ノートPCの通販は今何が売れているか調査(2013年6月)

2013年6月12日

6月は夏モデルの発売時期。

しかし大手PCメーカーの新製品はぼったくり価格で3ヶ月も待てば半値が普通。現在の旬は昨年の秋冬や今年の春モデル。それら以外に、季節無関係なASUSやLenovoが人気有るようで、何が売れているか適当に見て参りましょう。

価格コムのノートPC売筋ランキングより。

売筋上位10件はLenovo、ASUS、東芝が占める

上から10位までを撮影。2013年6月現在、先に5位まで。

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source:価格.com - ノートパソコン 人気売れ筋ランキング

上位5件は3位の東芝ノートを除き全て3万円台。

中でも目立つ物が2位のASUSノートで、昨年から1位に貼り付いておりました。このVivobook最大の特徴は、タッチパネルを搭載しつつも約4万円という安さ。

CPUはCeleronでは無くCore i3、HDDやメモリも少な過ぎるとは言えず、11.6型という小型モニタでも良いならタッチ操作ノートでのコスパは今も最高クラス。

1位のLenovoノートに抜かれる理由が良く解らないけれど、レビューを見るとLenovoノート購入者はスタートボタンを付けるなどで8の不満を解消していたり、15インチ以上が良かった、安いから満足との感想。

更に良く解らない物が3位のdynabookで、いくらオフィスが付いているとは言え9万円近い価格はどうなのか。

やはりレビューを参考にすると、東芝だから、dynabookがという理由が目立つような感が有り、メーカーやブランド重視の人が選ぶのでしょう。

オフィスが不要なら4位のdynabbokは安いと思われ納得の高ランク。5位のLenovoノートは、1位のノートがWindows7 Home~になっており、これも高順位に納得。

5位までは、Lenovo、ASUS、東芝製品。以下6~10位。

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こちらも同じく東芝などの3メーカー。

怪しいと思うノートは8位のDELLで、価格コム限定となっており、以前も突っ込んだけれど宣伝の為に価格コムが順位を操作している可能性が有りましょう。

評価の低さから「やはり良くは無いのか」と思ったけれど、低評価はDELLのサポートが悪いとかWindows 8のマニュアルが無いなど、Inspiron 15Rとは無関係と言えるクレームばかり。

上へ戻ると、6位のVivobookは2位のVivo~のCPUがCore i3からi5になった上位機種。5千円の差でどちらを取るかなら、性能より安い方が選ばれているのでしょうな。

7位のLenovoノートも1位のG580を全体的に性能や容量を上げたような感じで、1万円以上差は有るものの、CPU以外にHDDやメモリ容量などが向上。数としては低性能低価格が売れているご様子。

9位のdynabookは逆に3位のdyna~の性能を落としたような物で、ASUSやLenovoノートとは逆。マニアックでは無いPCユーザは、少しなら高い方が良いと判断するのだろうと妄想。

10位のG580は7位のG580より安いけれど性能が微妙に低め。発売時期が古い為、新しい7位のG580が売れているのだろうと空想しております。

ここまでの特長、個人的に印象に残った仕様を書き出すと、

  • 安くタッチ操作付モバイルが良いなら2位のVivobook
  • タッチ無しでとにかく安い物が良いなら1位のG580
  • Windows 7が良いなら5位のG580
  • 国内メーカー、オフィス付が良いなら9位のdynabook
  • これらの性能を上げたいなら、10位以内で事足りると思う

価格コム経由の通販で買う人は、家電量販店の店頭で購入する一般PCユーザよりパソコンに詳しい人が多いと思われ、PCに詳しくないけれど安い方が良いなら、ランキング上位の物から選んでよろしいかと。8位のDELLは除く。

 

売筋上位20件で売れているノートは3~7万円

20位全部の価格を抜き出しグラフ化するという変態行為をした結果がこちら。

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性能や機能の違いは有るけれど、それは置いておき、価格に関わる大きな違いとして2点を分別しております。

