マウスのノートとパソコン工房のTWOTOP戦術が上手い

2013年9月19日

マウスコンピュータとパソコン工房より新製品。

このタイトルだけで意味が解る人は居ない気がするので付け足すと、マウスは法人向けノートを安く発売し、パソコン工房はTWOTOP通販を潰して上手くブランドとして取り入れており感心したという話。

いつも通りのネタ切れ補完なので読むなら適当に。

マウスより約5万円のダブルストレージ対応ノート発売

良いプレスリリース掲載サイトが無かったので直接。リンク切れ防止の為に最初から切っております。行くならURLコピペにて。

ノングレア液晶ノートパソコン MousePro NB575E|MousePro
http://www.mouse-jp.co.jp/business/mpro-nb/nb575e/

MousePro-NB575.jpg

15.6型の普通のノートPC。

重量2.2kgと結構重い方で、バッテリ駆動5時間という短さは安物の宿命としてスルーし、利点と思う箇所を5つ挙げて参ります。

1.安いものなら約5万円から

最安の機種はこれを書いている現在で49,980円(通常54,600円らしい)となっており、送料を含めても5.2万円程度。

CPUがCeleronデュアルコアの1.9GHzは事務仕事としてはギリギリな気がするけれど、私の3万円ノートのように1GHz切りそうな物よりは良いでしょう。仕事で動画編集とかするならこんな物は買わない、として。

メモリは全モデル共通で標準4GB、HDDは320GBとなっており、古いPCからの買い換えでデータ移すなら320GBでも大容量かと。

モニタは見易い15.6型でHD解像度は文字などが小さすぎず、個人的に丁度良いと思うバランス。

無線LANは「n」対応、DVD読み書きドライブ搭載、そして業務用途で使うかは別として、この価格でBluetooth 4.0標準搭載は得な感有り。

2.液晶がさり気なくノングレア

自宅用なら光沢液晶でも良いかも知れないけれど、蛍光灯が複数有ったり、長時間モニタを見つめて作業するならノングレア(非光沢)一択と言える仕様。

NECなどは見た目重視で光沢の採用が多いけれど、反射以外に眼精疲労による肩こりなども比較的起こりやすい為、個人的にはノングレアを推奨。

3.Windowsのカスタマイズは7

清々しさを感じる、Windowsの選択は7のみ。

mouse-pro-windows-7-custom.jpg

8が無ければ不安という、わけの解らない人にも対応しており、ダウングレードと普通の7 Pro~の差額は2100円なので、どうしても8が欲しいなら、約2千円の叩き売りに参加してもよろしいかと。

なお、ダウングレード版と書かれているものは最初からWindows 7仕様となっており、8へ「戻す」事も出来るという意味。

7 Home~とProの差額は約5千円、Pro~とUltimateの差額が約4千円は、ぼったくってはおらず普通または良心的。

4.OSのビット数はセレクタブル

Windows 7はセレクタブルとなっており、32/64bitの選択が可能。

selectable_top.jpg

セレクタブルという事はOEM版(特定PCメーカー専用のWindows)と思われ、32bitを選択しても再インストールで64bitも選べるという仕組。

64bit版のインストールで発注し、利用中のアプリケーションやドライバなどを全て入れ、業務に必須のプログラムや周辺機器が動かないなら32bitの再インストールで入れ直し可能。

5.mSATA + 2.5インチに対応

最大の特長はこれでしょう。個人的に気に入った箇所。

mouse-pro-ssd-hdd-custom.jpg

このシリーズのノートにはmSATAスロットが搭載されているようで、使わなければ損かも知れない。標準構成ではmSATAは空(から)になっております。

何が良いか具体例を書くと、高くなるけれど120GBのSSDを追加し本体価格が約6.3万円へ。320GBのHDDは外せないのでそのまんまで。

納品されたなら、320GBのHDDを取り外し、USB3.0対応の外付けケースを別途購入し、それで取り外したHDDをノートへを外付け接続。これはバックアップ用。

今使っているノートの2.5インチHDDを取り外し、先に外した320GBの空間へ突っ込めばデータの移行が完了。注意する事は、移行元のHDDがSATA接続で、厚過ぎないか程度。

フリーソフトで良いなら、ばっくんちょなどで外付けHDDへ同期すると、突然どこかがぶっ壊れても安心な無敵ノートが完成。

プログラムの起動や作業などはSSDで高速化。本当に重要なデータは、SSDのマイドキュメントなどへ入れておき、それも更に内蔵HDDへ同期させたならデータが3重になるので更に安心。

バックアップやデータ移行の手間を考えると1.3万円差の価値は有ると思う。但し、HDDの取り外しなどが簡単に出来るかは知らないけれど。

以上、MouseProは法人や個人事業者向けのブランドで、個人名では購入出来ないらしいので、個人でこれが必要なら適当に屋号でも考えましょう。

法人向けはPCリサイクルが無い為、処分の際は、着払い可能なPC無料引取り業者で問題無いかと。

 

