ノートPCのグラボ性能をデスクトップPCと比較

2015年1月 2日

ノートとデスクトップのグラフィック性能比較。

最近のノートは薄い以外にゲーム用としての性能も上がっており、大きな要因としてはNVIDIAのGeForceシリーズがMaxwellとなり高性能なのに省電力という、訳の判らない状態となっている為。

パソコン工房が面白い比較をしております。

GTX 980Mと970Mの性能はデスクトップに近づいた?

現場はこちら。

GeForce GTX 980M & GeForce GTX 970Mの性能はどれくらいデスクトップに近づいたのか : パソコン工房
http://www.pc-koubou.jp/blog/gtx900m_bench.php

GTX 980Mなどの性能比較一覧

これは良い一覧。

最新のGTX 980Mなどとデスクトップ用9xx、そして1つ前にあたるデスクトップ用700番台とノートの800番台で中身の比較。

これらでベンチマークスコアのグラフを作るなら、デスクトップ用とノート用のビデオカードを比べる以外、それぞれのグラボがどのくらい進化したかが分かり易いはず。

と期待したけれど、何を思ったか3D Markの結果がこちら。

3D Markのスコア比較

デスクトップ用GTX 980と970は無し。その代わりに何故かSLIやTitan Zが参戦しており、どうしてこうなった状態。

どうしてかは、「ノートでもSLIにするとスコア凄い」、「980Mの2wayなら何とTitan Zにも勝ってしまう」と言いたいのでしょう。意図している事が分かり易い。

FF14のベンチも似たようなものなので省略。

 

ノートPCのグラボ性能をデスクトップPCと比較

パソコン工房では、別のページでGTX 980や970のスコアも取っており、載せないのは勿体無い為、勝手に比較グラフを作成。

3D Markから。余計な物を排除し、GTX 970と980を追加。

デスクトップとノートのグラボ性能比較その1

全然追いついていない件。

しかもこの比較は何故か980M対770、970M対760のようにされており、本来ならばGTX 780と770になるのでは、と今気付いた。

GTX 780のスコアは10,091なので980Mと比較すると上回っており、GTX 770と970Mと比較するとやはり上回ってしまう。

FF14も同じ並びで。

FF14のスコアも比較

760は無視しましょうか。載っていない780のスコアは13,894なので、GTX 970に近い成績を納めている御様子。

PassMarkのスコアも拾ってみた結果。こちらは780を追加。

PassMarkのスコアも比較

980Mは何となく高性能としても、970Mには厳しい結果。

「ノートのGPU性能も凄いよ」と言い売りたい気持ちは解るけれど、誤魔化すような表現が気に入らない。

デスクトップ用900番台を外したと同時にSLIを入れているものの、SLIの効果が抜群に出るゲームはFF14以外知らないけれどどうなのか。

ノートとデスクトップで価格も比較

おまけで価格も比較。

パソコン工房のGTX 980M搭載ノートは約18.5万円。

15GSX8200-i7-VEB

15.6型フルHDでノングレア。もちろんCore i7搭載でメモリは8GBへ盛られており、グラボはGTX 980Mが1個搭載。

デスクトップPCのGTX 980、Core i7搭載の最安モデルがこちら。

GS7100-i7-VMB

GTX 980Mをスコアで大きく引き離す高性能グラボの割に、価格は約16万円と2.5万円安い為、2万円の23型フルHDモニタを購入しても釣りが来る。CPU性能は当然こちらが上。

1つ性能を落とし、980Mにスコアで完勝している970も。Core i5は10万円くらいだけれども、Core i7の最安モデルで。

GS5150-i7-TMB

ゲーム用ノートPCはコスパが悪い上、超高性能を求めるなら向いていないという、知ってた感。

 

確かにノートのGPU性能はデスクトップに近付いた(まとめ)

パソコン工房の作為な比較グラフがアレ過ぎたので反対してみたけれど、確かにノートはデスクトップのグラフィック性能に追いついて来ております。

その原因は、パソコン工房も当サイトのグラボ変態顧問(TakaQさん)も言うようにMaxwellの性能と省電力性が半端無い為。

GeForce GTX 980M、970Mは、(中略)GTX 980やGTX 970に採用されているグラフィックチップがそのまま搭載

但し、ノートPCという密閉されたケース内は、面積の問題で基板に載せられる部品が限られ、空間が狭いので発熱と排熱の問題が有り、性能を落とさざるを得ない。

今後ノートPCで更に高性能&省電力になるなら、その頃にはデスクトップ用グラボは更に上の性能になっているでしょう。

という考え方は入れ物のみで見た場合。

ゲーム用もパソコンなのだから、用途という中身が有り性能を見る事になるわけで、GTX 980と980Mであらゆるゲームでオーバースペックなら同じ性能とも言えましょう。モンハン程度ならGTX 760と980の違いさえ判らないと思う。

