G-Tuneゲーミングノートi5565SA1総評・まとめ(3/3)

2019年10月10日

前回のベンチ記事に続く最終話。

ネット上の多くの評価はパーツ単体に対する批評やデータが多いところ、実機レビューというものはそのハードウェア一式がどうなのか評するものと考えるため、主に中身よりもガワがどうなのかで参ります。

先にいつもの一覧から参りましょう。

NEXTGEAR-NOTE i5565SA1の中身

主な仕様。

  • OS:Windows 10 Home 64bit
  • CPU:Core i7-9750(2.6-4.5GHz、6コア/HT、12MB)
  • マザー:インテル HM370 チップセット
  • メモリ:16GB(8GBx2、PC4-19200)
  • SSD:512GB(M.2、NVMe)Western Digital SDAPNUW-512G
  • 光学ドライブ:※無し
  • グラボ:GeForce GTX 1660 Ti(VRAM:6GB)
  • 有線:LAN 1000BASE-T
  • 無線:IEEE 802.11a/b/g/n/ac ※Bluetooth 5内蔵
  • モニタ:15.6型(解像度:1920x1080ノングレアIPS方式)

SSDの型番は変更される可能性ありとして参考まで。ちなみにWD製品として出つつ、同じ型番でSanDisk製品もある模様。※SanDiskはWDが吸収済

CPUがノート用としては最高に近い性能、SSDも超高速なやつ、それら以外は割と普通の構成となっており、グラボは中くらいと言える性能なGTX 1660 Ti付。

なぜもっと上の性能のグラボ搭載機を借りなかったかは、ノートでゲーミングはただでさえ本体価格がクソ高いためで、サブ機としてノート「も」な人が居られるだろうとして。

それよりも、中身はどこのメーカーもだいたい同じ物が内蔵されているのだから、ハードウェアでもガワの部分と設計にどのくらいこだわっているか、オリジナルがあるかが他社製品との差になるとして、そこを重視しております。

 

G-Tune~i5565SA1の利点と難点

本来ならば各5つとして強引ながら利点と難点で計10個挙げるものの、今回は無理。特徴がなさすぎる。

評価する気がないのではなく、その強引さをやらかすと無理やりとなり、ASCIIとかアフィリエイターのイイネ記事や、4Gamerや2ch系おっさんのイチャモンになってしまう。私は私とはぐれるわけにはいかないので今回は強引なやつはナシにて。

難点3つから行きましょう。

難点1:キーボードが打ちづらい

第一話で載せた写真、この状態ならば何の違和感もない。

5565sa1-kb1.jpg

ところが奥へのストロークを意識した押し込みでは少し感触が違う。

ブレており失礼ながら、こう押すとわずかに変では。

5565sa1-kb2.jpg

キーの奥側を点で垂直に押しております。

このキートップ(キーキャップ部分)は少し浮いている設計。それが悪いとは言わないし私の気のせいかも知れないけれど、タイピング下手な上に高級キーボード慣れしているためか、少し斜めにストロークする(押し込む)印象があった。

「印象」なので実際そうとは言い切れないし、0.何ミリ単位で測ってもいないので何とも言えないのだけれども、普段から垂直にしか落ちないキーを毎日叩いている人間の感覚なのだろうか、ストローク1.8mm確保は良いとしてもこれ垂直か?と疑問に思った。

改めて言うが気のせいかも知れない。私が比較対象にしているのは自前のRealforceやFILCOのメカニカル、マウスの17型メカニカルなので違和感がほんのりあった。最近メンブレン打っていないので余計にそう感じたのかも。

おそらく他社ゲーミングノートと同じ。

難点2:高負荷時は普通にうるさい

アイドル時やSSDのベンチマーク中などグラボを使わない、CPU内蔵GPUを使用しているのだろうと思われる時は静か、無音に近い。相当に静寂な空間なら音は一応するくらい。

それがFFや3D Markのベンチを走らせると数秒でファーーーーと排気音が聞こえ始め、ベンチが終わりしばらくそれが続くため、ゲーミングPCとしても冗談でも静音とは全然言えない。

