想は10万円前後とされておりますが、既に予約販売を始めているショップが現在2店舗。ソフマップはヨドバシなので省略。

ヨドバシは89,800円でポイント相殺すると80,820円

R6A-BS25C7D-yodobashi.jpg

source:http://www.yodobashi.com/ec/product/100000001001447824/index.html

ケーズはポイント無しで83,600円

source:http://www.ksdenki.com/ec/commodity/00000000/4580327280638

いずれも送料は無料。

ポイントはどうかと思うのでケーズを基準に行きたい所では有りますが、発売は11月25日予定となっており、発売前にこの値付けなら価格コムに登録された時点で更に下がると見てヨドバシのポイント相殺基準で約81千円としましょう。

通販、BTOノートの価格はITmediaに7万4800円からと書かれているので約75千円。この時点で価格差は6千円。オンキヨーの通販は送料無料では無く2千円が加算され、通販のノートは約77千円となり4千円差。

やたらと店頭ノートが安く見えるものの、実際には通販側のBTOノート標準構成が高額なだけ。発売と同時にキャンペーンなどと称して5千円や1万円引きをするつもりでしょうか。その価値に見合わないとするならレノボ程では無いとしても二重価格もどき。

ちなみにCPUの価格、インテル公式の1000個買い参考価格は

  • i7-2670QM・・378ドル
  • i3-2330M・・・225ドル

メモリは安くなったので4GBは2枚で市販3400程度なのでバルクの仕入れは更に安め。2GBx2枚が半値としても差は1700円未満という辺りかと。

店頭がすぐに79,800円になると予想すると通販(BTOノート標準構成)の適正と思われる価格は65千円が良い所。1万円引きが来そうな予感がしておりますが、引かなければ情弱ホイホイ。

8万円出すなら東芝の新製品も約8万円。メモリが負けているけれどオフィスが付いているのでマイクロソフト様の言い値なら2万の価値有り本体6万。

dynabook-t451-57dw.jpg

source:価格.com - 東芝 dynabook T451 T451/57DW PT45157DBFW [リュクスホワイト]

Core i3では無いけれど、Acerならi5-2410M搭載のノートが、6月の発売当時から5万円を切っております。

acer-aspire-as5750.jpg

source:価格.com - Acer Aspire AS5750 AS5750-N54E/K

オンキヨーを選ぶ理由が見当たらず、何が目的なのか不明。  

 

フロンティアの新製品はユグドラシル推奨PC3機種

ユグドラシルとは私が初耳なので調べると11月16日に正式サービス、課金が開始されたオンラインゲーム。

フロンティアの前にゲーム推奨PCをコレクションしているドスパラも同時にニュースリリースを出しているので、先にこちらを参考に。

ドスパラ、“ユグドラシル”推奨PCをデスクトップとノートで - ITmedia
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1111/16/news132.html

l_kn_dospara_01.jpg

見た目はスルーするとして、ノートも有り2機種でリリース。

無理にノートでゲームをやるとなると馬鹿高いのかと思いきや、デスクトップと同じ価格で出ており標準構成は64,980円。

簡単に構成を引き比較すると。

  • デスク・・i5-2400、GT440(1GB)、メモリ4GB、HDD1TB、Win7 Home~
  • ノート・・i3-2330M、GTX540M(1GB)、4GB、500GB、Win7同上

ゲームPCにしてはやたらとスペックが低くなっており、ユグドラシルの公式サイト内で動作環境を確認するとかなり低め。

yggdrasill-play-spec.jpg

必要環境は8年くらい前の低性能デスクトップでも動きそうなスペック。本気でやるなら推奨環境以上にした方が良いものの、こちらも大した性能は要しておらず、私が昨年末まで7年使っていたデスクトップより低性能でも可。

