ゲーム用モバイル版RTX20シリーズは需要あるのか?

2019年1月31日

NVIDIAがモバイルRTXシリーズを放流。

GeForce RTX 20シリーズ(2000番台)はデスクトップPC用でさえ肝心のレイトレーシングがハードウェア的に追いついていないのでは?と疑問視されているところ、モバイル用も出してしまう問答無用な謎のAI半導体企業。

時代を先取りしすぎの上塗りな印象。

モバイル版RTX20シリーズ採用ノート発売へ

やらざるを得ない感ある、RTXシリーズもモバイル用をリリース。

NVIDIA、ノート向けGeForce RTX 20発表- PC Watch
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/event/1161171.html

nvidia-rtx20-mobile

一応持ち上げておくとNVIDIAの何が凄いかはデスクトップPC並の性能を維持しつつワット数(消費電力)を抑えた上に発熱まで低減させたモバイル用ハイエンドなグラフィック基板を出してしまうところ。

これは先代にあたるGeForce GTX 10シリーズ(1000番台)からで、900番台まではデスクトップPC用グラボと名前は似ていても「m」が付いていたりで性能は何ランクか下がっていた、それが同格なのがGTX 10シリーズから。

RTXも同格とは言っていない。※ベンチマークまだなので

おそらく同格なのであろうと思われる何かは、外資系PCメーカーがここぞとばかりにモバイル最上位のRTX 2080搭載ノートを垂れ流しているため。 

omen-2019-wasd

source:HPのRTX搭載ゲーミングノートとミニタワー - PC Watch

RTX 2080搭載。

個人的に先代のOMENは妥協一切なし感があり、「金がありノートでゲームするならこれでしょうな」と思っていたけれど、全体的におとなしくなった、特にキーボードのノッペリ感がすごい。

「日本でゲーミングノートはウケない」と思ったなら多分正解。

MSIも安定のはっちゃけぶり。 

msi-rtx20-2019

source:MSI、RTX搭載ゲーミングノートの国内販売を発表 - ITmedia

性能が上がるほど分厚くなる点は当たり前なものの、その意味を理解してくれる、PC詳しくないゲーマーが日本に居ると思っているのだろうかと思った。 

販売開始と言いつつも価格不明なところもMSIあるある。本気で売る気があるとは思えない点もMSIあるある。

3つめはレノボもRTX搭載。 

lenovo-rtx20-2019

source:Lenovo、RTX搭載ゲーミングノート発表 - ITmedia

引用。

販売価格はLegion Y740(17.3型モデル)が1979.99米ドルから、Legion Y740(15.6型モデル)が1749.99米ドルから、Legion Y540が929.99米ドルからとなっている。日本国内での販売時期、価格については未定だ。

高い順、RTX 2080、2070、2060搭載。

最安929.99ドルを111円換算すると10.3万円くらいなので何それ凄いと思うものの、レノボは二重価格状態上等な売り方するので発売直後に18万円、クーポン値引き5万円とかしそう。

しかしゲーミングノートはそうではないと思う。

 

ノートでゲームするなら?の優先順を考える

あえて3つだけで。

1.ゲームパッドなどの周辺機器

私なら絶対これ必要と言い切れるモノがXboxのコントローラ。

xbox360-ctrl-03-set

source:SteamのPCゲーム用Xbox 360コントローラ評価・レビュー

何を想定しているかとえいば、仕事で出張した宿でどうしてもゲームしたい中毒期間な場合としており、個人的にゲームはゲームパッドでやる派なので必要不可欠なのが、SteamならばXboxコントローラ。

仕事用ならばノートの手前にあるタッチパッド(Mac風にはトラックパッド?)のようなお触りなでなで装置があれば良いけれど、そんなものでゲームするとか滅多にありえないはず。

「弘法筆を選ばず」が実はウソでクソ選びまくっていたと同様、私が(ほぼ)ブログ書くためだけに3万のキーボードと1万のトラックボール使用中とも似た感じで、ゲーマーならばコントローラがまず第一のはず。

大昔のゲーセンでいうと、対戦ゲームで私は筐体を選んでおりました。最も力を出せるコンパネ(コントロールパネルの略、レバーとボタン)はSEGAの名機でAstro City、次いでAero Cityという台。

レバーの長さとそのボールの大きさがピタリと来る上、ボタンの配列とかスイッチが無接点風ながらもストロークの浅めなやつが素晴らしい操作性。

ゲーミングならば、モバイルだろうとゲームパッドやマウスはPC本体とは別モノ、必需品といえる周辺機器でありPC本体とは関係ない。

2.キーボードの打ちやすさ

届いたけれど多忙すぎて4日寝かせている、マウスコンピュータ(G-Tune)から借りたゲーミングノートをフライング公開。

gtune-mec-key-red

このレビュー機は10年を超える歴史を持つ当サイトの私が初めてこちらから「貸して」と言わざるを得なかったほどのゲーミングノート。

何がポイントかはキーボードがメカニカル。ただそれだけ。

私はWASDキーによるキーボード操作するようなゲームは普段しないし楽しめない体質ながらバトルフィールド4は割と燃えた。その時にわかったことはキーボードの重要性。

デスクトップPCのキーボードならば外付上等なので何でもアリなところ、ノートでも外付するのか?という話になりましょう。できるならすれば良いけれど、それなりなキーボードは1kg超えるし何よりデカい。

その問題を解消するため、ノートPCの標準キーボードは最初からゲーム用として設計されていなければならない。その問題をクリアしたゲーミングノートが過去記事でも取り上げた日本HPのOMENシリーズ、そして2019年はマウスのG-Tuneのやつ。

