パソコン出荷台数はいつまで微減するのか?(by.JEITA)

2015年2月14日

JEITAが国内PC出荷の統計12月度を更新。

XP終了祭りの影響により、祭り真っ盛りの2013年と比較すると2014年度は前年割れして当然。そこで2013と2014年を平均し、過去の年度と比較するという新しい手法を編み出したので適当に見て参りましょう。

先にどうでもよろしい前年比から。

2014年12月度のPC出荷台数は前年比71.5%

前年と比較する意味が無い気がするけれど、せっかくJEITAが前年比を出してくれているのでグラフ化。

パーソナルコンピュータ国内出荷実績・台数(JEITA統計)2014年12月

6月から継続し派手に前年を割っております。

カテゴリ別。

パーソナルコンピュータ国内出荷実績・台数(JEITA統計)カテゴリ

何故かデスクトップ単体がやや持ち直し。台数で見ると11月の約9万台に対し、12月は約18万台なので2倍くらい。

突っ込みどころが無いので次。 

 

出荷金額は相変わらず低いが上昇傾向?

先に台数の数値から。画像の上下は同じデータ。

出荷台数

折れ線の「紫」に対する「他の色」との開き幅を何となくご記憶有れ。

金額も同様にグラフ化。上下同じデータ。

出荷金額

金額の紫(2014年)が台数ほど開いていないという事は単価が上がったのでしょう。無駄にタッチパネルとか変形するノートが増えている為。

最新2年分を平均すると分かり易い。

出荷金額平均

2012年と比較すると、2013&2014年平均の金額がやや上昇。

2011年代の水準とまでは行かないけれど、年々値下がりするパソコンにしては値上がりは不自然。単価の上昇はタッチスクリーン仕様などの蛇足機能以外、単純に円安の影響でしょうな。

経理的に考えて消費税は出荷金額には入っていないはずなので消費税の増税はスルー。

 

実績が予想と近くなる原因は計算通りな為

前回から登場した予想、エスパー・シープ・エディション。オレンジの棒、12月を御覧有れ。

パーソナルコンピュータ国内出荷実績&予想

実績はこれ。12月の紫。

実績

予想より少し低くなってしまったけれど、IDCやガートナーほどブレてはいない、その理由は予想というか計算なので、近い数値が出て当然。

台数の2013+2014年平均。

出荷台数平均化

12月はほんのり減少。

1月も当たってしまうなら30万台クラス。過去最低レベルを目指せてしまうので、いくら何でも予想よりは上回るでしょう。

 

PC出荷減はWindowsと携帯端末の普及次第(まとめ)

いつまでPC出荷が微減し続けるか、要因の1つはWindowsの出来栄え、言い換えるとクソさ加減。もう1つはスマホやタブレットの普及率の頭打ちが来るまで。

先に携帯端末から行くと、例として4人同居世帯の父母が各1人、高校生と小学生という家族構成が有ったとしましょう。

パソコンが一家に一台のマルチメディアな時代がPC本体の低価格化により現代では1人1台でも普通。

マルチメディアなNECの暗黒PCなら40~50万円くらいしていた物が、今のドスブイPCなら4~5万円でも購入可能なので父と母は各1台が現実的。今時の若者な高校生なら自分用PCを持っているかも知れないので3台。

故障し買い換える機会は3台が対象。しかし、近年ではスマホやタブレットが有り、以下のようになれども自然。

  • 父・・・自分用パソコン
  • 母・・・普段はタブレットでSNS、時々父PCを借りる
  • 高校生・・・スマホ
  • 小学生・・・親のお下がりで白ロム化したスマホで遊ぶ

こうなると旧来のPC3台が1台になり、3台の買い替えも1台で済む事になり、最近のパソコンは用途に対しオーバースペックな物も多く、故障もし難くなっていると思うので台数は低下するかと。

しかし過去と比較し現代がこの状態になったわけで、今後スマホなどが普及し尽くし、タブレットが頭打ちになると、現代と比較した未来ではPCの出荷数は落ちず維持になるはず。

問題はWindowsというよりマイクロソフト。

このまんま新バージョンで失敗し続けつつ7も売り続けるなら、JEITA統計に入っていない多くのBTO PCメーカーへ消費者が流れてしまい、国内PC出荷を名乗れないレベルになりそう。

逆にChrome OSが普及して行くなら、大手PCメーカーのWindowsでは無いパソコンの出荷台数が水面下で増え続け、Windowsシェアは落ちているのにパソコンが何故か増えている現象に繋がりましょう。

以上より、PCメーカーが抜けると放置し、(前年比が狂うので)新たにPCメーカーを入れられないJEITA統計は一度リセットした方が良いと思う。白紙にするのでは無く、別バージョンで始めるという意味。毎年リビジョンが増えて行くとか。

そこまでJEITAは仕事しないか。

今月のオススメBTOパソコン

リンク用ソース

コメント(3)

バッテリ動作時間測定法を、1.0から2.0へバージョンアップした点は評価できますね。13年間も放ったらかしでしたから、対応が遅すぎるとは思いますけれど。ハイレゾ音源の定義こそ放っておけと。

Engadget Japanese:JEITA が『ハイレゾ音源』の定義を決定。CD音質を超えるデータはすべてハイレゾ
http://japanese.engadget.com/2014/03/31/jeita-cd/


>JEITA統計は一度リセットした方が良いと思う
いっそのこと、統計に参加しているメーカ毎の出荷台数を、通年で集計し続けた方が参考になるやも。富士通のPC出荷実績10年の歴史、なんぞ見られたら面白い。これならメーカが減ろうが増えようが問題ないですし。

