パソコン出荷台数4ヶ月連続2桁%前年割れ(by.JEITA)

2014年11月18日

JEITAが2014年9月の国内PC出荷台数と金額を公開。

9月も2割くらいの前年割れを起こしており、大手メディアの印象操作による世間の風潮でいうならば、スマホやタブレットが原因でパソコンが売れなくなっているのでしょう。おそらく。はいはい。

実に凄く興味深い前年比から参ります。

割れ続く前年比は9月も2割の落ち込み

ソースはこちら。

JEITA / 統計データ
http://www.jeita.or.jp/japanese/stat/pc/2014/

全体の出荷台数より、前年比の%をグラフ化。

パソコン出荷台数全体(前年比)

見づらくなって来たので今回からラベルを全部削除。XP終了祭り終了は6月の出荷分からとしております。

左端は2012年の10月。左から行くと、

  • 2012年10月・・・Windows 8発売、前年は7なので厳しい戦いへ
  • 2013年06月・・・NECや富士通がXP祭り対応の準備を開始
  • 2013年10月・・・前年比のWindowsが8へ、8.1も参戦
  • 2014年01月・・・7へのリプレースが最高潮と思われる数値
  • 2014年05月・・・一斉掃射終了

なぜ法人向けが絶好調で有ったかは、カテゴリ別にてデスクトップ単体がやたらと伸びていた為。

パソコン出荷台数カテゴリ別(前年比)

MM総研のメーカー別シェアを参考にすると、JEITA統計の半数以上どころか下手すると3/4くらいはNECレノボと富士通で占められているはず。

ソニーが抜け、DELL、HP、Acer、ASUSが入っていない為、ほぼNEC、富士通、東芝という感じ。そして出荷台数の半数強が法人とどこかで見た記憶が有り。

NEC~、富士通はデスクトップ単体を個人向けには売っておらず、東芝はノートのみ。という事は自然に水色はほぼ法人と言えましょう。

全体へ戻し台数も追加。

台数(全体)

4月から坂道を転がり落ちるように出荷台数が減少。しかし9月には戻している為、祭りの影響は終わったと見て良いのかも知れない。

デスクトップ単体のみも台数を追加。

デスクトップ単体台数

100は切っておらず、平常運転へと戻った感じか。

2011年以降で推移を比較。

2011年以降

紫が2014年。

例年通りならば9月が多かったというだけで、10~11月はまた下がるのでしょう。2013年が良すぎた反動が出ていると見るか、パソコンの需要が減ったと見るか。両方かも知れませんな。 

 

「前年比の意味は薄い」は嘘かも知れない

前回のJEITA統計突っ込み記事より。

その前年比が指標として意味が薄い理由から。

と書いた理由は、2013年の6月頃からNECと富士通が法人向けの生産ラインを増やした、(XPからの移行需要を見込み増産に入った)というニュースが有った為。

実際に1月を頂点に5月頃までXP終了祭りは続いており、今年6月から来年5月までの前年比はマイナスで当たり前としていたけれど、では前年が本当にやたら出荷が多かったのかと言えばこちら。

JEITA統計のPC出荷2013-2014年の6-9月

2013年の6月は良いどころか87.3と大きく割れており、7月以降も大したプラスでは無し。それに対して2014年は15~25%くらいマイナスなので、2014年は実は凄く悪い、のかも知れない。

2013年が100%前後で推移しているという事は、更に前年の2012年も同じくらいという意味になる為、2012~2013年の2年間と比較して2014年は割れすぎ。

これは出荷で有り販売では無い為、売れないというよりメーカーが出さないわけで、しかし何故出さないかは売れない為で、主にWindowsパソコンをメーカー側が作りたくない悪い流れ。

なぜ出荷台数が少ないかはもう面倒なので書かない。

7 Home~という一般的なWindows PCが店頭から消えるこれから、例年より更に出荷は少なくなる可能性がございます。どうでも良いけれど。

 

Chromebook発売でJEITA統計はどうなる?(まとめ)

