マウスのノートをカスタマイズし約8万円でSSD搭載へ

2012年1月19日

BTOパソコンと言えばカスタマイズ。

かどうかは知らないけれど、仕様を変更出来る仕組は利点でも有り難点でも有り。メーカー側に言わせると、用途に合わせて自分用にカスタマイズが売りかも知れないけれど、安さ重視の私には割高なので量産系BTOメーカー品では非推奨。

それを敢えてカスタマイズしてみるテスト。

実用的な大画面17.3型の高性能ノート「LB-D704S」

デスクトップユーザには17型クラスなぞ冗談レベルな小ささでは有るものの、ノートにしては現状で最大に近い画面サイズ。

キーサイズと比較しても画面のでかさが判るかも知れない。

luvbook-d-2012-01.jpg

標準構成の最小価格は約6万円。

某PC系ニュースサイトに掲載されていた提灯記事での紹介は、性能が上から2番目にあたる「LB-D704S」で価格は約8万円の物をゴリ押し。右から2番目。

LB-D704S.jpg

これで良しとしない為、後で比較する用に仕様をテキスト化すると。

  • OS:Windows7 HomePremium 64bit
  • CPU:Core i7-2670QM2.2-3.1GHz、4コア/HT、6MB)
  • チップセット:HM65 Express
  • グラフィック:GeForce GT540M 1GB/インテルHD~3000
  • メモリ:8GB(4GBx2、PC3-10600)
  • ストレージ:HDD 500GB(SATA、5400rpm)
  • 光学:ブルーレイドライブ(読み書き可)
  • モニタ:17.3型ワイド液晶(解像度:1920x1080
  • 有線:ギガLAN対応、USB3.0x2、2.0x2 など
  • 無線:LAN IEEE802.11b/g/n、Bluetooth3.0準拠

特に文句の無い高性能ノート。

安物ノートとの違いとして特長を挙げると、CPUは最大8スレッドまで処理が可能なi7-2670QM搭載。グラフィックは性能または省電力など用途や考え方、もしくは趣味で切替可能。

ブルーレイは読み書き出来るので将来的な動画編集も安心やも知れず。最大の利点は画面の大きさと個人的には感じております。

気になる箇所は色を付けた部分。

CPU:Core i7-2670QM2.2-3.1GHz、4コア/HT、6MB)

Core i7は現在の最上位にあたるシリーズで、インテル公式によると2011年Q4(10-12月頃)発売の新製品。希望カスタマー価格とやらは378ドルの高級品。最大4コア8スレ、キャッシュ6MBは良いとしても、TDP45Wと省電力な為かクロックが低め。GHzの数値左は通常、右はターボブースト時。

グラフィック:GeForce GT540M 1GB/インテルHD~3000

グラフィックが切替可能な機能で、NVIDIAのビデオカードが全機種で標準。CPUに内蔵(統合)のHD~3000も有効。中途半端な性能のビデオカードに、結構性能が良いとされる内蔵GPUを切り替える意味が希薄に思える上、GeForce側のVRAM1GB有れど、メモリ8GBも有ればメインメモリで共有の約1.7GBをHD~3000が使っても余裕が有りましょう。

ストレージ:HDD 500GB(SATA、5400rpm)

他のパーツは全て高性能と言えるものの、なぜかHDDが500GBと中程度の容量。SSDでは無い理由は更に高額になる為と思われるものの、現状のHDD値上がり中を考えるとSSDでも良いのでは。2.5インチの500GBが7千円くらい、SSDはインテルまたはcrucialの120GBが15千円なら差額は8千円くらい。

光学:ブルーレイドライブ(読み書き可)

個人の用途や価値観によると思うけれど、今時はDVDドライブさえ必須とは言えず、それを内包したブルーレイの読み書きドライブに需要は有るのか。バックアップはUSB3.0が出た事で外付HDDの方が大容量かつ高速、更に容量単価も安い。動画などを焼く程度と思われ誰もがブルーレイを必要とは言えず、これではNECや富士通などの抱き合わせ状態と言えましょう。

以上、疑問としたけれどメーカー(マウス)側の立場で考えると

  • Core i7-2670QM・・下位2機種との価格の都合で性能を下げられない
  • GT540M/HD~3000切替・・GeForceはベア内蔵、HD~はCPUに内蔵
  • HDD 500GB・・SSD標準では最上位機種が10万を超え、安く見えない
  • ブルーレイ・・価格差を明確に(または在庫が有ったり仕入が安い)

