量産系BTOのDELLを当サイトでは非推奨へ変更

2019年2月 2日

非推奨メーカー第3弾はデル。

別に勝手に粛清とかしているわけではなく、当サイトの始まりから10年が経過した今、過去は良かったものの今それはどうなのかと疑問を持つとDELLもかなりひどくなってしまいすぎた。

昔のDELLの方針好きだったがため残念。

量産系BTOパソコンの代表格だったDELL

Googleのサイト内検索がアホになりすぎ、DELL製品の2008年頃の画像が出て来ない。

文字で表すと、その当時のDELLは全体的に安価で、特に売れ筋となる中程度前後の性能や容量の製品が他社と比較し最安になるパターンが珍しくなかった。

なぜ安いか、今も同じはずだと思うけれど、DELLには安く販売できる3つの特徴があり 国内PCメーカーがマネるには困難な強みがございました。

  1. 世界のPC市場へ向けて中国で大量生産
  2. 大企業すぎてカンバン方式が徹底可能
  3. 価格帯により利益率を調整していた

1はそのまんまで、国内の量産系BTOメーカー最大クラスのマウスやドスパラがいくら大きめと言えども、DELLのような世界規模でPC販売するなら中国直送便が可能となり何かとコストを抑えられる。

2はトヨタのカンバン方式と呼ばれるやつで、在庫を極限まで減らしキャッシュフローの効率を何かと上げる方法。パソコン販売は受注が入った後、DELLの生産拠点周辺にある下請けから部品を仕入れて生産して出荷するという執念のようなほぼ無在庫経営。

3は高価格帯の利益率は上げても売れ筋の低価格帯では意図的に利益率を下げる薄利多売をしていたため、怪しいほど安くもできておりました。但し修理代は国内大手PCメーカー並と、買う以外は高いというカラクリも。

パソコン詳しくない人が見ると単に安い、詳しい人が見ると気持ち悪い安さながら、どこにも罠のような変な仕様でもない、DELLはそういうイメージがあった。

 

DELLもな最近の外資系メーカーの日本離れ?

「も」とはLenovoの二重価格なごとき発売直後にいきなりクーポンとか、HPのようなサイト内のわかりにくさが最近のDELLに言えると感じる。

dell2019-01-18

最大18%オフは良いけれど、実際にどれが18%オフなのか全然わからない、それどころか、どれがどのくらい値引きされているのかさえわからない。

dell2019-02-29980

安さで行くなら左端の3000シリーズが良さそう。

今どき3万円でまともなノートパソコンはおかしい安さと言えるレベルなので期待して適当にリンクを踏んでみるとこれである。

dell2019-03-60945

右や下へスクロールすると29,980円の機種があるのかと思いきや、右も下も無く、11インチ2in1のリンクから行くと29,980円モデルあったけれど、11.6型でeMMC32GBでは「日常的なコンピューティングに必要なすべてを備えたノートパソコン」とは言えないでしょう。

そして右から2番めの40,980円が37,980円へ3,000円値引きされているやつをクリックすると、クーポンコードで更に1,000円くらい安くなる合計で約4,000円値引きとなるわかりにくさが割とカオス。

しかもアップセル(高いモノを買わせる誘導)なのか8万円以上15%オフがこの4万円クラスの機種のカスタマイズページ内にも表示されており、決めさせたいのか迷わせたいのか、昔の比較的わかりやすかったDELLと今のDELLは変わりすぎた。

もう一つ、私は2つ上の画像の左端の機種の元値が安いと感じなかった。例として左端のこの構成、81,330円も行くか?と。

  • APU:AMD A6-9225
  • OS:Windows 10 Home
  • メモリ:4GB
  • HDD:1TB
  • モニタ:15.6型
  • オフィスH&B付

