MSIのGTX 1050 Max-Qはゲーム用ノートにアリか?

2019年1月 4日

ゲーム用ではないと思う。

一行目から結論を申し上げた事は初めてながら、最終的にこの結論を手のひら返しするスタイルが当サイトであり私であり、MSIのノートをネタにする機会は珍しいのでこれ1機種で1記事参ります。

適当に見て参りましょう。

MSIのGTX 1050 Max-Qデザイン採用ノート

公式はこちら。

PS42 Modern 8RC-009JP | エムエスアイ
https://jp.msi.com/Laptop/PS42-Modern-8RC-009JP.html

PS42-8RC-009JP

GTX 1050がいつから驚異のグラフィック性能になったのかは不明ながら、無いよりはある方が驚異の性能だろうし、GT「X」はNVIDIAが一応ゲーム用、高性能だとして出しているグラボ。

価格コム最安は14万円台前半で主な仕様は以下の通り。

  • OS:Windows 10 Home 64bit
  • CPU:Core i7-8550U(1.8GHz-4.0GHz、4コア/HT)
  • GPU:GeForce GTX 1050(VRAM:4GB)※Max-Q デザイン
  • メモリ:8GB ※1スロット、最大16GB
  • SSD:512GB
  • 無線:IEEE802.11a/b/g/n/ac+Bluetooth 5
  • 有線:USB3.1 Gen1 Type-C x2/Type-A x2
  • モニタ:14型フルHD(1,920×1,080)※ノングレア
  • バッテリ駆動:9時間 ※JEITA 2.0
  • サイズ(W×D×H):322×222×15.95mm
  • 質量:1.19kg ※バッテリー含む

良いバランス。

最大の特徴かつ過去に類を見ない部分が、GTXクラスのGPUを搭載しつつもバッテリ駆動時間が長め、厚み1.6cmは薄め、質量も1kgに近付く軽め。

これらがMax-Qデザインの恩恵であり、Max-QはNVIDIAがゲーミングノートなのに軽くて薄くて省電力な設計が可能という、モバイル用GeForce10シリーズからの新たな試み。

薄さを見る用に横からの画像を拝借。

msi-max-q-side

USBのType-A(従来)端子を見るとわかりやすい、これが本当にGTX搭載ノートなのかと疑えるほどの厚みの無さ。液晶の裏に蛍光管のあった大昔の普通のノートとも比較にならないほど薄い。

個人的には薄さよりも軽さがすごいと思うその理由は、私が所有している13.3型の2in1ノートよりも薄い割にグラボ搭載とか、もはや不自然という言葉が合う。

 

PS42 Modern 8RC-009JPの評判は中々良い

レビュー2件しか無いけれど、どちらも評価は高め。

  • 塗装表面においてもLet's noteの様な高級感があり、好印象。
  • GPU側は負荷が少ないときは回っていないと思えるくらいの動作音。
  • FireStrikeスコアは5033。MX150の約1.6倍。
  • 慣れるまでは、キーボードのbackspaceとhomeの位置が最悪。
  • 速い速いと思っていたが、M.2.SSDはSATAではなくNVMeが搭載

source:価格.com - MSI PS42 8RC-009JP レビュー

ゲームのみではなく仕事でも使うならばレッツノート風な見た目は個人的に好き。ファンはCPUとGPUで独立している設計なので、個別に温度を見て回しているのでしょう。

coolerbooster3

HomeとBSキーの最悪さとは、右端にHomeがありその左にBackSpaceがあるようなので確かに逆の方が使いやすそう。上から2段め。

home-bs-key

MSI的には「¥」キーを小さくし、BSキーを大きくして打ちやすくしたつもりなのだろうけれども、Homeを正方形のまんまでBSと入れ替えるべき。まあ慣れでしょう。

そして高速なNVMe仕様のSSDだったというベンチマーク結果がこちら。

436112_m.jpg

ノートでここまで速いベンチ結果は初めて見た。

もう1つのレビューより。

スペックだけで言うなら、プログラマが持つWindows系ラップトップとして最高。

いずれもゲーム用としてはやはり使われていない模様。

私の感覚ではノートPCに10万円以上は単純に高いとしか感じないのだけれども、それはデスクトップPCメインで使用している人間の感覚で、メインをノートにするならモニタ込のモバイルOKパソコンとしてアリなのでしょう。

