底値ではなかったSSDとメモリの価格(2020年12月)

2021年1月 6日

SSDとメモリとついでにHDDの価格について。

前月のタイトルでは「底値かも知れない」と書いたものの12月調査分では再び値下がりしており底なし状態へ。専門の人いわく「年内は」なので12月まで本当に値下がりがほぼ続いた結果に。

適当に見て参りましょう。

リンクは全てAKIBA PC Hotline!より。

メモリ、だいたい値下がり。

akiba-2020-12-ram.gif

それにしても安すぎですな。昔の感覚では1GBあたり500円を切ると安いといえた、もはやそのようなレベルではございません。

性能真ん中を取り3200MHz、平均の方で1GBあたりを出してみましょう。ついでに最安のGB単価もカッコ内にて。

  • 32GBx2・・・417円(392円)
  • 16GBx2・・・385円(312円)
  • 8GBx2・・・405円(361円)

平気で400円を割って来るスタイル。最下段の2666な4GBx2の場合。

  • 4GBx2・・・528円(446円)

こうなると馬鹿らしくなり4GBx2を避けたくなる気持ちがわかる。4千円で8GBにするか、もう2千円出して16GBにするか。8GB超えても体感差わからんと言う私でさえ16GBを選ぶはず。

但しメモリは使い回せるからという理由で今の内からムダに大容量化する考え方ならDDR5への移行時期にご注意あれ。

韓国の半導体製造企業であるSK hynixが、世界初のDDR5 DRAMを各メーカーに出荷する準備ができたと発表しました。2018年11月の発表から2年の歳月をかけて開発されたもので、2021年までには市場に出回ると考えられます。

source:ついに世界初のDDR5メモリの出荷が確定 - GIGAZINE

韓国の企業なので普通にウソかも知れないし今年韓国があるのかもわからないけれど、SK hynixにできるなら他国のメーカーでも準備できるはずなので今年からDDR5になる、と言いたいけれど言い切れない。

という理由がどこで読んだか忘れたけれど、IntelとAMDが2021年中に高値掴みになるDDR5を採用する予定は無く、早くても2022年初頭と言っていたので今年DDR5のマザーが出る可能性は皆無。

しかし来年以降はその可能性は高まり、2022年以降にマザーボード交換するとDDR5になっているやも知れず。上手いこと今年の年末にマザーぶっ壊れるならもう5年くらい使えるとしても、やはり新しいモノの方が気分的に良さそう。

次、SSD。

akiba-2020-12-ssd-330.gif

詳しすぎて見づらいので何かと省略した平均値。右端カッコ内は1GB単価。

  • 2TB(2.5)・・・2.1万円(10.7円)
  • 1TB(2.5)・・・1.0万円(10.2円)
  • 500GB(2.5)・・・0.6万円(11.1円)
  • 2TB(NVMe)・・・2.9万円(14.5円)
  • 1TB(NVMe)・・・1.3万円(12.5円)
  • 500GB(NVMe)・・・0.7万円(13.9円)

メモリほど値下がりはしていない。

2.5インチとNVMeの価格差を見ると、マザーがNVMe対応前提とすると、500GBの千円差ならば気分的にNVMe、1TBの3千円差も多くの人がNVMeを選びそう。私は3千円も差があるなら2.5インチでOKになるけれど。

最安の方で2.5とNVMeを比較するとと500GBと1TBは500円くらいしか差が無いため、1TB以下はVNMeの時代がもう来ている予感。2TBはまだまだ高い。

ラストHDD。

akiba-2020-12-hdd-305.gif

2桁TBは値下がり、8TB以下は価格維持。

1万円出せば6TBがゲットできてしまうのが凄いけれど、同じ1万円を出せばNVMe SSDの特価1TBが買えてしまうという見方をしても凄い。

HDDがSSDからどこまで容量で逃げ切るか。

個人的には起動ドライブとしては500GB、多くても1TBあれば良いのでSSD(500GB)にしているけれど、データ用の4TB HDDの中身を丸ごとSSDへ流し込めるような価格になれば、HDD非搭載になる時がいつか来るはず。