JEITA統計に協力している企業名を引用。

アップルジャパン(株)、NEC、オンキヨー(株)、セイコーエプソン(株)、 ソニー(株)、(株)東芝、パナソニック(株)、(株)日立製作所、富士通(株)、 (株)ユニットコム、レノボ・ジャパン(株) 計11社

薄い名前はPC事業をやっていない、もしくはやる気が無いに等しいレベルなので実質8社のような感じ。

統計に入っていない比較的大きめな企業名やブランドを挙げると、

DELL、日本HP、MCJ(マウスコンピューター)、サードウェーブ(ドスパラ)、Acer、ASUS など。

MCJから後はまだ良いとしても、DELLやHP抜きでは今後は統計を名乗るには厳しい。その理由は海外で出荷シェアの2割を行くと言われるChromebookが今後日本でも普及する可能性が有る為。

Chromebookの個人向け日本発売、価格は約3万円~ 
https://btopc.jp/select/chromebook-launch-2014-11-13.html

安い上に所有率皆無からスタートするのだからアップル(Mac)よりは台数が出ると思うけれど、海外ほどWindows以外のPCは国内では出ないので2割も行かないはず。今後数年は10%くらいに落ち着くとするなら、先行して販売しているDELL無視や今後発売すると思われる日本HP無視は国内PC出荷台数としてどうなのか。

アップルやサムスンを無視したタブレット(下)のようにならないか。

NEC、NECパーソナルコンピュータ、シャープ(株)、ソニー(株)、 (株)東芝、 パナソニック(株)、富士通(株)、レノボ・ジャパン(株)、 (株)ユニットコム 計9社

アテにならないならしなければ良いものの、JEITAは知名度が高く大手メディアでも度々ネタにされる統計。

リセットするのは勿体無い為、統計を新たに始めた別バージョンとしてDELLやHP入りのパソコン、アップルなども入れたタブレットもやれば良いと思うけれど、出来ないのでしょうな。

逆にMM総研のようにどこまでメーカーが入っているのか分からなくした方が良いのかも知れない。

今月のオススメBTOパソコン

リンク用ソース

コメント(6)

>JEITAが2014年9月の国内PC出荷台数と金額を公開
お、これは要チェックだな(無関心)

>実に凄く興味深い前年比から参ります
文末に(棒 が抜けてんぞ

>なぜ法人向けが絶好調で有ったか
グラフの数字どうこうよかそら一番ユーザ多いのソコですしw

>DELL、HP、Acer、ASUSが入っていない為
コレ統計に入れねぇのがわかんねーなぁ
DELL、HPとかもっとも法人需要のあるところじゃねーか的な何かw

>4月から坂道を転がり落ちるように出荷台数が減少
ソレむしろ消費増税によるものじゃないのかっていうw

>しかし9月には戻している為、祭りの影響は終わった
そんで増税の消費落ち込みからの回復基調がコレかもよw

>100は切っておらず、平常運転へと戻った感じか
やっぱ増税影響からの持ち直しが秋口からだったんじゃね(適当)

>例年通りならば9月が多かったというだけで、10~11月はまた下がる
なんか出てる経済指標が思いのほか悪いからね メタメタじゃねーかなw

>13年が良すぎた反動が出ていると見るか、パソコンの需要が減ったと見るか
ここでまさかの解散無しからカオスへ突入とか楽しそう(白目)

>2014年は実は凄く悪い、のかも知れない
>2012~2013年の2年間と比較して2014年は割れすぎ
そらどう考えてもXP換装特需終了とか消費増税が影響しないわけないもの

>なぜ出荷台数が少ないかはもう面倒なので書かない
Microsoft「も、もうすぐ10出すから待ってろ(震え声)」

>7 Home~という一般的なWindows PCが店頭から消えるこれから、
>例年より更に出荷は少なくなる可能性
Proあるからソコはたいして変わらんと思いますよ

>MCJから後はまだ良いとしても、DELLやHP抜きでは
とは言えMCJだってユニットコムも含むワケだから相当だと思うのw

>先行して販売しているDELL無視や今後発売すると思われる日本HP無視は
>国内PC出荷台数としてどうなのか
そもそもChromebookどうこう以前に法人需要やたら大きいDELLとHPが統計に入ってねぇとか無いわw