予算が青天井なら何でも好きな物を買えば良いけれど、10万円を超えるような、しかも2年も経てば性能が中程度まで下がってしまう物なのだから、良く考えた方がよろしいかと。

しかし980M、凄いですな。

PassMarkよりGTX 980Mの位置が凄い

source:PassMark Software - Video Card Benchmarks - High End Video Cards

少し前に性能をぶっちぎり過ぎて色々な人が震撼していたGTX Titanに追い付きそうなノート用グラボの勢い。

以上。

どうしてもゲーム用ノートが必要ならば、大手メーカーは作っておらず、サイコムのような組立代行BTOで売っていたとしても代理店状態でクソ高い為、量産系BTOパソコンおすすめ。というか他に選択肢が無いと思う。

今月のオススメBTOパソコン

リンク用ソース

コメント(3)

>3D Markの結果
SLIで綺麗にスコアが倍増しているのは面白いですね。せいぜい1.5倍くらいだと思っていましたが、最近はベンチマークのみとはいえ2倍の性能が出せるのですか。

>3D Markから。余計な物を排除し、GTX 970と980を追加
970Mを100%とすると

100%……970M(7,495)
112%……GTX 770(8,440)
118%……980M(8,917)
156%……GTX 970(11,710)

このくらい差がでる訳で。ハイエンドにはまだまだですけれど、ミドルエンド(GTX 770)には届いています。260Mとか280Mとかの時代に比べたら、進化は著しいと思いますね。


私的には「※測定環境、測定条件は記事の最後の方に記述しています。」と注意書きになるのに、どこを読んでもそんな記述は無い点が最も気になりました。測定環境を書かないベンチマークテストは非常に信用度が低い。

>GeForceシリーズがMaxwellとなり高性能なのに省電力
ある意味VGA界をオモロないことにした元凶かもなーw

>ノートの800番台で中身の比較
ノートの800番台はMaxwellとKepler混在してる上に、実は上位機種ほどKeplerコアだったりするものだから、中身のコアがMaxwellかKeplerかを判るように表記しといて欲しいところなのよね
NVIDIA「NNRTを誇る我らがそんなことに配慮するとお思いか(迫真)」
ゲフォ厨「いや思ってないけどとりあえず一発殴っていいか(血眼)」

>「ノートでもSLIにするとスコア凄い」
デスクトップでヤレ(正論)

>「980Mの2wayなら何とTitan Zにも勝ってしまう」
それとて普通にデスクトップ用GTX980で勝てんだろ(結論)

>全然追いついていない件
モバイル用でGTX770に匹敵してんだから充分追いついてるのでは(白目)

>本来ならばGTX 780と770になるのでは
GTX780のコアはGK110、GTX770のコアはGK104なのだから、型番ではなくコアが後継か否かで比べるほうのがむしろ正しいと思うんですがソレは(震え声)
つまりGK104の後継とされるのはGM204なのだからそっちと比較するのはおかしくは無いし、逆にGK110と比べるべきなのはまだ出てないGM200(仮)のほう

>GTX 780のスコアは10,091なので980Mと比較すると上回っており、
>GTX 770と970Mと比較するとやはり上回ってしまう
>載っていない780のスコアは13,894なので、GTX 970に近い成績
それにしたってコア数やメモリバス幅を考えるなら、CUDAコア数が2304基のGTX780とGTX980M(1536基)や970M(1280基)と比べて、追いつけてないとか言われても困るんですが(白目)
世代間での進化の度合いを見るのなら、おおよそ同じようなスペック(CUDAコア数やTU数、バス幅)のモノ同士で比べるのがスジでしょう

>ノートのGPU性能も凄いよ」と言い売りたい気持ちは解るけれど
何度も言うようですが実際凄いと思うんですが、それともなんですかモバイル用VGAでありながら、デスクトップ用GTX680とかを軽く凌駕してんのは大したこと無いってことなんでしょうか(困惑)

>誤魔化すような表現が気に入らない
デスクトップ用GK104(GTX770、760)と比べるのを指して誤魔化しているという認識なら、先に述べたようにGM204の比較対象としてはむしろ正しい
コレ↓(の条件)で比べるのことのどこがおかしいのかというお話
GTX770(CUDAコア数1536基)
GTX980M(CUDAコア数1536基)
GTX760(CUDAコア数1152基)
GTX980M(CUDAコア数1280基)
むしろここへGTX780(CUDAコア数2304基)まぜるほうがトンデモw

