国内PC出荷台数、テレワーク特需単月終了(by.JEITA)

2020年7月 1日

JEITAが2020年5月のデータを公開。

4月で盛り返したテレワーク需要と思われる出荷台数の増加がいつまで続くかと思えば4月だけで終えた模様。前年比ならば今年は地獄の割れマーチが続く見込みであり、いつまで続くかは未定。

適当に見て参りましょう。

国内パソコン出荷台数の前年比推移

元ネタはこちら。

一般社団法人 電子情報技術産業協会
https://www.jeita.or.jp/japanese/stat/pc/

ソースはテキストのURL内2020年。トップページ以外にリンクするなという社団法人様の言い分なのでクソ不便だと思うけれど従うとしております。

JEITAコメントより。

5月は、個人向けが好調に推移したものの、法人向けが前年需要増の反動もあり、全体としては台数・金額ともに前年を下回った。

こじつけかも知れないと前置きつつ、法人需要よりも個人の方が好調と読めるため、テレワーク需要は個人向けの方が大きかったのだろうか。

言われてみると、高校生のオンライン授業などもあり、そのためにパソコン買う話に1件付き合ったので高校や大学生需要だろうか。

全体の前年比推移。

jeita-2020-05-all.gif

これが平常運転でしょうな。

図の左側の落ち込みはXP終了特需の反動減で、最大で5割切りまで落ちても不思議ではないところ、2割減で維持している現状はまだマシといえそう。

カテゴリ別。

jeita-2020-05-cat.gif

取り急ぎ、先月のデスクトップ2種類(青と水色)の入力をミスっていたので今回分にて修正。失礼。

デスクトップ単体(水色)の落ち込みが凄いですな。法人需要の反動による5割切り。このデータにはDELLとHPが入っていないため、主にNECと富士通の落ち込み具合と見てよろしいかと。

意外とねばっているのが赤とオレンジのノートPCで、モバイルは2割も落ちておらず、A4型は5%くらいの下落。

前年比しつこく見ても意味薄いのでこのくらいで。

 

平均単価が12年前のクソ高い水準へ逆行

jeita-2020-05-shp.gif

平常運転の始まりですな。

おそらく今後はオレンジ(2018年度)の推移を中心とした流れへと戻ると思われ、年間でだいたい700万台まで戻るのでしょう。

PCバブル期との比較。

jeita-2020-05-pst.gif

昔と比較し、台数は3割減の金額は15%くらい減。

相変わらず高い平均単価。

jeita-2020-05-avp.gif

今回も過去10年くらいで5月の単月で最高単価を叩き出しており、台数や金額は低下するも1台あたりがバカ高い。

このバカ高さは12年前、2008年頃の水準。

jeita-2007-2014.gif

当サイト爆誕が2008年10月。

この頃はBTOメーカーのノートPCが10万円切れても普通くらいまで価格が下がり、デスクトップも無茶しなければ10万円以内でまともなゲーミングPCが自作できていた頃。

そう思えば現状のゲーミングPCは高いですな。ソフト側がウルトラな高性能を要求するのだから自然な流れとも思うけれど。

 

本年度はJEITA基準700万台維持かもっと下がるか

年間の(JEITAが取れている範囲の)出荷台数推移。

jeita-2011-2019-shp.gif

適当に分類してみましょうか。年度は左はJEITAなので4月起算、カッコ内は実際の年月として。

  • 2011-2012・・・PCバブル期
  • 2013-2014・・・XP終了祭り(2013年6月~2014年4月)
  • 2015-2017・・・祭り終了の反動氷河期
  • 2018-2019・・・7終了祭り(2018年10月~2020年1月)
  • 2020~・・・祭り終了の反動氷河期その2 ※予想

普通に考えると、2020年度はJEITAの場合4月~なので反動減はすでに始まっているタイミングで、ここから1年間は700万台に戻りそう。

しかし本当にそうか?と疑う点は、PCバブル期で1千万台超えていたものがXP祭り終了後は700まで落ちているところ。

特需の反動があったとしても、なぜ元々1千万台オーバーの市場が700まで低下してしまったのか。2012年までは特に何があったわけでもなく、強いていえばこの頃からスマホの普及が急激に伸び始めたくらい。

となるとやはり700万台が標準とも考えられるものの、本当に700までの低下で止まるのか。XP祭りとその後を今回の7祭りとその後に当てはめると、700割れて横ばいになるのでは、と言えどもおかしくは無いかと。

