Microsoft、Windows 8不振はPCメーカーの責任 by.スラド

2013年1月31日

スラッシュドットジャパンで面白い記事を発見。

元ネタは海外のThe Registarというサイトで原文は英語。それをスラドで意訳されており、毎度の事ながらコメントのセンスや頭が良いので紹介。英語が読めるなら原文も、コメントは一部の引用なのでスラド本文もお勧め。

ネタ切れ補完記事、だらだらと突っ込んで参ります。

スクロールバーがいつもより短いけれど、文字まみれでそうなっているだけなので、酔ってしまうならご注意有れ。

私は酒に酔って書いているけれどそれは関係ありませんな。失礼。

 

傲慢なマイクロソフト、PCメーカーを敵に回す気か

先にマイクロソフトが何をして来たか、これから何をする予定かを書き出しておきましょうか。私の知る限り。意味不明な用語はスルーで問題ございません。

  • Surface発売(日本未発売)・・自社ハードウェア(正確にはODM)、Windows RT(ARM版)仕様のキーボード付きタブレットPC
  • Surface Pro発売予定(日本無し)・・パソコンと同じWindows8、インテルCore i5を搭載したキーボード付きタブレットPC、2月9日発売予定
  • DELL買収の噂・・Dellが株式を非公開にする際にマイクロソフトが大量投資し、事実上の親会社になる(かも知れないという報道)

これらはここ数ヶ月以内の話、Windows8発売以降なので10月26日より後。いずれもPCメーカーを敵に回すは大げさかも知れないけれど、自動的に脅しているようなものでしょう。

今まではOSの提供のみでハードウェアはPCメーカー。それを全て自社で出来るよう準備しているように見えるかと。

更にSurfaceのARM仕様はインテルやAMDまで敵に回しており、もっと言えばCPU以外のPCパーツメーカーも敵に回すかも知れない。

簡単に言えば今までは一農家として野菜を出荷していたマイクロソフトが、農機具を自社製造し販売時に問屋を通さないような。

これらを踏まえなくても良いけれど、本題はこちら。 

Microsoft、Windows 8の不振をPCメーカーのせいにする | スラド
http://slashdot.jp/story/13/01/29/0856210/

意訳を引用させてもらいます。

昨年のクリスマス商戦ではWindows 8がプリインストールされたPCの出荷状況が芳しくなかったそうで、そのためMicrosoftはPCメーカーに対して不満を持っている模様

Windows8入りPCの出荷台数不振はお前らのせいという、私から見るとどう考えてもジャイアン。悪いのはタッチパネル前提の中途半端Windowsにしてしまったマイクロソフトだろうと。

スネオ(PCメーカー)いわく。

顧客ニーズのほとんどが低価格なPCにあることから、そのようなコストのかかる試用は難しく、もし高額なモデルばかりになっていたら在庫の山を抱えることになっただろう

ポイントは試用の部分。翻訳なので原文では意味は違うかも知れないけれど、売れるか予測が出来ない高額PCを博打で出すわけには行かない、と。

以下、スラドの兄貴達のご意見を引用しつつ突っ込み。

サポートデスクの方が,買い替え機種を勧める際に「Windows7の物を選んだほうがよい」と補足したとか.

コメント全体を読むとおそらくエプソンダイレクトの事でしょう。メーカーのサポートがWindows7を勧めているという噂としましょうか。

脱線するけれど、先日私が勤めていたBTOメーカーの知人と話をする機会が有り「Windows8どう?」と聞くと、「あれはないでしょ」と回答。これも証明はできないので噂程度として。

現実的には秋葉原のショップ店員も8には否定寄りな意見が多め。更におまけとして、以前書いたかも知れないけれど、私が某ビックカメラに立ち寄った際「Windows8どうですか?」と聞くと店員は苦笑い。

