国内PC出荷台数、通年での前年比は128%(by.JEITA)

2020年5月 2日

JEITAが2020年3月のデータを公開。

3月は和風年度末なのでJEITAでも通年でのデータが出ており、今回は年間の出荷台数もグラフ化。タイトルにある通り、前年と比較すると、2019年4月~2020年3月は通して約1.3倍の出荷台数になった模様。

適当に見て参りましょう。

国内パソコン出荷台数の前年比推移

元ネタはこちら。

一般社団法人 電子情報技術産業協会
https://www.jeita.or.jp/japanese/stat/pc/

ソースはテキストのURL内2019年。トップページ以外にリンクするなという社団法人様の言い分なのでクソ不便だと思うけれど従うとしております。

JEITAコメントより。

3月は、台数・金額とも2ヶ月連続で前年割れとなった。

1月でWindows 10移行祭りは終了した必然。

年間についても。

2019年度は、個人向け法人向けとも好調に推移、台数は5年ぶりに900万台を超え、現行体系となった2007年度以降、通年で初めて台数・金額ともに二桁伸長となった。

そういう見方もあるのかとほんのり驚いた。

前年が相当悪くなければプラス二桁%は無理なため、XP終了年は二桁も伸びていないと気付いた。要するに2018-2019年度で大きな開きがあったというだけで、JEITAのコメントに深い意味はないという意味。

全体の前年比推移。

前年比推移

7割台来てますな。

図の左を見ると、XP終了後は最低5割減まで来ているので再びがあるのやも知れず。これは当然の流れで、元となる前年の数値が異様に高いのだから割れて当然。

カテゴリ別。

カテゴリ別

見事にナイアガラするスタイル。

最も落ち込みがひどい形態はオールインワン、次いでモバイルノートなので、これら2種類への移行需要が昨年は高すぎた、企業でモバイルや一体型が普及したと見るべきか。

 

前月同様またもや出荷台数が同月最低に

特需終了による反動待ったなし。

出荷台数と金額

出荷金額まで同月で最低になるとか、3月にしてはひどいありさま。

別の見方をすると、昔は6,9,12,3月の金額が大きい=新製品でぼったくる時期=旧モデルの処分時期、それが昨年度は6月を飛ばして9,12,3月の3箇所だけ盛り上がっております。

思い返せば、昨年は6月頃の夏モデル発表を見た記憶がなく、元々この時期はNECと富士通にかかっていたため、6月の新製品(旧モデル処分)は時期的に今年も無い可能性。

平均単価は相変わらずマジキチ。

平均単価

こいつだけはいつも高いですな。

先日、高校生用のノートを探す依頼がありマウスとパソコン工房を候補にすると、知らないメーカーは嫌だと言われ、何にしたいのか聞くとSurface(8万円程度の中身で15万円)が良いと言われて「Surfaceもイイネ」と適当に返してフェードアウト。そういう人が一定数いるのでしょう。

皆さんほぼ総じて言えることは、購入する時の価格しか見ていない。

マウスや工房、ドスパラ、フロンティア、ツクモあたりならば、相当特殊なノートでなければ、修理代が比較的安く、マザーと液晶以外の故障はオンボード(マザーに溶接)でなければ私でも交換できるので実質部品代のみとなりもっと安い、そこまで考えておられない。金持ちが多いというか、金の無駄遣いする人が多い。

パソコン売れまくっていた8~9年前当時平均との比較。

過去比

私としては前年比より大幅にアテになっている2011年頃との過去比。

前年比はその年度の需要大小に左右されてしまうところ、特定の年度を基準にすると今どうなのかが見えやすく、上の流れならば「7~1月は本気でアホのように売れまくったのか」と判断可能。

そして2020年4~5月、とてつもない割れ方をするとエスパー。

ヨドバシとか開いていないので出荷しても荷受けできないだろうし、秋葉原も閑散しまくり、通販なBTOパソコンもマウスが納期22営業日とかワケガワカラナイヨ状態なため。

 

本年度はついに出荷700万台割れ来るか?

年間の出荷台数推移。

年間出荷台数推移

惜しい。何がかは私の予想では2019年度は9,982千台で、5%もズレて惜しいと言えるかは微妙か。

過去の急下降を見ての通り、ここから反動減が来るはず。2014年は4~5ヶ月ほどまだXP終了祭りの影響があったけれど、2020年度は1月しか祭り期間がなく、一気に700万台付近まで、最悪割れる可能性も。

どこかで「テレワーク需要が~」と見たけれど、4月の時点で在宅勤務は1割も増えていないようで、しかもリアル弊社のように私物PCでOKするような緩い会社ならば新規PC増台は期待できず。

通年でのカテゴリ別前年比。

通年カテゴリ別前年比

 オールインワン以外は2年連続で100%オーバー。

なぜかは2018年度の10月頃からWindows 10移行の傾向が見られたためで、2020年度は全体的に大きく割れるでしょう。多分、6~7割くらいまで落ちる。

構成比。

構成比

ノート比率が下がった、のではなく明らかにデスクトップの単体需要が爆増。DELLとHP抜きでこれなのだから、JEITAが見ていないPC市場のデスクトップ率はもっとスーパークソデカいはず。

Windowsは10で終わり+昔と比較しパソコン壊れにくくなった+安価なノートでも普通に事務仕事で使える性能、となると、PC市場これから伸びる要素が見当たらない。

