パソコン工房はビルドなしパーツ選択オーダーがある

2019年5月11日

パソコン工房の面白い売り方発見。

何となくRyzenの単品実売価格を見ていたところ、パソコン工房のページでは単なるCPU1個売りではない自作用キットとも言い切れない、パーツの要否を選択可能な状態で販売しております。

適当に見て参りましょう。

パソコン工房「も」自作PCキットは昔から販売中

「も」とは、確かドスパラとか他のメーカーでもこういうやつは昔ながら存在しております。

自作キットは従来通り

ケースとCPUがセットなわけではなく、一式フルセット。

仕様一覧の通り

どうでも良いけれどパソコン工房、これCPUの値上がりを反映していないと思うほど安い。税込にすると36,698円、価格コム最安で見て行くと税込37,000円くらいになった。

いや、パーツのバラ売りなのだから合っているのだろうか。しかも送料は本体ではなくパーツの送料が適用されるようで+648円とかやはり安い。

話を戻すと、パーツの変更はできない。そしてカートへ行くとご丁寧にDSP版のWindowsもセット購入できるのでお得。

DSP版Windows完備

何が得かは、抱き合わせる要らないパーツを同梱する必要がなくなり、DSP版を実質単体で購入しているような感覚となり1.2万円しか乗らない。※実際にはメモリなどとのセット。

そしてこれらフルセットが納品されたならば後は組立てるだけという、自作せず簡単だとエアプなアホが知っている部分がそこだけ。この組み合わせるまでが自作の難しさであり楽しさだというのにエアプにはわからない。

要するにこのようなフルな自作キットは難しくもなければ楽しくもない、自作PCのおもしろさをごっそり削ぎ落とした印象がございます。

 

パソコン工房「は」部材の要否を選べるモデルも

フルな自作キットから1歩前へ進めており、パーツのコーナーを一覧表示すると「選べるセットでお得」のラベルがいつの間にか追加されております。

パーツを選べる自作セット

何がどう選べるのか、適当に安いと思った組合せページを例として。

基本2つだったりする

とりあえずクーラー付CPUとマザーボードがセットで、このまんまカートへ入れると27,517円+送料+税。

ここから派生したパーツが選べるセットが下に。

パーツ選びの派生

この状態でカートへ入れると、そこでも自作キットのようにDSP版Windowsを選択できるのでやはりお得。

何がセットかは不明ながら、マザーとCPUだけとか、グリスだけ残したりM.2 SSDを入れてもDSP版~は現れなかったので、DSP版がセットできるパーツを自動で判定しているのでしょう。

とりあえずグラボをアップグレード、もできるけれど削除してみる。

動かない構成も可能

セット購入なしを選ぶとグラボが「なし」になった。下の画像右上。

クーラー選びが難しい

このCPUはAMDでいうところのAPUではないガチなCPUなので映像出力はできない、動かない構成でも購入可能なところは、サイコムのような組立代行系と似ている。

どうするかは、グラボ削除して自分の好きなグラボを別途購入、または予算不足で旧型グラボを流用したり用となっております。

ケースまでは選ばせてくれない

上の画像でマウスオーバーしているCPUクーラー。何を言いたいかは、2連ファンの水冷ラジエーターまで選択できる上、このセットは標準で2連の水冷、ここ注意した方がよろしいかと。

パーツ選びの難所は規格を合わせる組合せ以外、物理的に搭載可能かの組合せもあり、規格は知識があるなら簡単だけれども、CPUクーラー選びは毎回悩む。

空冷ならばクーラーの高さとマザーのCPU周辺の干渉を考える程度で良かったものが、友人のゲーミングPC組み換えを手伝った際、3連ファンの水冷ご希望だったので本当にラジエーター付くのか、チューブどう取り回せば長さ足りるのか、かなり慎重かつ面倒だった記憶がございます。

なのでパソコン工房で安易に2連ファンを選んだならば、次はケース選びが難しくなり、そこまではパソコン工房も知らんとしてケースは選べないのだろうと見ております。特に3連ファンのラジエーターは本当にケース選び難しい。