エプダイのサポート(と思われる)コメントは更に続いており

Windows8プリインストールマシンを売り出してから,使いにくい,わかりにくい,といった苦情がかなり増えたらしい

これはどうでしょう。私がメーカーのサポートならユーザにこのような余談はしないけれど、エプダイのサポートならニッケーランキングでサポート連続1位なので親身に答えてくれるのかも知れない。

これに対するコメントも8ユーザなら首を縦に振るはず。

最初windows8のシャットダウン方法がわからなかった。ググレばすぐにわかるのだが、直感的に解らないはGUIとしては失敗だと思う。シャトダウンの仕方がネット上に溢れている時点で終わっている。

GUIとはグラフィカルユーザインターフェイスの略で、この場合はWindowsデスクトップ画面やモダンUIを指しております。確かにシャットダウン方法が分からず私もググるしか無かった。

私はMS DOS(黒画面に基本白文字)からパソコンに触れているけれど、Windows95に乗り換えた当初も電源の切り方は分からなかったはず。まさか「スタート」から終わるとは思わない以前に、電源はボタンを押して切るものだった為。

そう考えると8のシャットダウン方法不明は当時の状況と同じなのかも知れないけれど、それは10年以上前の話。私はGALAXY Tabを購入した当初から説明書など読まず終了したり電源を入れており、現代では直感的に解って当然。

シャットダウン以外にもモダンUIの操作はマイクロソフトが用意したもの以外は直感では分かり難い。GALAXY Tabは何となく「こうか?」で使えております。

具体的には、アイコンを移動したい時に調べてはおらず、長押ししつつドラッグで行ける気がすると思えば勘が当たり。おそらくiPadなどは更に分り易いのだろうと妄想。

必要な人には重要かも知れないのでこれも。

Widows 8で日本語の縦書きがバグってるの一向に修正されないよなあ。

1文字毎に改行して段落を、という問題では無いのでしょう。

MSはもっと大胆にタッチパネルに舵を切っておけばいい感じになったと思いますが・・

私もそう感じておりますが、おそらくこちらのコメンテータとは違う考え方で、クラシック表示を切り捨てて出せば大失敗がはっきり目に見えて良かったと思う。

8で不満が無い、または満足しているユーザのレビューはほぼスタートボタンの追加などカスタマイズしており、それでは7以前の使い方。

モダンUIのみにしておけば、マイクロソフトが故意に不便にして切り捨てようとしているデスクトップ画面に騙されるPC初心者ユーザは減ったはず。

Win8を触ってみて、何をさせたいのかがわからない。

私も解らない。おそらくマイクロソフトがやりたい事をした為でしょう。

モダンUIはショートカットも作成出来るけれど、アプリをメインにし手数料を取るビジネスモデル。公開し普及させなければアプリ開発や登録は増えず、未成熟な段階で発売せざるを得なかったのかと。

新Windows用ハードウェアとしても(タッチパネル供給が追い付かず)未完成。専用ソフトウェア利用の場としても未成熟。7と並行販売すると8が伸びず。何かと矛盾するわけですな。

ホームポジションから手が離れるマウスがいやなのにタッチパネルとか論外。

極端な例では有るけれど、私は右手がマウスとタッチパネルとキーボードが忙しすぎると感じており、タッチパネルは左と提案。

やった事が無いので便利かは知らないけれど、この記事を上げた後にメールにて「iPadを左に置き操作している」というメールも有り、実用的やも知れず。

逆に考えるんだ、文字入力もタッチパネルでやれば…やっぱ勘弁して下さい。

iPadなどのガラスを叩き操作出来る人も居ると思うけれど、それは少数と推測。外付けのガラスキーボードはデザインとして良いと思うけれど希少種なので需要が低すぎるのでしょう。

ホームポジションが判らなくなるのは当然。キーとキーの隙間やキーの中心が見なければ判らないので相当な訓練が必要になりましょう。そこまでして画面に表示されたタッチ出来るソフトウェアキーボードを使う理由は無く、自分に合ったストロークの有るキーボードでよろしいかと。