まずオフィス代を引いて元値61,330円としましょう。左から2番めがそのオフィス無しモデルなので差額がわかりやすい。

APUがCPUなCore i3~i5搭載ならば6万行くかも知れない。またはSSD 512GBとかメモリ8GBならばまだわかる。おかしいと思い検索し、APUをだいたいで合わせるとこれが出て来た。※9200搭載機が無く9225で。

hp-a6-9225-kakaku

APUがA6-9200(2.5-2.9GHz)から9225(2.6-3.0GHz)となり微妙に性能高め、HDDではなくSSD搭載、メモリは単純に2倍、DELLの値引き後オフィスなしが42,980円、更に3%オフで41,691円、税込にすると45,026円。

HP製品との差額は1.3万円くらいなので確かにDELL製品の方が安いものの、バランスとしてはHPの方が良さそう。SSD搭載がより実用的、そしてこのクラスのAPUならばメモリ8GBで末永い付き合いをするべきかと。

もっとわかりやすく言えば、HPは約5.8万に対してDELLのオフィスなしとした元値は税込で約6.6万円なので、スペックの割にHPのやつより8千円高い設定になっております。

ここまで脳内で展開できる人ならば、「ならばHPの方か?」と検討できるだろうけれども、「安いDELLが更に値引き中」とストレートに受け止めてしまう人は後悔する可能性ある。

これではPC初心者向ならばこそ量産系BTOパソコンおすすめが成り立たないわけですな。詳しい人に本当に安いのか調べてもらうか、自力で調査しなければ適正またはコスパ良いのかわからない。

悪く言えば現在のDELLのやり方は、適正価格にクーポン値引き代を乗せた上、更にいくらか乗せているという、どう見てもレノボです本当にありがとうございました状態。

PC初心者やハードウェアの性能、価値、価格に詳しくないならばDELLは避けるべきメーカーになってしまった。

 

日本での個人向けPC市場はオマケなのか

日本国内では二重価格と呼ばれる、レノボがやるような発売と同時に値引きは禁止されているし、違法ではないとしてもDELLのような適性価格を盛る表現からの値引きは外資系だからこそな容認、あるいは合法ドラッグのような逃げ道なのだろうか。

何度でも言うけれど私はDELLが嫌いでも好きでもございません。

クーポン丸見え適用による値引き後の価格が「それなら妥当」と脳内で自動計算できたり、販売価格29,980円と書かれている3000シリーズで15インチをクリックしない人向け。15型で実用的なモノが3万円切るわけないとわかっているため。

そういうパソコン変態な人間にはDELLのサイトは「クーポンとかまぎらわしく面倒だ」と思うだけで、値引き額を暗算し「まあそのくらいだろうね」と判るけれど、普通わからないだろと思った。

原価30円で作った1個の餃子を手作りで100円で販売し、16時過ぎると70円で販売ならば妥当。DELLは原価3万のパソコンを流れ作業で10万円で販売しつつ同時に「今なら3万円値引き」のような売り方が最近多すぎる。

私レベルのPC変態なら脳内変換できるけれど、普通の人はわからない。

詐欺とまでは言わないとしても、近いのでは?としか思えず、売り方を見直すべきと思うものの、DELLに限らず外資系ネット通販の日本語表記が怪しくなりつつあり、もうだめかもわからんね状態。

最近の若者はおっさんから「DELLでどうぞ」と言われても、そのおっさんは昔のDELLの印象で言っている可能性が高いのでご注意あれ。

ウソをウソと見抜ける人でなければ外資系でBTOパソコン買うのは難しい。どうしてもDELLが良いなら、公式サイトのBTOではなく価格コムでの撒き餌的な本当に安い即納モデルの口コミやレビュー参考にした方が良さそう。

そのランキングも金で買っているのでは?的な特徴も外資系BTOメーカーあるあるで、口コミもレビューも無い登録日の新しい機種が堂々3位とか5位はおかしすぎるのでその点でもご注意あれ。

今月のオススメBTOパソコン

リンク用ソース

コメント(2)

