自作PCの最安パーツ構成は総額いくらか?(2016年8月)

2016年8月20日

自作PC用パーツをエア見積もり。

性能無視して安さのみ重視でデスクトップPCを1台組み立てようとすると総額いくらになるのだろうか、と気になったのでやってみる事に。私の根拠無い予想では3万円切れるかどうかだと思う。

先に条件から参りましょう。

自作PCの最安パーツ構成は総額いくらか?

この手の記事は普段は送料とか考えないけれど、安物パーツは送料無料とは限らないのでいつもとはやや厳し目に。

  • 税込で送料も込とする
  • 在庫あり以外は除外
  • ポイントは考慮しない
  • LGA1151、DDR4仕様
  • ストレージは32GB超え

DDR3も現行品だけれども、自作ならば寿命以外に次の自作時のメモリ流用も考えてDDR4仕様。ストレージはWindows入れると20GBくらい使うはずなので、さすがに32GB以下は実用的とは言えない。

過去実際の例として、私が自作する際は大抵の場合、ツクモ、ドスパラ、Amazon、ヨドバシ、これら4ヶ所で購入。ツクモとドスパラは一定額超えると送料無料になるので、安物パーツでもまとめて超えて無料になるならそちらの方が最安。

送料はヨドバシが購入額問わず無料、Amazon2千円以上タダ、ツクモ3千円以上、ドスパラ5千円以上。

最安は全て価格コムを参考にしております。

価格.com - パソコン
http://kakaku.com/pc/

リンク上から順に行きましょう。

メモリ:CFD D4U2133PS-4G [DDR4 PC4-17000 4GB](1,937円)

最安メモリ

メモリはこれが最安だけれども、問い合わせ多数過ぎる上にツクモは有料なので高くなってしまう。

しかしツクモは多分後で何かが最安になると思われ、3千円の壁は超えられるはずなので暫定でツクモにしておきましょう。

DDR4メモリで検索してみると、1枚あたりの容量は既に最低4GBとなっておりやや驚いた。当然と言えばそうかも知れないけれど、2GBはまだあるだろうと思いきや存在せず。

マザー:ASRockH110M-HDV(6,760円)

最安マザー

NTT-X Storeは時々売り場ページでクーポンコードが書かれている事があり、最安から更に安くなるかも知れないので行ってみたけれど今回は無し。

ドスパラとどちらにするかは、後でおそらくドスパラで何か買う事になると思うので、送料無料目的としてここはドスパラ。

主な仕様をASRockの公式より引用。

  • 第 6 世代 Intel Core プロセッサーに対応 (ソケット 1151)
  • デュアルチャネル DDR4 2133
  • 1 PCIe 3.0 x16, 2 PCIe 2.0 x1
  • グラフィックス出力オプション: D-Sub, DVI-D, HDMI
  • 7.1 チャンネル HD オーディオ (Realtek ALC887 オーディオコーデック), ELNA 製オーディオコンデンサ
  • 4 SATA3
  • 4 USB 3.0 (前面に 2 個、背面に 2 個)

source:ASRock > H110M-HDV

表記が海外仕様で見づらいので、赤文字にしたPCIeで説明すると、「2 PCIe 2.0x1」の左端が端子の数で2.0x1は1倍速(等速)のPCI-Express 2.0を表しており、要するにPCI-Express Gen2.0 x1倍の端子が2つという意味。

というわけで、Micro-ATXの割にSATA3x4本は優秀、マイクロは2本とか平気で存在する為。USBは2.0を捨てて3.0x4、しかも前面用x2は有り難い仕様。

映像用はデジタル2種類揃っており、詳細を見て来るとデュアルディスプレイに対応しているそうな。但しデジタルx2とは書かれていない為、もしかすると1本はD-Sub接続(アナログ)かも知れない。

CPU:インテル Celeron Dual-Core G3900 BOX(4,082円)

最安CPU

最安は全部送料別なのでスルーすると、1円高い明るい4つが同価格。

ドスパラは先ほどマザーで送料無料の壁突破しており、ツクモはまだなのでここはツクモでしょう。合計3千円超えたのでヨドバシ含む3箇所で送料無料化。また、2千円を切るパーツはメモリ以外無いと思うのでAmazonも実質無料。

CPU性能をいつもの書き方にて。

  • Celeron G3900(2.8GHz、2コア、2MB、TDP51W)

デスクトップ用最低とはいえ、この性能のインテルCPUが4千円程度で購入出来るとか良い時代になりましたな。

Celeronのくせに3GHz近い動作周波数、しかもデュアルコア。キャッシュが少なめで省電力とは言えない辺りは価格を考えると仕方無い。

ケース:ENERMAX Fulmo.Q ECA3360 ドスパラ限定(3,490円)

最安ケース

最安はZALMANのITX Mini Tower M1だったけれど、EC-JOYの送料が380~4,500円というわけわからない状態なのでスルーし、2番目に安かったドスパラのOEMと思われるエナーマックス製品。