>祭り真っ盛りの2013年と比較すると2014年度は前年割れして当然
アカン 月次定期記事が一行で終わってしまうw

>せっかくJEITAが前年比を出してくれているのでグラフ化
>6月から継続し派手に前年を割っております
犬さんがおるー(小並感)

>何故かデスクトップ単体がやや持ち直し。
>台数で見ると11月の約9万台に対し、12月は約18万台なので2倍くらい
クリスマスかな(適当)

>折れ線の「紫」に対する「他の色」との開き幅
>金額も同様にグラフ化。上下同じデータ
3本までのが見やすいかな(小声)

>台数ほど開いていないという事は単価が上がったのでしょう。
>無駄にタッチパネルとか変形するノートが増えている為
試しでMac買う人が居るからかな(震え声)

>2012年と比較すると、2013&2014年平均の金額がやや上昇
やっぱ3本以下のが見やすい(確信)

>年々値下がりするパソコンにしては値上がりは不自然。
>単価の上昇はタッチスクリーン仕様などの蛇足機能以外、単純に円安
政府「デフレ脱却待ったなし(迫真)」

>前回から登場した予想、エスパー・シープ・エディション
いや、ちょっと命名センスがなーとか全然思ってませんから

>IDCやガートナーほどブレてはいない、その理由は予想というか計算
予想的中率的にはむしろ相手が弱キャラ過ぎだろw

>台数の2013+2014年平均
>12月はほんのり減少
やっぱ3本以下だわ(2回目)

>1月も当たってしまうなら30万台クラス。過去最低レベル
計算の検証が捗るなw

>同居世帯の父母が各1人、高校生と小学生という家族構成
高2と小3あたりかな だいぶ間あけたな 何かあったのかなw

>PC本体の低価格化により現代では1人1台でも普通
普通1人3台はあるだろ(迫真)

>今のドスブイPCなら4~5万円でも購入可能
DOS/Vのが打鍵数少なくて済むぞw
いやモード変換がウザいかw

>小学生・・・親のお下がりで白ロム化したスマホで遊ぶ
低学年かな 歳の差さらにありそうな兄弟姉妹や 

>こうなると旧来のPC3台が1台になり、3台の買い替えも1台で済む
シナリオ的にはそこで買い替えで廃棄するPCの余りパーツに目をつけたお父さんが自作にはまるわけですよ
いや、ダメだ それだと家の台数は増えても完成品出荷数は増えんなw

>現代と比較した未来ではPCの出荷数は落ちず維持になる
上記を考えるとジサカーへ移行されると維持どころか減りますな

>このまんま新バージョンで失敗し続けつつ7も売り続ける
7のサポ延長はよ(血眼)

>Chrome OSが普及して行くなら
OSの単体配布はよ(迫真)

>Cメーカーが抜けると放置し、
>(前年比が狂うので)新たにPCメーカーを入れられないJEITA統計
>白紙にするのでは無く、別バージョンで始めるという意味
>そこまでJEITAは仕事しないか
リセットとかいうよりむしろ不要に見えんですがソレはw

>2013と2014年を平均し、過去の年度と比較するという新しい手法を編み出した
オリジナル指標ではないだろうかw

>6月から継続し派手に前年を割っております。
XP祭りはすごかったねーw

>無駄にタッチパネルとか変形するノートが増えている
大人気なんですねー(棒)

>単純に円安の影響
一般人「安倍のせいだー(棒)」

>IDCやガートナーほどブレてはいない
自称調査会社の予想は妄想とも言いますw

>近年ではスマホやタブレットが有り
やっぱり調査会社が言うようにPCからスマホやタブレットに移行しているではないかw

>このまんま新バージョンで失敗し続けつつ7も売り続けるなら
>逆にChrome OSが普及して行くなら
いずれにしてもBTO PCメーカーに流れると思うw

>PCメーカーが抜けると放置し
そもそもこの時点で意味ないしw

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BTOパソコンメーカー比較

パソコン工房

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

初心者や実用重視のPCユーザー向け。デスクトップ以外にノートも多数有り価格と性能のバランスが良く選びやすい。全国に実店舗が多数有るBTO PCメーカー。

マウスコンピューター

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

パソコン工房と同様に機種が多くノートの取扱も有りゲーム用やクリエイター向けPCも有り。送料が比較的高額なので総額注意。知名度は国内トップクラス。

ドスパラ

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ☆☆

部品選: ★★★☆☆

デスクトップPCならパソコン工房とマウス以外にドスパラも見る価値有り。秋葉原に本拠地を構える昔ながらのBTOパソコンメーカーで知名度はマウス並に高い。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆

部品選: ☆☆☆☆

2011年頃から安く無くDELLを選択肢に入れる理由が薄く回線抱き合わせ販売の価格がまぎらわしい。ゲームPCのAlienwareは見た目重視コスパ最悪なので要注意。

日本HP

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安保証: ★★

部品選: ☆☆☆☆

高性能ノート以外は見る価値が薄く高額なLenovoという感じ。早々にWindows 7を捨て8に切り替えたので7が必要なら行っても無駄。2012年後半から迷走中。

TSUKUMO

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★

部品選: ★★☆☆☆

ヤマダ電機による買収後はマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。BTO PCは機種が少なくやや割高。ツクモファンなら選択肢へ。

FRONTIER

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ☆☆☆

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆☆

部品選: ★★☆☆☆

2013年7月に(株)KOUZIROが倒産しヤマダ電機子会社インバースネットが続投。長期保証が消滅。これと言った特徴が無く難点は有れど利点が見当たらない。

サイコム

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★★

部品選: ★★★★★

自作しない中~上級者のPCユーザ向け。初心者にはカスタマイズが難しく動かない構成でも購入できるので注意。パーツへのこだわりや知識が有るなら。

※並びはBTOメーカーの知名度の順。大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

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プロフィール

ヒツジ先輩

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BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。