>DELL製品の2008年頃の画像が出て来ない。
Web検索でしのぐなら「ツール」→「期間指定」で2008年を選ぶと出て来るはず。以下な感じ。

https://www.google.com/search?rlz=1C1CHBD_jaJP770JP770&tbs=cdr:1,cd_min:1/1/2008,cd_max:12/31/2008&q=新商品+DELL+パソコン&tbm=isch&source=univ&sa=X&ved=2ahUKEwiu07rxo5vgAhVFdXAKHbUfBM0QsAR6BAgDEAE

>その当時のDELLは全体的に安価で
2008年ですとCPUはCore2やPhenom4あたり、GPUは9600GT~GTX 280やHD 4850など。なかなか懐かしい顔ぶれな模様。

>日常的なコンピューティングに必要なすべてを備えたノートパソコン
DELL「性能を備えていると書いていないからセーフ」

>例として左端のこの構成、81,330円も行くか?と。
ついでに書くとこの機種、有線LANの最大が100Mbpsなため注意。

>どうしてもDELLが良いなら
デスクトップPCは今でもツールレスでケースを開けられる、各部のパーツを付け外しできるため、あえてDELLを選ぶメリットが無いことは無いです。PCに詳しい方でないとその利点を生かせないことは確か。

実は最近親族用にDELLのノートパソコンを買ってしまいました…。マウスやパソコン工房やHPとも性能や価格などを比べて親族本人の希望を元に絞りこんで買ったんですけどね…。
マウスにしたほうが良かったと後悔しています…。

>過去は良かったものの今それはどうなのかと疑問を持つとDELLもかなりひどくなってしまいすぎた
10年前にも自分用のパソコンを買おうとDELLも候補の一つしてサイトを巡ったことがありますが、確かに今よりもわかりやすかった記憶があります。
結局DELLでは買いませんでしたが。

>PC初心者やハードウェアの性能、価値、価格に詳しくないならばDELLは避けるべきメーカーになってしまった。
確かに10年前を思い出すと初心者向けではないですね。

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BTOパソコンメーカー比較

パソコン工房

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

初心者や実用重視のPCユーザー向け。デスクトップ以外にノートも多数有り価格と性能のバランスが良く選びやすい。全国に実店舗が多数有るBTO PCメーカー。

マウスコンピューター

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

パソコン工房と同様に機種が多くノートの取扱も有りゲーム用やクリエイター向けPCも有り。送料が比較的高額なので総額注意。知名度は国内トップクラス。

ドスパラ

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ☆☆

部品選: ★★★☆☆

デスクトップPCならパソコン工房とマウス以外にドスパラも見る価値有り。秋葉原に本拠地を構える昔ながらのBTOパソコンメーカーで知名度はマウス並に高い。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆

部品選: ☆☆☆☆

2011年頃から安く無くDELLを選択肢に入れる理由が薄く回線抱き合わせ販売の価格がまぎらわしい。ゲームPCのAlienwareは見た目重視コスパ最悪なので要注意。

日本HP

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安保証: ★★

部品選: ☆☆☆☆

高性能ノート以外は見る価値が薄く高額なLenovoという感じ。早々にWindows 7を捨て8に切り替えたので7が必要なら行っても無駄。2012年後半から迷走中。

TSUKUMO

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★

部品選: ★★☆☆☆

ヤマダ電機による買収後はマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。BTO PCは機種が少なくやや割高。ツクモファンなら選択肢へ。

FRONTIER

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ☆☆☆

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆☆

部品選: ★★☆☆☆

2013年7月に(株)KOUZIROが倒産しヤマダ電機子会社インバースネットが続投。長期保証が消滅。これと言った特徴が無く難点は有れど利点が見当たらない。

サイコム

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★★

部品選: ★★★★★

自作しない中~上級者のPCユーザ向け。初心者にはカスタマイズが難しく動かない構成でも購入できるので注意。パーツへのこだわりや知識が有るなら。

※並びはBTOメーカーの知名度の順。大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

勝手に評価シリーズ

結果として宣伝になっていますが依頼されたわけでは無く、依頼されてもやりません。

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プロフィール

ヒツジ先輩

書いてる人:

BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。