前年比120%維持のパソコン出荷台数2014(by.JEITA)

2014年7月11日

JEITAが2014年5月までのPC出荷台数を公開。

JEITA統計は3月で年度末となる為、2014年4月からは2014年度となっており、その新年度2ヶ月分の数値が出ております。XPサポート終了祭り真っ只中の2ヶ月間はどうだったのか。

どうでも良い気がするので適当に見て参りましょう。

2014年度は5月単月比なら過去最高の出荷台数

ソースはこちら。

JEITA / 統計データ
http://www.jeita.or.jp/japanese/stat/pc/2014/

新年度となった2014年4と5月をグラフへ追加した物が以下。左右は形が違うだけでデータは同じ。見易い方をどうぞ。

 2014年度パーソナルコンピュータ国内出荷実績 

左2列(4月、5月)の追加した紫が新データ。

2013年3月までの緑の続きとして見ると4~5月は冴えない結果に見えるものの、それぞれ単月として見ると前年が悪かっただけで2011~2012年と同じ水準まで出荷台数が持ち直しております。

JEITAの5月分解説より。4月は似た内容なので省略。 

2013年10月以降、単月で8ヶ月連続2桁増となり前年を大きく上回った。5月としては、現行体系となった2007年度以降、過去最高となった。

5月のみなら過去8年で最高の出荷台数との事。

右の折れ線を見ると分かり易く、6,9,12,3月の出荷台数が多くなっており、この時期に春夏秋冬モデルが出荷される為、5月は普段は何も無いわけですな。

例年5月にやっている事は、店頭在庫などの秋冬や春モデルの処分時期。今年はXP終了祭りが有ったので例外的に過去最高となったのでしょう。

金額も一応見てみましょうか。

出荷金額 

数が他の月より出ていないのだから金額も伸びてはおりません。

 

2014年のPC出荷数は前年比120%を維持

ここから前年比による推移。期間はWindows 8発売の2012年10月より。 

8発売以降の前年比推移 

カテゴリ別では、デスクトップ単体が4月まで150%超えクラスが続いていたけれど、5月になり大きく落ちております。

4月9日のXP終了に合わせたなら3月までの納品。4月にもなだれ込んだけれど、5月にまではあまり行かなかった、と見るべきでしょうな。

A4ノートの需要もデスクトップ単体ほどでは無いにしても前年比で大きく伸びており、5月になった現在も過去の流れを引き継いでいる印象。何故かは、もしかするとXPから8.1ノートへ乗り換えた影響なのか。

モバイルや一体型は更に見当がつかないのでスルーし全体。 

8発売以降の前年比推移全体

2012年10月からの1年間は前年比がWindows 7なので8の負けは当然。

2013年6月頃からNECと富士通が法人向け、主にWindows 7のデスクトップPC出荷で祭りを始めたので徐々に持ち直しており、10月から本格化。

と同時に、11月以降は前年比が8になったので上回って当然のところ、法人7デスク需要が盛られてえらい事になり5月まで続いたもよう。

2014年1月の164%を頂点とし、2月以降も120%を切ってはおらず、もし6月も120%クラスを維持するなら祭り継続と見るが妥当、と言いたいけれど、カテゴリ別でデスク単体が落ち始めたところを見ると厳しいかと。

デスクトップ単体のみで、前年比と出荷台数。

デスクトップPC単体の推移 

JEITAの集計範囲の約7割がノートなので、デスクトップPCの中でも単体は元から分母が小さめ。全体が100万台クラスに対して10~15万、行っても33万台なので、前年比の率でデスクトップPC単体が祭り上げられても騒ぐほど凄いわけでも無し。※一桁上へと間違えており太字部分修正にて失礼(当日16:30頃)

出荷台数は4月からは激減しており、XP終了の影響が測り知れるところ。

JEITAの集計はBTOパソコンや自作は入っておらず、私のようにデスクトップPCを買わない人も居るわけで、出荷数でのシェアなので普及率と勘違い無きよう。勘違いしても何の悪影響も無いと思うけれど。

 

国内PC出荷台数は6月から落ちるか上がるか?(まとめ)

2013年度の国内PC出荷台数のシェアをMM総研より。

2013年度 国内パソコン出荷概要 

source:2013年度 国内パソコン出荷概要 - 株式会社 MM総研

Windowsでは無い安定のアップルと中身が解らないその他はスルー。

下から行くとまずは元ソニー、現VAIO株式会社の今後はこちら。 

新会社の初年度の目標出荷台数はわずか35万台昨年は600万台近くを販売していたことを考えると、実質的にゼロに近い。

この台数で個人向けに本格展開するという戦略はあり得ないので、法人ルートの開拓をこれから行っていくというのが現実

source:ソニーのVAIO分社化が完了 | ニュースの教科書

しばらく無いものとして見てよろしいかと。

そしてここからソースが無くなり私の主観になるけれど、日本HPからNECレノボまでを分けると3種類。

  • HP、デル・・・6月頃からようやくWindows 7を本気で販売再開
  • 東芝・・・ノート主力で法人に弱く、タブレットへ現実逃避中
  • NECレノボ、富士通・・・法人不明、個人向けは在庫処分中?

