マウスコンピューターが年末年始の在庫処分を開始

2011年12月28日

年末年始のセール情報がアップデート。

先日はフロンティアが在庫処分をしており、フロンティアにしては安いというネタで書いておりましたが、続いてマウスが明らかな在庫処分を開始。PC本体4機種以外にカスタマイズも安くなっており今が買い時。と言えるかは別の問題。

どのような物か簡単に見て参りましょう。

2011年末から2012年1月頃までの話になる為、未来から来た人は賞味期限切れの可能性有り。当サイト内BTOパソコンの選び方とか、はてブのPCカテゴリなどへ飛んで行きましょう。

 

どう見ても半端ストレージの在庫処分です本当に(略)

期間限定、2012年1月10日までの歳末新春セールと称した企画。全体的に行けておらず冷静に拝見。

mouse-hdd-3tb-2011-2012-sale.jpg

本体の販売は4機種。価格の刻み方は上手く、約を付けて7,9,11,14万円の4段階。画像の上2つはマイクロ、下2つはミドルタワー。

コピーや煽りを見ると、ご好評、HDD3TB+SSD搭載、限定、などと書かれておりますが鵜呑みしてはなりません。

本当に安いなら1機種適当に挙げて市販パーツとの価格比較を見積もりたい所では有りますが、残念ながらその価値は無し。

その理由は共通するパーツにご注目有れ。上段2機種は

  • 60GB SSD(ADATA S511シリーズ)
  • 3TB ハードディスク
  • インテル H61 Express チップセット

ストレージは4機種で共通するので太字へ。下段2機種は

  • 60GB SSD(ADATA S511シリーズ)
  • 3TB ハードディスク
  • インテル Z68 Express チップセット
  • NVIDIA GeForce GTX560/1GB

ストレージ、チップセット(マザーボード)、グラボ(ビデオカード)の3項目。

SSDの60GBは少ない、3TB搭載はマウス側の都合

一見するとOS起動用に小容量ながらもSSDが搭載され高速、HDDはデータ用に大容量というバランスの良さそうなストレージ構成。

しかしSSDの60GBは(私がインテルを見慣れている為かも知れないけれど)中途半端な容量。3TBは4TBが発売されたので早めに処分しなければ腐って(不良在庫になって)しまうと推測。

例として、インテルの40GBが出た当初はSSDの価格が全体的に馬鹿高く、相当なライトユーザで無ければデータは全てと言える程にHDDへ保存するが普通。

私は80GBを載せておりXPで使っておりますが、それはXPで事務用途の為。アプリケーションを随時インストールしまくるわけでは無く事足りるとして。

60GBは120GBの半分とか80GBの3/4と考えるやも知れないけれど、OS (Windows7) や個人の必須アプリケーション (C:\Program Files) の容量で底上げされるので単純に比較は出来ず。

例としてOSとアプリケーションで40GB使うなら、今回のSSD 60GBを基準にすると以下の通り。

  • 60GB・・20GB(空き)
  • 80GB・・40GB ※2倍
  • 120GB・・80GB ※4倍

底上げが大きい程にその差は大きくなりましょう。

HDDの3TBは4TBが先日発売され未だ25千円などと高額なものの、それは新物とHDD値上がり中の影響。時の経過で値下がりは必至。2011年末の3.5インチHDDの最安はおおよそで以下。

  • 3.0TB・・13千円
  • 2.5TB・・11千円
  • 2.0TB・・10千円

容量あたり単価で計算すると4TBが17千円まで下がると3TBが死ねるライン。上の最安はメーカー不問なのでほぼWestern Digital。

4TBはHGST製品という違いが有る為、単品なら17千円より更に上に境界線が有るかも知れない。量産系BTOパソコンの場合はメーカー表記が無い事が多く関係無いけれど。

安い為のH61は良いとしてもISRT無しのZ68はどうなのか

上段2機種のチップセットがH61になっている理由は単純に安く作る為。P67やZ68とは最安比較でさえ5千円以上の差が有り、グラボ無しかつISRTなどもやらない前提なので良いとしましょう。

しかし下段2機種のZ68は、私がマウスを見慣れている為かISRT(SSDをキャッシュにしてHDDを高速化する機能)が付かない違和感。

SSD容量が小さいからこそISRTの価値が高いとするなら、これらは本当にSSD60GBとHDD3TBの処分と見えて仕方ない。

GTX560もGTX560Ti値下がりによる処分と予想

グラボに興味が無くマニアックな事情は分からないけれど、ストレージの処分と同時にGTX560も処分しているように見える構成。推測では無く予想または妄想かも知れないけれど。

単品の価格差は最安から10件程度の平均で見ると約3千円。マウスは処分(新製品への置き換え)が早い為、他社で言えば処分というタイミングとは言えないかも知れない。

グラボでぐだぐだになってしまったけれど、全体のバランスと価格をマウスのこれと比較すると分り易い。左端の最安機種。

mouse-mdv-advance-s-list.jpg

価格は今回セールの4機種の内、2番目に安い物(Lm-i735X-SH)と同じ。

メモリとHDD容量ではセール品の方が勝るものの、CPU、SSD、チップセット、ISRT仕様、ミドルタワー、という点で負けております。

メモリが4GBでは足りず8GBが必要、HDDも500GBでは足りず3TB必要、として価値を見出すなら良いと思うけれど、そうでは無いならセールでは無いi7-2700K搭載PCの一択。

基本の販売とセールでは違う人が企画しており構成または価格が矛盾している、と思うのは私の妄想でしょうか。

 