 

ネット通販も秋葉原実店舗と同じくらいの価格

いつものページを参考に上位16件まで。

【価格.com】パソコン
https://kakaku.com/pc/

メモリから。

kakaku-2020-12-ram.jpg

1位と8位の16GBx2が前月と比較し+1,400円と+1,900円している以外は上下数百円や価格維持しているモノばかり。5位の16GBx2も同じくらい高いけれど、前月も1.4万円くらいなのでそう変わらず。

何か全体的に16GBx2が高くなっている気がする。4位の1.2万円くらいが前月の16GBx2の相場で、1,2,4位の単価を出すと1.4万円は妙だと気づく。

  • 1:Corsair 16GBx2・・・450円
  • 2:CFD 8GBx2・・・368円
  • 4:CFD 16GBx2・・・374円

秋葉原は16GBx2が405円、8GBx2は385円なので単価450円は高すぎ。但し4位のCFDはPC4-21300なので性能が違う。ところが秋葉原405円は1位のコルセアと同じ3200MHz(PC4-25600)なのでやはり1.4万円は高いことに。

今は時期が悪い的なやつなのだろうか。

SSDへ。

kakaku-2020-12-ssd.jpg

上位をNVMeが占めて来ましたな。

10位までに限定すると8/10がNVMeで2.5インチ2つだけとか何それ怖い。ちなみに前月は1~4位が2.5インチ、5~10位がNVMe、6/10なのでやはりNVMeの方が多くなっております。

10位以内はいずれも小幅な値下がり、または価格キープしており、9位のSanDisk2.5インチだけ謎の値上がりをしているくらい。

珍しい製品は14位のバッファロー製1TBで、12月の日曜まとめで私もネタにしたUSB接続できるSSD、価格コムユーザによる実測でもかなりまともな速度が出ております。

556981_m.jpg

source:価格.com - バッファロー SSD-PUT1.0U3-BKAレビュー

シーケンシャルはSATA3接続の容量少ない安物SSDと同等、何と言えどもランダムがHDDとは桁違いに早いSSDの特徴がハッキリ出ております。

USB接続=遅いという概念はもう忘れた方が良さそうですな。このUSB SSDにWindows入れてUSBブートされてもUSB接続しているとは気づかない可能性が大すぎる。

しかも1TBの割に価格が1.2万円は良心的。発売1ヶ月少々で1.2万ならば数ヶ月で1万円切れるやも知れず。どうしてもUSB接続で高速かつ大容量なストレージが必要なら革命的コスパ。

ちなみに発売当時の価格、カッコ内は税込。

  • 250GB・・・6,100円(6,710円)
  • 500GB・・・9,100円(10,010円)
  • 1TB・・・15,600円(17,160円)

17,160円が12,385円は約3割引。1万円切りは厳しいか。

ラストはHDD。

kakaku-2020-12-hdd.jpg

HDDは価格が上がる要素ないので値下がりは経年によるもので当たり前。

20位までを見渡すと、やたらと東芝のHDDがランクインしている印象があり、次いでWDが5つ、Seagate4つ、ということで東芝が11も占めております。

種類ならWD、安さならSeagate、なぜ東芝がそこまで多いのか不明ながら私も意図して東芝を選んでいたり。WDはヘッドやアームや回転数を妙な方法で制御していたり、Seagateは安かろう悪かろう不良率高かろう挙句の果てにはSeaToolで不良クラスタ隠蔽チートしたりなので消去法で東芝。

20位までのメーカー問わずな容量別。

  • 4TB・・・5種類
  • 2TB、6TB、8TB・・・3種類
  • 500GB、1TB、10TB、12TB、14TB、16TB・・・1種類

4TBが中心で上下の6と8も需要がありつつ2TBも同じくらい。大容量はまだ需要薄め、小さいサイズは終焉しそうな状況。6TBが1万円切るのも時間の問題なようなので文末でアンケートしてみましょうか。

 

今年もPCパーツの値下がりは続くのか?