ちなみにパソコン工房が販売ページで、「セット商品 AMD Ryzen 5 2600X (Wraith Max Cooler) +~」と書いている通り、このCPUにはこれの(多分)光らないやつが付いているのだと思う。

AMD Wraith Max cooler

source:Amazon | AMD Wraith Max cooler, with RGB LED | AMD

AMDの純正品ながら優秀なようなので、自称PC自作初心者ならばCPUクーラーだけは気をつけましょう。

他はパソコン工房が選べるセットにしているのだから合わないパーツはあるわけなく簡単。ガチな自作PCはそこから全て自力な違い。

 

パソコンを長く使うなら自作スキルはコスパ直結

私がBTOパソコン.jpのヒツジ先輩なのにパソコンがBTOではなく自作な理由はただ1つ、いや今は2つか。

1つは当サイト内でネタにするため、もう1つは長い目で見ると完成品より安くなって行くモノなので、パーツ単位でいじることができるのだからやるしかない感じ。

そこでパソコン工房のパーツを選べるセット売りは自作PCへの道を近付ける良い方法としてアリと感じており、完成品なBTOと自作を混ぜて分けるとこう。

  1. 超簡単:量産系BTO ※パソコン工房など
  2. やや簡単:自作キット
  3. ちょいムズ:組立代行系BTO ※サイコムなど
  4. ややムズ:パーツ選べる自作セット
  5. 難しい:全てセルフサービスでパーツ選ぶ

ややムズなので自信がなければ、パーツの組合せにこだわりが無いなら2番がおすすめ。加えて、組立とか面倒と思う私のような人は1番でよろしいため量産系おすすめ。

「3はサイコムなどが組み立ててくれるので2と3が逆では?」と思ったならそれが逆だと思う。自作キットは完成すれば必ず動くようセットになっているに対し、組立代行系BTOは選べる自作セット状態なのでメモリなしとか可能。

なので、「グラボ無し」としたならこういう食い違いも考えられる。

  • サイコム:グラボは自分で買ったか買うのだろう
  • ユーザ:高いしゲームしないので削除してしまえ

最近のサイコムはPC初心者に寄せて来ているためかWindowsは標準でアリだけれども、グラボなし、ストレージなし、メモリなし、はできるがもちろん動かない。※Core i7-9800XX+GT 710のモデルで確認

PC自作が難しいのは組立ではないことを今回は3段階で。

  1. 規格などの組合せが合っている <知識なければムリ
  2. 物理的に組み込める設計 <うっかりミスしそう
  3. 組立て作業ができる <一度やれば次は簡単

自作しないエアプは3がパソコンの自作だと思っている。私でさえ難しいと思うのは2番、更にこのブログやめて2~3年も経てば1番の知識も時代遅れとなり通用しない。

しかし3番だけは10年以上前からそう変わらないので10年後もそうだろうと思われ、初自作はCPUクーラー搭載、マザーとケースの接続が難しいと感じる程度で他はプラモデルより簡単。

パソコンを今後10年以上、次回もその次もデスクトップPCで行こうとしているなら、コスパ重視ならば自作PCやってみればOK。そのきっかけとして自作フルキットやパーツ選べるNBTO(Non Build To Order)は良いと思う。

しないならば誰にでも簡単に選べてノートもあるコスパも良い量産系BTOパソコンがおすすめ。

今月のオススメBTOパソコン

リンク用ソース

コメント(4)

インテル様の場合、ソケット形状が同じでもCPU世代が違うと動かない事も多いようですね。
その点同じソケットなら大概動く(BIOS更新が必要な場合あり)AMDは分かりやすいです。
新CPUが出たときは,同じソケットならCPUの更新だけですむと言う事でもあります。
昔ほどインテル様に,性能的・消費電力的に劣る事は無くなったので,選択肢の一つに加えてはどうですか。