国内メーカーのLenovo化が進むのか、淘汰されてしまうのか。

あまり関係ないけれど、富士ゼロックスがPC市場世界2位のHPを買収しようとしていると知り驚いた。

TOBというやつですな。

「ヒツジ先輩、株に詳しいのか」と思ったなら大間違い。最近たまたま「マネーの拳」という漫画を読み知っているだけで、持っているのはガチホなMCJ(6670)くらい。

もっと関係ないけれど、絵が上手くない作者の漫画ほど面白い気がする。失礼ながら、三田紀房以外には福本伸行、柳沢きみお、しげの秀一、ミナミの帝王やナニワ金融道の人とか。絵がまずいからこそ中身が超のつく一流でなければ売れないのでしょう。

ただしボーボボ、テメーはダメだ。

今月のオススメBTOパソコン

リンク用ソース

コメント(4)

>最も落ち込みがひどい形態はオールインワン、次いでモバイルノート
1月~3月で見るなら単体(セパレート式)がかなり落ちていますね。

1月→2月→3月
108→098→059(-45%)・・・オールインワン
177→090→080(-55%)・・・単体
081→061→061(-25%)・・・モバイル
118→080→086(-27%)・・・A4ノート
※数値は目分量

>平均単価
最近は「10万円を割っているなら安いほうだな」と思うレベル。

>知らないメーカーは嫌だ
ヒツジ先輩だって車を買う時に「150万円:シュコダ」と「180万円:トヨタ」だったらトヨタを選ぶのでは。門外漢にとってネームバリューは大きなウエイトを占めますから。

>どこかで「テレワーク需要が~」と見たけれど
中古PCがよく売れていましたね。関連でウェブカメラとヘッドセットが家電量販店から消えて行ったのが面白い。転売ヤーの嗅覚と行動力には心底から感心します。

>見た目とコスパでは自動車とパソコンは矛盾していると思う
恐らくご理解のことと思いますが一応。

私がシュコダとトヨタを比較したのは、一般人にとって「シュコダ:知らない」「トヨタ:知っている」というネームバリューの話です。仮にシュコダとトヨタで外観もスペックも全く同じなのにトヨタ車の方が30万円も高かったらどちらを買いますか、という話です。

いわゆるPCに関して情弱と呼ばれる層は、マウス・パソコン工房・ドスパラ・ツクモあたりの知らないメーカについて調べる時間の代わりに金を出している訳で、それは正しい行為かと。

彼ら情弱の方々も、どこかの分野では情強のはず。そこで誰かより得をしているなら、PC分野で損をしてもプラスマイナスゼロということで、調和が取れており上手く世界が回っている感があります。

>いわゆるPCに関して情弱と呼ばれる層は、マウス・パソコン工房・ドスパラ・ツクモあたりの知らないメーカについて調べる時間の代わりに金を出している訳で、それは正しい行為かと。
スマホに関しても情弱と呼ばれる層はMVNOについて調べる時間の代わりに金を出していて、それは正しいと言えいますねw

コメントする ※要ユーザ登録&ログイン

BTOパソコンメーカー比較

マウスコンピューター

高性能: ★★★★ 保証: ★★★

コスパ: ★★★★★ 安定: ★★★

初心者: ★★★★★

令和時代の鉄板スタンダードなPC初心者向けメーカー。標準構成のバランス感覚が突出しており、私でさえケチを付けることが滅多にできない。性能の下から上まで幅広く実用的。

パソコン工房

高性能: ★★★★ 保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安定: ★★

初心者: ★★★★

性能とパーツの相場がある程度わかる人なら標準構成が多いのでコスパ重視で選びやすい。同じに見える同じ価格でも仕様の違いがどうなのか判る人には最適。

ドスパラ

高性能: ★★★★ 保証: ☆☆

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ★★

初心者: ★★★★

昔はドスパラ=BTOだったけれど最近は普通のパソコンに力を入れておらず、2018-2019年の偽インテルチップ中華SSDの件が未解決なので信用問題的に何とも言えない。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安定: ☆☆

初心者: ☆☆☆☆

10年以上前まではDELL=初心者向けの安いパソコン、それはもう通用しておりません。クーポン適用後が適正価格だと見抜けるパソコン詳しい人向け、または大人買いで割安になる法人向け。

日本HP

高性能: ★★★☆☆ 保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ★★

初心者: ★★★☆☆

コスパと性能以外にも見た目も重視したいならHPのノートも選択肢としてアリ。自社製造状態なのでBTO=ダサい印象は払拭されるかと。デスクトップは法人用、ゲーミングは海外向け。

FRONTIER

高性能: ★★☆☆☆ 保証: ☆☆☆

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ☆☆☆

初心者: ★★★☆☆

フロンティア神代の解散後、現所長のパワハラがひどいとタレコミが複数あり、私から内情を運営会社へ伝えると逆ギレされて私を訴えるぞと謎すぎる返しがあり困惑中。

サイコム

高性能: ★★★★★ 保証: ★★★

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ★★★

初心者: ☆☆☆☆☆

PC自作しない中~上級者向け、昔ながらの2chおっさん御用達な鉄板メーカー。動かない構成でも購入できるので初心者にはおすすめ不能。量産系BTOのようにコスパ悪くならないのでサイコムだけは自由なカスタマイズを激しくおすすめ。

※並びはBTOメーカーの知名度の順(暫定)で、大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

勝手に評価シリーズ

結果として宣伝になっていますが依頼されたわけでは無く、依頼されてもやりません。

データ復旧のIUECを勝手に評価
あなたの街の~を勝手に評価
格安SIMなb-mobileを勝手に評価
格安SIMなLinksMateを勝手に評価

カテゴリと更新通知

プロフィール

ヒツジ先輩

書いてる人:

BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。