など推測。

特にグラフィックはノートの場合は分解した状態でBTOメーカーが仕入れる物では無い為、CPUやメモリなどのパーツを抜いた本体部分(ベアボーン)にグラボが載っており買っているのみ。HR~はCPUにGPUが内蔵されているのだから外せず。

高性能CPUの為に全体をバランスを取り、シリーズ内の4機種で階段状に価格を付けた事がこの構成になった理由でも有りましょう。

 

下から2番目の「LB-D704B」をカスタマイズしてみる

量産系BTOメーカーはカスタマイズすればする程ぼったくり価格になって行き、小規模なサイコムやショップブランドでは標準構成が高めでカスタマイズが安め。

マウスは量産系なので割高になるのは判っているけれど、気になった所をカスタマイズするテスト。左から2番目、スタンダード構成とされる約7万円の機種にて。

LB-D704S.jpg

標準構成をテキストへ。

  • OS:Windows7 HomePremium 64bit
  • CPU:Core i5-2450M2.5-3.1GHz2コア/HT、3MB
  • チップセット:HM65 Express
  • グラフィック:GeForce GT540M 1GB/インテルHD~3000
  • メモリ:8GB(4GBx2、PC3-10600)
  • ストレージ:HDD 500GB(SATA、5400rpm)
  • 光学:DVDスーパーマルチドライブ
  • モニタ:17.3型ワイド液晶(解像度:1920x1080
  • 有線:ギガLAN対応、USB3.0x2、2.0x2 など
  • 無線:LAN IEEE802.11b/g/n、Bluetooth3.0準拠

ハイスペック構成とされる機種との違いは、CPUがCore i5 2450Mに下がり、ブルーレイがDVDスーパーマルチになった2点。

青は性能が下がった箇所。CPUは新しい為かインテルの公式に載っておらず、薄い文字は自信の無い所。

特長はCPUの標準クロックが2.5GHzに上がっており、ターボブーストはi7-2670QMと同じ事。コアやスレッド数、キャッシュ容量は下がっているものの、一概に性能が落ちたとは言えますまい。

標準構成ではi7構成との価格差は約1万円。カスタマイズすると。

  • OS:Windows7 HomePremium 64bit
  • CPU:Core i5-2450M2.5-3.1GHz、2コア/HT、3MB
  • チップセット:HM65 Express
  • グラフィック:GeForce GT540M 1GB/インテルHD~3000
  • メモリ:8GB(4GBx2、PC3-10600)
  • ストレージ:SSD 120GB(インテル320シリーズ)[+11,550円 ]
  • 光学:DVDスーパーマルチドライブ
  • モニタ:17.3型ワイド液晶(解像度:1920x1080
  • 有線:ギガLAN対応、USB3.0x2、2.0x2 など
  • 無線:LAN IEEE802.11b/g/n、Bluetooth3.0準拠

HDDの500GBをSSD120GBへ変更し、総額は81,480円へ。i7搭載の79800円構成との差額は+1680円。体感でどちらが早いかSSDを載せている人には判りましょう。

私が今これを書いているPCは、Core i7 930でHDD搭載。サブ機の事務用PCはCPUにCore i3 530で載で、インテルSSD80GBを搭載。後者の方が明らかに速く、長時間のエンコードを計測などしなければメインPCは作業効率は悪くなっております。

約6万円「LB-D701E」もカスタマイズ

台数限定と表記の最も性能が低い機種をカスタマイズした後。

  • OS:Windows7 HomePremium 64bit
  • CPU:Core i3-2350M2.3GHz2コア/HT、3MB
  • チップセット:HM65 Express
  • グラフィック:GeForce GT540M 1GB/インテルHD~3000
  • メモリ:4GB(4GBx1、PC3-10600)
  • ストレージ:SSD 120GB(インテル320シリーズ)[+12,600円 ]
  • 光学:DVDスーパーマルチドライブ
  • モニタ:17.3型ワイド液晶(解像度:1920x1080
  • 有線:ギガLAN対応、USB3.0x2、2.0x2 など
  • 無線:LAN IEEE802.11b/g/n、Bluetooth3.0準拠