700を切るほど落ちたなら、Lenovo組(NECと富士通)PCの展開は、法人需要は確実に低下しているだろうし、個人向けの家電量販店での販売枠も減らされそう。

そう考えると見当もつかなくなるのが量産系BTO組で、反動減の影響をモロ受けするなら業績悪化は必然。ところが富士通や東芝がPC事業切り離した頃もマウスやパソコン工房は逆に元気な有様。

ここは一発MCJ(6670)の千円超えに期待して4千株リピと行きたいけれど、見当もつかない=博打であり、私は博打はしないので様子見にて。というか、さくらインターネット(3778)の5千株にぶち込んでいるので実弾不足。

もしMCJが800円切るなら、さくらを成行で現物売してMCJへ全部突っ込もうと思っていたけれど、今は時期が悪いと考えを改めた。

今月のオススメBTOパソコン

コメント(3)

自分もMCJ持ち株は少なめ。今は高値圏で買い時ではないでしょう。
コロナ第二波がくれば、全体に引きずられて700円割れは普通にありそう。
8月決算発表前後まで待つか、RTX 30x0販売開始が確定する後まで待っても良いかと。

>テレワーク需要は個人向けの方が大きかったのだろうか
>高校や大学生需要だろうか。
恐らくは。父親や母親は自分用や家族共用のPCを使ってテレワーク。すると子どもがリモート授業を受けるためのPCが無い、という流れ。

私的には短期間だけ使うなら中古PCでしのげば良かろうと思っていましたが、先んじて中古PCは転売ヤー含め大量購入されていました。新品・中古を問わず4月はPC需要が高かったでしょうね。

>平均単価
グラフから分かることと言えば「価格が高かろが低かろうが需要は変わらないから高いほうが企業にとって得」ですかね。下げても売れないのですから、徐々に単価を上げていくのは正しい姿勢なのでは。

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BTOパソコンメーカー比較

マウスコンピューター

高性能: ★★★★ 保証: ★★★

コスパ: ★★★★ 安定: ★★★

初心者: ★★★★★

令和時代の鉄板スタンダードなPC初心者向けメーカー。標準構成のバランス感覚が突出しており、私でさえケチを付けることが滅多にできない。性能の下から上まで幅広く実用的。

パソコン工房

高性能: ★★★★★ 保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安定: ★★

初心者: ★★★★

性能とパーツの相場がある程度わかる人なら標準構成が多いのでコスパ重視で選びやすい。同じに見える同じ価格でも仕様の違いがどうなのか判る人には最適。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安定: ☆☆

初心者: ☆☆☆☆

10年以上前まではDELL=初心者向けの安いパソコン、それはもう通用しておりません。クーポン適用後が適正価格だと見抜けるパソコン詳しい人向け、または大人買いで割安になる法人向け。

日本HP

高性能: ★★★☆☆ 保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ★★

初心者: ★★★☆☆

コスパと性能以外にも見た目も重視したいならHPのノートも選択肢としてアリ。自社製造状態なのでBTO=ダサい印象は払拭されるかと。デスクトップは法人用、ゲーミングは海外向き。

ツクモ

高性能: ★★★★★ 保証: ☆☆

コスパ: ★★★★ 安定: ☆☆

初心者: ☆☆☆☆

昔のマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。機種が少なく特徴的な少数精鋭状態なので選べる人を選ぶが、それにしても選びにくい。

フロンティア

高性能: ★★★☆☆ 保証: ☆☆☆

コスパ: ★★★★ 安定: ☆☆☆

初心者: ★★★☆☆

フロンティア神代の解散後、現所長のパワハラがひどいとタレコミが複数あり、私から内情を運営会社へ伝えると逆ギレされて私を訴えるぞと謎すぎる返しがあり困惑中。

サイコム

高性能: ★★★★★ 保証: ★★★

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ★★★

初心者: ☆☆☆☆☆

PC自作しない中~上級者向け、昔ながらの2chおっさん御用達な鉄板メーカー。動かない構成でも購入できるので初心者にはおすすめ不能。量産系BTOのようにコスパ悪くならないのでサイコムだけは自由なカスタマイズを激しくおすすめ。


※ドスパラはパーツの偽装疑いを誤魔化したり取引先を勝手に切る信頼性暴落した事件があり掲載中止(2020.11.26)

勝手に評価シリーズ

結果として宣伝になっていますが依頼されたわけでは無く、依頼されてもやりません。

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BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。