>自作PCキット
探すとけっこうありますね。PCデポのギブアップ券は笑える。計2万円はともかく、内訳の「OSインストール代:10,000円」とか。

ドスパラ|自作PC はじめてでも簡単に作れる!シリーズ
https://www.dospara.co.jp/5info/cts_lp_jisaku

PCデポ|パソコン組立キット
https://www.pcdepot.co.jp/products/pckit/

料理できない方が、市販の調理パウチとそのほか材料を合わせて料理するのに似てます。料理は献立を考えるところから。

>そこでも自作キットのようにDSP版Windowsを選択できるのでやはりお得。
仕様が変わったのか私のChrome環境が変なのか、私が試したらDSP版Windowsについて選択できるページは出て来ませんでした。もしかしてログインしておくと何か変わったのでしょうか。

>長い目で見ると完成品より安くなって行くモノ
マイナス面としては「いつか使うと思って無駄なパーツの在庫が増えるため部屋が狭くなる」が挙げられます。それを加味すると本当に自作PCが安いかは不明。部屋の狭さや使わないPCパーツを無駄と思わない鈍感力があるなら自作のコスパは良し。

>完成品なBTOと自作を混ぜて分けるとこう。
料理に例えると
超簡単:出来合いの惣菜
やや簡単:冷凍食品
ちょいムズ:レトルト食品
ややムズ:材料、香辛料、調味料セット
難しい:材料、調味料など全て自前
となりますねw

平成最後の自作PC特集(もう令和だけど) - KTUと11年ぶりに組むゲーミングPC【パーツ選定編】 | マイナビニュース
https://news.mynavi.jp/article/20190516-heisei_jisaku/

平成最後の自作PC特集(もう令和だけど) - KTUと11年ぶりに組むゲーミングPC【組立編】 (1) 早くも、CPUの向きがわからない(苦笑) | マイナビニュース
https://news.mynavi.jp/article/20190517-heisei_jisaku/

この記事を見ても自作PCで難しいのはパーツ選びだとわかりますねw
私はメモリーとストレージの交換しかやったことがありませんがw

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BTOパソコンメーカー比較

パソコン工房

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

初心者や実用重視のPCユーザー向け。デスクトップ以外にノートも多数有り価格と性能のバランスが良く選びやすい。全国に実店舗が多数有るBTO PCメーカー。

マウスコンピューター

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

パソコン工房と同様に機種が多くノートの取扱も有りゲーム用やクリエイター向けPCも有り。送料が比較的高額なので総額注意。知名度は国内トップクラス。

ドスパラ

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ☆☆

部品選: ★★★☆☆

デスクトップPCならパソコン工房とマウス以外にドスパラも見る価値有り。秋葉原に本拠地を構える昔ながらのBTOパソコンメーカーで知名度はマウス並に高い。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆

部品選: ☆☆☆☆

2011年頃から安く無くDELLを選択肢に入れる理由が薄く回線抱き合わせ販売の価格がまぎらわしい。ゲームPCのAlienwareは見た目重視コスパ最悪なので要注意。

日本HP

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安保証: ★★

部品選: ☆☆☆☆

高性能ノート以外は見る価値が薄く高額なLenovoという感じ。早々にWindows 7を捨て8に切り替えたので7が必要なら行っても無駄。2012年後半から迷走中。

TSUKUMO

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★

部品選: ★★☆☆☆

ヤマダ電機による買収後はマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。BTO PCは機種が少なくやや割高。ツクモファンなら選択肢へ。

FRONTIER

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ☆☆☆

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆☆

部品選: ★★☆☆☆

2013年7月に(株)KOUZIROが倒産しヤマダ電機子会社インバースネットが続投。長期保証が消滅。これと言った特徴が無く難点は有れど利点が見当たらない。

サイコム

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★★

部品選: ★★★★★

自作しない中~上級者のPCユーザ向け。初心者にはカスタマイズが難しく動かない構成でも購入できるので注意。パーツへのこだわりや知識が有るなら。

※並びはBTOメーカーの知名度の順。大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

勝手に評価シリーズ

結果として宣伝になっていますが依頼されたわけでは無く、依頼されてもやりません。

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プロフィール

ヒツジ先輩

書いてる人:

BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。