MVPen「Touch8」はWindows8の救世主になるか?

2012年12月14日

MVPenが後付タッチパネルもどきのような機器を発売予定。

救世主などと書くとWindows8が救われていないように見えるけれど、事実、モダンUIのタッチ操作がメインの為、多くの従来のパソコンで使いづらくなっており、タッチ機能付液晶パネルの低価格化待ちと思う為。

Touch8がどのような製品か適当に紹介。

結果として宣伝になっているけれど、私が勝手に紹介する記事。MVPenなどに依頼された提灯記事(金目当ての広告)ではございません。

 

Touch8でノートPCをタッチパネル化

MVPenと言えば、紙にセンサーを付けてペンで書くとパソコンで取り込み可能なデバイスを以前から出しておりましたが、それをノートPCの画面でやってみたという製品がTouch8。

プレスリリースはこちら。

ノートPCにタッチペン機能を後付できる「Touch8」-INTERNET Watch
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20121207_577833.html

mvpen-touch8.jpg

写真左のセンサーがペンの位置を受信し、画面に触れたと反応すると画面内でもクリックやドラッグした状態になるというもの。

概要を引かせてもらいます。

ノートPCにタッチペン機能を後付けするための製品「Touch8」を発表した。12月下旬の販売開始を予定しており、店頭想定価格は7800円最大で17インチのディスプレイに設置可能。対応OSはWindows 8

17インチなのでほぼノート専用。注目すべきは価格で、発売時点で店頭想定7800円という事は、すぐに7千円を切れると思われ、機能を考えると安いと思う。

公式サイトのTouch8紹介ページはこちら。 

MVPenテクノロジーズ | Touch8 あなたのPCをタッチパネルに
http://www.mvpen.co.jp/touch8/

touch8-feature.jpg

Windows8は7並にPCに高性能を求めない為、古いノートでもWindows8にアップグレードするとTouch8追加でタッチ操作になるという。

新製品のWindows8仕様ノートでもTouch8で後付可能。目の付け所が間違っておらず上手い提案と言えましょう。

 

Windows8のタッチ対応モニタは高額

最初からタッチ機能付きのモニタにすれば良いのでは、と思ったならタッチ機能付モニタの価格をご覧有れ。

価格コムのモニタより条件を、Windowsタッチ対応、価格の安い順でソート。

touch-lcd-kakaku-2012-12.jpg

source:価格.com - 液晶モニタ・液晶ディスプレイ スペック検索

最安はグリーンハウス製品で約24千円。

タッチ機能無しな普通の21.5型液晶モニタの相場は1万円くらいなので1.4万円くらい高いのかと思ったなら騙されてはなりません。

価格コムの条件設定はWindowsタッチとなっており、これはWindows7の2点タッチも含まれており、Windows8対応とは限らない。

というわけで安い順6位以下で改めてキャプチャ。ここから下の一部機種がWindows8のマルチタッチ対応モニタ。

touch-lcd-windows8-kakaku-2012-12.jpg

最安でもエイサーの23型が45千円くらい。エイサークラスのタッチ無し23型液晶モニタの最安相場は15千円くらいなので約3万円乗っているという事に。

エイサーの次は安値7位のLG製品で約5万円。次に安いWindows8のタッチ対応モニタは最下段のiiyamaで約7万円。

詳しくは調べていないけれど、発売日がWindows8リリースより前なので8~14位は8対応では無いと思われるモニタ。価格コム以外では、DELLが売っている23型が約55千円などやはり高額。

ノートは条件にWindows8対応タッチパネルが有ったのでチェックを入れ安い順。

touch-note-kakaku-2012-12.jpg

source:価格.com - ノートパソコン スペック検索

上位2件のASUSノートは比較的安いけれど11.6型。

普通のノートとして使うなら、3位のAcerノートが15.6インチ。価格は約64千円となっておりますが、同程度のスペックでタッチ機能無しなら同社やレノボ製品が4万円以下かその前後で売っており、24千円以上くらい乗っているという事に。

一般的なノートPCユーザに良く有る私には良く解らない条件、国内メーカーが良いというなら13.3型VAIOが73千円。これも性能としてはレノボなどの普通のノートと同程度なので4万円以下の価値とするとタッチ付で3万円以上高額。

液晶モニタ単体(デスクトップPCユーザ)で更に考えられる難点としては、現在利用中のモニタにこだわりが有るなら簡単にはAcerやLGなどの安いメーカー乗り換えられない事。

モニタが、ナナオ、三菱、ASUS辺りならこだわりが有り選んだ物でしょう。それを捨ててまでWindows8と比較的安価なタッチ対応液晶への乗り換えは難しい。

MVPenが17インチまでとしている理由が技術(センサーの範囲)的なハードルが有るのか、または17インチを超える(デスクトップPC用)モニタでのタッチ操作は無理が有ると考えているのか。

いずれにしても、純粋なWindows8のタッチ対応モニタやノートはまだ高過ぎるわけですな。

 