>JEITAは知名度が高く大手メディアでも度々ネタにされる統計
さすが大手メディア() すなぁ

>統計を新たに始めた別バージョンとしてDELLやHP入りのパソコン、
>アップルなども入れたタブレットもやれば良いと思うけれど、
>出来ないのでしょうな
なんでやろ? なにかしら利権が絡むとかあるんかな(適当)

消費税や円安よりPCの性能によるものだけではないのちょちがいますか。
先日の6年前ノートの記事にあるように、古いPCでも尖った用途でなければ今でも十分現役でやれます。
一般家庭での使用目的で見ても、年賀状・メール・ネット・写真の整理程度なら十分です。(現像までしだすといささか無理が生じそうですが)
それに量販店に行くと売ってるのは8まみれのPCですから、いくら情弱といってもさすがに8のクソさ加減が知れ渡った今となっては、ぶっ壊れて泣く泣く購入以外はありえんでしょう。
CPUが何年も前から必要・十分な性能に到達して不自由を感じなくなった事と、OSの代替わりによる退化がこの現状を招いていると、当たり前な結論に達してしまいます。

訂正です。
>消費税や円安よりPCの性能によるものだけではないのちょちがいますか。
消費税や円安だけより、PCの性能によるものとちがいますか。

>スマホやタブレットが原因でパソコンが売れなくなっているのでしょう
後ろに(棒)がつくはずw

>2014年は実は凄く悪い
消費税増税の影響もあるかもw

>なぜ出荷台数が少ないかはもう面倒なので書かない
スマホやタブレットのせいなんでしょうなー(棒)

>例年より更に出荷は少なくなる可能性がございます
増税が原因なら増税延期したらPCの出荷台数がまた増えると思う(適当) さらに5%に戻したらメーカーが悲鳴を上げるくらい増えるでしょう(超適当)

>Chromebookが今後日本でも普及する可能性が有る
日本では高いからなーw

>アップルやサムスンを無視したタブレット
サムスンは日本ではなぜかマイナーなんですけどw それよりもASUSがないのがきついと思うw

法人向けでシェアを持ってる企業が抜けてますな(特にDELLとかHPとか)。
レノボはある程度あるとしても他にASUSやACERといった外資系も抜けており、PC全体の統計としてはイマイチ。
PCは壊れたら買い替えといういつもの平常運転ですが、Windows10が発売されたら多少は良くなるかもしれない(逆に良くならないかもしれない)。

Androidタブレットやスマートフォンを使っていて思ったんですが、予備機としてのPCは理由がなければなくてもいいかもしれません。
ネット閲覧やPDF閲覧だけなら急ごしらえの代用品としても使えなくはなく、修理を自力でこなせる程度の方なら、交換用部品の値段を調べる用途には使えます。
ただし、入力作業とかPC並の作業能力を求めるのは無理があるので、あくまで緊急用としてですが。
例外としてWindowsタブレットは代替用にはなりにくく、こちらはいらないですな。

なぜ出荷台数が少ないかはもう面倒なので書かない

うん。心の眼で見るのじゃ!
ステルス究極奥義炸裂。

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BTOパソコンメーカー比較

マウスコンピューター

高性能: ★★★★ 保証: ★★★

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令和時代の鉄板スタンダードなPC初心者向けメーカー。標準構成のバランス感覚が突出しており、私でさえケチを付けることが滅多にできない。性能の下から上まで幅広く実用的。

パソコン工房

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性能とパーツの相場がある程度わかる人なら標準構成が多いのでコスパ重視で選びやすい。同じに見える同じ価格でも仕様の違いがどうなのか判る人には最適。

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10年以上前まではDELL=初心者向けの安いパソコン、それはもう通用しておりません。クーポン適用後が適正価格だと見抜けるパソコン詳しい人向け、または大人買いで割安になる法人向け。

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コスパと性能以外にも見た目も重視したいならHPのノートも選択肢としてアリ。自社製造状態なのでBTO=ダサい印象は払拭されるかと。デスクトップは法人用、ゲーミングは海外向け。

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※並びはBTOメーカーの知名度の順(暫定)で、大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

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