他のゲームを例にすると、リネージュ1やラグナロクオンラインが動く程度なら行けるという事かと思われます。

KOUZIRO、“ユグドラシル”推奨PC計3機種を発売 - ITmedia
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1111/16/news140.html

kouziro-frgx55gtd5-21d.jpg

やはり見た目はスルーし、フロンティアは3種類、内2機種がノート。

  • デスク・・i5-2500、GTX550Ti(1GB)、4GB、1.5TB、Win7 Home~
  • ノート1・・i7-2670QM、GT540M(1GB)、4GB、500GB、Win7 Home~
  • ノート2・・i3-2330M、グラボ無し、4GB、500GB、Win7 Home~

価格は上から100円単位切り上げの約で、10.5万、8.8万、5.7万円。

デスクトップはオーバースペックでユグドラシル用とは思えず1種類のみで他のデスクトップという選択肢は無し。カスタマイズでCPUやグラボを落としたりは出来ないでしょう。

ノート1もオーバースペック、ノート2はドスパラより安いもののゲームPCと言う割にはグラボ(ビデオカード)が無くCPU内蔵でも行けるという仕様。

以前もフロンティアのPC知識には疑問としており、ストレートに言うとパソコンを良く知らない素人が構成や販売しているのでは無かろうかと。

ドスパラは推奨PCとして当然とも言える構成。他のBTOメーカーも出すとしたなら価格と性能はこの辺りでしょう。

マウスはフロンティアのように上げて来るかも知れないけれど、ドスパラのような低価格PCも展開するがいつもの事。

何が気に入らないかは、フロンティアは1~2年前からPCコンシェルジュというPC初心者には大変良いサービスを開始し、パソコンの用途から構成を考え見積もってくれるという、PCメーカーの人力による提案が無料で可能。

標準構成がこれではコンシェルジュのレベルが知れてしまいましょう。

これだけでは無く、11月16日に来たメルマガ。タイトルは「◆FRONTIER◆本日発売!新作オンラインゲーム\ユグドラシル推奨PC/登場!」。一部抜粋。

FRONTIER“おトク情報号”のサムです。

━ 期待の新作MMORPG「ユグドラシル」ついに始動!

北欧神話を基にした壮大な世界観を背景に、
悪の脅威から平和を守る冒険ファンタジーユグドラシルが新発売です!

ただ者じゃない証!▼5つの特徴はコレだ▼

グラフィックが超キレイ!
◎ バトルアシストシステムの採用で初心者でも楽しめる!
◎ 一人プレイでもパーティプレイでも楽しめる!
◎ 緻密なキャラクター設定で選びがいがある!
◎ 独自のペットシステムで“育成ゲーム”の楽しみもプラス!

グラフィックが超キレイかは、動作環境やお手前のノート2構成から見ても矛盾。メルマガを書いている中の人も仕様を理解していないのかと。

これのどこが超キレイなのか。他のMMOを見た事が無いのでしょうか。

yggdrasill-01.jpg

下は「限界まで画質を上げてみた」というタイトル。

yggdrasill-02.jpg

source:http://yg.mk-style.com/main/community/bbs/ss/

リンクが貼れないのでソースURLは公式の画像掲示板トップにて失礼。

リネージュやラグナロクのグラフィックが多少良くなった程度に見え、これが超キレイとは表現がおかしいのでは無かろうかと。

更にドスパラも同様、フロンティアはこのようなゲームの推奨PCとして発売して信用は大丈夫なのかと。公式の掲示板より、ほんの一部を抜粋。

  • 完美でも垢ハックが横行しるみたいだしユグドラでも・・・運営に問題はないのか? ここまで垢ハックが頻発してるゲームははじめてです
  • 私も最近被害にあいました 運営に報告しPW変更も行いましたが セキュリティー強化するまで怖くて課金できません
  • ログインしてバックの中を確認すると Goldがゼロ、アイテム欄が歯抜け状態でした・・・(中略)IP情報を出して確認すると 明らかにIP情報が違っており、ログインしている時間でもありませんでした。

私個人が驚いた事は、ゲーム内で更に(倉庫に?)パスワードを掛けてロック出来るとか。アカウントハック前提のゲームに思われてもおかしくは無し。

アイテム課金さえ無い完全無料のボランティアなら結構。しかし課金有りでRMTを禁止しているのだから、ゲーム内のアイテムはプレイヤーの資産。

運営側がアカウントハックにさえテンプレで返信するという書込も有り、推奨PCを出せば良いというものでも無かろうと思う次第。

 