おそらく他社ゲーミングノートと同じ。

難点3:本体表面に皮脂が割とつく

実際に汚れた写真を撮っていないのだけれども、表面が全体につや消しブラックのプラスチックなので手の跡が結構ついた。

5565sa1-kb3.JPG

この写真は開封直後なのできれい。

あまりベタベタさわっていないはずにも関わらず、返却時にセスキとキムワイプで全体をゴシゴシするほど手の跡まみれになってしまった。別にポテトチップ食いながら作業していたわけではございません。

おそらく他社ゲーミングノートと同じ。かも知れない。

利点:延長保証とかサポートみたいな

ここでいちいち「マウスはサポートが充実」とか言うつもりはございません。ならば書くなと言われそうながら、そのくらいしか利点を思い当たらず。

これが利点とするならマウスPC全部そうじゃんになるわけで、そうなので何とも言えなくなり、ハッキリ言うと平凡すぎてハードウェアとしての利点はひねり出せない。

延長保証に関しては、マウスは料率ではない一律価格なので他社より遥かに安く済むため、このクラスの価格帯ならば必須と言えるものの、やはりこの製品だけの利点ではござらない。

同点:そこらにあるゲーミングノート

ITmediaとかASCIIがこのi5565SA1をワッショイしていたけれど、ただただ白ける。いくらかもらっているのか興味深くなってしまう。※多分カネのやり取りはないはず(PRの特集ページではなかったため)

このノートの利点は特に無く、対する難点も気のせいかもレベル。その難点は確かなのかと問われてもそうだとは言い切れない。

このノートはそこらへんにあるゲーミングノートと同じ。ただそれだけ。

 

マウスの17.3型が設計とコスパ完璧すぎた

せっかく無理を言い手間もかけて実機を貸してくれたマウスには悪いけれど、このノートがゲーミング名乗るのは普通にアリだとしても、17型の方、マウスはそちらで無双するべき。

要はこれのようなGTXシリーズも17型の方に入れて欲しい。そしてマウスは今の17型ベアをやめるべきではないし後継として延々と続けて欲しい。

正直ゲーミングPCに興味はないし、それがノートともなれば私とは全く無縁な世界なので個人的にどうでも良いとしても、BTOパソコンのゲーミングノートとして、ヒツジ先輩として評価すると17型を一度見て触れたなら、これが標準なのかと認識してしまい他のゲーミングノートは「え?」とか「は?」になる。

心を入れ替えて17型の事を忘れて今回の15型の利点を挙げましょうか。

  1. キーストローク1.8mm確保はゲームに超向いている
  2. キートップとトップケースの隙間がLEDを活かしている
  3. 本気での趣味やプロがゲーム用としてなら15型未満は無い
  4. マウスなら高性能パーツ搭載しようと延長保証一律価格凄い
  5. バランスもコスパも何もかもが秀逸なマウスは一々言う事ナシ

この5項目の利点に嘘偽りも、神輿を担ぐ気も、提灯持つつもりなく、理由を細かく書けるけれどできない。前回借りたあの17型のカルチャーショック並なやつを知ると素直に利点5つとか言えなくなる。

「それほど?」と疑うなら疑われても結構。私は「それほど」と体感し実なら感しているので、17型と比較した上5項目を難点として3つひっくり返せる。

  1. キーストローク1.8確保してもメカニカルには程遠い
  2. LEDとか誰得?だいたい17型の方もLED内蔵している
  3. 15型未満は無いとしても17型の方は大アリだと評した

4と5は無理。

日本HPの昔のOMENやギミックにこだわりすぎて欧米専用?と問いたくなるDELLのアリエンワーがメカニカル採用ながら、そういうムダを削りつつ、機能性だけにこだわったマウスの17型は日本人向け、コスパも外資系を全然しのぐ。

改めてマウスの実機貸出や返却受付の人には悪かったねと一応お詫びのような何かを申し上げておきましょう。ヒツジ先輩、容赦ないからこそ昔から信用あるわけで、思ってもいないイイネを連射することはございません。

とはいえ、結局は17型イイネしているわけで、それは別にマウスへ忖度的な何かしているわけでもなく。PCユーザ(消費者)と私は対等、そしてヒツジ先輩もメーカー(販売側)と対等でありたく。

以上、レビュー時のお約束的に製品ページへリンク。

BTOパソコン.jp ヒツジ先輩厳選PC | マウスコンピューター【公式】
https://www.mouse-jp.co.jp/collaboration/btopc_jp/#ng-n-i5565sa1