Touch8の難点はシングルタッチと邪魔な所

安くて良さそうばかりではバランスが悪い為、難点を3つほど。

専用のペンによるシングルタッチのみ

1万円を切れる価格で普通のノートがWindows8のタッチ操作対応になるのは凄いけれど、操作は1本のペンなので、マルチタッチでは無く単にマウスがペンになったというだけ。

Windows8でピンチイン/アウト(拡大や縮小など)のようなマルチタッチを利用する機会が多いかは別として、タッチ操作の中でも限られた操作のみ。

また、このペンがWindows8からマウスと認識される物なら、スワイプ(画面を掃くような操作)による縦横に流す操作は出来ず、スクロールはバーでの移動になるはず。ホイールも無いのでそれらの操作性はマウス以下。

ノートを閉じる際は外し、開けて再度取り付け

ノートパソコンを半固定設置しているなら良いけれど、私の感覚ではノートPCはシャットダウン後画面を閉じる物。またはそこから移動する為の形がノートPC。毎回センサーを外して取り付けてキャリブレーション(画面とセンサーの位置合わせ)する手間が面倒そう。

個人的に気になる事は画面横のセンサーも言えるけれど専用ペンの存在。

メーカーの修理現場に居た当時、液晶モニタを割ってしまったワースト3に入る壊し方がキーボードとモニタの間に何かを挟み閉じてしまう行為。ノートを閉じるならペンの置き場所は必ずノートの外へ。

ちなみに他の2つは、踏んだ、液体をぶっかけた。

タッチパネル付モニタでTouch8は使えない

可能性として、今後Windows8(タッチ操作)が普及するなら液晶モニタやノートはタッチ対応の物が多くなると思われ、それに買い換えてしまうとTouch8は使えなくなる可能性大。

安いとは言え7800円近くする物が、数年で使い道が無くなるとすると勿体無い。これはややこじつけ気味ですな。失礼。

 

Touch8はカスタマイズに有っても良さそう(まとめ)

難点を踏まえると機能としては価格相応な感有り。

実物を使っていないので私の推測や想像とは違うかも知れないけれど、Windows8仕様のノートなら量産系BTO PCメーカーはカスタマイズ内の周辺機器として入れてもよろしいかと。

実物を使わず推測や想像で書いている為、本当はどこまで使える物か不明。もし本当にカスタマイズへ入れるなら、購入者は私と同じく良く分からないと思う為、説明が必要でしょうな。

ノートなのでパソコン工房やマウスコンピューター辺りがやってくれるかも知れない。しかし、大抵はカスタマイズよりAmazonなどの単品最安の方が安い為、買う側なら価格コムやヨドバシを見た方が良いでしょう。

以上、書きつつ思ったけれど救世主というほどでは無さそうですな。

今月のオススメBTOパソコン

リンク用ソース

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BTOパソコンメーカー比較

パソコン工房

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

初心者や実用重視のPCユーザー向け。デスクトップ以外にノートも多数有り価格と性能のバランスが良く選びやすい。全国に実店舗が多数有るBTO PCメーカー。

マウスコンピューター

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

パソコン工房と同様に機種が多くノートの取扱も有りゲーム用やクリエイター向けPCも有り。送料が比較的高額なので総額注意。知名度は国内トップクラス。

ドスパラ

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ☆☆

部品選: ★★★☆☆

デスクトップPCならパソコン工房とマウス以外にドスパラも見る価値有り。秋葉原に本拠地を構える昔ながらのBTOパソコンメーカーで知名度はマウス並に高い。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆

部品選: ☆☆☆☆

2011年頃から安く無くDELLを選択肢に入れる理由が薄く回線抱き合わせ販売の価格がまぎらわしい。ゲームPCのAlienwareは見た目重視コスパ最悪なので要注意。

日本HP

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安保証: ★★

部品選: ☆☆☆☆

高性能ノート以外は見る価値が薄く高額なLenovoという感じ。早々にWindows 7を捨て8に切り替えたので7が必要なら行っても無駄。2012年後半から迷走中。

TSUKUMO

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★

部品選: ★★☆☆☆

ヤマダ電機による買収後はマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。BTO PCは機種が少なくやや割高。ツクモファンなら選択肢へ。

FRONTIER

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ☆☆☆

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆☆

部品選: ★★☆☆☆

2013年7月に(株)KOUZIROが倒産しヤマダ電機子会社インバースネットが続投。長期保証が消滅。これと言った特徴が無く難点は有れど利点が見当たらない。

サイコム

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★★

部品選: ★★★★★

自作しない中~上級者のPCユーザ向け。初心者にはカスタマイズが難しく動かない構成でも購入できるので注意。パーツへのこだわりや知識が有るなら。

※並びはBTOメーカーの知名度の順。大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

勝手に評価シリーズ

結果として宣伝になっていますが依頼されたわけでは無く、依頼されてもやりません。

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Windows 7サポート終了は2020年1月14日

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BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。