下がりそうな要素がこちら。昨年12月18日掲載の予想記事。

大規模な金融緩和と財政出動の結果、米経常赤字のファイナンス環境が悪化しており「大きな流れはドル安」と指摘。「100円を少し割れるくらいがメインシナリオ」だが、95円程度までのドル安・円高は想定できるという。

source:来年は1ドル=90円台も視野 - Bloomberg

円高が直球でPCパーツの価格に影響するのは民主党政権時代の1ドル80円台を体感した人ならピンと来るかと。

単純な話で、BTOや自作のPCパーツは100%といえるほど海外から仕入れており、その決済は米ドルが基本。

PC本体に置き換えると、1ドル110円の時に一式11万円のモノが95円になると9.5万円になる感じ。大げさではなく仕入の時点で更に2割引されるようなもの。

となると、今回の特価品SSDが1TB1万円ならば円高で9千円を切れる可能性さえあり、万円単位の高価なモノほど割引額は高くなりお得。グラボのRTX3千番台、Radeonの6千番台にもデカい影響ありそう。

しかし明日95円になったからと来週から値下がるかと言えばそういうものではなく、過去の実績より反映されるまで1~2ヶ月かかるため、ドル円相場で買い時探しは割と有効。

円高に進めば反映を待てば良いし、円安に行くようならそこから1~2ヶ月までが底値かもと予想すればOK。

現状なら米大統領が就任する予定の1月20日まではとりあえず待ちでしょう。必要ならば今すぐ買うか今夜買う、そうでもないなら今は時期が悪い。

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source:もしHDD 6TBが8千円で12TBが1.2万円ならどちらを買う? - 投票/アンケート

ご協力ありがとうございます。

今月のオススメBTOパソコン

コメント(6)

>メモリ
気のせいである可能性は高いですが、DDR2~DDR3全盛時にくらべ、最近のメモリって放熱カバーの付いてないモデルが増えていませんかね。DDR2~DDR3時代の価格コムラインナップを見ていたとき、カバーが付いていないのは格安モデルや激高バッファローかノーブランドくらいだった気がするのですけれど、最近のDDR4全盛時代は3割くらいはカバー無しを見かけます。

>SSD
信頼性を重視してSLCのSSDを買おう、という話題は遠い昔ですね。

ちもろぐ|SSDの選び方:SLC、MLC、TLC、QLC、PLCの違いを解説
https://chimolog.co/bto-ssd-slc-mlc-tlc/

いま知ったのですけれど、QLCの次にPLCがもう見えているとは驚き。SSD価格と性能に関しては安かろう悪かろうを貫いているため、どれだけ見た目の性能が良さそうで安くても出自の怪しいモデルは買う気は失せますねj。
※あえてリスクを背負い狙って買う場合を除く

>SSD
もう枯れた技術になってきましたから、さらに低価格化は進むんでしょうね。

>HDD
容量あたりの単価より、必要容量はどれだけかって事でしょうね。
2Tが6千円、4Tが8千円、6Tが1万円でも、2Tが6千円で十分ならそれで良い訳で。
小容量機種の生産が終了して、価格の逆転さえなければと言う前提ですが。
バックアップを考えると、4T1本より2T2本の方が価格は高くても現実的でしょう。

>放熱カバー?とは?
私が単に放熱カバーと呼んでいるだけで、ヒートシンクの役目を果たすカバーのことですよ。もっと略すと「カバー」だけになります。ヒートシンク、だとPC初心者の方には通じないことが多々あったので、直接的な表現に変えて呼んでいました。

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BTOパソコンメーカー比較

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※ドスパラはパーツの偽装疑いを誤魔化したり取引先を勝手に切る信頼性暴落した事件があり掲載中止(2020.11.26)

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