というわけで、i5565SA1は真打ちとは言えないと判明したため、17型へ変更してもらえるよう依頼しOKもらったけれど多忙が理由の私側で滞っており失礼。この記事を真に受けたならば15型の方はスルーし無理してでも17型が良いかも知れないけれど鵜呑みは禁物。人により価値観は違う。

最終的にはメーカーでも私でもなく、2chの知ったかおっさんや価格コムのPC変態でもなく、自分の判断を信じることが最適解なのはいつも同じ。

今月のオススメBTOパソコン

リンク用ソース

コメント(1)

>ストローク1.8mm確保は良いとしてもこれ垂直か?と疑問に思った。
ヒツジ先輩が使っているキーボード、だいたいキーが階段状に段差・角度を変えているステップカルチャ構造のモデルでは無かったでしたっけ。それだと「机に対しは垂直だがキーボードに対しては斜め」になっているはず。今回の「机とキーボードが並行」の場合は普段と押し込む角度が違うため、違和感を覚えるのでは。

https://i.imgur.com/wpAT8Ef.jpg

画像にすると以上な感じ。ヒツジ先輩なら何となく伝わるはず。

>数秒でファーーーーと排気音が聞こえ始め
それゲーミングに限らず、安めのノートPCでも経験あります。CPU性能は中の下~下の下。具体的にはCore i3からCeleronDualCore、PentiumMなど。GPU負荷よりCPU負荷でファンが轟音をたてます。

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BTOパソコンメーカー比較

マウスコンピューター

高性能: ★★★★ 保証: ★★★

コスパ: ★★★★★ 安定: ★★★

初心者: ★★★★★

令和時代の鉄板スタンダードなPC初心者向けメーカー。標準構成のバランス感覚が突出しており、私でさえケチを付けることが滅多にできない。性能の下から上まで幅広く実用的。

パソコン工房

高性能: ★★★★ 保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安定: ★★

初心者: ★★★★

性能とパーツの相場がある程度わかる人なら標準構成が多いのでコスパ重視で選びやすい。同じに見える同じ価格でも仕様の違いがどうなのか判る人には最適。

ドスパラ

高性能: ★★★★ 保証: ☆☆

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ★★

初心者: ★★★★

昔はドスパラ=BTOだったけれど最近は普通のパソコンに力を入れておらず、2018-2019年の偽インテルチップ中華SSDの件が未解決なので信用問題的に何とも言えない。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安定: ☆☆

初心者: ☆☆☆☆

10年以上前まではDELL=初心者向けの安いパソコン、それはもう通用しておりません。クーポン適用後が適正価格だと見抜けるパソコン詳しい人向け、または大人買いで割安になる法人向け。

日本HP

高性能: ★★★☆☆ 保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ★★

初心者: ★★★☆☆

コスパと性能以外にも見た目も重視したいならHPのノートも選択肢としてアリ。自社製造状態なのでBTO=ダサい印象は払拭されるかと。デスクトップは法人用、ゲーミングは海外向け。

TSUKUMO

高性能: ★★★★★ 保証: ☆☆

コスパ: ★★★★ 安定: ☆☆

初心者: ☆☆☆☆

昔のマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。機種が少なく特徴的な少数精鋭状態なので選べる人を選ぶが、それにしても選びにくい。

FRONTIER

高性能: ★★☆☆☆ 保証: ☆☆☆

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ☆☆☆

初心者: ★★★☆☆

フロンティア神代の解散後、現所長のパワハラがひどいとタレコミが複数あり、私から内情を運営会社へ伝えると逆ギレされて私を訴えるぞと謎すぎる返しがあり困惑中。

サイコム

高性能: ★★★★★ 保証: ★★★

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ★★★

初心者: ☆☆☆☆☆

PC自作しない中~上級者向け、昔ながらの2chおっさん御用達な鉄板メーカー。動かない構成でも購入できるので初心者にはおすすめ不能。量産系BTOのようにコスパ悪くならないのでサイコムだけは自由なカスタマイズを激しくおすすめ。

※並びはBTOメーカーの知名度の順(暫定)で、大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

勝手に評価シリーズ

結果として宣伝になっていますが依頼されたわけでは無く、依頼されてもやりません。

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プロフィール

ヒツジ先輩

書いてる人:

BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。