パソコン工房の「Tuned by TWOTOP」は上手いと思う

変わって次はパソコン工房の新製品、かどうかは知らないけれど、クリエイター用PCが発売との事。

パソコン工房、Ivy Bridge-EとQuadroを組合せたクリエイターPC-PC Watch
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20130918_615775.html

TWOTOP-AEX-K4000-X.jpg

画像はパソコン工房の販売ページより。

TWOTOPは9月上旬で通販を終了しており、現在はパソコン工房の中のブランドの1つとして展開。詳細はこちら。

TWOTOPが通販を終了しパソコン工房の一部として統合 - BTOパソコン.jp
https://btopc.jp/select/the-end-of-twotop-ec.html

「Tuned by」が付いており、TWOTOPのみで販売していたクリエイター、トレーダー、ワークステーションを引き継いでおります。

当初はTWOTOPの維持費を削減し、取って付けたような統合かと思っていたけれど、頻繁に流れて来るプレスリリースを見て上手いと思った件。

統合からまだ1ヶ月も経っていない為か、続々と流れております。 

もうデュアルモニターには戻れない!? 3画面で広がるパソコンの新たな可能性。21.5インチワイドモニター3台セットBTOパソコン発売。|株式会社ユニットコムのニュースリリース
http://www.news2u.net/releases/115906

TWOTOP-PRO-Z87M-S3M.jpg

需要の少ないこの手のPCのみで売って行くには厳しいと思われ、パソコン工房が吸収したのは成功と思ったけれど、考えてみるとパソコン工房は統合前はこの手のPCが無い、または有っても目立たなかった。

何が言いたいかは、クリエイターPCなどをTWOTOPブランドとした影響で、(私だけかも知れないけれど)マウスコンピューターのG-Tuneのように区別化された感じ。

例としてドスパラを引き合いに出すと、ゲームPCと言えばマウスの場合はG-Tune、ドスパラはBTOパソコンの中の1つのカテゴリなので、いくら機種が多くても印象が薄い。

また、ドスパラもクリエイターPCをやっており、マウスも気合が入っているけれど区別されたブランド名は無し。そこで、Tuned by TWOTOP が目立って来るわけですな。

普通の人はまず要らない構成ばかりと思うけれど、私のやや特殊な環境では周囲にデザイナが結構居り、Quadro PCの購入を相談をされた際、今まではマウスを優先して見ておりました。

今後は、パソコン工房の「TWOTOP」ブランドも見ておこうか、となるわけですな。しかし、現状の機種の少なさではマウスには勝てないと思う。

Quadroの在庫は厳しいかも知れないけれど、それ以外は他の普通のPCと同じパーツ。どこまで本気でやるか、今後に期待は特にしていないけれど、選択肢は多い方が買う側には有利なので増やしてほしいところ。

 

今年のMCJグループは昨年までより決断が早い(まとめ)

MCJは直下にマウスコンピューター、グループ内にユニットコム(パソコン工房やfaithなど)を持つ大企業。

昨年10月のWindows 8によるサードインパクトの後も、NECなどの大手メーカーがPC事業で赤字を出し続け、関係無いけれど今年はFRONTIERの運営会社KOUZIROが解散。

ドスパラは最近プレスリリースが少なく、DELLは個人向け新製品が減り、日本HPは昨年までのような大掛かりな販促を今年は見掛けず。

逆にMCJは今年9月以降の業績を大幅に上方修正したり、faithとTWOTOPのゲームや専門職へPCを特化させプレスリリースの連打。更に、faithとTWOTOPの店舗を併せてBUY MOREを作ったと思えばアウトレットは半年経たず潔く閉店。

そして最近はTWOTOPの通販が終了。未確認情報なものの、GOOD WILLの通販も終了するという噂のお便りも頂戴しております。

やれば良いというものでは無いけれど、Windows 8以降の他社と比較するとMCJは元気過ぎる。

マイクロソフトの予定通り、7が来年10月に終了するなら本物の8氷河期が到来し、PC事業から撤退する大手や破産するBTOメーカー、廃業するショップも出て参りましょう。

市場が縮小してもWindowsパソコンが有る限り、BTOパソコンは無くならないはずなので、MCJは生き残る側と感じております。

当ブログでMCJ関連を頻繁にネタにするのは、私がマウスが好きだとか、工房から金を貰っているわけでも無く、頻繁に目に付くから見てしまい、感じるものが有るからネタにするというだけで他意はございません。

重要な事なので今回も書くけれど、BTOパソコンなら2013年9月現在も個人向けPCで普通にWindows 7 PCを販売しているのでおBTOパソコンお勧め。

今月のオススメBTOパソコン

リンク用ソース

コメント(2)

>Celeronデュアルコアの1.9GHzは事務仕事としてはギリギリ
SSDだとCPUが足引っ張りそうですけどHDDならわりと大丈夫じゃないかな?