  • MSオフィスプレインストールの有無
  • Windows 8のタッチ操作対応の有無

オフィスのバージョンは全てHome and Businessが入っていた為、マウスコンピューターのカスタマイズ差額(24,990円)を参考に2.5万円分を水色とし、濃い青の長さがノートPC本体価格としております。

どす黒い青はタッチパネル搭載PC。価格と直接関係無いけれど緑はWindows 7として色分け。

全体を何となくで見ると、オフィス抜きの価格なら4万円前後が多く、タッチパネルが無いにも関わらず6万円前後の機種が4つ。

  • 3位・・東芝
  • 12位・・NEC
  • 14位・・東芝
  • 19位・・富士通

4万円クラスのノートとは性能の違いなど有るけれど、NECだから、富士通なのでという理由で多少高額でも人気が有ると推測。

タッチ操作有りでトップ20圏内のノートは2機種。

  • 13位・・IdeaPad Yoga(Lenovo)
  • 20位・・VAIO Tシリーズ(ソニー)

いずれもオフィス抜き価格は6万円くらい。

特徴は、Lenovoノートはモニタが360度近く回転しタブレット型や山型になる変形ノートで、海外メーカーらしく無駄にオフィスが抱き合わせになっておりません。

VAIOはソニーにしては良心的な価格。オフィス入り、ブルーレイ読み書きドライブ、フルHD解像度、ギガLAN対応など性能も中々。

まぎらわしいと思ったノートが14位の東芝製品で、KIRAと言えば4月に出たデスノート(V832)が高解像度(2560×1440)で発売当初17万円しておりましたが、あれとは別物。

ランキングを見て行くとV832は23位になっており最安12.4万円くらい。多少安くなったとは言え、Windowsで高解像度の恩恵はまだ少ないと思われコスパに難有りか。

価格を万円単位へ四捨五入した20機種の割合がこちら。オフィス抜き価格としている為、安めに出ております。

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3.5万以上4.5万未満なら「4万」という感じで、39800円が3万円台とい分け方ではございません。

ランキングの上下は無視すると、半数くらいが4万円前後となっており、オフィス無しなら現在のノートPCの価値は7万円以下が妥当という事でしょう。

オフィス(Home and~)入りにすると10万円を切れるくらいが売筋。

夏モデルの新発売で、国内PCメーカーが当然のように10万円台後半で出しておりますが、あれでは価格コムのような情強寄りサイトからは売れないでしょうな。

以上より、オフィス入りでもHome and~の価値をBTOパソコンのカスタマイズ差額(2.5万円)で換算すると、国内メーカーでも海外メーカーと大差無し、または2万円程度しか乗っていないと言いたいけれど、実はオフィス入りは損かも知れないという話を次で。

 

オフィスプレインストールPCは割高かも知れない

オフィスのHome~は2.5万円。BTOパソコンのカスタマイズで付けるとこの価格が乗り、パッケージは36,540円もするので馬鹿高い、と思いきや下のMS公式通販を良く御覧あれ。

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source:Microsoft Office Home and Business 2013 - Office.com

右下にインストール可能なPC台数「2台」と書かれております。

オフィス2010までは、ノートPCにインストールし自分のデスクトップに入れるなら、のような細かいわけの解らないライセンス条件になっておりましたが、オフィス2013では単純に2台。

カート内のライセンスの説明を引用。

この製品は同一ユーザーがご使用の場合2台のPCにインストールしてご使用いただくことができます。

2台で使うなら1台あたり1.8万円強。

しかしパッケージなら他店でも売っており、約2.8万円。

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source:価格.com - マイクロソフト Office Home and Business 2013 価格比較

