ノートPCに関するアンケート調査の結果発表(2012年9月)

2012年9月25日

ノートの仕様の需要についてのアンケート。

9月13日頃から約10日間、5問をほぼ2択でアンケートのリンクを設置。回答数は何と1504件。300行けば良いかと思っておりましたが桁違いのご協力に感謝しております。属性など参加者の詳細は取っていないので何となくでどうぞ。

月曜のおまけ記事にしようと思ったけれど、勿体無いので本記事にて。

質問は、ノートPCを購入するとしたなら、どのような仕様が最適かお選び下さいという一行。

調査に利用させてもらった無料サービスはMr.アンケート。全5項目で投票数の他、割合が分り易いよう勝手に円グラフ化して参ります。

なお、この調査で私は情報操作などしておらず、その裏付け用として経過の数値は常時公開に設定しておりました。

 

ノートPCに関するアンケート調査の結果発表(2012年9月)

読者な人以外、PCメーカーの中の人も必見(かも知れない)。

モニタはHD解像度で2択なら大きい方が好まれる

モニタサイズが2択ならどちらを選びますか?(解像度1366x768の場合)

てっきり小さい物好きが多いと思っていたけれど、大型ノート需要が高め。

画面のインチ数では大きさが判り難いと思い、敢えておおよその横幅を書いているにも関わらず。

幅が約40cmと言えばデスクトップ用キーボードと同じくらいの大きさで、それならデスクトップPCで良いのでは?と思ったけれど、ノートかデスクトップかは聞いておらず不明。

比較すると、HD解像度(1366x768)の場合は11.6型より15.6型の数値が2倍となっており、解像度がフルHDなら更にこの差は広がるでしょう。そんな事をやるのはソニーやアップルくらいと思うけれど。

逆に解像度を下げた場合も考えたけれど、15.6型ならHD以下に落とす理由が無し。個人的には14~15インチのHD解像度が今のノートには最適と考えております。

液晶画面は圧倒的に非光沢需要が多い

液晶画面の加工はどちらが好きですか?

ざわざわしそうになる程の非光沢、圧倒的勝利。

現在出回っているノートは光沢画面が多く、てっきりノングレアの需要が低いのだと思っていたけれど逆。約12%と77%の差、6.4倍は大き過ぎでしょう。

なぜメーカー側が非光沢を採用しないか妄想すると。

  • 光沢パネルの方が仕入が安い
  • NECとか有名メーカーが光沢だから
  • ベアボーンの仕様で既に光沢一択

ノートは富士通やパナソニックなどの一部メーカーを除き自社製造しているわけでは無く、本体部分(ベアボーン)を丸ごと購入している為、中国や台湾での製造の都合。

ノート製造メーカーは日本にだけ卸しているわけでは無い為、世界規模で光沢が求められている、または安く製造出来ると推測しております。

ノートにテンキーは不要な人がやや多め

ノートにテンキーは必要?

これは私の予想通り。ノートにはテンキー不要派がやや多いと思っておりました。

テンキーが必要な場面を想像すると、電卓のように右手で叩きまくる用途。エクセルなどの数値入力以外にゲームでも例として露店を出すなら値付け用にテンキーが有った方が良いでしょう。

不要な人は、数値入力を滅多にしない、キーピッチが少しでも大きい方が良い、横一列の並びでも充分な用途でしょうか。

今回サイズを2択にした11.6型にテンキー搭載は厳しいけれど、15.6型は画面サイズ、主に幅の影響でテンキーが自動的に搭載される仕様。

テンキー有無の差を見ると10%強、どちらでも良い人が全体の1/4くらいなので、ノートのサイズに依存する、で良いでしょう。

この2択は他の項目とはやや意味が違い、テンキーが無ければ無理という人は多くとも、テンキーがどうしても要らない人は少ないと思われ、有れば無しを兼ねるで良いかと。

搭載ストレージは大容量より速度重視

note-pc-enquete-4-hdd-1tb-ssd-120gb.gif

これもまさかのSSD需要高め。

量産系BTOメーカーの標準構成を見続け、私は以前から漠然と「120GB以上の容量が必要な人はそんなに多いのか?」と疑問に感じておりましたが、結果は2倍以上の人が1TBのHDDより120GBのSSDを選択。

これは、容量は10倍近い差が有るものの120GB以上必要と感じる人が比較的少ない、または容量を犠牲にしてでも高速化を望んでいるという結果。

2012年9月現在、2.5インチの1TB HDD販売価格は価格コム最安で約6~7千円。120GB SSDもそれに近い価格、または6千円を割っていたりもする為、メーカー仕入の大人買いなら似たようなもの。

未だにやたらとHDD標準が多いけれど、今回の調査結果に沿うとするなら、HDD標準搭載のノートが1機種有ればSSD標準は2機種有ってもおかしくは無し。

在庫が余りそうならメーカーは早めに2.5''HDDを処分するか仕入を絞るか。SSDは240~256GBも既に余裕の1万円台なので、特に500GB以下の2.5''HDDが大量に有るなら要注意と言えましょう。

ノートPC本体の色は4割以上が黒で良いと回答

ノートPC本体の色はどれが好きですか?