外資系2社は頑なに個人向けはWindows 8系を推していたけれど、先月辺りから7でも販促を開始。法人向け通販のラインナップは元から9割以上が7となっており、個人でも8系では戦えないと今更判った感。

東芝は富士通と同じく8系タブレットでdynabookをやらかし始めており、ノートが売れなければタブレットという安易な考えな印象。しかし、デスクトップPCが無い割に国内3位は凄い。

NECと富士通は色々出しているものの、XP終了法人特需は終わりこれからどうするか。個人向けは夏モデルの宣伝より、秋冬以前の旧モデルの処分広告が目立つ気がする。

私の予想は前回のJEITA統計感想文にて。

上半期はプラス、下半期はマイナスへ転じるとエスパー。

上期は現在の需要が続くけれど、10月にはWindows 7 Home~が消える予定なので実質7は値上げ。法人営業やBTOメーカーが「7 Home~終わり」と祭りを始めるなら、XP終了の時のような駆け込みが8~9月に起こりそう。

source:2013年度パソコン出荷台数は前年比108.6%(by.JEITA)

買う側からすると、普通のWindowsパソコン(7 Home~)終了までまだ4ヶ月弱も有るとも言えるけれど、作って出して売るメーカーにとっては4ヶ月を切っており、7終了祭りが有るなら今から準備しているはず、とするならHPやDELLは既に始めているという事に。

本当に10月で7 Home~パソコンが終わるかはマイクロソフトの気分次第。8失敗を認めてThreshold(Windows 9(仮))を来年10月に出すとか来年4月に発表するなら、7 Home~パソコンの1年延命は有る、かも知れない可能性がなきにしもあらず。

今月のオススメBTOパソコン

リンク用ソース

コメント(2)

>どうでも良い気がするので適当に見て参りましょう
いやいや、興味ありまくりでまったくそんなことはないですぞ(棒

>5月のみなら過去8年で最高の出荷台数との事
いろんな意味でやっぱXPってスゲェ

>何故かは、もしかするとXPから8.1ノートへ乗り換えた
個人なら好きにしたらいいけども会社なら罰ゲームですなソレはw

>XP終了の影響が測り知れる
なんだろ、芸能スポーツで言うところの国民的スーパースターやアイドルの引退みたいなもんかな(適当)

>この台数で個人向けに本格展開するという戦略はあり得ないので、
>法人ルートの開拓をこれから行っていく
そもそもSONYの時代から法人向けのイメージが薄いのに余計にキツかろうと思うんですよね

>HP、デル・・・6月頃からようやくWindows 7を本気で販売再開
いや、ソレ個人顧客相手の話じゃないの
DELLの「法人向け」は何年も前から普通に無双してますから
それどころかヤツら今なお個人顧客相手に本気出す気とか無いなw

>デスクトップPCが無い割に国内3位は凄い
東芝ノートは圧倒的1位の時代もありましたからなぁ
過去の遺産食いつぶして終わる感じかなw

>法人営業やBTOメーカーが「7 Home~終わり」と祭りを始める
汚いなさすがメーカーきたないw

>8失敗を認めてThreshold(Windows 9(仮))を来年10月に出すとか来年4月
あんまり早くしようと頑張らなくてエエで
ほら34KもしたWindows7リテールをストックしてる人とかいるしさ(震え声)
まだ未開封が一個ある件について(白目)

>4月にもなだれ込んだけれど、5月にまではあまり行かなかった
未だに大量のXPパソコンは残っているのでまだまだ伸びそうですがw

>個人でも8系では戦えないと今更判った感
遅すぎw

>ノートが売れなければタブレットという安易な考えな印象
国内の個人向けタブレット需要が減速しているんですが…w

法人向けWindowsタブレットは大幅増、個人向けは不振~2014年第1四半期 - ケータイ Watch
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20140710_657291.html

>8失敗を認めてThreshold(Windows 9(仮))を来年10月に出すとか来年4月に発表
Thresholdが7のUIに戻るなら、7特需は起きないような気がしますw

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BTOパソコンメーカー比較

パソコン工房

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

初心者や実用重視のPCユーザー向け。デスクトップ以外にノートも多数有り価格と性能のバランスが良く選びやすい。全国に実店舗が多数有るBTO PCメーカー。

マウスコンピューター

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

パソコン工房と同様に機種が多くノートの取扱も有りゲーム用やクリエイター向けPCも有り。送料が比較的高額なので総額注意。知名度は国内トップクラス。

ドスパラ

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

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部品選: ★★★☆☆

デスクトップPCならパソコン工房とマウス以外にドスパラも見る価値有り。秋葉原に本拠地を構える昔ながらのBTOパソコンメーカーで知名度はマウス並に高い。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆

部品選: ☆☆☆☆

2011年頃から安く無くDELLを選択肢に入れる理由が薄く回線抱き合わせ販売の価格がまぎらわしい。ゲームPCのAlienwareは見た目重視コスパ最悪なので要注意。

日本HP

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安保証: ★★

部品選: ☆☆☆☆

高性能ノート以外は見る価値が薄く高額なLenovoという感じ。早々にWindows 7を捨て8に切り替えたので7が必要なら行っても無駄。2012年後半から迷走中。

TSUKUMO

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★

部品選: ★★☆☆☆

ヤマダ電機による買収後はマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。BTO PCは機種が少なくやや割高。ツクモファンなら選択肢へ。

FRONTIER

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ☆☆☆

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆☆

部品選: ★★☆☆☆

2013年7月に(株)KOUZIROが倒産しヤマダ電機子会社インバースネットが続投。長期保証が消滅。これと言った特徴が無く難点は有れど利点が見当たらない。

サイコム

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部品選: ★★★★★

自作しない中~上級者のPCユーザ向け。初心者にはカスタマイズが難しく動かない構成でも購入できるので注意。パーツへのこだわりや知識が有るなら。

※並びはBTOメーカーの知名度の順。大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

勝手に評価シリーズ

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