マウスよりBlu-rayプレイヤー付の大画面ノート発売

2011年11月25日

今更珍しくもないプルーレイドライブ搭載のノートPC。

大画面とは言えノートの為に限度が有り、画面サイズは17.3インチとデスクトップユーザから見ると冗談かと思える小型ディスプレイ。CPUもAMDのAPU、E-450を搭載しており高性能でも無し。価格は約6万円と大して安くも無いかと。

PCマニアならこれは無いと思う所、私は有りと思うので勝手に宣伝。

フルHD対応の17.3型LED液晶の低価格らしいノート

マウスコンピューターのニュースリリースより。低価格と書かれていたので、そのまんま引かせてもらった見出し。

BTOパソコン.jpの割に、この機種は家電量販店で販売とされる完成品。しかもカスタマイズどころか通販でも無い御様子。

LB-W450B.jpg

画像を見るのみでは大きさが分かり難いものの、比較の参考とするならキーボードの大きさ。良く見なくともテンキーが右に付いており、デスクトップ用外付キーボードから方向キー(矢印のプリント)の3列分を省略したくらいの幅。

しかしキーボード左右には余裕が有り、入れようと思えば省略3列も入る大きさ。キーピッチが最近はノートでもデスクトップ用と同程度になっている為、同サイズと仮定するとデスクトップの109キーボードと同じくらいの幅でしょうな。

参考に以前HPから借りた15.6型(dv6-6000改)の画像。

dv6-6000-laptop.jpg

液晶パネルの対角線でマウスのノートが1.7インチ(約4.3cm)大きめ。16:9で差を計算すると、HPノートより約3.8cm幅が大きいという事に。但し液晶のベゼル(枠部分)の差は除く。

更に具体的なサイズで比較すると。

  • 幅37.5cm(液晶パネル34.5cm+ベゼル両合計3cmくらい)・・日本HP
  • 幅41cm(液晶パネル38cm+ベゼル両合計3cmくらい)・・マウス
  • 幅45cm・・デスクトップ用キーボード ※Realforce106
  • 高45cm・・デスクトップ・ミドルタワー ※CoolerMaster HAF912 Adv

私の変態ケースが普通のミドルタワーよりやや高めなので、一般的なデスクトップのミドルタワーを横に倒す、またはデスクトップ用キーボードのいずれかより4cm小さい程度。

デスクトップ用液晶モニタ単体と比較すると小さいけれど、ノートとしてはかなりでかいという事が判りますな。

これでBlu-ray再生可能、DVDも読み書き可能という提案。

 

LB-W450Bの性能と価格のバランス

ノートはベアボーンという、デスクトップのようにバラでは仕入れずノート本体セットという考え方になる為、市販品との価格比較は難しいけれど、ベアボーン以外の価格を見るとベア価格が出るだろうとして試算。

右の値付けは私の脳内価格コムより。HDDが現在高騰しており相場が変わるものの、それ以外はだいたい合っているかと思われます。

先にベアボーン部分で、これらは価格不明。Fusion APUはオンボード(マザーボード直付)と考え、APUはグラフィック機能内蔵のCPU。

  • 画面:17.3型光沢液晶フルHD 1920x1080ドット表示対応)
  • CPU:AMD E-450 APU (1.65GHz、L2:512KBx2、デュアルコア)
  • チップセット:AMD A50M FCH
  • グラフィック:AMD Radeon HD 6320 (APU内蔵)

カードリーダーなどもベアでは有りますが、ノートが不利にならないよう意図的に外して計算したものが以下。

  • OS:Windows7 Home Premium 64ビット・・13千円 ※DSP版換算
  • メモリ:4GB PC3-10600 DDR3 SO-DIMM (4GBx1)・・2千円
  • HDD:320GB SATA・・5千円
  • 光学ドライブ:ブルーレイ(BD読込のみ/DVD読み書き)・・5千円
  • カードリーダー:標準・・1千円
  • 無線LAN:IEEE802.11b/g/n・・1千円
  • 無線機能:BluetoothV3.0+HS・・2千円

約29千円。本体価格が約6万円なので、ベアボーンは約31千円。

しかしベアと言いつつCPUが入っており、E-450のCPU単体価格が判らないので、デスクトップ変換しマザーボードとセットで15千円とするなら、ノートのガワ(ケース、キーボード、タッチパッドなど)と液晶モニタ(パネル)は16千円。

17インチごときの大きさで1万円以上は無いとは思うものの、バッテリという無停電電源装置が内蔵のノートパソコンとして考えると高くは無し。数年前と比較しノートは激安になっている、またはデスクトップ並まで落ちているという事になりましょう。

マウスコンピューターの商品が全体的に安い事も有るけれど、画面サイズやブルーレイなど特徴にこだわらなければLenovoの完成品も激安。ノートだから高いという印象は現代では通用しないという。

上の性能一覧を見ると、マニア風な感覚では低性能過ぎて話にならず、更に私から見てもこれはどうかと思う性能が以下。

  • USB2.0ポートx3 ※USB3.0無し
  • LANポートx1 10/100Mbps ※ギガビット(1000Mbps)無し
  • 約4.5時間
  • 約2.9kg

端子は今更なUSB2.0のみで、比較的高速な3.0が無し。イーサネットはローカルでは低速かも知れないギガ無し。バッテリは他の国内PCメーカー同様にJEITA測定なので、実際には4.5時間ももたず。約3kgという重さも移動には向かず。

しかし考え方を変えると、USB3.0を主にバックアップ目的としてLANも有線を使わない前提とするなら、いずれも無線LANの「n」対応(理論値150~600Mbps)で代替えという考え方。