1ライセンスあたり1.4万円なので、カスタマイズ差額より1.1万円も安価。

同一ユーザなので自分用に2ライセンスという意味になるけれど、家と職場など各1、WiMAX経由などするなら誰のライセンスかマイクロソフトには判らないはず。

ライセンス違反を推奨しているわけでは無いけれど、個人事業主なら従業員用PC1と自分のPCへ、とかやってもバレないと思う。出来るかは不明、やるなら自己責任にて。

というわけで、2ライセンス必要ならパッケージが割安かも知れない。

だいたい2.5万円はカスタマイズ差額というだけなので、本当に2.5万円もの価値が有るか、またはそれ以上の価値と思うかは利用者個人の感覚によるけれど。

ちなみにPersonal(Word、Excel、Outlook)で良いなら最安は2.5万円くらい。3千円差ならHome and~の方が良さそうなものの、PowerPointとOneNoteが不要なら3千円が無駄。

 

ノートPCの通販は今何が売れているか調査(まとめ)

まとめると。

  • 現在ノートPCで売れている価格帯は3~7万円
  • タッチ操作有りのノートは4万、または約6万円
  • オフィスが2ライセンス必要ならパッケージが割安

新しい物好き、国内メーカー信者なら店頭で馬鹿高い夏モデルを買えば良いと思うけれど、円安の影響で値上げ済なのでいつもより更に割高。

国内メーカーの新製品は、1~2シーズン前と比較し性能が1~2割上がっていたとしても価格は2倍近く高い為、無駄に散財したくないなら性能を比較してみましょう。

また、Lenovoなど海外メーカーならベアボーン(ノート本体部分)を中国や台湾での自社製造に近く、金の掛かる宣伝もしない為か元から安価。

そしてWindows 7が良いなら国内BTOパソコンメーカーをお勧め。ノートなら、マウスコンピューターとパソコン工房は見ておきましょう。

今月のオススメBTOパソコン

リンク用ソース

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BTOパソコンメーカー比較

パソコン工房

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

初心者や実用重視のPCユーザー向け。デスクトップ以外にノートも多数有り価格と性能のバランスが良く選びやすい。全国に実店舗が多数有るBTO PCメーカー。

マウスコンピューター

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

パソコン工房と同様に機種が多くノートの取扱も有りゲーム用やクリエイター向けPCも有り。送料が比較的高額なので総額注意。知名度は国内トップクラス。

ドスパラ

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ☆☆

部品選: ★★★☆☆

デスクトップPCならパソコン工房とマウス以外にドスパラも見る価値有り。秋葉原に本拠地を構える昔ながらのBTOパソコンメーカーで知名度はマウス並に高い。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆

部品選: ☆☆☆☆

2011年頃から安く無くDELLを選択肢に入れる理由が薄く回線抱き合わせ販売の価格がまぎらわしい。ゲームPCのAlienwareは見た目重視コスパ最悪なので要注意。

日本HP

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安保証: ★★

部品選: ☆☆☆☆

高性能ノート以外は見る価値が薄く高額なLenovoという感じ。早々にWindows 7を捨て8に切り替えたので7が必要なら行っても無駄。2012年後半から迷走中。

TSUKUMO

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★

部品選: ★★☆☆☆

ヤマダ電機による買収後はマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。BTO PCは機種が少なくやや割高。ツクモファンなら選択肢へ。

FRONTIER

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ☆☆☆

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆☆

部品選: ★★☆☆☆

2013年7月に(株)KOUZIROが倒産しヤマダ電機子会社インバースネットが続投。長期保証が消滅。これと言った特徴が無く難点は有れど利点が見当たらない。

サイコム

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★★

部品選: ★★★★★

自作しない中~上級者のPCユーザ向け。初心者にはカスタマイズが難しく動かない構成でも購入できるので注意。パーツへのこだわりや知識が有るなら。

※並びはBTOメーカーの知名度の順。大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

勝手に評価シリーズ

結果として宣伝になっていますが依頼されたわけでは無く、依頼されてもやりません。

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Windows 7サポート終了は2020年1月14日

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ヒツジ先輩

書いてる人:

BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。