タッチパネルなら、まだ音声入力による制御のほうがいいかな。ただし、自宅で一人の部屋で、の、限定だけれども。

音声入力はGoogleやドコモが力を入れており、私もGALAXY Tabで検索する際、認識してくれそうな予感がする際は喋って検索文字を入れております。但し室内限定なのでモバイル機器としては矛盾。

引用させてもらったコメンテータは、例として「ブラウザ」とか「株式」と発声するとIE10やチャートが表示されるという事かと。私はそれならマウスで良いと思った。

こうディスプレイのwebcamが付いてる辺りにKinectくっ付けてホームポジションから手の平だけを少し持ち上げてジェスチャーしたら操作できるとかそんなの。

私も以前同じような事を書いたけれど、更に価格が上がるでしょうな。しかし、キネクトセンサーはマイクロソフト製品。赤字でPCメーカーへばら撒く勢いで差別化しなければWindows8以降はiOSやAndroidに食われてしまうと思う。

ラストはこちら。

自社だってSurface Proを未だ出していないだろうに。
そして、メーカーの方にSurface Proの出方を見たいってのだって有るだろ。
下手したら折角出した新型がパーにも成り得るのだし。

マイクロソフトはWindows8のライセンス販売数は7より上と言っているけれど、あれはPCメーカーへOEMライセンスのまとめ買いをさせたり、個人ユーザには叩き売っただけの幻のような数値。

実際にWindows8発売からのPC出荷や販売台数は落ちており、海外ではSurface(ARM版)はマイクロソフトが思ったほど売れていないとの事。

PCメーカー側では自社の出荷や販売台数は判っており、最初のエプダイや私が以前居たBTOメーカーの知人が言うように製造し過ぎると失敗する可能性が高め。

今はマイクロソフト様の出方をPCメーカーと事情を知っている消費者が見ており、こう着している段階でしょう。

この勢いではマイクロソフトは早めに7を切るかも知れませんな。強引に8へ移行させるつもりなら、PCメーカーなどへ終息情報は出すなと規制する可能性も考えられるところ。

 

本当にマイクロソフトがジャイアンなのかは疑問

別の見方も有り、台湾のAcerの記事が興味深い。

Windows 8が振るわない一方、「Chromebook」の売れ行きが好調なエイサー | Computerworld
http://www.computerworld.jp/topics/619/206260

冒頭より引用。

Windows 8の販売増進に今も望みをかけている台湾Acerだが、その一方で嬉しい誤算があった。同社の「Chromebook」の販売が好調なのだ。

Chromebookは日本では未発売のGoogle Chrome OSを搭載したノートPCで、基本的にChromeブラウザから操作する用途が限定されるパソコン。

Windows8とChromeを直結してしまうと、8に呆れた海外ユーザがChromeを選択し初めているとも考えられましょう。一概には言えないけれど。

2012年第4四半期には米国Microsoftの最新デスクトップOSであるWindows 8が発売されたにもかかわらず、AcerのPC出荷総数は前年同期から28%も減少してしまったのだ。

8が発売されたにもかかわらず、はおかしいと思う。8が発売されてしまったために、が正解でしょう。失敗バージョンなのはテスト版が出た頃から判っていた事。

「Windows 8ハイブリッド・デバイス」が年末商戦期に品不足に陥り、今ではIntelの次世代プロセッサ「Bay Trail」や「Haswell」などをベースとする次のデバイスを待つ消費者が大半を占めるようになってしまったのだ。

この部分は全部おかしいと思う。

ハイブリッド(変形や分離するノート兼タブレット)型が品不足という表現は売れていると勘違いされそうな書き方。不足しているのはタッチパネル液晶の方で、価格コムを見てもビックカメラ(1店舗ではあるけれど)を見ても在庫は有り、レビューやコメントは少なめ。

そして次世代CPUを待つのはPCユーザの中でも一部のハードウェア上級者やマニアックな人たちなので大半という表現は違うと思う。

Acerは、Chromebookの生産をこのまま維持するつもりのようだ。Chrome OSのさらなる進化を楽しみにしている消費者にとっては、朗報といえるだろう。

日本でも発売して欲しい。

 

