2015年2月度PC出荷台数は前年比54.1%(by.JEITA)

2015年3月28日

JEITAが2月度のPC出荷数を更新。

クララが立つよりどうでも良い前年比はマイナス半分くらい。中でも落ち込みがひどいカテゴリはデスクトップ単体で42.7%となっているものの、前年は174%を記録しており、XP祭りの反動が丸見え。

適当に参りましょう。

2015年2月度PC出荷台数は前年比54.1%

最新の数値を入れた全体から。

パソコン出荷台数全体の前年比グラフ

この調子は後2ヶ月、4月まで続く予定。5月からはXP祭り終了の反動の逆の反動により、今度は1年くらい100%超えが続くはず。

2014年度の数値が悪過ぎる為。分かり易く言うと、2013年度から良い->悪い->普通になる為、プラス、マイナス、プラスになるという意味。イメージにすると、150%->50%->100%のような。

カテゴリ別。

パソコン出荷台数のカテゴリ別前年比

デスクトップ単体が妙。

昨年は他の形態より飛び抜けて前年増していたに対し、今年は単体の低下が他のカテゴリと同じくらい。前年の飛び抜け度は、企業がセパレートタイプのデスクトップPCを入れ替えたと予想出来るところ。

 

特別悪いとは言えない過去2年の平均値

先に実績と予想から。率では無く出荷台数。

予想

2月は予想より少なめの結果に。

IDCやガートナーを見習い下方修正しようかと思ったけれど、この予想は私のヤマ勘では無く計算に基いているので修正のしようが無し。1月は予想より多かった反動という言い訳をしておきましょうか。

XP祭りの濃度を薄める為、過去2年分を平均にしたグラフ。

平均

減少傾向と言えばそうかも知れないけれど、2011や2012年と大差無いと言えば無しとも言えそう。

気にならなかったけれど4~2月の11ヶ月で比較してみると、2011年を1とした場合、2012年は98.9%、2013&2014年平均は93.7%なので、1%落ち、そこから5%落ちる感じ。

しかし、2013年3月は過去4年間で最も出荷台数が多く164万台。XP終了間際と消費増税直前の駆け込み需要と思われ、2014年度3月、要するに今月が多少低くとも上方修正が掛かるはず。

ちなみに、2011年は1127万台、2012年は1115万。2013&2014平均は2月までで928万、予想通り3月に110万出たなら94.5%で終了。2012年と比較すると95.5%。

但し、これはJEITAの統計なので国内全部ではございません。MM総研の国内PC出荷は年間1400~1600万台くらい。JEITAはDELLとかHPが入っていないので、時系列で相対的に見るものとして。

 

Windows 10によりPC市場が冷え込む予感(まとめ)

7に手を加えたならまだ良かったものの、10は8が元になったようなユーザインターフェースとなっており、マイクロソフトはOne Windowsを諦める気無し。

現在は7がまだ有る上、Windowsパソコンを買い換えるならバージョンを選んでいる場合では無いと思うのでパソコンは売れ続けると思うものの、問題は無償アップグレード。

個人的には7を10へとクソ化する気は全く無し。しかし、手が滑ったりアレで良いと判断する人は最新のWindowsへアップグレードするのでしょう。要するにサポート期間がタダで伸びるわけですな。

以下、左が発売時期、右は延長サポート終了予定。

  • 7・・・2009年10月->2020年1月
  • 8・・・2012年10月->2023年1月

いずれも10年と2ヶ月くらいの寿命。当てはめると、10が仮に2015年7月リリースとするなら、延長サポート終了は2025年10月頃となり、7ユーザは6年近くも延びる事になる為、7発売から16年という凄まじい長さへ。

しかし実際には16年も同じパソコンを使うわけが無し。ところが自作ユーザのDSP版やパッケージは単体。DSPもパーツとセットでは無くなっている為、延々と使い続けられるという。

自作以外のPCユーザも、使っているWindowsが古くなったのでパソコンを買い換えるという動機が無くなり、そうなると面白く無いのはPCメーカー。

CPUはデスクトップなら大抵がオーバースペック、メモリは大容量でも当たり前、ストレージがHDDなら空き容量を余らせている人も多いでしょう。故障しなければWindows PCを買い替えなくて良くなる可能性が高まっているわけですな。

PC出荷台数のみを見てパソコンはオワコンという勘違いは前年比に限らず、今後はPC普及台数とPC出荷台数は離れて行くと思う。

今月のオススメBTOパソコン

リンク用ソース

コメント(2)

>前年比はマイナス半分くらい

週一で発行される業界新聞を読んでいますが、それにはPC出荷台数発表の都度「タブレットPCへの移行が影響して既存PCの出荷が減少」とあります。本紙に限らずどの媒体でもほぼ同じ言い回し。考えることをしない=楽をしたい記者が揃いも揃って業界団体の発表を丸写ししたか、はたまた団体の教育的指導でもあったのかと勘ぐってしまいますね。

>手が滑ったりアレで良いと判断する人は最新のWindowsへアップグレード
手持ちのマウス製m-Stickはアップグレード予定です。元が8.1だから使い勝手は大して変わらないでしょうし。ただしその場合、予めリカバリ用のUSBメモリでも作成しておかないと、リカバリ不可となるため注意が必要。これはWin7でもWin8でも同様ですが。

しかしOSをアップグレードすると、メーカ保証はどうなるのでしょうかね。MSからの配布ですから改造には当たらないと考える一方、販売時の構成とは異なる環境へ自分で変更したのだから保証外、という考えもあり。

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BTOパソコンメーカー比較

マウスコンピューター

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コスパ: ★★★★★ 安定: ★★★

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令和時代の鉄板スタンダードなPC初心者向けメーカー。標準構成のバランス感覚が突出しており、私でさえケチを付けることが滅多にできない。性能の下から上まで幅広く実用的。

パソコン工房

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初心者: ★★★★

性能とパーツの相場がある程度わかる人なら標準構成が多いのでコスパ重視で選びやすい。同じに見える同じ価格でも仕様の違いがどうなのか判る人には最適。

ドスパラ

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昔はドスパラ=BTOだったけれど最近は普通のパソコンに力を入れておらず、2018-2019年の偽インテルチップ中華SSDの件が未解決なので信用問題的に何とも言えない。

DELL

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10年以上前まではDELL=初心者向けの安いパソコン、それはもう通用しておりません。クーポン適用後が適正価格だと見抜けるパソコン詳しい人向け、または大人買いで割安になる法人向け。

日本HP

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コスパと性能以外にも見た目も重視したいならHPのノートも選択肢としてアリ。自社製造状態なのでBTO=ダサい印象は払拭されるかと。デスクトップは法人用、ゲーミングは海外向け。

TSUKUMO

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昔のマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。機種が少なく特徴的な少数精鋭状態なので選べる人を選ぶが、それにしても選びにくい。

FRONTIER

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※並びはBTOメーカーの知名度の順(暫定)で、大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

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BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。