また、この価格帯と性能はMSIが隙間を埋めて来た印象。

  • 国内大手(NECとか)・・・18万円前後で普通の性能
  • MSI・・・14万円+程度でモバイルゲーミングノートPC
  • 量産系BTO(マウスとか)・・・10万円以内で普通の性能
    または20万円級~で高性能なゲーミングノート

国内大手はゲーミングノートとか作っていないし、マウスらはゲーミングノートあるけれど安くとも20万円を切れるかどうかな高性能かつバッテリ駆動時間などモバイル要素皆無なノートが多い。

MAX-QデザインのGTX性能に注意

下は、左がMAX-Qで右は普通のモバイル用GTX 1050で比較したもの。

gtx1050-cmp-maxq

source:GeForce GTX 1050 Max-Q vs GTX 1050 (Laptop)

GeForce 10シリーズからは、性能が上になればなるほどGTXの型番同じノート用とデスクトップ用グラボは同じくらいの性能ながら、MAX-Qは少々クロック周波数が落ちる。

MSIがGPUクーラー独立させるほど設計にこだわっているとして、ブースト最大の1328MHzが仮に出るとしても、普通のノート用GTX 1050の定格並を少し割る性能。

しかしその他の部分は同じ。これで良いのだと思う。

 

割り切ったモバイルゲーミングノートとして

このMSIノートは別記事のコメント欄で閣下 さんがオススメとして書かれていたもので、見た瞬間「いくら何でもGTX 1050、しかもMax-Qは性能的にナシだろう」と思ったものの、仕様一覧を見て考えが変わった。

ここを見てから。

  • バッテリー リチウムイオン内蔵型 4セル 3.290mAh
  • バッテリー駆動時間 9時間(JEITA 2.0)

3,290mAhという、お前はタブレットか何かですか?レベルな容量のバッテリにも関わらず、JEITA2.0測定法でも9時間は凄まじい長時間駆動。

さすがに延々とゲームしまくると5時間さえ怪しいとは想像するものの、バッテリ駆動時間に加えて重量1.19kgでゲーミングノートの概念が変わった、というか加わった。

従来のゲーム仕様なノートは重くて当たり前、高性能、分厚い、バッテリはオマケ、ハデに光る。そうではないモバイルゲーミングノートという新ジャンルが今回のMSIモバイルゲーミング。そう、モバイルが付く。

デカい重いゲーミングノートも持ち運びできなくはないとしても、ただ運ぶという視点ならば軽いほうが良いに決まっており、閣下 さんのコメントを引用。

※出張先でもゲームしたい人向け

確かに、と思った。このノートなら仕事とゲームが1本なのに両刀可能。

特にモンハンなどのマルチプレイなゲームにハマったことがある人ならわかると思う、暇さえあれば、寝る前には、寝る時間を削ってでも、どうしてもゲームしたい。

私はラグナロクオンラインやっていた頃がそうで、休日前は徹夜、平日朝4時に起きてゲームとか割と狂っていた。

画質にこだわる人は家のデスクトップだけでやれば良いとしても、私のようなゲーム性重視なゲーム中毒時は画質とかドットが判れば良い、それよりも今夜もゲームしたい欲求の方が勝つ=モバイルゲーミングノートは正しい。

GTX 1050、しかもMax-Qで性能落ちたノートでゲームなぞやっていられるかと言う人は見なかったことにすれば良く、こういうのを待っていた人は少数と思うけれど必ず居るはず。

私がリネージュ2にハマっていた頃に仕事で出張があったなら、このようなノートが欲しかったはず。買うとまでは言わない。

最近はMSIとASUSとAcerが「お前ら何やってるの?」的な変なノートを出しているが、良く考えてみると隙間を埋めた上手い構成もあるのかと感心。

こういうのを待っていた人で14万も出せるならアリかと。

今月のオススメBTOパソコン

リンク用ソース

コメント(2)

