国内メーカーとは対照的な日本でも攻めなHP新製品

2017年11月21日

日本HPが新製品を段階的に投入。

今月から来年3月までという長めな新製品発売予定を流しており、価格は安くとも約14万円~で上は47万円級の税別なる強気な設定。本気なのか正気を疑うべきなのか正直良く解らないレベル。

適当に見て参りましょう。

国内メーカーとは対照的な日本でも攻めなHP

元ネタと価格。

実質10万円を切るPCからプレミアムノートまで一斉投入 (1/2) - ITmedia
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1711/18/news013.html

hp-pro-price-2017-11

どの辺りが10万円を切るかはこちら。

キャンペーンを適用することで10万円を切る価格(通常の直販価格は税別15万円~)を実現する予定というのも魅力だ。12月下旬の発売が待ち遠しい。

レノボかな?感が半端ない二重価格モード。

どの機種かは12月下旬と書かれている通り一覧の下から4番目にあるProBook 430 GSの15万円~になっているやつ。

ProBook-430-G5

主な仕様はこれ。

  • CPU:Core i3-7100U(2.4GHz、2コア/HT、3MB、TDP15W)
  • メモリ:4GB(DDR4-2400MHz)
  • HDD:500GB
  • モニタ:13.3型光沢(解像度:1366x768)
  • 無線:SIMロックフリーLTE対応
  • 重量:1.49kg

まあ10万円といったところでしょう。この構成で15万円は無理があると思いつつ、やはりレノボの売り方を彷彿としてしまう。

CPUがインテル公式によると281ドル。メモリとHDD合わせて1万円くらい、SIM挿せる価値として1~2万円とするならここまで5~6万円。後はノート本体部分とするなら15万円の内ベアボーンが10万円くらいになってしまうそんな馬鹿な。

法人向けなので業務用としては良い構成、問題ないとは思うけれど、値引き前提なのか、NECや富士通などに合わせて値打ちこいてみたのか。

細かいところで好印象な箇所はEnterがアホほどデカい。

Enterデカい

私が今これを書いているデスクトップPC用のEnterよりデカい、幅が広い。

Enterのデカいノートを打った事がある、デカいに越したことはない印象がございます。昔々、NECがそうしたので右へ倣えだったと記憶している。

なぜデカい方が良いかは日本人は文字を全角へ変換するので、スペースキーとEnterを英語圏よりも打つ機会が多い。慣れたならShiftのようなサイズの英語キーボードでも打てない事はないけれどミスり易い。

とはいえ15万は無いと思う。

法人向け34型湾曲ディスプレイ4K解像度な一体型PCも

EliteOne-1000-G1

モニタの底面、台座部分がPC本体になっているらしいので、ノートPCにモニタが刺さっている感じ。

CPUに第7世代のCore i7-7700(3.6GHz~4.2GHz、4コア8スレッド)、チップセットはIntel Q270、メモリは16GB、ストレージは512GBのM.2 NVMe SSD

これで30万も言い過ぎでは無かろうか。モニタが20万円くらいなのか。

ノート型ワークステーションは37万から47万円~

ZBook-x2-G4

マルチタッチ対応、4K解像度、グラボにQuadro搭載、画面が外れるタイプの2in1で性能は高く容量デカいけれど、やはり37万円~はやりすぎな印象。

デタッチャブル型ワークステーション

デタッチャブル型という言い方は一般的なのだろうかと疑問を感じて調べてみると、PC業界ではその方向のようで。日本なのだから素直に着脱式でよろしかろうと思った。

デザインは相変わらずセンス良いと感じるノートPC

私がデザインを語るセンスが無い点は上の棚に置いておき、以前ネタにしたSpectore 13がマイナーチェンジ。

HP-Spectre-13

これはこれで良いけれど、以前の黒と金の方が高級感あった。

同シリーズの新製品も見た目良いと思う。

HP-Spectre-x360

これら14から15万円~となっており、法人向けがクソ高いので何となく割安感あるけれど安くは無い。

但し、昔実機を借りたHPのノートPCは本当に質感が良く、10万円を超えるようなノートはHPさすがと感じたので悪くは無いかと。

 

国内メーカーの相次ぐ撤退による高価格帯狙い?

東芝がマジでPC事業を売り払うならば残る国内大手はパナソニックとVAIOくらいしか無く、いずれも大手は大手でも手広くやっている感は無く、レッツやVAIOが好きな人だけが買う印象。

Lavieは今でも存在しており新製品も出ており、富士通もレノボへの売却が決まろうともFMVシリーズは残さないわけは無いかと。

東芝もどこへ売るにせよ買い手がdynabookやSatelliteブランドを切り捨てるとは思えず、東芝が作らなくてもレグザのように残るはずなので、元国内企業が作っていたPCブランドは見た目変わらない。

ところが中身レノボと知っている人は知っているわけで、そういうPC業界に対して情強な人が企業のPC導入担当だったなら。もしかするとNECと富士通は外すかも知れない。

これとか、

中国企業レノボのPCにハッキング工作か!? 「5カ国の国家機関がレノボ製PCの使用を禁止」と大手紙が報じる | ロケットニュース24
https://rocketnews24.com/2013/08/01/355285/

こういう話を知っているなら、

Lenovo製PCに入っている極悪アドウェア「Superfish」はどれだけヤバイのか? - GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20150220-lenovo-superfish-disaster/

避けるかも知れない。

そこへHPが乗り込むというかHPも元から法人メインなので力を入れて行くとするなら、国内PC出荷シェアが面白い事になるかも知れない。

しかし今回のHPはズレている。高額なノートや一体型PCが必要な法人とか職人は限られており、数は出ないとするなら今回の新製品立て続け出す宣言は単なるアピール、賑やかしかと。