HDD320GBをSSDに変更後、総額は75,600円。

青文字が更に性能が落ちた箇所。ターボブーストが無くなっており純粋な2.3GHzが気になるものの、PentiumやCeleronよりは上と強引に納得してみましょうか。

メモリは4GBx1で4GBx2はプラス約4千円なので変更すると総額が8万円になり、それをやるなら先にカスタマイズしたi5ノートの方がコストパフォーマンスがよろしい。

Windows7はメモリ容量の大きさに比例しストレージ(HDDやSSD)容量も食ってしまうらしい為、メモリ4GBで充分なら5千円安い為、これで良さそうでは有ります。

 

ノートのSSD標準構成は容量次第(まとめ)

とっととSSD標準にして高速化してくれと言いたかったものの、ノートでは一部特殊なベアボーンを除きストレージの内蔵数は1が基本。2以上は先日ネタにしたゲーム用とか現在は珍しい方。

ゲーム用ノートをデスクトップと価格や性能で比較
https://btopc.jp/select/gaming-bto-note-pc-3.html

メモリ容量は上がる一方でSSD容量は動きが鈍く、価格も若干下がって来てはいるものの反するように性能が上がり値下がりは停滞。

話を戻すと、ノートで120GBのSSD1本では心配。

ストレージ容量はOS(Windows7)で底上げされ、必須アプリケーション(セキュリティソフトなど)複数で更に容量を占有。事務用やインターネットがメインなライトユーザなら良いけれど、最近のデジカメはJPEGが1枚10MBくらい有ったりフルHDで動画が撮れたり。

デスクトップのように起動ドライブはSSDでデータは大容量HDDが出来ないが故、ノートの標準構成にSSD1本が無いのかも知れませんな。

私のXP入りデスクトップでは実際に80GBでも足りているものの、ノートなら160GB、または250GBが1万円代前半まで落ちなければ厳しそう。

i3-ssd-80gb.jpg

上は、Windows XP Pro~ SP3、MSオフィス2003、画像編集(GIMP)、メーラー(Thunderbird)会計(弥生10)、をインストール。Cドライブのデータフォルダ容量は1GB満たない状態。

現在のSSD最安、インテルの300GBが4万円、crucialの250GBが3万円もしている程度では標準搭載はまだまだ先でしょうな。

マウスのノートはバランスが悪いという終わり方にしようと思ったけれど、SSD容量と価格を考えると仕方無し。

今月のオススメBTOパソコン

リンク用ソース

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BTOパソコンメーカー比較

パソコン工房

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

初心者や実用重視のPCユーザー向け。デスクトップ以外にノートも多数有り価格と性能のバランスが良く選びやすい。全国に実店舗が多数有るBTO PCメーカー。

マウスコンピューター

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

パソコン工房と同様に機種が多くノートの取扱も有りゲーム用やクリエイター向けPCも有り。送料が比較的高額なので総額注意。知名度は国内トップクラス。

ドスパラ

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ☆☆

部品選: ★★★☆☆

デスクトップPCならパソコン工房とマウス以外にドスパラも見る価値有り。秋葉原に本拠地を構える昔ながらのBTOパソコンメーカーで知名度はマウス並に高い。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆

部品選: ☆☆☆☆

2011年頃から安く無くDELLを選択肢に入れる理由が薄く回線抱き合わせ販売の価格がまぎらわしい。ゲームPCのAlienwareは見た目重視コスパ最悪なので要注意。

日本HP

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安保証: ★★

部品選: ☆☆☆☆

高性能ノート以外は見る価値が薄く高額なLenovoという感じ。早々にWindows 7を捨て8に切り替えたので7が必要なら行っても無駄。2012年後半から迷走中。

TSUKUMO

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★

部品選: ★★☆☆☆

ヤマダ電機による買収後はマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。BTO PCは機種が少なくやや割高。ツクモファンなら選択肢へ。

FRONTIER

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ☆☆☆

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆☆

部品選: ★★☆☆☆

2013年7月に(株)KOUZIROが倒産しヤマダ電機子会社インバースネットが続投。長期保証が消滅。これと言った特徴が無く難点は有れど利点が見当たらない。

サイコム

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★★

部品選: ★★★★★

自作しない中~上級者のPCユーザ向け。初心者にはカスタマイズが難しく動かない構成でも購入できるので注意。パーツへのこだわりや知識が有るなら。

※並びはBTOメーカーの知名度の順。大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

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BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。