PCメーカーは春まで動けず、マイクロソフト待ち(まとめ)

PCメーカーの方針を推測しまとめると。

  • タッチパネル搭載は高額になるので大量在庫は怖い
  • タッチ無し8PCを製造するとパネル供給が安定した時が怖い
  • マイクロソフトがSurface Proを発売し様子を見てからでも遅くない

一行にすると、タッチパネル搭載ならWindows8は本当に売れるのか。

Surface Proのストレージ128GB版は999ドルで当然ながらタッチパネル液晶。Core i5、メモリ4GB、フルHD、などWindows7なら日本で6万円程度の仕様。

私が不思議に思っていた事は、8の一般向けテスト版は2012年2月末に公開されており、最初の開発者向けは2011年の9月頃。PCメーカーは少なくとも1年くらい前からは8の仕様を知っており、タッチパネル標準になると知っていたでしょう。

それならタッチパネル液晶モニタやノートのベアボーン(本体部分)を数ヶ月前からフォーキャスト(製造元へ何台製造してくれと計画を提出)するはず。それをしなかったのか、または別の理由が有ったのか、と思っていたけれど、8の失敗を予想し製造にビビってしまったのでしょう。

以上、まとまったか判らないけれど、酔いが回り過ぎ限界なのでここまで。ちなみに当記事のテキスト量は11KB(全角5,500文字相当)以上。お疲れ様でございました。

ちなみに私は当記事をトラックボールと高級キーボードで書いたので、身体的には全然疲れておりません。このような作業を長時間はタッチパネルで出来るわけが無い。

今月のオススメBTOパソコン

リンク用ソース

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BTOパソコンメーカー比較

パソコン工房

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

初心者や実用重視のPCユーザー向け。デスクトップ以外にノートも多数有り価格と性能のバランスが良く選びやすい。全国に実店舗が多数有るBTO PCメーカー。

マウスコンピューター

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

パソコン工房と同様に機種が多くノートの取扱も有りゲーム用やクリエイター向けPCも有り。送料が比較的高額なので総額注意。知名度は国内トップクラス。

ドスパラ

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ☆☆

部品選: ★★★☆☆

デスクトップPCならパソコン工房とマウス以外にドスパラも見る価値有り。秋葉原に本拠地を構える昔ながらのBTOパソコンメーカーで知名度はマウス並に高い。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆

部品選: ☆☆☆☆

2011年頃から安く無くDELLを選択肢に入れる理由が薄く回線抱き合わせ販売の価格がまぎらわしい。ゲームPCのAlienwareは見た目重視コスパ最悪なので要注意。

日本HP

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安保証: ★★

部品選: ☆☆☆☆

高性能ノート以外は見る価値が薄く高額なLenovoという感じ。早々にWindows 7を捨て8に切り替えたので7が必要なら行っても無駄。2012年後半から迷走中。

TSUKUMO

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★

部品選: ★★☆☆☆

ヤマダ電機による買収後はマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。BTO PCは機種が少なくやや割高。ツクモファンなら選択肢へ。

FRONTIER

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ☆☆☆

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆☆

部品選: ★★☆☆☆

2013年7月に(株)KOUZIROが倒産しヤマダ電機子会社インバースネットが続投。長期保証が消滅。これと言った特徴が無く難点は有れど利点が見当たらない。

サイコム

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★★

部品選: ★★★★★

自作しない中~上級者のPCユーザ向け。初心者にはカスタマイズが難しく動かない構成でも購入できるので注意。パーツへのこだわりや知識が有るなら。

※並びはBTOメーカーの知名度の順。大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

勝手に評価シリーズ

結果として宣伝になっていますが依頼されたわけでは無く、依頼されてもやりません。

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あなたの街の~を勝手に評価
ESETセキュリティを勝手に評価

お知らせ


Windows 7サポート終了は2020年1月14日

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ヒツジ先輩

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BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。