マザーボードをドスパラにした時点で既に送料無料な為、これを追加しても送料は発生せず、税込で約3,500円とか激安過ぎて何か怖い。

仕様をエルミタより。

fulmo_spec

source:エルミタージュ秋葉原 – ENERMAX 「Fulmo Q ECA3360B-GT(U3)」徹底解説

てっきりケースもMicro-ATXになると予想していたので3.5インチシャドウベイが2つになるかと思いきや、増設しようと思えばマザーにSATA3x4本あるのでストレージ盛れる。

電源の取り付け位置は底面、標準で12cmのリアファンがCPU真横にあるのでインテルのトップフローなクーラーでも問題無し。

グラボの長さは31.4cm、2.5インチシャドウを外せば39cmまで対応という、安物感はあるものの材質や設計としてはこれがなぜ3,500円なのか不思議なほどの出来栄え。

2~3万円するようなケースと比較するとメンテが大変とかエアフローもしょぼそうだけれども、4~5年前なら8千円前後したのでは無かろうかと感じるほどコスパよろしいケースだと思う。 

電源:サイズ Ichi Power IP250B(2,777円)

最安電源

既に送料無料となっているツクモが実質最安。

最安がKEIANだったなら見なかった事にしようと思ったけれど、サイズなら多少は安心感あり。それにしても、ケースに続きATX電源が3千円切れるとか意味不明な安さ。

容量250Wなので後々グラボ載せたりCPUパワーアップとか考えない前提。コネクタ足りなくなるわけ無いとしても、ペリフェラルのみでSATAの電源端子無しとか罠があると嫌なのでサイズの公式で確認。

  • ATXメイン 20+4pin 1個
  • ATX12V  4pin 1個
  • PCI-EXPRESS 6+2pin 無し
  • FDD用 4pin 1個
  • HDD用 4pin 3個
  • S-ATA 15pin 3個

source:株式会社サイズ | 商品詳細 |Ichi Power

20pinにも対応しており、CPU用の4pinあり。SATA用端子は3つなので4台目のドライブを突っ込むなら変換が要るけれど、最安目指して2ストレージ以上はありえないので問題無し。

CPUクーラー:※CPUに付属(0円)

CPUがBOXなのでオマケ付き、買う必要はございません。

SSD:Patriot Memory Blaze PB60GS25SSDR(3,980円)

最安ストレージ

ラストはストレージ。てっきりHDDになるかと思いきや60GBならばSSDが3千円台で買えてしまうという。

ちなみに3.5インチHDDは東芝の500GBが4,300円、2.5インチは4千円切れているけれど、結局は送料がプラスされ4千円くらい。

ヨドバシが3,980円、ポイント考えないとしたのであきばおーが3,975円で5円安く見えるけれど、送料は¥525~なので東京から離れると高くなって行く仕様な為、多くの地域でヨドバシが最安としましょう。

安物の割にSATA3対応、TLCでは無くMLC。ベンチマークを探すも見当たらず、シーケンシャルはHDD並に遅いかも知れないとしてもランダムは桁違いなはずなので問題無いというか、最安パーツなのでこれで。


以上、総額は税込の送料込で23,026円という、お前は本当にパソコンなのか?と疑える安さ。

一覧を型番にすると激しく見づらいと思うので、BTOメーカー風、いつもの主な仕様形式で。

  • CPU:Celeron G3900(2.8GHz、2コア、2MB、TDP51W)
  • クーラー:※付属のインテル純正
  • マザー:インテル H110 Expressチップセット搭載
  • メモリ:4GBx1(DDR4、PC4-17000)
  • ストレージ:SSD 60GB(SATA3、MLC)
  • 光学ドライブ:※無し
  • 電源:250W
  • ケース:ミドルタワー

CPUのクロック高め、少ないとはいえメモリは4GB、そしてSSDを搭載しているので5~6万円するノートPCより快適に使えそう。

エア購入した店舗は3種類、それぞれの購入額は以下の通り。

  • ツクモ・・・8,796円
  • ドスパラ・・・10,250円
  • ヨドバシ.com・・・3,980円

おそらくで配送業者は上から、佐川、ヤマト、日本郵便なので組み立て開始は佐川遅便待ちになりそう。

 

 

自作するなレベルでWindows 10が高額すぎる(まとめ)

自作PCをエア構成するとは書いた、しかしWindowsを入れるとは言っていない、というやつで、Windows 10が凶悪な高さになってしまったのでWindows仕様にするなら約2.3万円では済まない。

価格コムより10の最安。※カッコ内はPC本体との合計

  • Home・・・16,814円39,840円
  • Pro・・・21,217円44,243円

DSP版はドスパラのUSB3.0ボードセット価格を参考にすると、税込でHomeが約1.6万円、Proは2.3万円なので、Homeは1千円満たない差額でパーツに縛られるのは微妙、Proに至ってはDSPの方が高額。

ここまでの話をBTOパソコンの中でもマウスが全く同じ構成で販売するなら、税別表記でHomeは29,800円、Proは34,800円くらいで販売可能なはず。

何故かは、マウスほどデカいメーカーになるとWindowsは市販品では無くOEMというメーカーがサポートする版となり安くなる為。

また、マイクロソフトも必死なのでヘタするとWindows 7より安くしている可能性も考えられ、スティックPCやタブレットのような超低性能PCなら無料とかタダに近い価格で卸しているので激安PCが可能。