>液晶がさり気なくノングレア
おかしいなぁ私がマウスで買ったi7ノートはノングレア設定なかったんだが
今すぐにハスウェル機による無償交換で対応するべきだと思うんだが
当然、KeplerモバイルのGTX780M搭載であることは決定事項なんだが

>、どうしても8が欲しいなら、約2千円の叩き売りに参加してもよろしいかと
有料で地雷処理させられてるようなものなんですがソレは(白目)

>OSのビット数はセレクタブル
今どきは64bit一択でしょう

>それで取り外したHDDをノートへを外付け接続。これはバックアップ用
いや、ソレ内臓のままバックアップストレージにすればよくない?
そのほうが速度も速いと思うんですがw

>それも更に内蔵HDDへ同期させたならデータが3重になるので更に安心
アレ? 外したHDD以外のもう一個のHDDどっから出てきたw

>マウスコンピューターのG-Tuneのように区別化された感
あーなるほど、そう言われると分かりやすいですね。

>そこで、Tuned by TWOTOP が目立って来るわけですな
ただ、「G-Tune」はパッと見ゲームすごくゲームPCっぽい印象なのだけれども
「Tuned by TWOTOP」って聞いてクリエイターだデザイナーだ連想するかな?
肝心のネーミングをしくじってないだろうかw

>昨年10月のWindows 8によるサードインパクトの後も
ちょw、サードインパクトじゃ既に世界が終わってんじゃねぇかw
Microsoftが出してくる地雷はPC業界滅ぼそうとする使徒なのねw

>7が来年10月に終了するなら本物の8氷河期が到来
この場合NERVはどこですかw まさかりんごかw Google先生かw

>Windows 7 PCを販売しているのでおBTOパソコンお勧め
テンプレ乙

>Celeronデュアルコアの1.9GHz
デジカメで撮影した写真を確認する際に、動作が遅いなと感じる程度かと。私が使用しているノートPCはB820の2コア1.7GHzですが、4000x3000くらいの写真を開くとフリーズする確率25%です(メインメモリ8GB)。

>MousePro NB575E
>Bluetooth 4.0標準搭載
スマートフォンと接続してファイルをやり取り出来たり、Bluetooth接続のマウスを使えばUSBポートを塞ぐ必要がなかったりと、Bluetooth標準搭載のノートはなかなか便利だと思います。

私的にはカスタマイズ中にある「セキュリティ向上のため光学ドライブを非搭載へ→マイナス1,050円」がなかなか良いです。それでいてマルチカードリーダは削れないという片手落ち感もなお良し。

>パソコン工房
>21.5インチワイドモニター3台セット
モニタが3台欲しくても、机上のスペースが無くて諦めている方もいるでしょうから、耐震ジェルマットという要らないモノを並べる前に、サンコーとでも手を組んでカスタマイズにモニタアームも欲しかったです。

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BTOパソコンメーカー比較

パソコン工房

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

初心者や実用重視のPCユーザー向け。デスクトップ以外にノートも多数有り価格と性能のバランスが良く選びやすい。全国に実店舗が多数有るBTO PCメーカー。

マウスコンピューター

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

パソコン工房と同様に機種が多くノートの取扱も有りゲーム用やクリエイター向けPCも有り。送料が比較的高額なので総額注意。知名度は国内トップクラス。

ドスパラ

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ☆☆

部品選: ★★★☆☆

デスクトップPCならパソコン工房とマウス以外にドスパラも見る価値有り。秋葉原に本拠地を構える昔ながらのBTOパソコンメーカーで知名度はマウス並に高い。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆

部品選: ☆☆☆☆

2011年頃から安く無くDELLを選択肢に入れる理由が薄く回線抱き合わせ販売の価格がまぎらわしい。ゲームPCのAlienwareは見た目重視コスパ最悪なので要注意。

日本HP

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安保証: ★★

部品選: ☆☆☆☆

高性能ノート以外は見る価値が薄く高額なLenovoという感じ。早々にWindows 7を捨て8に切り替えたので7が必要なら行っても無駄。2012年後半から迷走中。

TSUKUMO

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★

部品選: ★★☆☆☆

ヤマダ電機による買収後はマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。BTO PCは機種が少なくやや割高。ツクモファンなら選択肢へ。

FRONTIER

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ☆☆☆

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆☆

部品選: ★★☆☆☆

2013年7月に(株)KOUZIROが倒産しヤマダ電機子会社インバースネットが続投。長期保証が消滅。これと言った特徴が無く難点は有れど利点が見当たらない。

サイコム

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★★

部品選: ★★★★★

自作しない中~上級者のPCユーザ向け。初心者にはカスタマイズが難しく動かない構成でも購入できるので注意。パーツへのこだわりや知識が有るなら。

※並びはBTOメーカーの知名度の順。大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

勝手に評価シリーズ

結果として宣伝になっていますが依頼されたわけでは無く、依頼されてもやりません。

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BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。