オンキヨーとフロンティアより情弱向けPCまとめ

現在のパソコン価格の相場や他社との比較をしない=情弱(情報弱者)が後悔するかも知れない2つのブランドとして書いておりますが、どちらも悪い事をしているわけでは無いので勘違い無きよう。

オンキヨーはBTO側の価格が不自然なだけでノートの性能としては高めでバランスも良し。但しメモリは最大8GB。発売と当時に値引きするなら有りでしょう。クーポンも付くでしょうか。

フロンティアもオーバースペックが悪いとは言えず、ユグドラシル以外のゲームもするなら今回の構成も有りでしょう。パソコンの用途は複数有る為。

また、アカウントハックの件も運営組織の責任で有り、これが信用問題になるなら未だにクソゲーと名高いFF14推奨PCも出すなといういちゃもんと紙一重のジャイアン状態。

しかし、パソコンが故障してもそれは運なので後悔はしなくて良いけれど、購入して後悔する話を聞きたく無く、予防線を張っているわけです。

後悔しない為には情報収集は重要。良く解らないなら質問掲示板で聞く以外に、私のように暴れている個人ブログも参考にしてみましょう。但し意見が偏る事が多い為、鵜呑みはしないよう。

スピーカーなど機器を全部ONKYOで揃えたい、フロンティア(神代)ブランドが昔からの夢、とかマニアックな人も居るやも知れず。

知っていて購入するなら問題無いと思うので好きにしましょう。PC購入で後悔する人は「知らなかった」という言葉が多いものです。

リンク用ソース

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BTOパソコンメーカー比較

パソコン工房

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

初心者や実用重視のPCユーザー向け。デスクトップ以外にノートも多数有り価格と性能のバランスが良く選びやすい。全国に実店舗が多数有るBTO PCメーカー。

マウスコンピューター

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

パソコン工房と同様に機種が多くノートの取扱も有りゲーム用やクリエイター向けPCも有り。送料が比較的高額なので総額注意。知名度は国内トップクラス。

ドスパラ

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ☆☆

部品選: ★★★☆☆

デスクトップPCならパソコン工房とマウス以外にドスパラも見る価値有り。秋葉原に本拠地を構える昔ながらのBTOパソコンメーカーで知名度はマウス並に高い。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆

部品選: ☆☆☆☆

2011年頃から安く無くDELLを選択肢に入れる理由が薄く回線抱き合わせ販売の価格がまぎらわしい。ゲームPCのAlienwareは見た目重視コスパ最悪なので要注意。

日本HP

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安保証: ★★

部品選: ☆☆☆☆

高性能ノート以外は見る価値が薄く高額なLenovoという感じ。早々にWindows 7を捨て8に切り替えたので7が必要なら行っても無駄。2012年後半から迷走中。

TSUKUMO

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★

部品選: ★★☆☆☆

ヤマダ電機による買収後はマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。BTO PCは機種が少なくやや割高。ツクモファンなら選択肢へ。

FRONTIER

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ☆☆☆

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆☆

部品選: ★★☆☆☆

2013年7月に(株)KOUZIROが倒産しヤマダ電機子会社インバースネットが続投。長期保証が消滅。これと言った特徴が無く難点は有れど利点が見当たらない。

サイコム

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★★

部品選: ★★★★★

自作しない中~上級者のPCユーザ向け。初心者にはカスタマイズが難しく動かない構成でも購入できるので注意。パーツへのこだわりや知識が有るなら。

※並びはBTOメーカーの知名度の順。大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

勝手に評価シリーズ

結果として宣伝になっていますが依頼されたわけでは無く、依頼されてもやりません。

データ復旧のIUECを勝手に評価
あなたの街の~を勝手に評価
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Windows 7サポート終了は2020年1月14日

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プロフィール

ヒツジ先輩

書いてる人:

BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。