カスタマイズ価格の値下げの見せ方も意図が解らない

ケチを付けたいわけでは無いけれど、PC本体以外のセール情報も見せ方がおかしいと個人的に思う次第。

mouse-sale-custom-2011-2012.jpg

何がおかしいか、仕事で販売を専門にやっている人より自作PCユーザの方がピンと来るかと思われるその理由とは、カスタマイズの価格を大きく出している事。

値下げ額や率が少額で大した事の無い割にアピールし過ぎ。自作する人なら一目瞭然、値下げ後の価格でさえ買った方が安い設定になっております。

SSDの最安を価格コムを参考に書き出すと。

  • A-DATA(60GB)・・約8500円
  • Intel320(80GB)・・約12千円
  • Intel320(120GB)・・約15千円
  • Intel510(120GB)・・約18千円
  • Intel510(250GB)・・約43千円
  • Intel320(300GB)・・約43千円

120GBまではマウスのセール価格の方が数百円から2千円くらいの範囲で高額。250GBと300GBは約7千円も高くなっており、なぜ金額を思い切り出しているのか意味が解らない。

メモリはメーカーによりバラつく為、私の脳内価格コムでおおよその最安で各種を書き出すと。

  • 8GB(4GBx2)・・約2500円
  • 16GB(4GBx4)・・約5千円
  • 32GB(8GBx4)・・約18千円

枚数が書かれていないけれど2GBx4枚は無いと考え全体的に高め。合計32GBは8GBメモリ使用となり2倍近く取られております。

更にSSDとメモリいずれも「変更」「アップグレード」と書かれており追加(増設)では無し。抜いたパーツの価格は考慮していない為、実際には更に高いという事になるわけです。

マウスに限らずパソコン工房もキャンペーンなどと称して無料アップグレードは良く有る事で、それ自体は上手いと思うものの、各単品価格を大きく見せる表現は私のような見方をする人間が多くなるでしょう。

今回のマウスの特設ページは見せ方がおかしい。フロンティアのような何か勘違いしている、またはパソコンを良く知らない人が作ってしまったのでは無かろうかと。

現在、草稿の段階なので年明けに公開する予定でおりますが、なぜカスタマイズが高くなるのか理由は後日。

 

本当に買うならセール期間は他のBTOメーカーも比較(まとめ)

私は記事を上げる際は買わない、要するに冷やかしを楽しむ人用に書いているように見えるやも知れないけれどそうでも無く。個人的に一番嫌な事が提灯記事を鵜呑みして後悔する購入者。

マウスの売り方は普段は上手く、構成や価格も他社を少し突き放すようなやり方をしており、販売部署の頭が良いのだろうと思っておりましたが、今回のセールはらしく無い。

セール期間は他のメーカーもかぶる事が多めで、年末年始以外に

  • ボーナス時期が年2回
  • 春の引っ越し入学就職シーズン
  • 夏休み前から終わるまで
  • 各メーカーの決算月の前(2月、8月頃)

期間もかぶっておりますが、大規模にやるシーズンはだいたいこの辺り。(外資系 DELLやHPは除く)

ドスパラはお年玉セール、パソコン工房系は激安な新製品、おまけでフロンティアは先日書いた記事の通り。

煽りコピーはメーカーの言い分で有り、それをどう解釈し判断するかは買う側の自由。私は大抵、限定とか今が買いなどは無視するので、100円単位が惜しかったり少しでも性能や機能を知りたいなら=後悔しない為には時間を割いて詳しく調べる事をお勧め。

例として、期間や台数の限定は3種類の意味が有り

  1. とりあえずで販促したい時の常套句
  2. メーカーが早く売り払いたい為の煽り
  3. 本当に在庫と利益が少ない掘り出し物

3は滅多に無いというか皆無と思った方が良いので冷静な判断を。

リンク用ソース

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BTOパソコンメーカー比較

パソコン工房

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

初心者や実用重視のPCユーザー向け。デスクトップ以外にノートも多数有り価格と性能のバランスが良く選びやすい。全国に実店舗が多数有るBTO PCメーカー。

マウスコンピューター

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

パソコン工房と同様に機種が多くノートの取扱も有りゲーム用やクリエイター向けPCも有り。送料が比較的高額なので総額注意。知名度は国内トップクラス。

ドスパラ

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ☆☆

部品選: ★★★☆☆

デスクトップPCならパソコン工房とマウス以外にドスパラも見る価値有り。秋葉原に本拠地を構える昔ながらのBTOパソコンメーカーで知名度はマウス並に高い。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆

部品選: ☆☆☆☆

2011年頃から安く無くDELLを選択肢に入れる理由が薄く回線抱き合わせ販売の価格がまぎらわしい。ゲームPCのAlienwareは見た目重視コスパ最悪なので要注意。

日本HP

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安保証: ★★

部品選: ☆☆☆☆

高性能ノート以外は見る価値が薄く高額なLenovoという感じ。早々にWindows 7を捨て8に切り替えたので7が必要なら行っても無駄。2012年後半から迷走中。

TSUKUMO

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★

部品選: ★★☆☆☆

ヤマダ電機による買収後はマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。BTO PCは機種が少なくやや割高。ツクモファンなら選択肢へ。

FRONTIER

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ☆☆☆

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆☆

部品選: ★★☆☆☆

2013年7月に(株)KOUZIROが倒産しヤマダ電機子会社インバースネットが続投。長期保証が消滅。これと言った特徴が無く難点は有れど利点が見当たらない。

サイコム

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★★

部品選: ★★★★★

自作しない中~上級者のPCユーザ向け。初心者にはカスタマイズが難しく動かない構成でも購入できるので注意。パーツへのこだわりや知識が有るなら。

※並びはBTOメーカーの知名度の順。大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

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プロフィール

ヒツジ先輩

書いてる人:

BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。