自作PCというものがますます趣味化して来ましたな。というわけで、自作が趣味では無いならBTOパソコンをおすすめ。

リンク用ソース

コメント(2)

>ストレージはWindows入れると20GBくらい使うはず
私のWindows10環境だと、OSとドライバ関係で17.6GBですね。スタート→設定→システム→ストレージ→Cドライブを選択→システムと予約済みを選択、で確認可能。

ただし、ストレージ容量が少ない場合は容量を圧縮するらしいので、32GBのストレージで空き容量がどれだけになるのかは不明。

Engadget Japanese:Windows 10 は 6.6GBのスリム化に成功。システム圧縮とリカバリ方式改善
http://japanese.engadget.com/2015/03/18/windows-10-6-6gb/

>送料
相変わらずドスパラのボーダーラインは5,000円のままですか。それでいて、明らかに5,000円を超える、PC本体を買う際にも送料が掛かるのは不思議な限り。

>もしかすると1本はD-Sub接続(アナログ)かも知れない
ASRockの「特徴」にも「規格」にも「ユーザーマニュアル」にも、代理店のマスタードシードにも「2つのうち片方はアナログ」とは書いてありませんでしたから、H110M-HDVはデジタル2系統出力が可能だと思われます。

マスタードシード株式会社:H110M-HDV - ASRock
http://www.mustardseed.co.jp/products/asrock/h110m-hdv.html

>Celeron Dual-Core G3900
ドスパラの性能目安数値で見ると、Atom Z3735Fが「78」に対し、G3900は「282」と雲泥の差ですから、重い作業を行わないライトユーザなら快適でしょうね。

インテル(Intel)CPU性能比較|ドスパラ公式通販サイト
http://www.dospara.co.jp/5info/cts_lp_intel_cpu

>ケース:ENERMAX Fulmo.Q ECA3360 ドスパラ限定
数々のケースを見てきたエルミタ曰く「想像したほどのチープ感はなかった」ですから、初見のPC初心者なら「安っぽいな」と思う程度やも。鉄板は薄いそうですし。
構造としては、ケーブルを通すためのスルーホールあり、フロントカバーはメッシュ構造、裏配線用のスペースありと、使い勝手は良さそうですがね。個人的には「3.5インチシャドウベイの天板を斜めにカットして、ケーブルの通り道を確保しているため、配線が楽」な点が気に入りました。

>Windows 10が高額すぎる
ここまで最安で組んだならOSはLinux系だろ、と思いはしますが、汎用性を考えWindowsですか。


どうしても安いWindows機が欲しいなら、使い捨てる気で中古機を選ぶのも良いやも。OS込みで2万円を切りますし。

俺がこの構成で組んだらLinux入れてソフトはwineで動かすかも
wine使えば少し不安定だけどLinuxでwindowsソフト動くかもしれないからね

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BTOパソコンメーカー比較

パソコン工房

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

初心者や実用重視のPCユーザー向け。デスクトップ以外にノートも多数有り価格と性能のバランスが良く選びやすい。全国に実店舗が多数有るBTO PCメーカー。

マウスコンピューター

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

パソコン工房と同様に機種が多くノートの取扱も有りゲーム用やクリエイター向けPCも有り。送料が比較的高額なので総額注意。知名度は国内トップクラス。

ドスパラ

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ☆☆

部品選: ★★★☆☆

デスクトップPCならパソコン工房とマウス以外にドスパラも見る価値有り。秋葉原に本拠地を構える昔ながらのBTOパソコンメーカーで知名度はマウス並に高い。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆

部品選: ☆☆☆☆

2011年頃から安く無くDELLを選択肢に入れる理由が薄く回線抱き合わせ販売の価格がまぎらわしい。ゲームPCのAlienwareは見た目重視コスパ最悪なので要注意。

日本HP

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安保証: ★★

部品選: ☆☆☆☆

高性能ノート以外は見る価値が薄く高額なLenovoという感じ。早々にWindows 7を捨て8に切り替えたので7が必要なら行っても無駄。2012年後半から迷走中。

TSUKUMO

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★

部品選: ★★☆☆☆

ヤマダ電機による買収後はマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。BTO PCは機種が少なくやや割高。ツクモファンなら選択肢へ。

FRONTIER

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ☆☆☆

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆☆

部品選: ★★☆☆☆

2013年7月に(株)KOUZIROが倒産しヤマダ電機子会社インバースネットが続投。長期保証が消滅。これと言った特徴が無く難点は有れど利点が見当たらない。

サイコム

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★★

部品選: ★★★★★

自作しない中~上級者のPCユーザ向け。初心者にはカスタマイズが難しく動かない構成でも購入できるので注意。パーツへのこだわりや知識が有るなら。

※並びはBTOメーカーの知名度の順。大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

勝手に評価シリーズ

結果として宣伝になっていますが依頼されたわけでは無く、依頼されてもやりません。

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プロフィール

ヒツジ先輩

書いてる人:

BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。