>デスクトップ用900番台を外したと同時にSLIを入れているものの
ちなGTX980(CUDAコア数2048基)、GTX970(CUDAコア数1664基)な
つまりこいつらを比較から外すのもいたって妥当

>ゲーム用ノートPCはコスパが悪い上、
>超高性能を求めるなら向いていないという、知ってた感。
それは同意、ただしソレを以ってモバイル用Maxwellが大したこと無いという認識は果たしてどうなのか
M付のGTXでデスクトップ用KeplerのGK104を凌駕してくるとか、これまでのM付についての常識を完全にブレークスルーしてると思うの

>パソコン工房の作為な比較グラフがアレ過ぎたので反対してみた
こっちもPC工房の意図とかクソどうでもいいものの、Maxwellが不当にdisられるのは嫌なのでGK104と比べるのは正しいと力説してみたw

>確かにノートはデスクトップのグラフィック性能に追いついて来て
むしろKepler世代のものなら普通に追い越されてるかと

>当サイトのグラボ変態顧問
変態か否かはまた別の議論があるとして、原則GeForceのほうしかふれないからグラボと言ってもラデのほうは知らんからな ってやかましいわ

>密閉されたケース内は、面積の問題で基板に載せられる部品が限られ
>空間が狭いので発熱と排熱の問題が有り、性能を落とさざるを得ない
その縛りでなおあのKeplerを超えてんのがマジキチなんや(震え声)

>GTX 980と980Mであらゆるゲームでオーバースペックなら同じ性能
>モンハン程度ならGTX 760と980の違いさえ判らないと思う
わろた そら確かにそうですわw
J-7(殲撃七型)とやりあうのにF-35は要らんですな
F-15、F-2で充分過ぎるというかF-4EJ改ですら余裕か

>しかし980M、凄いですな
>ぶっちぎり過ぎて色々な人が震撼していたGTX Titanに追い付きそう
TITANファミリーなGK110に迫るってのより、GK104(GTX770以下)を完全に凌駕してるってのがやっぱ衝撃度デカイというか、いったいどこのオーパーツなんですかねソレは的な何か(白目)

>しかし980M、凄いですな。
こんなにノートPC用のGPUの性能が向上していたなんて驚きw

>どうしてもゲーム用ノートが必要ならば、大手メーカーは作っておらず
昔は独立GPU搭載の大手メーカー製ノートもあったんですけどねw 今は東芝ぐらいw

GTX960(仮)出ないかな~?w ミドルエンドグラボとしてすごいことになりそうw 私が買うとは言っていないけどw

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BTOパソコンメーカー比較

パソコン工房

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

初心者や実用重視のPCユーザー向け。デスクトップ以外にノートも多数有り価格と性能のバランスが良く選びやすい。全国に実店舗が多数有るBTO PCメーカー。

マウスコンピューター

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

パソコン工房と同様に機種が多くノートの取扱も有りゲーム用やクリエイター向けPCも有り。送料が比較的高額なので総額注意。知名度は国内トップクラス。

ドスパラ

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ☆☆

部品選: ★★★☆☆

デスクトップPCならパソコン工房とマウス以外にドスパラも見る価値有り。秋葉原に本拠地を構える昔ながらのBTOパソコンメーカーで知名度はマウス並に高い。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆

部品選: ☆☆☆☆

2011年頃から安く無くDELLを選択肢に入れる理由が薄く回線抱き合わせ販売の価格がまぎらわしい。ゲームPCのAlienwareは見た目重視コスパ最悪なので要注意。

日本HP

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安保証: ★★

部品選: ☆☆☆☆

高性能ノート以外は見る価値が薄く高額なLenovoという感じ。早々にWindows 7を捨て8に切り替えたので7が必要なら行っても無駄。2012年後半から迷走中。

TSUKUMO

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★

部品選: ★★☆☆☆

ヤマダ電機による買収後はマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。BTO PCは機種が少なくやや割高。ツクモファンなら選択肢へ。

FRONTIER

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ☆☆☆

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆☆

部品選: ★★☆☆☆

2013年7月に(株)KOUZIROが倒産しヤマダ電機子会社インバースネットが続投。長期保証が消滅。これと言った特徴が無く難点は有れど利点が見当たらない。

サイコム

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★★

部品選: ★★★★★

自作しない中~上級者のPCユーザ向け。初心者にはカスタマイズが難しく動かない構成でも購入できるので注意。パーツへのこだわりや知識が有るなら。

※並びはBTOメーカーの知名度の順。大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

勝手に評価シリーズ

結果として宣伝になっていますが依頼されたわけでは無く、依頼されてもやりません。

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BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。