3kgも有るノートが屋外へ移動する用途とは思えず、半固定設置ならバッテリは使わない前提。デスクとこたつの移動程度なら行けるので問題無しとして。

17インチのノートは過去に同社や他社から何度も出ているけれど、今回の製品の利点は価格の安さ。17インチで6万円が特長なわけで、マニアではない普通の人が普通の事をするには高い性能も必要無いでしょう。

ノートと言えば、昔ながらの印象では

  • 性能がやたら低く特にメモリが少ない
  • 価格がデスクトップより遥かに高い
  • ノートに出来てデスクトップで出来ない事は無い

このような感じになっている人が多そうですが、超高性能や3Dゲームの最高画質設定などは除き、今のノートはメモリも充分有り性能も普通の使い方なら低性能とは言えず。

価格も高くは無くデスクトップ並とは行かないものの、やはり普通の使い方ならパソコンとして充分通用するでしょう。

原価を見ると、特にLCDパネルが5年前とは比較にならない安さ。当時3万円が今は数千円とか。なぜ今の原価を私が知っているかは、台湾から何故か買ってくれと宣伝のメールが来る為。もちろん要りません。

 

マウスコンピューターの売り方が上手い(まとめ)

今回の17型フルHDなBlu-ray付ノートが良いという事では無く、販売のやり方が上手いと思うその理由は、カスタマイズ出来る通販では無く店頭の展示を前提に考えて構成していると想像出来る事。

家電店の展示PCコーナーを想像してみましょう。ノートPCコーナーと一体型PCのコーナーが有り、その展示の前には4人家族や若い男女の2人組など。

通販で無ければドスパラやパソコン工房と比較するわけでは無く、そういうマニアックな属性の客は無し。ノートの中でも物理的に大きく存在感の有る17インチ、フルHDでBlu-rayまで搭載。

それが展示され6万円で販売中。そこから10%値引きやポイント還元で更に安くなりましょう。上で価格を強引に市販のデスクトップで皮算用しておりますが、値引き前提ならおかしい安さ。

CPUがインテルのCore iシリーズでもAMDのFusionだろうと普通の人はそこで比較せず、何が出来るノートか、それに対していくら必要か。

家電店の展示品は物が小さく見える為、少しでも大きい画面、どうしてもノートが良いという人ならマウスノート有利。ブランドにこだわらないなら。

デスクトップユーザから見ると性能が低く、ノートも兼用するユーザならあらゆる事に中途半端。しかし、提案としてはBlu-rayプレイヤーにもなる大画面モニタ付な省スペースノートとして選ばれるでしょうという妄想。

しかし今ここを見ている人ならBTOパソコン(のデスクトップPC)も選択肢として考えてみましょう。

モニタは23型が2万円を切り、FusionAPUで良いなら小型PCが4万円程度。これだけでも画面サイズで利が有るけれど、ノート含め小型PCは故障時の修理費用に難有り。

同じ予算でもマイクロタワー程度まで大きくなって良ければまともなデスクトップPCになり自作PCと大して変わらず、キーボードは交換自在なフルサイズ。

ノートの方が省スペースと言われるけれど、PC使用で必要な物は主にモニタとキーボードとマウス。デスクトップはケーブルさえ伸ばせば本体は隣の部屋にでも置ける為、モニタとキーボード(マウス)の設置場所と考えるなら似たような物。

金が有り余っているならノートやキューブなどを使い捨てても良いけれど、5万円程度でも大金、パソコンごときに金を掛けたくないと思える私のような価値観なら、通販も見てみましょう。

カスタイズは難しいかも知れないけれど、サイコムなどのマニアックなメーカーを除き、標準構成はBTOメーカーお勧めの量産構成なので、解らなければいじらない。そうすると安く購入出来る仕組みになっております。

リンク用ソース

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BTOパソコンメーカー比較

パソコン工房

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

初心者や実用重視のPCユーザー向け。デスクトップ以外にノートも多数有り価格と性能のバランスが良く選びやすい。全国に実店舗が多数有るBTO PCメーカー。

マウスコンピューター

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

パソコン工房と同様に機種が多くノートの取扱も有りゲーム用やクリエイター向けPCも有り。送料が比較的高額なので総額注意。知名度は国内トップクラス。

ドスパラ

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ☆☆

部品選: ★★★☆☆

デスクトップPCならパソコン工房とマウス以外にドスパラも見る価値有り。秋葉原に本拠地を構える昔ながらのBTOパソコンメーカーで知名度はマウス並に高い。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆

部品選: ☆☆☆☆

2011年頃から安く無くDELLを選択肢に入れる理由が薄く回線抱き合わせ販売の価格がまぎらわしい。ゲームPCのAlienwareは見た目重視コスパ最悪なので要注意。

日本HP

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安保証: ★★

部品選: ☆☆☆☆

高性能ノート以外は見る価値が薄く高額なLenovoという感じ。早々にWindows 7を捨て8に切り替えたので7が必要なら行っても無駄。2012年後半から迷走中。

TSUKUMO

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★

部品選: ★★☆☆☆

ヤマダ電機による買収後はマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。BTO PCは機種が少なくやや割高。ツクモファンなら選択肢へ。

FRONTIER

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ☆☆☆

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆☆

部品選: ★★☆☆☆

2013年7月に(株)KOUZIROが倒産しヤマダ電機子会社インバースネットが続投。長期保証が消滅。これと言った特徴が無く難点は有れど利点が見当たらない。

サイコム

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★★

部品選: ★★★★★

自作しない中~上級者のPCユーザ向け。初心者にはカスタマイズが難しく動かない構成でも購入できるので注意。パーツへのこだわりや知識が有るなら。

※並びはBTOメーカーの知名度の順。大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

勝手に評価シリーズ

結果として宣伝になっていますが依頼されたわけでは無く、依頼されてもやりません。

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プロフィール

ヒツジ先輩

書いてる人:

BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。