>GTX 1050 Max-Q
GTX1050自体が「ゲーム向けとして最弱」ですから、それより性能の劣るMax-Qデザインのカードを搭載したPCが、ゲーミングノートとして最強となる訳は無し。ただし腐ってもGTXの1050ですから、高画質を度外視し、中~中低画質のHD解像度くらいで快適に動くことを目的としたなら、最適解にほど近いPCにはなるやも。

>バッテリ駆動:9時間 ※JEITA 2.0
JEITA2.0の算出法って「(FHD動画の再生時間+Wi-Fiを繋いで何もせず放置した時間)÷2」ですから、省電力なCPU&省電力なグラボだと数値がかなり伸びますね。極端な話

動画再生:3時間 放置:10時間 (3+10)÷2=6.5時間

こんな感じですし。JEITA2.0で9時間ということは、動画再生+放置が18時間。ただしFHD動画の再生でも4コア8スレッドのCPUがフルロードするわけ無し。というかiGPU(CPU内蔵GPU)でぜんぶ処理できるんじゃ無かろうか、と思わないでは無いですが、その辺はどうやって分けているは知らず。とりあえず9時間は良さそうだとは思いますけれど。

>FireStrikeスコアは5033。MX150の約1.6倍。
MX150ってGT1030とどっこいどっこいな性能だったはず。それの1.6倍でもそれほど大した性能ではないものの、多少は重いゲームも動きそうな期待は持てますね。

UserBenchmark|GT 1030 vs MX150-0
https://gpu.userbenchmark.com/Compare/Nvidia-MX150-0-vs-Nvidia-GT-1030/m332822vsm283726

>Homeを正方形のまんまでBSと入れ替えるべき
私としてはバックスペースの位置はエンターキーの真上が良いです。が、別にキーの大きさはその他キーと同じで良し。¥キーを小さくしてまで横長にする必要は無し。

おすすめノートが丸々記事になるとは驚きですね

軽いノートパソコンはグラフィック性能が
乏しくゲーム出来るか微妙だけどこれなら
画質落とせばMinecraftやff14も出来ますね

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BTOパソコンメーカー比較

パソコン工房

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

初心者や実用重視のPCユーザー向け。デスクトップ以外にノートも多数有り価格と性能のバランスが良く選びやすい。全国に実店舗が多数有るBTO PCメーカー。

マウスコンピューター

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

パソコン工房と同様に機種が多くノートの取扱も有りゲーム用やクリエイター向けPCも有り。送料が比較的高額なので総額注意。知名度は国内トップクラス。

ドスパラ

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ☆☆

部品選: ★★★☆☆

デスクトップPCならパソコン工房とマウス以外にドスパラも見る価値有り。秋葉原に本拠地を構える昔ながらのBTOパソコンメーカーで知名度はマウス並に高い。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆

部品選: ☆☆☆☆

2011年頃から安く無くDELLを選択肢に入れる理由が薄く回線抱き合わせ販売の価格がまぎらわしい。ゲームPCのAlienwareは見た目重視コスパ最悪なので要注意。

日本HP

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安保証: ★★

部品選: ☆☆☆☆

高性能ノート以外は見る価値が薄く高額なLenovoという感じ。早々にWindows 7を捨て8に切り替えたので7が必要なら行っても無駄。2012年後半から迷走中。

TSUKUMO

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★

部品選: ★★☆☆☆

ヤマダ電機による買収後はマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。BTO PCは機種が少なくやや割高。ツクモファンなら選択肢へ。

FRONTIER

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ☆☆☆

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆☆

部品選: ★★☆☆☆

2013年7月に(株)KOUZIROが倒産しヤマダ電機子会社インバースネットが続投。長期保証が消滅。これと言った特徴が無く難点は有れど利点が見当たらない。

サイコム

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★★

部品選: ★★★★★

自作しない中~上級者のPCユーザ向け。初心者にはカスタマイズが難しく動かない構成でも購入できるので注意。パーツへのこだわりや知識が有るなら。

※並びはBTOメーカーの知名度の順。大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

勝手に評価シリーズ

結果として宣伝になっていますが依頼されたわけでは無く、依頼されてもやりません。

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