逆に考えてみましょう。「貴様はアイソレーションでゲームがまともにできると思っているのか?」と。できるなら凄いと思う。私はメールの返信やブログの草稿書く時点でクソむかついてキーボード外付したほど操作性クソだと思った。

ストローク2mmもない、1mmさえ切っているようなノートでFPSとか罰ゲームとしか思えない。逆にストローク3mmくらい確保できてこそゲーム用と言えると判断しております。

3.ネット接続の速さと安定感

国内ブランド風な高額ノートやゲーミングPCならば有線LANは必要と言う人が多いかも知れない。

トランスフォームするLAN端子

source:富士通のタブレットノートTH90/Pレビュー総評(5/5)

画像は私が仕事でモバイルしている富士通様からもらった2in1ノートで、おまけ的ながら有線LAN接続も可能なやつ。

当時18万円クラスの13.3型ノートなのでこのくらいは普通にあるとして、無線が5GHz(a、acなどaから始まる周波数)時代となり電子レンジなど真のラスボスもスルーできるものの有線LANの安心感はデカい。

仕事で出張とかしない人はわからないと思う、有線LANが部屋まで来ているビジネスホテルは割と少ない。新しい施設ほど「皆スマホだろうから無線あればええやろ」的な思考回路なのでしょう。

少し古めの宿でキッチリLAN考えているならば、コンセントにLAN端子があるとか割と普通。

ゲームでもストリーミングや特にMMOするならば有線LAN、無線では他人に迷惑さえかけてしまう(昔のモンハンがそうだった)かも知れないと思えば大3重要度としては通信の安定さ+ある程度の速度かと。

 

「ゲームならデスクトップPC」はお前がそう思うんなら

「なぜノートでゲームしようとするの?」という人は優雅な生活を送っている余裕あるゲーマーとか、旅先でゲームするほど中毒症状の現れないニワカ(正常な人ともいう)ゲーム好きなのかと。

この記事で何が言いたいかは、5円も50円もそうかわらない大人以上の感覚を持つ、5万も50万もそう変わらない価値観な金持ちならRTX 2080搭載ノートに心踊るのかも知れないけれど、一般庶民な私から言わせるとRTXでモバイルゲーミングPCとかバカかとしか。

年収1千万円超える金持ちや賞金稼ぎできるゲーマーならまだしも、持ち運べる用のゲームPCとしてRTXはコスパ悪すぎましょう。

HPとかMSIやLenovoは自社名やブランドの存在感を高める&実際に売れるといいね的に出した感しかせず、ユーザが求めているモノはそこではないだろうと思ったことが高性能よりも重要な3つとした要素。

自宅のゲーミングルームでRTX 2080 Tiを2枚挿したゴージャスに変態なメインPCがあったとしても、モバイルなのにRTX 2080必要か?と。

そこはGTX10シリーズに抑えつつ、操作と通信系にだけはこだわり、ゲームというコンテンツを難なく実行できるのならばOKとして画質をお楽しむのは自宅でどうぞ、では。

金があるならお好きにどうぞ、旅先でゲームしないならご自宅で、コスパ重視ならRTXは意味不明。

HP、MSI、Lenovo、これら以外にASUS、Acer、DELLが「なぜ出した?」感すごい妙な構成で出すのは本当に売れると思っているのか、ただ目立ちたかっただけなのか。日本国内向けではないことには違いなさそう。

今月のオススメBTOパソコン

リンク用ソース

コメント(1)

>ノート向けGeForce RTX 20
ノートに最高スペックを求めるPCユーザは、少なくとも私の周囲に3人いますから、需要はあるのでしょうね。

>MSIも安定のはっちゃけぶり。
見た目がDELLのAlienwareっぽいような。特に背面の赤線とか。キーボードがカラフルに光るっぽいのは面白そう。欲しくは無いです。

>ゲームパッド
私はXboxデザインのエレコム製「JC-U3613M」を使っています。

Xinput対応ゲームパッド - JC-U3613MBK
https://www2.elecom.co.jp/products/JC-U3613MBK.html

振動対応なためやや重いですが、握りやすいので重さが気にならない点は良し。というか私は手の側面を机に乗せた状態でゲームパッドを持つため、あまり重さは気にしない。

>キーボードの打ちやすさ
慣れればアイソレーションキーボードでも高速に打鍵できますけれど、快適とは言い難いですね。どれだけ慣れても打ちやすいと感じる機会は皆無。

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BTOパソコンメーカー比較

マウスコンピューター

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令和時代の鉄板スタンダードなPC初心者向けメーカー。標準構成のバランス感覚が突出しており、私でさえケチを付けることが滅多にできない。性能の下から上まで幅広く実用的。

パソコン工房

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性能とパーツの相場がある程度わかる人なら標準構成が多いのでコスパ重視で選びやすい。同じに見える同じ価格でも仕様の違いがどうなのか判る人には最適。

ドスパラ

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10年以上前まではDELL=初心者向けの安いパソコン、それはもう通用しておりません。クーポン適用後が適正価格だと見抜けるパソコン詳しい人向け、または大人買いで割安になる法人向け。

日本HP

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コスパと性能以外にも見た目も重視したいならHPのノートも選択肢としてアリ。自社製造状態なのでBTO=ダサい印象は払拭されるかと。デスクトップは法人用、ゲーミングは海外向け。

TSUKUMO

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PC自作しない中~上級者向け、昔ながらの2chおっさん御用達な鉄板メーカー。動かない構成でも購入できるので初心者にはおすすめ不能。量産系BTOのようにコスパ悪くならないのでサイコムだけは自由なカスタマイズを激しくおすすめ。

※並びはBTOメーカーの知名度の順(暫定)で、大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

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BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。