ところでNEC、富士通に続き東芝まで身の切り売りとなれば、「PC市場の衰退!スマホとタブレット普及が原因!」と騒ぐアホな大手メディアが出るだろうと思っていたけれど、まだどこも騒ぎませんな。

今月のオススメBTOパソコン

リンク用ソース

コメント(3)

>実質10万円を切る
HPの説明によると「先着500名はキャンペーンで92,500円(税別)」とのこと。税込99,900円とか斬新な価格設定で面白いです。末尾を980円にしなかった点は好感が持てます。

>ProBook 430GSの15万円~になっているやつ。
他の特徴としては「通常は500回くらいの充放電で寿命なところ、1000回くらいの充放電に耐えるバッテリ」とか「MIL規格準拠」とか、高耐久な点がウリだそうで。特に17時間の動作が可能なバッテリが長寿命なのは良い点。

ちなみに「GS」ではなく「G5」な模様。

日本HP - HP ProBook 430 G5 Notebook PC
http://jp.ext.hp.com/notebooks/business/probook_430_g5/

>Enterがアホほどデカい
キーの端を弱い力で押しても押下できるなら、デカいエンターは歓迎。

>34型湾曲ディスプレイ
横幅80センチを超えるディスプレイを、PC用として1人で使うのは贅沢。34型だと60センチくらい離れないと、目線移動が激しくなって苦しそう。この距離だと画面を見ながらタイピングは難しそうですから、34型は映像視聴用途がメインでしょうか。

>法人向け34型湾曲ディスプレイ4K解像度な一体型PCも
GPUが高いかも知れないと思いましたが仕様を見たところインテル® HD グラフィックス 630でした。
やはり34型湾曲ディスプレイが高いのかもしれません。

HP ELITEONE 1000 G1 ALL-IN-ONE | 日本HP http://jp.ext.hp.com/desktops/business/eliteone_1000_aio/

>中国企業レノボのPCにハッキング工作か!? 「5カ国の国家機関がレノボ製PCの使用を禁止」と大手紙が報じる
誤報? (#2432079) | ThinkPadなどのLenovo製品の利用を禁じる政府機関 | スラド
https://srad.jp/comment/2432079

== 引用と翻訳 ==
Reports published on 27 and 29 July 2013 in the Australian Financial Review allege a Department of Defence ban on the use of Lenovo computer equipment on the Defence Secret and Top Secret Networks.
2013年7月27日と29日にオーストラリア財務レビューで発表された報告書によると、国防総省は、防衛シークレットとトップシークレットネットワーク上でLenovoコンピュータ機器の使用を禁止していると主張しています。

This reporting is factually incorrect. There is no Department of Defence ban on the Lenovo Company or their computer products; either for classified or unclassified systems.
この報告は実際には間違っています。レノボ・カンパニーまたはそのコンピュータ製品に対する国防総省の禁止はありません。分類されたシステムまたは未分類のシステムのいずれか。
== 引用と翻訳 終わり ==

誤報のようです。元記事が見られないのが残念です。

コメントする ※要ユーザ登録&ログイン

BTOパソコンメーカー比較

マウスコンピューター

高性能: ★★★★ 保証: ★★★

コスパ: ★★★★★ 安定: ★★★

初心者: ★★★★★

令和時代の鉄板スタンダードなPC初心者向けメーカー。標準構成のバランス感覚が突出しており、私でさえケチを付けることが滅多にできない。性能の下から上まで幅広く実用的。

パソコン工房

高性能: ★★★★ 保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安定: ★★

初心者: ★★★★

性能とパーツの相場がある程度わかる人なら標準構成が多いのでコスパ重視で選びやすい。同じに見える同じ価格でも仕様の違いがどうなのか判る人には最適。

ドスパラ

高性能: ★★★★ 保証: ☆☆

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ★★

初心者: ★★★★

昔はドスパラ=BTOだったけれど最近は普通のパソコンに力を入れておらず、2018-2019年の偽インテルチップ中華SSDの件が未解決なので信用問題的に何とも言えない。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安定: ☆☆

初心者: ☆☆☆☆

10年以上前まではDELL=初心者向けの安いパソコン、それはもう通用しておりません。クーポン適用後が適正価格だと見抜けるパソコン詳しい人向け、または大人買いで割安になる法人向け。

日本HP

高性能: ★★★☆☆ 保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ★★

初心者: ★★★☆☆

コスパと性能以外にも見た目も重視したいならHPのノートも選択肢としてアリ。自社製造状態なのでBTO=ダサい印象は払拭されるかと。デスクトップは法人用、ゲーミングは海外向け。

FRONTIER

高性能: ★★☆☆☆ 保証: ☆☆☆

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ☆☆☆

初心者: ★★★☆☆

フロンティア神代の解散後、現所長のパワハラがひどいとタレコミが複数あり、私から内情を運営会社へ伝えると逆ギレされて私を訴えるぞと謎すぎる返しがあり困惑中。

サイコム

高性能: ★★★★★ 保証: ★★★

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ★★★

初心者: ☆☆☆☆☆

PC自作しない中~上級者向け、昔ながらの2chおっさん御用達な鉄板メーカー。動かない構成でも購入できるので初心者にはおすすめ不能。量産系BTOのようにコスパ悪くならないのでサイコムだけは自由なカスタマイズを激しくおすすめ。

※並びはBTOメーカーの知名度の順(暫定)で、大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

勝手に評価シリーズ

結果として宣伝になっていますが依頼されたわけでは無く、依頼されてもやりません。

データ復旧のIUECを勝手に評価
あなたの街の~を勝手に評価
格安SIMなb-mobileを勝手に評価
格安SIMなLinksMateを勝手に評価

カテゴリと更新通知

プロフィール

ヒツジ先輩

書いてる人:

BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。