ラストは5問にしたかったので取って付けたような色の好みについて。

私の予想では、白>黒>その他と思っていたけれど黒>銀>白>その他という、現在の安物低性能ノートでも行けていると言える結果。

とは言え、赤や青などの需要が無いわけでは無く、供給が少ないからこそDELLやNECのようなカラーバリエーション多めの販売は個人的に上手いと感じております。

デスクトップとは違い、ノートで色を変えるとそれはベアボーン丸ごとを意味しており、大量生産や仕入前提のメーカー側はビビってしまうわけですな。

どれでも良いを合わせると黒で良い率は約66.7%になる為、3人中2人は黒で良し。銀はMacとかの影響でしょうか。

当サイトも最近はiPhoneやiPadでのアクセスが増えている為、Windows PCの事では無い可能性もございます。

 

PCメーカー供給とPCユーザ需要が合っていない?(まとめ)

5種類の結果、最も多かった条件をまとめると。

  1. 液晶モニタは(HD解像度の場合)大きい方が良い
  2. 液晶パネルは光沢より非光沢が圧倒的に好まれる
  3. ノートにはテンキー不要派がやや多め
  4. ストレージは大容量より速度重視が約2倍
  5. ノートの色は黒が人気、こだわらない人も多い

一行にすると、15.6型HD解像度の非光沢液晶パネルでSSDは120GBの黒いノートが良さそう。15.6型になるとテンキーは自動的に付いてしまう上、無いより有った方が良いでしょう。

なお、この調査はほぼ当サイトのブログ(BTOパソコン.jp)内のみで実施しておりますが、PC初心者や一般的なPCユーザの割合が高いと過去の調査で判っており、自作マニアやオタクの偏った意見ではございません。

また、この結果を知らせたく、私が個人的に期待しているBTOメーカーへはメール(~@bto-pc.jp)でお知らせしております。

以上、アンケートへのご協力有難う御座いました。


補足:今回の調査結果の転載はご自由に。数値をいじらないなら改編されても結構。Webサイト(ニュースやブログなど)なら当記事または当ブログ(https://btopc.jp/)へソースとしてリンクを。社内など紙で使用するなら出典表記の有無は不問。

今月のオススメBTOパソコン

リンク用ソース

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BTOパソコンメーカー比較

パソコン工房

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

初心者や実用重視のPCユーザー向け。デスクトップ以外にノートも多数有り価格と性能のバランスが良く選びやすい。全国に実店舗が多数有るBTO PCメーカー。

マウスコンピューター

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

パソコン工房と同様に機種が多くノートの取扱も有りゲーム用やクリエイター向けPCも有り。送料が比較的高額なので総額注意。知名度は国内トップクラス。

ドスパラ

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ☆☆

部品選: ★★★☆☆

デスクトップPCならパソコン工房とマウス以外にドスパラも見る価値有り。秋葉原に本拠地を構える昔ながらのBTOパソコンメーカーで知名度はマウス並に高い。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆

部品選: ☆☆☆☆

2011年頃から安く無くDELLを選択肢に入れる理由が薄く回線抱き合わせ販売の価格がまぎらわしい。ゲームPCのAlienwareは見た目重視コスパ最悪なので要注意。

日本HP

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安保証: ★★

部品選: ☆☆☆☆

高性能ノート以外は見る価値が薄く高額なLenovoという感じ。早々にWindows 7を捨て8に切り替えたので7が必要なら行っても無駄。2012年後半から迷走中。

TSUKUMO

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★

部品選: ★★☆☆☆

ヤマダ電機による買収後はマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。BTO PCは機種が少なくやや割高。ツクモファンなら選択肢へ。

FRONTIER

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ☆☆☆

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆☆

部品選: ★★☆☆☆

2013年7月に(株)KOUZIROが倒産しヤマダ電機子会社インバースネットが続投。長期保証が消滅。これと言った特徴が無く難点は有れど利点が見当たらない。

サイコム

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★★

部品選: ★★★★★

自作しない中~上級者のPCユーザ向け。初心者にはカスタマイズが難しく動かない構成でも購入できるので注意。パーツへのこだわりや知識が有るなら。

※並びはBTOメーカーの知名度の順。大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

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